加筆修正箇所
・下記の項目を2020年5月15日の情報に更新いたしました。
人気メーカーのおすすめ布団乾燥機
おすすめの布団乾燥機
昔は、ダニやハウスダストには天日干しが有効だといわれていましたが、現在ではPM2.5の影響で違う対処法が一般的です。それは、布団乾燥機や布団掃除機を使うことだと言われています。
布団掃除機は、ダニやハウスダストを吸い込み、除去する役割があります。布団乾燥機は、少し用途が異なりダニを繁殖させにくい環境を作ることを目的としています。
ダニを繁殖させにくい環境にすることは、アトピーを持っている人などにとても有効です。布団を根本から綺麗にすることは、快適な睡眠・アレルギーの防止など様々なメリットがあります。
布団乾燥機を使用することで、天日干しで懸念されていたPM2.5の影響を心配する必要もほぼありません。また、雨の日でも布団がカラッとするので寝心地も良くなります。
しかし、「どんな布団乾燥機が良いんだろう?」と言う疑問を持っている人も少なくありません。興味はあるけど何を選べば良いか分からず購入していない…という人は、意外と多いです。
ここでは、布団乾燥機について詳しく解説します。
目次
布団乾燥機の選び方
布団乾燥機は、一年中活躍する家電です。布団乾燥機を選ぶ際に、チェックすべきポイントを紹介します。ポイントをしっかり把握することで、自分に合う布団乾燥機が見つけやすくなるでしょう。
重視すべきポイントは、4つあります。購入するときに、ぜひ参考にしてください。
布団乾燥機はマットなしタイプがおすすめ
布団乾燥機には、「マットありタイプ」と「マットなしタイプ」があります。この二つの中で、使いやすいと言われているのがマットなしタイプです。使い勝手を重視している人は、マットなしタイプを選ぶようにしましょう。
マットなしタイプなら、準備・片付けがマットありタイプより簡単です。また、サイズもコンパクトなものが多く販売されているため省スペースとなります。
価格自体は、マットなしタイプのほうがお高めですが手間を減らしたい人はマットなしタイプがおすすめです。逆に、少しでもコストを抑えたいと考えるならマットありタイプが良いでしょう。
布団乾燥機の対応のサイズと布団素材を確認する
布団乾燥機は、製品によって対応しているサイズと布団の素材が違うので必ず確認する必要があります。また、シングルの布団であってもダブルサイズに対応している布団乾燥機を購入することがおすすめです。
基本的に、対応しているサイズが大きいほど吸引力も強くなります。ですから、小さい布団も効率よく乾燥させることが可能です。効率重視する人は、シングルでもダブル用の布団乾燥機を購入しましょう。
素材は、最もデリケートと言われている羽毛に使えるなら、羊毛・綿・化学繊維・混合にも使えることがほとんどです。布団の素材に対応しているか確証が持てない人は、羽毛にも使える布団乾燥機を選ぶのが無難だと言えます。
布団乾燥にかかる時間を確認する
布団乾燥にかかる時間を見ることも大切です。時間がかかりすぎると、せっかくの貴重な時間が無駄になることもあります。主に、シングル布団の乾燥の目安は、30分程度です。
30分であれば、寝る前に気軽に乾かすこともできます。生活を圧迫しない乾燥時間としては、30分が理想でしょう。また寝る前に足元を暖めたい場合は、購入時に「暖めモード」の時間を確認しておくことがベストです。
布団乾燥機の他の機能も確認する
布団乾燥機には、乾燥機能以外にも色々な機能が搭載されていることがあります。
例えば、一年中使える機能として「靴乾燥機能」「衣類乾燥機能」が挙げられます。靴乾燥機能とは、布団乾燥機からホースを伸ばして靴の中に入れて使う機能です。
靴が蒸れる・雨で濡れた場合など、靴乾燥機能は大活躍します。また、衣類乾燥機能が搭載されていると梅雨の時期や部屋干しでも、衣類を乾かせるので便利です。
