こちらの記事は2019年2月27日の記事を2020年2月18日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・ヘルシオのおすすめトースターを2020年2月18日の情報に更新いたしました。
・ヘルシオのおすすめウォーターオーブンの項目を追記いたしました。
ここでは、オーブントースターやグリルなどで注目されている「ヘルシオ」の特徴やメリット、ヘルシオトースターの選び方や、おすすめの商品を紹介します。
「ヘルシオ」とは、大手電機メーカーである「シャープ」が販売するウォーターオーブンやグリルなどのシリーズ名です。
水蒸気で加熱する事が特徴で、ほかには無い焼き上がりが出せるのが魅力です。
この記事を読むことで、自分に合ったトースター購入の検討が出来ます。
目次
オーブントースターの特徴やメリットは?
オーブントースターでパンを焼いた場合、見た目の美しさに関わる「焦げ目や」、味の仕上がり具合など様々なメリットがあります。
ここでは、オーブントースターを使用した際に生じるメリットを、項目別に解説します。
オーブンレンジとの違い
オーブンレンジの特徴を考えた場合、比較対象になるのがオーブンレンジです。
どちらにも共通する「オーブン」とは、火やヒーターなどを使って直接加熱する機器の名称であり、レンジかオーブンの機能を加えることによって特徴が異なります。
オーブントースターとオーブンレンジには、具体的に以下の様な違いがあります。
オーブントースターの特徴
オーブントースターとは、「パンを加熱するための機器」であるトースターにオーブン機能を加えたものです。
簡単に言えば「パンを焼くためのオーブン」で、パンを美味しく焼くことを前提とした作りであるため、庫内容量は少なく、温度上昇は早いと言った特徴があります。
しかし、現代ではパンを焼くだけでなく、クッキーや揚げ物を加熱したり、グラタンが調理できたりなど、多様性のあるオーブントースターも多く発売されている事が特徴です。
オーブンレンジの特徴
オーブンレンジとは、「食材を電子加熱(摩擦過熱)する機器」を指し、直接加熱を行うオーブン機能を付けたものをオーブンレンジと言います。
オーブントースターと比べて、庫内容量が大きいことや、ケーキ作りや食材の解凍など、さまざまな料理に対応できる事などが特徴です。
家庭に1台は置いておきたい便利家電ですが、パンを焼く場合は仕上がりに時間がかかり、焼き上がりなどの仕上がりはトースターに劣るといったデメリットがあります。
多様性のあるトースターがおすすめ
トースターとオーブンレンジの大きな違いは加熱方式にあり、調理できる内容や、調理にかかる時間が異なります。
多様性を求める場合はオーブンレンジがおすすめですが、パンを焼くには時間が必要です。
忙しい朝の時間帯を考えればデメリットでしょう。
しかし、現代のオーブントースターには、パンを焼く以外にも様々な調理や温めに対応したオーブントースターも少なくありません。
多様な機能を利用する事で、トースターのデメリットを減らすことが出来ます。
トースターの選び方
ワット(W)数で選ぶ
調理する食材や使用頻度に応じて、適した消費電力(W数)は変わります。
日常的に朝食にパンを2枚焼く程度であれば800~1000W、パン4枚であれば1000~1200W、揚げ物やグラタンなど調理に使用するのなら1200W以上が目安です。
W数が髙ければ高いほど高温にでき、調理時間の短縮を行うことができますが、多くの商品が1200W前後の最大W数で発売されているため、調理に適したW数は目安程度にするとよいでしょう。
機能で選ぶ
ただ単にパンを焼くだけの場合は、単機能のトースターでも十分ですが、火力調整や温度調整などの機能が付いているトースターの場合は、焼き具合の調整や、パン以外の料理にも対応する事ができます。
パンを焼く以外にも、「料理に使いたい」「仕上がりの調整をしたい」などといった場合は、火力調整機能や温度調整機能の有無をチェックし、必要に応じた機能が搭載されているトースターを選ぶとよいでしょう。
