加筆修正箇所
・ランタンスタンドの選び方に下記の項目を追記いたしました。
ランタンスタンドの選び方:長さ調節できる物や方法で選ぶ
・ランタンスタンドのおすすめ5選を2020年4月1日の情報に更新いたしました。
この記事では、そもそもランタンスタンドってなに?という方向けへの解説から、実際のランタンスタンドの選び方や、おすすめ商品の紹介もします。
最近ではソロキャンプがちょっとしたブームであるなど、老若男女問わずアウトドアを楽しむ方が増えてきています。
そんなアウトドアでの光源として欠かせないのがランタンです。
ランタンの灯りは夜間のキャンプを優しい暖かな光で包んでくれ、単なる光源としてだけではなく、独特の雰囲気も醸し出してくれます。
そんなランタンを使用する際に便利なのが、本記事で紹介する「ランタンスタンド(ランタンポール)」です。
目次
ランタンスタンドとはなにか
ランタンスタンドはその名の通り、ランタンを固定・吊るすための縦長の棒状の台のことです。
ランタンスタンドは伸縮可能なものが多いため、キャンプのレイアウトや環境に合った高さに調整して、地面に固定して設置します。
固定したランタンスタンドの上部にはランタンを吊るす場所があるので、そこにランタンを吊るして灯りをともす、というのが通常の使い方になります。
夜間のキャンプでの光源は必須ですが、ランタンスタンド無しでランタンを使用する場合、テーブルや椅子などに直接置く必要があります。
このため、広い範囲を照らすことができずに手元に影が出来てしまったり、狭いスペースに置いて子供が倒してしまったりと、意外と不便な点も目立つものです。
そんな時は、ランタンスタンドと組み合わせてランタンを吊るすことによって、上から広い範囲を照らすことができるので、手元に影ができにくく調理などの作業がし易くなります。
また、暖かいシーズンには離れた場所に明るいランタンを設置することで、虫除けにするといった使い方もできます。
ランタンスタンドは、おもに一本足のタイプと三本足のタイプがあり、それぞれ特徴が違います。
一本足のスタンドは省スペース
一本足のスタンドは、地面に突き刺して固定するタイプで、三本足と比べて場所を取らないので省スペースでも設定可能です。
また、子連れでキャンプに行く場合、ランタンスタンドに子供が足を引っかけて大惨事になってしまうといった事態も起こりにくいなど、安全性が高い事も特徴です。
一本足のスタンドは、地面が適した固さであれば多少の傾斜であっても設置ができることもメリットの1つですが、コンクリートの床や木造のウッドデッキなど、床に刺せないシーンでの使用はできません。
三本足のスタンドは安定感が強い
三本足のスタンドは、カメラの三脚などと同様な立て方で、三本の足を外側に広げて立てます。
三本の足で固定しているので、一本足よりも風に強いなど安定感が高いのがメリットですが、その反面、傾斜や凸凹がない平らな地面でなければ設置はできません。
ランタンスタンドの自作は知識があれば可能
便利なランタンスタンドですが、機能自体はシンプルなので自作する人もいます。
日曜大工やDIYを行った経験や知識があれば、ホームセンターで手に入るボルトや木材などの材料のみで自作可能です。
興味のある方は、自分だけのオリジナルランタンスタンドを自作するのもよいでしょう。
ランタンスタンドの選び方
ランタンスタンドの選び方:素材で選ぶ
ランタンスタンドには、おもにステンレス製とアルミ製の2種類があります。
屋外で使うものであるため、どちらも錆びに強いといった長所があります。
ステンレス製は丈夫ですが、アルミ製より重く、アルミ製は軽量な分ステンレスより強度が低い。といった特徴があります。
車でのファミリーキャンプなどには丈夫なステンレス製、バイクでのソロキャンプなどには軽量なアルミ製の製品がおすすめです。
ランタンスタンドの選び方:携帯性で選ぶ
ランタンスタンドは、キャンプ用品の中でも比較的大きなものなので、携帯性が重要です。
ほとんどのランタンスタンドは折りたたんだり、分解して持ち運ぶことができるため、必ず収納時のサイズを確認し、出来るだけコンパクトに持ち運べる製品を選ぶとよいでしょう。
ランタンスタンドの選び方:長さ調節できる物や方法で選ぶ
ランタンスタンドには、自分が快適に使える長さに調節幅で設定できる商品もあります。
