こちらの記事は2019年2月12日の記事を2020年5月18日に加筆修正いたしました。

加筆修正箇所
・壁掛けスピーカーの選び方にBluetooth接続できるかどうかで選ぶを追記いたしました。
・下記の項目を2020年5月18日の情報に更新いたしました。
 パッシブタイプの壁掛けスピーカーのおすすめ
 アクティブタイプの壁掛けスピーカーのおすすめ

迫力・臨場感のあるサウンドを楽しむ場合はスピーカーが最適です。スピーカーには様々な種類がありますが、共通する欠点は場所を取ることにあります。

省スペースのスピーカーだと、サウンドに不満が出る可能性もあります。スピーカーの欠点を解消しつつ、迫力のあるサウンドを聴きたいと言う方におすすめなのが壁掛けスピーカーです。

壁掛けスピーカーなら、空いている壁にかけてそのまま使用することができます。また、省スペースなうえに、圧迫感もほぼありません。

壁掛けスピーカーは、ワンルームの賃貸でも導入しやすいので購入する方も増えています。そこで今回は、壁掛けスピーカーについて焦点を当ててじっくり解説します。

是非、参考にご覧ください。

壁掛けスピーカーのメリット

壁掛けスピーカーは、「省スペース」「共鳴・共振によって起こる音質低下がない」という2つの大きなメリットがあります。
まず、壁掛けスピーカーが省スペースな理由を説明します。

通常のスピーカーは、床・テーブルなどの置台が必須です。奥行き20~30cmのスピーカーも存在しており、賃貸のワンルームでは設置できない場合も少なくありません。

一方、壁掛けスピーカーは、スタンドも不要・奥行きが10cm程度の商品も数多いので、圧迫感もほとんどないうえに広くスペースを取る必要もないです。

そのため、テレビなども集中して視聴することが可能です。次に、共鳴・共振によって起こる音質低下がない理由を紹介します。

壁掛けスピーカーは、共振部分が一般的なスピーカーより少ないですが、音が濁ることがなくクリアなサウンドを聴くことができます。

また、設置場所を壁の上方にすることで、部屋全体に響くような音が再生可能です。つまり、生活空間を占領しない・高音質なのが、壁掛けスピーカーのメリットだと言えます。

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壁掛けスピーカーの選び方

タイプの違いで選ぶ

スピーカーには、「パッシブタイプ」と「アクティブタイプ」があります。壁掛けスピーカーも同様で、購入する際はスピーカーのタイプもチェックすることが大切です。

パッシブスピーカーは、音を鳴らす際に別途でアンプを用意する必要があります。一方、アクティブタイプならアンプがスピーカーに内蔵されているため、設置なども簡単です。

また、パッシブタイプのほうが高価な商品が多いので、予算との兼ね合いが必須となります。アクティブタイプであれば、Bluetoothスピーカーなことが大半なうえに価格も比較的リーズナブルです。

一般的に、パッシブスピーカーのほうが高音質だと言われています。

取り付けやすさで選ぶ

壁掛けスピーカーは、ネジなどの道具が付属されている場合とそうではない場合があります。付属されていない商品だと、道具を別途購入することが必要です。

そのうえ、別売り壁掛け対応のスピーカーは、壁掛けがしにくいことも少なくありません。ですから、壁掛けスピーカーを初めて購入する方は、道具が付属されている商品がおすすめです。

