こちらの記事は2019年6月27日の記事を2020年3月18日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・スピーカースタンドの選び方に、振動のしやすさで選ぶの項目を追記いたしました。
・スピーカースタンドのおすすめを2020年3月18日の情報に更新いたしました。
この記事では、スピーカースタンドを選ぶ際のポイントや、おすすめのモデルを解説します。
スピーカーの機能を十分に発揮させるにあたり、スピーカースタンドは役立つアイテムです。
この記事を通して、自分に合ったスピーカースタンドを選ぶ検討が出来ます。
目次
そもそもスピーカースタンドとはなにか?
スピーカースタンドとは、スピーカーを設置するため台座のことです。
単なる台座ではなく、スピーカーの機能を踏まえた上での設計になっている点がポイントです。
現代ではさまざまな種類のスピーカースタンドが販売されているため、選択肢が広く、自分の目的に合った製品を選ぶ必要があります。
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スピーカースタンドを使用することによるメリット
スピーカー本来の音を引き出すことができる
振動対策のされているモデルを使用することにより、スピーカーが出せる音のクオリティをそのまま体感することができるのがスピーカースタンドの魅力です。
スピーカーから出る音は、どのような環境に設置したのかによって大きく左右されることに注意が必要です。
スピーカーを床に置いてしまうと、音が出た段階で発生する振動が床に伝わり、共振を起こしてしまいます。
振動のしやすい構造のスタンドを使う事により、音の奥行きを高める事も出来ますが、基本的に余計な共振音があるとスピーカー本来の音を聴くことができなくなります。
振動対策のされているスピーカーを選べば、よりクリアな音を聴けるのが魅力です。
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見た目をよく設置できる
スピーカースタンドを使用することにより、スピーカーだけが独立して設置されることになります。
色々なものが置かれた床や机に対して直に設置するよりも、見た目がよくなるのがメリットです。
やや高い位置に設置できるということも、見た目をよくする要素の一つでしょう。
スピーカースタンドの選び方
適切な高さで選ぶ
よい音を聴くにあたり、スピーカーの高さは重要です。
スピーカーの高さと耳の高さに大きな開きが出てしまうと、スピーカーが出す本来の音を聴くことができなくなります。
できるだけ耳の高さに近いところにスピーカーを設置することを意識し、スピーカースタンドを選ぶとよいでしょう。
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スピーカーの大きさで選ぶ
スピーカースタンドの大きさは商品によって異なるため、所有するスピーカーをしっかり支えられるものを購入する必要があります。
特に重要になのは天板のサイズです。
天板のサイズがスピーカーの底面よりも小さい場合、スピーカーが落下する可能性が高くなるため、購入の際によく確認しておく必要があるでしょう。
デザイン性で選ぶ
スピーカースタンドのデザインについても商品によって異なります。
カラーリングだけでなく、形状も商品によっていろいろあります。
部屋のレイアウトにマッチするようなデザインのスタンドを選ぶことで全体的な見栄えもよくなるため、見た目も踏まえて選んでみるのもよいでしょう。
振動がしやすいかしづらいかで選ぶ
スピーカースタンドがどれだけ振動するかで選ぶのもポイントです。
スピーカーは音を発生させる際に振動を伴うため、置く場所自体に音が伝わり、音が増幅されます。
スピーカースタンドが振動しやすいかどうかで音への影響があるため、「映画で奥行きのある音を楽しみたい」「音楽をよりクリアな音で楽しみたい」など、自分の目的に合った作りのモデルを選ぶのがおすすめです。
振動がしやすいスピーカースタンドの特徴
振動がしやすいスピーカースタンドは、より響きがあり、奥行きのある音を楽しめるのがメリットです。
木製は金属製よりも振動しやすいため、角の取れた優しい音になりやすく、高音を鳴らすのも得意という特徴があります。
材質以外にも、スタンドの内部が空洞になっている構造のモデルも、振動しやすい音を出すことが出来ます。
振動しづらいスピーカースタンドの特徴
振動しづらいモデルは、よりクリアな音を楽しむことができ、低音の抜け感がよく出るのも魅力です。
スピーカーを置く天板部分に柔らかい素材が使われているものや、金属製の材質でできたモデルがあげられます。
参考
Audeioscape Koba セッティング 振動のコントロール
スピーカースタンドを選ぶ際の注意点
店舗に行かず、通販などでスピーカースタンドを購入する場合は、画像と実物の違いについて踏まえておく必要があります。
商品情報に目を向けた上で、サイズや素材などの基本的なことを押さえておかないと、実際に商品が届いたときに配置できない事に気づく可能もあります。
また、購入を検討する商品がセットであるかどうかにも注意が必要です。
所有するスピーカーが1つだった場合、セットを購入してしまうと1つ余ってしまうなどの問題が起こり得るためです。
スピーカースタンドのおすすめ
ハヤミ工産 SB-983は台型のスピーカースタンド
ハヤミ工産 SB-983は、台型のスピーカースタンドです。
天板の取り付け向きは、スピーカーのサイズに合わせて、縦向き・横向きのどちらでも配置することが出来ます。
支柱の取り付け向きも、スピーカーのデザインに合わせて縦と横の好きな方を選択できます。
ハヤミ工産 SB-967は高い位置に小型スピーカーを設置できる
ハヤミ工産 SB-967は、高い位置に小型スピーカーを設置できるスピーカースタンドです。
天板の取り付け向きは、スピーカーのサイズに合わせて、縦向き・横向きのどちらでも配置することが出来ます。
支柱の取り付け向きも、スピーカーのデザインに合わせて縦と横の好きな方を選択できます。
ハヤミ工産 SB-910はスピーカーの角度調節ができる
ハヤミ工産 SB-910は、後部にある階段状の構造により、配置したスピーカーの角度を変えられるのが便利なセンタースピーカースタンドです。
スピーカーを設置する天板にはフェルトシートが貼られているため、振動対策もされています。
アイシン高丘 BST-70Lは振動に強い作りが魅力
アイシン高丘 BST-70Lは、天板部が特許技術である「二重鉄板構造」で作られているため振動に強いのが特徴のスピーカースタンドです。
支柱は円筒形であるため、音の響きに奥行きがあり、豊かなサウンドが出せるのも魅力でしょう。
音の解像度の劣化を防ぐのに鋳鉄製の「スパイクインシュレーター」が底板に使用されているなど、音へのこだわりが詰まっています。
キクタニ MO-SPSは落ち着いた雰囲気で耐久性が高い
キクタニ モニタースピーカースタンド MO-SPSは、黒色で落ち着いた雰囲気が特徴の金属製スタンドです。
12kgまでの重量に耐えることができるため、耐久性の面で優れています。
高さは206mmですが、天板のサイズは240mm×210mmであるため、さまざまなモニタースピーカーに対応できるのが魅力です。
ハヤミ工産 NRシリーズ NR-600は手軽に持ち運べる
ハヤミ工産 NRシリーズ NR-600は、ローポジションタイプの木製スピーカーです。
重厚な雰囲気がありますが、1台当たりおよそ3.5kgであるため、手軽に持ち運ぶことができます。
ブラウンカラーで木目調のデザインなど、温かみがあるデザインなのも魅力でしょう。
スピーカースタンドについてのまとめ
- スピーカースタンドを使用することでスピーカー本来の音を引き出せます。
- スピーカースタンドの素材によってスピーカーから出る音が変わります。
- スピーカー本来の音を聴くにあたってスタンドの高さは重要なポイントです。
- スピーカーに対応したサイズのスタンドを購入する必要があります。
- 通販でスタンドを購入する場合は細かな商品情報に目を向けることが大切です。