長さが調節できれば、その場の環境に合わせて臨機応変に対応できるでしょう。
例えば、夜使用する場合は高い位置に設定することで真上から全体をランタンで照らすことができます。
また、日中の場合は日の傾きなどで照らしたい場所が変わることもありますが、長さ調節できるものであればこまめに調節可能です。
調節方法はネジ式やポールを継ぎ足したり、減らすことで調節するものなど様々な種類があるため、自分が使いやすい方法を選びましょう。
ランタンスタンドの選び方:メーカーで選ぶ
コールマン
アウトドア製品を多く扱っているアメリカの有名メーカーで、とにかく品揃えが豊富です。
安い製品でも品質が良いと日本でも評判で、コストパフォーマンスが高い製品を多く生み出しているメーカーです。
スノーピーク
新潟に本社を構える国内メーカーで、ハイスペックな製品を数多く取り扱っています。
価格は他社製品と比べると若干高いのが目立ちますが、その分品質は申し分なく、アフターサービスも手厚いので初心者にも安心のメーカーです。
地面に突き刺すタイプの一本足のランタンスタンドのパイオニアであり、「パイルドライバー」というランタンスタンドが非常に有名です。
ユニフレーム
こちらも日本国内のメーカーで、金物職人が多く「ものづくり」で有名な新潟県燕市のメーカーです。
ハイクオリティで和のテイストを取り入れた製品が多く、おもに国内で人気を博しています。
ランタンスタンドのおすすめ5選
Hilander テーブル用ランタンスタンド
Hilander テーブル用ランタンスタンドは、テーブルはもちろんのこと、ラックにも取り付けられるランタンスタンドです。
テーブルを金具で挟んで使用するため、基本的にはどんなテーブルにも対応可能です。
また、アルミ製で260gと軽量でサイズもコンパクトなため、持ち運びも楽でしょう。
長さを調節することはできないため、長さを調節せずそのまま使用したい方におすすめです。
HIBARI ハンマーランタンスタンド
HIBARI ハンマーランタンスタンドは、ハンマーを使わず地面に固定できる一本足のランタンスタンドです。
スタンドの先端に銅で出来た石突きが付いており、地面にスタンドを打ち込むだけで安定感のある設置を行えます。
また、最短114cmから最長123cmまで長さを調節できるため、ランタンを設置したい高さを変えたい場合も簡単に変更できます。
一年保証も付いているため、頻繁に利用する方にもおすすめです。
Sarada ランタンスタンド
Sarada ランタンスタンドは、ダブルフックなため左右にそれぞれランタンをかけられる3本足タイプの商品です。
ペグが付属しているため、より安定した設置をすることが可能となっています。
また、長さを2m8cmまで伸ばすことができるため、広範囲を照らすことができます。
約1kgと比較的軽く、収納袋に収納しておけるため、収納面でも邪魔にならないでしょう。
YOGOTO ランタンスタンド
YOGOTO ランタンスタンドは、4段階に長さを調節できるランタンスタンドです。
先端がつま先立ちのようになっているアウトドア用のスタンドが付いているため、凸凹の地面でも安定して使用できます。
スタンドパイプを緩めることで簡単に長さ調節できるため、力も必要ありません。
76~230cmと幅広い高さに対応しており、様々な場面で使用できるでしょう。
ロゴス(LOGOS) アイアンランタンポール
ロゴス(LOGOS) アイアンランタンポールは、付属のラックを取り付けるだけでスマホなどの小物も置いておける商品です。
地面に打ち込むだけで設置でき、柔らかい地面などでは踏み込むだけで簡単に設置ができます。
ポールを継ぎ足すだけで、60・120・180cmと三段階の長さに調節可能です。
1本足なため、設置する際にも幅を取らずに済みます。
ランタンスタンドについてのまとめ
- ランタンスタンドとは、文字通りランタンを吊るすためのスタンドで、夜間のキャンプなどで広い範囲を照らすために使います。
- 広範囲を照らせることだけではなく、ランタンを倒してしまうリスクを軽減したり、虫除けになるなどといったメリットもあります。
- ランタンスタンドには大きく分けて一本足と三本足があり、省スペースで傾斜でも設置できる手軽なスタンドが一本足で、スペースは取るが安定感があるのが三本足ですので、素材や携帯性と合わせ、用途に合った製品を選ぶことが重要です。