壁にかけることが前提なので、取り付けも簡単な商品が大半となります。ただし、壁掛けスピーカーを設置する場合、壁に穴をあけるのが必須なことが多いです。

賃貸に住んでいる方は、留意しましょう。

スピーカーの種類で選ぶ

オーディオには、スピーカーが一つの筐体に収められている「一体型」と2本のスピーカーが分離された「分離型」があります。

基本的に、音質面で有利となるのが分離型です。しかし、ステレオ音場の広がりが優れている分、壁掛け作業の手間が多いことが分離型の欠点と言えます。

一方、一体型であれば、設置が簡単なことが大半です。つまり、音質で選ぶなら「分離型」・作業が楽なことを重視するなら「一体型」が適しています。

インテリア性で選ぶ

壁掛けスピーカーは、場所を問わず設置することができます。ですので、インテリアが損なうことがないデザイン性も非常に重要です。

基本的に壁掛けスピーカーは、おしゃれでスタイリッシュなデザインの商品がたくさんあります。

購入する前に設置する部屋の雰囲気などを確認し、壁掛けスピーカーの色や形を決めておくと商品選びがスムーズになります。

Bluetooth接続できるかどうかで選ぶ

Bluetooth接続できる商品なら、手の届きにくい高い場所に設置した場合でも、接続したスマホなどの機器から簡単にいつでも操作することができます。

煩わしい配線がいらないため、見た目もスッキリとした状態で設置可能です。

また、スマホと接続することでApple musicなどのストリーミング配信サイトの音楽もスピーカーで楽しむことができ、スマホで聴くよりも高音質で迫力のある音楽を聴けます。

有線接続と比較して、音が安定しない場合もあるため、購入する際はあらかじめ接続環境などをチェックしておくのがおすすめです。

パッシブタイプの壁掛けスピーカーのおすすめ

BOSE DS16SEB

BOSE DS16SEBは、屋外でも使用することができるスピーカーで、ダイヤル1つで出力を切り替えられるため自分好みの音にできるでしょう。

縦・横どちらの向きでも設置することができ、付属の専用ブラケットを使用して簡単に壁に取り付けられます。

コンパクトなサイズ感でありながら、BOSEならではの高音質を楽しめるため、音へのこだわりが強い方にもおすすめです。

また、配線時に必要なケーブルはブラケットに収納することができ、スッキリとした見た目で使用可能です。

DALI ONWALL

DALI ONWALLは、大口径29mmのソフトドーム・ツィーターと130mmのウッドファイバー・コーン・ウーハーを組み合わせることで小型でありながらパワフルな音を再生可能です。

壁掛け専用のスピーカーなため、壁を傷つけることなく簡単に壁に設置できます。

ブラックやホワイトなどの全4色から部屋のインテリアに合ったものを選べるでしょう。

大型スピーカーと同等の音質をコンパクトなサイズで楽しみたい方におすすめです。

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アクティブタイプの壁掛けスピーカーのおすすめ

TaoTronics TT-SK025

TaoTronics TT-SK025は、最大5W出力のフルレンジスピーカーを搭載しているため、音楽だけでなくテレビや映画なども低音に特化した迫力のある音で楽しめます。

Bluetooth 5.0に対応しているため、ワイヤレスで安定した音楽を聴けるのはもちろんのこと、再生・停止などの基本操作も簡単に行えるでしょう。

壁掛け用のネジ穴が背面に付いているため、ネジで取り付けるだけで設置可能です。

また、スピーカーの底面に滑り止めが付いており、サウンドバーとしてテレビの下に設置して使用できます。

様々な設置方法や接続方法に対応しているため、どの場所でも音楽を楽しめます。

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JBL CLIP3

JBL CLIP3は、40mm径のフルレンジスピーカーを搭載し、迫力のある低音と透明感のある中高音を再生してくれる持ち運び可能なコンパクトサイズのスピーカーです。

本体の上部にクリップが付いており、壁に引っ掛けるだけで壁掛けスピーカーとして使用できます。

Bluetooth4.1を使用したワイヤレス接続専用のスピーカーとなっており、約3時間の充電で最大約10時間連続でワイヤレス再生可能です。

また、IPX7の防水性能が備わっているため、アウトドアシーンでも使用できるでしょう。

壁掛けスピーカーについてのまとめ

  • 壁掛けスピーカーは、「省スペース」と「共鳴・共振によって起こる音質低下がない」と言う2つのメリットが存在します。
  • 壁掛けスピーカーを購入する際は、「タイプ」「取り付けやすさ」「スピーカー」「インテリア」を要チェックです。
  • 通常のスピーカーと同じように、壁掛けスピーカーにも「パッシブタイプ」と「アクティブタイプ」があります。
  • 2本のスピーカーを収めた「一体型」と分けられている「分離型」だと、分離型のほうが音質が優秀です。