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身に着けられるおすすめのライトニングケーブル
MFi認証されているおすすめのライトニングケーブル
こちらの記事は2020年5月12日に更新した記事を2020年8月24日に加筆修正いたしました。
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身に着けられるおすすめのライトニングケーブル
MFi認証されているおすすめのライトニングケーブル
「ライトニング(Lightning)」と聞いて、ディズニーアニメ「カーズ」のキャラクターではなく、Appleのスマホケーブルを思い浮かべた方は、 iPhoneかiPadのユーザーでしょう。
ライトニングケーブルは、iPhoneやiPadなどのモバイル機器で充電やデータ伝送に使われる多機能ケーブルですが、Appleの純正品以外にも数多くの商品が出回っています。
純正品は高価なので、安さにつられて粗悪品をつかんでしまい後悔した人も多いでしょうか。そこで、ここではライトニングケーブルの種類や選び方について解説します。
目次
ライトニングケーブルの種類とそれぞれの特徴
ライトニングケーブルとは、Appleのモバイル機器に接続してデータの送受信や充電するための専用ケーブルの名称です。
コネクタ部には8つの電気接点があり、差し込み口が対称形なので、どちらが上かを気にせずに挿入することができます。
ライトニングケーブルにはAppleが製造した純正品のほかに、他のメーカーがAppleの認証を取得して販売しているMFi(Made For iPhone/iPad/iPod)認証取得製品があります。
純正品と認証品にはAppleの認証チップが埋め込まれており、純正チップがない製品は偽造品や模倣品とみなされ、保証の対象外になります。
しかし、純正品や認証取得品は価格が高く、市場には非認証の安価な模造品が数多く出回っているのが現状です。ここでは純正品、MFi認証取得製品、非認証製品の3種について具体的に解説します。
Apple純正品
純正品はAppleが製造して自社ブランドで販売している製品です。
ライトニングケーブルの純正品には、「Designed by Apple in California」か「Assembled in China(または Vietnam)」または「Indústria Brasileira」と印字され、末尾には 12 桁のシリアルナンバーが刻印されています。
純正品はスマホ用のケーブルとしてはかなり高価ですが、本家のAppleが自社開発しているだけに、互換性や性能には全く問題がありません。
しかも保証期間内であれば、製造上のトラブルが生じても直営店で無償修理や交換に応じてくれるので、安心して使用することができます。
ネットショップやオークションなどで「Apple純正」として安く販売されているケーブルは偽造品や模倣品の可能性があります。純正品は直営ショップか信頼できる家電量販店などで購入することがおすすめです。
MFi認証取得製品
MFi認証を取得したケーブルは、Appleが定めた性能基準をクリアして、認証チップの提供を受けている他メーカーの製品です。
認証品のパッケージには「Made for Apple」や「Made For iPhone/iPad/iPod」と記されたバッジがプリントされています。このロゴやバッジがない商品は非認証の製品と見てよいでしょう。
MFi非認証製品
MFi非認証製品は、Appleの認証を受けずに製造販売されている製品です。
Appleの公式サイトでは、ライトニングケーブルの非認証製品については「偽造品や模倣品」と表現しています。
それらを使用すると「iOSデバイスが損傷する」「コネクタの接触不良やケーブルの損傷が発生しやすい」「データ伝送や充電ができない」といったトラブルの原因になる可能性があるとして、使用を控えるように注意を呼びかけています。
ほとんどの非認証製品は、純正品とは桁ちがいの低価格で販売されていますが、ほとんどはAppleが定めた性能基準をクリアしていません。
日本でも百円ショップで購入することができますが、トラブルが生じても保証は一切ありません。安いからといって認証のない製品を使うのはできるだけ避けたほうが無難でしょう。
注意していただきたいのは、非認証製品でありながら純正品をそっくりコピーした悪質な模造品が存在することです。
ネットオークションや一部の通販ショップで、純正品にしては安すぎる価格で販売されるこの種の偽物は、安ければ安いほど「お買い得」ではなく、「安物買いの銭失い」になりかねないことに注意が必要です。
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ライトニングケーブルの選び方のポイント
ひとくちに「Lightningケーブル」と言っても、バリエーションは無数にあります。まず非認証製品は除外して、純正品かMFi認証取得製品を選びましょう。
次に、みなさんのニーズに照らして、以下の3つのポイントを押さえるとよいでしょう。
ケーブルの長さで選ぶ
Appleの公式ストアで販売されている純正ケーブルに限っても、ライトニングケーブルの長さは50cmから3mまでのバリエーションがあります。
他社の認証製品では10cmのショートケーブルもあります。
短いケーブルは持ち運びに便利です。長いケーブルはデスクやベッドなど、電源と離れた場所でも使えるメリットがあります。
長さを調整できる巻き取り式のケーブルもありますので、ご自身の用途に合わせて選んでください
耐久性で選ぶ
