こちらの記事は2019年1月23日の記事を2020年5月14日に加筆修正いたしました。

加筆修正箇所
・下記の項目を2020年5月14日の情報に更新いたしました。
 おすすめのUSBスピーカー
 ハイレゾ対応のおすすめUSBスピーカー

音楽をリスニングするうえで重要になるのが、スピーカー選びです。最近は、色んな種類のスピーカーがあります。

その中でも手軽に音楽を楽しむことができると人気なのが、USBスピーカーです。1本のケーブルだけで、パソコンに簡単に接続可能となっています。

つまり、USBスピーカーを購入することによって、オーディオ環境を劇的に変えることができると言うことです。

また、面倒な設定などをする必要がないため、音響機器に詳しくない方でも使いこなせるでしょう

一方、様々なタイプのUSBスピーカーがあるので、どの製品を選ぶべきか悩んでいる方も少なくありません。

USBスピーカーを購入する際は、きちんと選び方のポイントなどを把握する必要があります。

そこで今回は、USBスピーカーに焦点を当てて詳細を解説します。是非、参考にしてください。

そもそもUSBスピーカーとはなにか?

USBスピーカーは、USBケーブルを介してパソコンなどの機器に接続するスピーカーのことを指します。USBスピーカーの最大の特徴は、音質劣化が発生しにくいところです。

何故なら、音声信号を全てデジタルで伝送するためとなります。デジタル伝送は、アナログ伝送によって起こる「ノイズ」「ケーブル減退」による音質劣化の心配が不要です。

音響機器に慣れていない方も簡単に使える、ノイズがないクリアなサウンドを楽しめる点がUSBスピーカーが人気になる理由と言えるでしょう。

USBスピーカーの選び方

USBスピーカーを購入する際は、「電源タイプ」「サラウンドチャンネル数」「出力」「音質(ハイレゾ対応)」をチェックしましょう。

この4つのポイントを見ることにより、すぐに自分の要望と照らし合わせることが可能です。下記に、各ポイントについて解説します。

電源タイプで選ぶ

USBスピーカーには、主に「USBバスパワータイプ」「ACアダプタータイプ」「バッテリータイプ」の3つの電源タイプが存在しています。

それぞれの特徴を、簡単に述べていきます。

USBバスパワータイプ

USBスピーカーで最も普及している電源タイプが、USBバスパワータイプです。

このタイプの特徴は、ケーブル1本を接続するだけで気軽にオーディオ環境を変化させることができるところでしょう。

USBケーブルで音声信号を受信したと同時に電源を供給できる、シンプルな仕組みです。

コンパクトで配線周辺も快適なタイプとなっているため、USBスピーカーを初めて購入する方にも満足度が高いと言われています。

ACアダプタータイプ

高出力に対応している、臨場感と迫力のあるサウンドを視聴することができるタイプです。デメリットは、配線がごちゃつくことがあると言う点でしょう。

しかし、コンパクトサイズの製品であればそのデメリットも解消されます。

バッテリータイプ
室内に限らず、屋外でも音楽を楽しめるタイプです。その利便性の高さから、ビジネスでも利用されています。

また、防水性・防塵性のある製品を購入すれば、浴室などでも使用できます。

このように、電源タイプでも音質・使いやすさが異なるため要チェックです。

サラウンドチャンネル数で選ぶ

サラウンドチャンネル数が高いほど、ワンランク上の音響を楽しむことが可能です。USBスピーカーの主流は、2.1chとなっています。

2.1chは、臨場感のある音楽を再生できること・製品のラインナップが豊富なことが魅力です。ウーハーを追加して重低音を強化すれば、さらに音響が良くなるでしょう。

また、広い部屋でホームシアターとしてUSBスピーカーを利用したいなら、5.1chがおすすめです。

出力で選ぶ

USBスピーカーの音量は、出力によって違います。出力を示す単位は、「W」です。この単位の数値が大きいほど、音量の幅が広がるので必ず確認しましょう。

なるべく高出力を重視する場合は、USBバスパワータイプよりも電気を自由に使えるACアダプタータイプがおすすめです。

ハイレゾに対応しているかどうかで選ぶ

迫力や臨場感にこだわる方は、ハイレゾに対応している製品を選びましょう。ただし、音質が優れている分、価格は高くなる傾向があります。

ハイレゾ音源の情報量は、「kHz」や「bit」で表されることが多いです。通常のハイレゾ音源は、16bit/48kHzが主流だと言われています。

しかし、最近だと24bit/192kHzも増加しているので確認しましょう。音質を重視する方は、情報量の多さにも注目することが大切です。

おすすめの安価なUSBスピーカー

バッファロー BSSP108UBK

バッファロー BSSP108UBKは、狭い場所にも設置できるコンパクトなサイズ感でありながら、最大出力3.6Wとパワフルな出力を実現しています。

USB Type-Aを使用し、パソコンのUSBポートなどと接続して使用するため、ノートパソコンの内蔵スピーカーでは満足していない方におすすめです。

ボリュームコントローラーが付属しているため、作業中でも手元で音量の調節などを行えます。

シンプルなデザインをしているため、オフィスなどでも使用しやすいでしょう。

AINEX ASP-SB03

AINEX ASP-SB03は、サウンドバータイプのUSBスピーカーでテレビやPCなど様々な機器と接続することが可能です。

高さが55mmと低いため、テレビに使用しても画面部分を隠すことなく、音と映像の両方を楽しめます。

また、マイク入力が付いているため、ヘッドセットなどと接続することも可能です。

最大出力は6Wで、再生周波数帯域:は70~20000Hzとなっています。

テレビに簡単な設定でスピーカーを接続したい方におすすめの商品です。

ハイレゾ対応のおすすめUSBスピーカー

FOSTEX P803-S

FOSTEX P803-Sは、底面バスレフ方式を採用しているため、小型ながらも迫力のある低音を再生してくれます。

重低音を強化することでハイレゾ音源をより高音質な状態で楽しむことが可能です。

ウーハーには木材パルプを使用しており、内部損失に強い耐久力を持っています。

1万円台とハイレゾ対応のスピーカーの中では比較的低価格で、購入しやすいでしょう。

高級感のあるデザインでオシャレな部屋にも設置しやすいです。

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ヤマハ NX-N500

ヤマハ NX-N500は、USB DAC機能を搭載しているため、ハイレゾ音源を忠実にハイクオリティのまま再生可能です。

アナログ方式のパワーアンプを内蔵することで、透明感のある開放的な音を実現しています。

また、新設計のスピーカーユニットを採用しており、中高音域の表現力を従来製品よりも格段にアップしています。

USB接続はもちろんのことBluetoothなどのワイヤレス接続もできるため、スマホの音楽なども気軽に高音質で聴くことができるでしょう。

usb スピーカーについてのまとめ

  • USBスピーカーとは、USBケーブルを通して様々な機器に接続できるスピーカーのことです。音質劣化が発生しにくいのが、メリットと言えます。
  • USBスピーカーを選ぶ際は、「電源タイプ」「サラウンドチャンネル数」「出力」「音質(ハイレゾ対応)」を要チェックです。
  • 電源タイプには、主に「USBバスパワータイプ」「ACアダプタータイプ」「バッテリータイプ」があります。
  • 出力を確認する場合は、「W」の数値を見ましょう。数値が大きいほど、高出力です。