「白いご飯」に対する私たち日本人のこだわりは、世界でも類を見ないほどです。

朝食のパンや軽食のサンドイッチ等以外の いわゆるご飯食では、おかずと一緒に白いご飯も食べると言うことが 外国人にとっては独特に感じるようです。しかも お米の品種がとても多いのにも驚くようです。

日本人にとっては当たり前のこの”白米文化”は 外国から見るとその情熱とこだわりにびっくりするのですね。

そしてもう一つ、現在の日本の「ご飯を炊く」時に欠かせない「炊飯器」ですが、この炊飯器の進化にも 日本独特の文化が見え隠れしているようです。今回は炊飯器についてご説明いたします。

炊飯器は日本人に欠かせない家電

今日のように お米に水を加えてご飯を炊き上げる「炊き干し法」が定着したのは江戸時代からだそうです。有史前とは言いませんが、太古の昔からありそうなこの「炊き干し法」は まだ200〜400年程度の歴史なのですね。

昭和の大発明とも言える「炊飯器」が誕生するまでの近代では 竈に火を起こし、重たい羽釜でご飯を炊いていました。ガスや電気が普及されるまでは 炊き上がったご飯を食べるまでの過程として、薪を割り火を起こしたりとそれは毎日大変な重労働だったことでしょう。

しかし私たち日本人の「白いご飯」に対する情熱が「お米と水を入れて後はスイッチを入れるだけ」で熱々のご飯が炊ける「電気釜」を発明させたのです。

現在私たちの生活に浸透している炊飯器の先駆けである”自動電気釜”を初めて開発した企業こそ 誰もが知る「東芝」です。炊飯器の普及でどれほど私たちの家事労働が楽に、そして快適になったことでしょうか。その恩恵は計り知れないものがあります。

少人数の場合は3合炊きがベストの炊飯器

1人暮らしの方や、子育てを「卒業」した世代の方にも人気で、市場でも多く売れている機種の3合炊き炊飯器は幅広く人気があります。最も売れている容量の炊飯器と言えるでしょう。

3合炊きは、だいたいご飯茶碗に軽く盛って10杯前後なので、少人数家庭には丁度良いサイズです。カレーなど、たくさん作った方が美味しく出来上がる料理もありますが、炊飯器で炊くご飯は5合炊きよりも3合炊きの方がより美味しく炊き上がります。炊飯器は「大は小を兼ねない」です。

また小型であるため、その分必然的に電気代が安くなるというメリットもあります。結論として、味・ランニングコスト面共に 3合炊きは有利です。少人数家庭ならば ぜひ3合炊きをオススメいたします。

3合炊きは価格によって機能の差が大きい

昨今 各メーカーがしのぎを削って開発に力を注いでいる「炊飯器合戦」ですが、今や炊飯機能だけでなく、本格的な煮物・焼き物・蒸し料理にまで対応したハイスペック炊飯器も多数リリースされています。

火加減の難しい本格調理を最短で約15分で完了という、まさに夢のような製品も販売されています。今や炊飯器だけで「毎朝焼きたてパンを作る」ことだって可能になったのです。

本来の炊飯機能だけでなく このようなハイスペック機能が備わった製品であれば 機能が多くなるにつれ価格はどうしても上がってしまいます。

しかし、今までならそれぞれの料理に対応する調理器具を揃える必要がありますが、今や炊飯器一つで事足りる製品も出ています。コストパフォーマンスとしては抜群ではないでしょうか。

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炊飯器の各メーカーごとの特徴

炊飯器は各メーカーが製品の個性を出すべく、それぞれ特徴があります。タイガーは業界初の「土鍋釜」を採用し、CM効果で大きな話題を呼んだのも記憶に新しいでしょう。

そして同社炊飯器は 内釜に「本土鍋」を採用したモデルもラインナップされています。

人気メーカーごとの炊飯器の特徴
・パナソニック製の内釜は、耐久性と熱伝導率に優れている”ダイヤモンド粒子”を練りこんだ、フッ素加工コーティングされた炊飯器が特徴です。
・東芝は 背の高い形状によって吹きこぼれを気にせず高火力を維持できるのが特長の、独特の形をした「かまど本羽釜」を採用しています。
・象印は 内釜に伝統工芸である「南部鉄器」を使用しています。