純正のライトニングケーブルはスタイリッシュですが、「皮膜が破れて電線がむき出しになりやすい」「断線しやすい」といった問題点も指摘されています。
コネクタやケーブルはスリムなほうが持ち運びには便利ですが、そのぶん強度が不足して断線やショートしやすい傾向があります。
耐久性を重視する方は、デザインは多少無骨でも、コネクタとケーブルの接合部がしっかり補強されているものを選ぶとよいでしょう。
電流の大きさで選ぶ
ライトニングケーブルは充電にも使えますが、対応出力によって充電時間が変わってきます。
急速充電には2.4Aに対応した高出力ケーブルがおすすめです。
身に着けられるおすすめのライトニングケーブル
ライトニングケーブルはiPhoneやiPadの充電に欠かせないアイテムです。それだけに「iPhoneを充電しようと思ったら、ケーブルが見当たらない!」ということになると、公私ともに死活問題になってきます。
そこでおすすめしたいのが、身に着けられるウェアラブルケーブルです。
スマホライフに欠かせないライトニングケーブルを、ブレスレットやキーホルダーとして肌身離さず身に着けておけば、忘れたり紛失したりすることはまずありません。
外出する機会が多い方には特におすすめしたいアイテムです。
Vonmählen High Five® Signature
Vonmählen High Five® Signatureは、USB-Aや、iPhoneの接続用など5種類の使い方ができるライトニングケーブルで、スマホやPCを始めとした様々なデバイスに使用できます。
ステンレス鋼と亜鉛を組み合わせているため、耐久性にも優れており、頻繁に使用する方でも安心して使用可能です。
コンパクトに収納することができ、キーケースなどに引っ掛けて持ち運ぶことができます。
スタイリッシュなデザインで、ビジネスシーンにも馴染みやすいでしょう。
コンピュケースジャパン JCB-C10-11
コンピュケースジャパン JCB-C10-11は、MFi認証されているライトニングケーブルで、様々な種類の柄が用意されています。
ケーブルと同じ柄のキーホルダーが付属しており、ケーブルをコンパクトに収納可能です。
キーホルダーにはフックが付いているため、バックやキーケースなどに簡単に引っ掛けることができます。
ケーブルの長さが約1mと比較的長く、使い勝手がよい商品です。
Allroundo® ライトニングケーブル
Allroundo® ライトニングケーブルは、iPhoneやAndroidなどのスマホ、タブレット、一部のカメラなどにも使用できる非常に万能なライトニングケーブルです。
直径がわずか6.5cmとコンパクトなサイズ感となっており、コンパクト型の収納ボックスが付属しているため、絡まることなく安全に収納できます。
また、白、黒、赤と3色用意されているため、頻繁に使用する場面に合わせて色を選べるでしょう。
充電だけでなく、データの転送にも使用可能です。
MFi認証されているおすすめのライトニングケーブル
オウルテック OWL-CBALA5-WH
オウルテック OWL-CBALA5-WHは、従来の製品よりも更に耐久性を強化した「新型強化メッシュ」」と「スパイラル構造」を組み合わせることで、25万回以上の屈曲試験に耐えるほどの優れた耐久力を持った商品です。
引き抜きや、引っ張りに強いアラミド繊維を内部に採用することで、断線のリスクを減らしてくれます。
また、コネクターの付け根部分には、4方向のスリットが入っており、負荷を分散させることで折り曲げても断線しにくくなっています。
3年間の保証が付いているため、安心して長期間使用できるでしょう。
Freedy EA1408BK
Freedy EA1408BKは、外側部分にナイロンメッシュを使用しているため、耐久性に優れており、絡まりにくくなっています。
急速充電に対応しており、iPhoneなどをすばやく充電することができます。
また、1mと比較的長いため、少し距離が離れた場所に端末が置いてあっても余裕を持って使用できるでしょう。
USB Type-Cも使用できるため、最新端末にも対応可能です。
エレコム MPA-CLPS10BU
エレコム MPA-CLPS10BUは、ケーブルが2重シールド構造の高密度配線仕様となっており、通常のケーブルよりも約5倍の耐久力があります。
強力な耐久力を持ちながらもスリムな見た目で、接続時も邪魔になりにくいでしょう。
USB PDに対応しているため、iPhoneなどを高速充電したい場合にも使用可能です。
次世代機からUSB-TypeCになる可能性も
2014年に策定されたUSB-TypeCコネクタは、TypeAとTypeBコネクタの改良型で、モバイルに最適な機能を備えています。
コネクタの形状は対称形のリバーシブルで、裏表どちらでも挿入できる点はライトニングコネクタと同じです。
現行のUSB TypeAとTypeBは、近い将来、TypeCに集約されると言われています。
Appleはライトニングコネクタの将来について明らかにはしていませんが、すでにMacBookでは充電と外部接続端子をUSB TypeCに集約しています。
そのため将来的にはモバイル用の接続端子も、ライトニングからUSB TypeCに置き換えられる可能性があります。
ライトニングケーブルについてのまとめ
- ライトニングケーブルは、iPhoneやiPadなどApple製のモバイル機器で、充電やデータ伝送に使われるケーブルです。
- ライトニングケーブルにはApple純正品とMFi認証取得製品、非認証品の3タイプがあります。
- ライトニングコネクタは将来的にUSB-TypeCに置き換わる可能性があります。