パンの枚数で選ぶ
トースターで焼けるパンの枚数は、一般的には2枚までですが、広い容量を持ち、3~4枚焼けるものであれば25cm前後のピザも焼けるため、料理のレパートリーも増やせるのが魅力です。
しかし、パンが焼ける枚数によって、庫内の温度上昇が異なります。
枚数が少ないほど庫内の温度が早く上昇し、パンが焼ける枚数が多いほど庫内の温度上昇が遅くなるため、家族構成や状況、使用頻度などを考えて、バランスのよい大きさのトースターを選ぶのがポイントです。
お手入れのしやすさで選ぶ
トースターを使用してパンを焼いたり、調理を行った際は、食材からゴミが出ることがあります。
庫内にはゴミが溜まりやすいため、「パンくずトレイ」や、よりお手入れがしやすい「シリコンやフッ素加工のトレイ」などが付いているものを選べば、トースターのお手入れも楽に行うことができます。
美味しいパンを焼くことができる ヘルシオ グリエ
美味しいパンを焼くためには、上記で紹介した特徴からも、オーブントースターを使うことがおすすめですが、中でも「ヘルシオグリエ」は特におすすめです。
ヘルシオグリエは、シャープのウォーターオーブンである「ヘルシオ」と同様に、過熱水蒸気で加熱や調理ができる機器で、特徴的にもパンを美味しく焼くのに最適です。
ヘルシオグリエのメリット
ヘルシオグリエを使用した際には、以下のようなメリットがあります。
- 常温・冷凍でも変わらない仕上がり具合
- 食材本来の美味しさがよみがえる
- ちょっとした焼き物にも対応
- 同時調理ができるから時短できる
一般的な食パンや惣菜パンなどの常温のパンや、冷凍のパンでも変わらない仕上がり具合で美味しく食べることができます。
過熱水蒸気で加熱するヘルシオグリエは「あたため」を得意とし、余分な油を落とす脱油効果もあるため、天ぷらやフライなどの揚げ物などをヘルシーにあたため直して、食材本来の美味しさをよみがえらせることができます。
また、過熱水蒸気は温度が低い食材にも均等に熱がいきわたる特性があるため、温度帯が異なる食材を一緒に並べても、美味しく食材を仕上げることができます。
ヘルシオグリエの過熱水蒸気は「あたため」と「トースター」の他にも、「焼く調理」にも対応しており、食材の中心まで素早く加熱し、外側をカリっと仕上げてくれるため、魚やお肉の調理などにもおすすめです。
過熱水蒸気は同時調理にも対応しているため、朝食の食パンに使う付け合せなども一緒に調理できるため、朝の忙しい時間帯にも助かるでしょう。
ヘルシオのおすすめトースター
ヘルシオグリエ AX-GR1で料理のレパートリーも豊富になる
ヘルシオグリエ AX-GR1は、たっぷりの過熱水蒸気により、中はもっちりとし、外はこんがりとしたトーストにすることが出来ます。
熱量が高い過熱水蒸気により、食パンに水分を与えながら表面を素早く焼き上げてくれます。
常温でも冷凍でも、中はもっちりとさせ、外はこんがりとしたトーストにする事が可能です。
時間が経ってしんなりとなってしまったクロワッサンも、焼きたてのような仕上がりにすることが出来ます。
シャープ ヘルシオ AX-HR2-Rは広々とした庫内が特徴
シャープ ヘルシオ AX-HR2-Rは、ヘルシオ グリエの過熱水蒸気とレンジ機能が一台で使えるため、トースターと電子レンジを二台で使い分けせず、キッチンのスペースを取らずに設置することが出来ます。
コンビニ弁当や、大きめのマグカップが入る広々とした庫内により、普段使いにもおすすめです。
ヘルシオならではの大量の過熱水蒸気を使って、食材の中心まで加熱しながら、表面をすばやく焼き上げることが出来ます。
外はサクサクしており、中はふんわりして、まるで焼きたてのようなおいしさが出せます。
デパ地下やスーパーで買った天ぷらなどのお惣菜も、たっぷりの過熱水蒸気をによりサクサク食感にすることが可能です。
余分な油を落とす脱油効果もあるため、揚げ物もヘルシーにすることが出来ます。
シャープ ヘルシオ グリエ AX-H2-Rは複数調理可能
シャープ ヘルシオ グリエ AX-H2-Rは、 モーニングセットなど、複数の調理を同時にできるのが魅力です。