「南部鉄器」の内釜は 職人の高度な技術によって作られた高い蓄熱性を誇ります。

バルミューダの炊飯器の特徴

BALMUDA The Gohanは小ぶりで使いやすい

ちょっと小ぶりなのこちらの商品サイズは 幅27.5×奥行き25.1×高さ19.4cmコンパクトで省スペースを実現した、使いやすい3号炊き設計です。BALMUDA はその価格にもかかわらず、高級トースターを大ヒットさせたブランドとして有名です。

BALMUDAでは 満を持して「BALMUDA The Gohan(バルミューダ ザ・ゴハン)」なる高級炊飯器をリリースしました。なんとこの「BALMUDA The Gohan」は“蒸気で炊く”と言う画期的な炊飯方式が採用されています。

かまどや土鍋で炊いたように、おこげができるような昔ながらの炊き方が本来いちばん美味しいと言われていますが、一般的な電気炊飯器ではその風味を出すのは難しいのです。直火の炊飯に電気炊飯器が追いついていないのが現状です。

そこでBALMUDA が着目したのは「美味しいご飯を炊くには釜の素材ではなく、ご飯を炊く際のエネルギーの使い方が肝」だということでした。

釜を2重構造にしてその間に空洞を作り、その空洞に水を入れて熱することにより 炊飯時にのみ見えない蒸気の釜が出現する仕組みを考えました。

その「BALMUDA The Gohan」の最大の特徴は 米&水を入れる内蓋と 水のみを投入する外蓋があることです。外蓋の中に内蓋を設置しているので 一見するとこの2種の蓋があることはわからないでしょう。

内蓋自体はヒーターで加熱されることはありません。熱せられた外蓋から発生する蒸気によって 2重釜構造の空洞をうまく利用してご飯が炊けるという仕組みです。

では何故”蒸気”なのか。スチームの力を利用して炊き上げたご飯は、外側は張りがあって中はふっくらです。まさに昔ながらの「土鍋の味」を実現できます。

「BALMUDA The Gohan」は 画期的な蓋の構造とスチームの有効活用により 対流を起こさないためお米の粒が崩れず、100℃以下の加熱により優しく炊くことができるので、お米本来の味と香りを損なうことなく米粒の中に閉じ込めます。

そして 驚きのポイントがもう一つありますなんと、保温機能はついていません!これは「美味しいご飯にこだわるのなら、炊きたてをいただくのが一番、保温機能は不要」という あえての仕様です。

言い換えれば「冷めても美味しいご飯」というBALMUDAの自信の表れです。冷めても美味しいのだから、お弁当やおにぎりにも最適です。

保温機能がない炊飯器とは一見びっくりしてしまいますが、タイマー機能・炊き方選択モード(白米→白米早炊→玄米→炊込→おかゆ)などの基本機能はしっかり搭載されているのでご安心を。

形は鉄釜のような昔懐かしいフォルムですが、そこはデザイン性の高いBALMUDAの製品です。和・洋問わずインテリアに溶け込む 洗練された美しい炊飯器となっています。

付属品 水量計カップ:容量200cc 外釜に水を入れる際に使用します。またしゃもじ入れとしても使えます。米計量カップ:すりきり一杯で1合が計れます。

炊飯器は使い方によって選ぶのがよい

いくらハイスペックの炊飯器が便利で良いとは言っても、単身世帯で家では寝るだけ、料理などする暇もないという人が多機能炊飯器を持っていても無用の長ものになりかねません。

また大人数家族なら、3合炊きが美味しく炊けるとは言っても それでは間に合いません。ご家庭の使い方に応じた容量と機能を持つ炊飯器を選びましょう。

タイガーの炊飯器もおすすめ

忙しい毎日では、炊飯器のタイマーをセットするのを忘れてしまい 帰宅してからすぐにご飯が食べられない!という事はありませんか?タイガーの「PE-A100」なら、なんと最短15分でご飯が炊き上がります。

あまりの時短にちゃんと炊けるのかしら?と訝しく思うかもしれませんが、大丈夫です。時短でもふっくら美味しいご飯が出来上がります。

タイガー公式サイトでは JPE-A100で作れるお料理レシピが公開されていますので、ぜひご活用ください。

炊飯器を3合炊きで選ぶ際のおすすめのまとめ

  • 3合炊きがご飯を美味しく炊けるオススメ容量です。炊飯器は「大は小を兼ねない」を覚えておきましょう。
  • 炊飯機能を排除した「BALMUDA The Gohan(バルミューダ ザ・ゴハン)」は 蒸気で優しく炊き上げて、冷めても美味しいご飯ができます。
  • なるべく早くご飯を炊きたい人にはタイガーの「PE-A100」が 時短でも美味しくできてオススメ。