そして、ダニ対策機能があれば布団がいつでも清潔な状態を保てます。注意点としては、通常の乾燥モードよりもダニ対策モードを使うほうが時間がかかります。使いたいと考えている人はダニ対策モードの時間も確認しましょう。
また、脱臭・アロマ機能がついている布団乾燥機もあります。乾燥と同時に脱臭までできるのは、布団の環境にこだわる人に向いている機能と言えるでしょう。
アロマ機能があれば、リラックス効果も期待できます。他にも、安全機能付きなど小さな子どもに嬉しい機能まであります。布団乾燥機を購入する場合は、機能性まで重視するとよりベストです。
人気メーカーのおすすめ布団乾燥機
布団乾燥機のメーカーは、色々あります。その中でも人気のあるメーカーは、日立・アイリスオーヤマです。他にも三菱やパナソニックなどもありますので、メーカーで布団乾燥機を選ぶ人も少なくありません。
ここでは、特に人気メーカーのアイリスオーヤマ、日立の商品を紹介いたします。
アイリスオーヤマ KFK-301
アイリスオーヤマ KFK-301は、900Wの強力な温風を出すことで、約5分と非常に短い時間で布団を速暖乾燥することができます。
ノズルの高さが約196mmと従来製品よりも高く設計されているため、布団を持ち上げてしっかりと布団の奥まで温風を届けることが可能です。
約1.8kgと布団乾燥機の中でも軽量でコンパクトなサイズ感なため、持ち運びや準備も楽に行えるでしょう。
また、あたため、冬、夏、ダニ対策と4つのモードを搭載しており、季節や目的に合わせて使い分けることができます。
他にも保温設定や、予約設定など便利な機能が付いています。
日立 HFK-VL3
日立 HFK-VL3は、乾燥方法に11か所の吹き出し口から上下、左右、温風を出してくれる3Dブロー方式を採用しているため、均一に乾燥させることができます。
幅約14cmと非常にコンパクトなサイズ感をしているため、使用しない時も収納しやすいでしょう。
また、付属のふとん乾燥アタッチメントを付けることで部屋干しの洗濯物にも使用可能です。
靴専用のアタッチメントも付属しているため、雨に濡れてしまった靴もすばやく乾かすことができます。
おすすめの布団乾燥機
SHARP UD-CF1
SHARP UD-CF1は、SHARPの独自技術「プラズマクラスタ―」を採用しており、温風で乾燥させながら、ダニの死骸などのアレルギーの原因にもなる物質を除去できます。
きのこアタッチメントと呼ばれるアタッチメントを採用することで、効率的に風の向きを変えることができ隅々まで温風を送ることができるでしょう。
小型で軽量なため、部屋移動をする際の持ち運びも楽に行えます。
また、ダブルサイズのふとんなど大きいサイズの布団にも使用可能です。
コイズミ KBD-0550
コイズミ KBD-0550は、ホースが約90cmまで伸びるため、ふとんと距離が遠い場所からでも乾燥を行えます。
靴用・ふとん用両方のアタッチメントが付いているため、目的に合わせて付け替えることが可能です。
使用しない時は、ホースとアタッチメントをまとめて収納できるため、収納面にも優れています。
ダニ対策モードや、夏や冬などの季節に合わせた便利機能も数多く搭載されています。
布団乾燥機についてのまとめ
- 布団乾燥機を選ぶときは、手間をかけたくないならマットなしタイプ・コストを重視するならマットありタイプを選びましょう。
- 他に確認するポイントとして、「対応のサイズと布団素材を確認」「かかる時間」「他の機能」もしっかりチェックすることが大切です。
- 布団乾燥機で人気のあるメーカーは、日立とアイリスオーヤマと考えられます。
- 布団乾燥機は、ダニが発生しにくい布団環境を作る役割も果たしています。