お惣菜が作りたてのようなおいしさになり、ヘルシーかつノンフライ調理により、カロリーを下げることが出来ます
扉の内側にもガラスを装着しているため、パンくずや水滴は、軽く拭くだけで庫内のお手入れも楽に行うことが出来ます。
シリコンコーティングトレイにより、汚れがこびりつきにくい事も特徴でしょう。
冷凍食品であっても、過熱水蒸気により、おいしく加熱する事が出来ます。
ヘルシオのおすすめウォーターオーブン
ヘルシオ AX-XJ600Rは火加減も加熱時間もおまかせ
ヘルシオ AX-XJ600Rは、火加減も加熱時間もおまかせで調理できる事が特徴です。
家にある食材を組み合わせて、角皿の上におくだけで、どの食材もちょうどよく焼き上げることが出来ます。
2段熱風コンベクションにより、熱風が庫内全体に効率よく循環するため、大きめの食材も焼きムラを抑えて焼き上げることが可能です。
2段で調理できるため、お菓子やパンもたっぷり作ることができ、おかずも3品同時に調理することができます。
トリプルセンサーも特徴です。赤外線センサー・絶対湿度センサー・温度センサーの3つのセンサーを生かし、上手にあたためてくれます。
ヘルシオ AX-XW600-Rは自動で調理が便利
ヘルシオ AX-XW600-Rは、食材の量が多くても少量でも、冷凍・冷蔵・常温が一緒であっても、角皿に並べた後は調理方法を選べば自動で調理してくれます。
まかせて調理では、「赤外線ムーブセンサー」と「温度センサー」のセンサーを組み合わせることで、ムラを抑えつつ焼き上げることができます。
食材とやりたいことを話しかけると、色々な調理方法の中から、ヘルシオがおすすめの調理方法を教えてくれる「COCORO KITCHEN」も特徴です。
調理モードがわからない時や、操作に迷った時、献立選びに悩んだ時などに、話かけることでヘルシオがガイドを行ってくれます。
スマホアプリ「COCORO KITCHEN」を使う事で、どこでもメニューの閲覧や、料理の検索が可能です。
選んだメニューをヘルシオに送信できるため、調理時に必要な加熱の設定も簡単に行うことが出来ます。
ヘルシオ AX-CA600は一度に「焼き」「蒸し」などの調理を行える
AX-CA600は、火加減や加熱時間が違う食材であっても、一度に「焼き」「蒸し」などの調理を行うことが出来ます。
肉や魚などの火加減や加熱時間が違う食材の場合でも、好みの食材を角皿に並べるだけで、ヘルシオが一度に複数の食材を調理してくれます。
庫内の温度もチェックしてくれるため、オーブン加熱の後などでも、庫内の温度を自動で判断し、連続で調理や加熱が可能です。
奥行き40cmであるため、スペースが限られた場所に設置できるのも魅力でしょう。
お手入れの際は、「庫内クリーン」を使う事により、蒸気のチカラで庫内の汚れを浮かせて、サッと拭き取ることが出来ます。
ヘルシオ AX-XW500-Rはクラウドサービスが便利
ヘルシオ AX-XW500-Rは、シャープ独自のAIoTクラウドサービスである「COCORO KITCHEN」が特徴です。
話しかけた言葉を理解するため、状況に合った操作画面を呼び出してくれたり、家族の好みを分析・学習し、クラウド上のメニューから、おすすめのメニューを提案してくれたりします。
スマートスピーカーにも対応しているため、リビングやダイニングからでも、ヘルシオに献立相談をする事ができます。
赤外線センサー、絶対湿度センサー、温度センサーによる特性を生かし、上手にあたためてくれます。
ヘルシオ トースターについてのまとめ
- オーブントースターとオーブンレンジは加熱方式が異なり、それによって対応料理や料理・加熱時間が異なります。
- ヘルシオグリエは、過熱水蒸気と呼ばれる加熱方式を採用しているため、常温・冷凍に限らず食材を美味しく仕上げ、また同時調理が可能など、性能も優れています。
- トースターを選ぶ際は、パンが何枚焼けるかなどの庫内容量や、用途に合わせたW数など、選ぶポイントをしっかりと踏まえて、商品を購入することが大事です。