こちらの記事は2019年5月30日の記事を2020年4月1日に加筆修正いたしました。

加筆修正箇所
・おすすめのエレキギターを2020年4月1日の情報に更新いたしました。

この記事では、エレキギターの説明と様々なタイプのエレキギターの特徴、実際のエレキギター選びのポイントや、おすすめ商品を解説します。

この記事を読むことで、初めてエレキギターを購入する方でも、ご自身にあった製品の購入を検討することができます。

エレキギターとはそもそもなにか?

エレキギターとは、アンプを繋いで演奏することで、音量を増幅や、音色を変化させることができるギターの総称です。

エレキギターの正式名称は、Electric Guitar(エレクトリックギター)で、直訳すると「電気のギター」です。

名前の通り、アンプを繋げてギターの音を電気信号に変換することで、自在に音色や音質を変化させることができるため、ロック・ポップス・メタル・ジャズ・パンクなど、あらゆるジャンルの音楽に適しています。

エレキギターに対して、単体でも十分な音量で演奏ができるギターを「アコースティックギター(アコギ)」と呼びます。

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エレキギターの主な種類

エレキギターの歴史は古く、現代では様々な種類のエレキギターが販売されています。ここでは、それぞれの種類と、代表的な製品を解説します。

エレキギターの主な種類①:テレキャスター

テレキャスターは、シンプルな構造が生み出すクリアで鮮明なサウンドが特徴の、王道のエレキギターです。

フェンダー社によって始めて大量生産されたエレキギターで、歴史は最も古く、エレキギターの元祖と言われています。

ごまかしのきかない素直で繊細なサウンドを生み出すテレキャスターは、昔から多くのギタリストに愛されています。

エレキギターの主な種類②:ストラトキャスター

ストラトキャスターは、3つのピックアップにより、バリエーション豊富なサウンドを生み出すことができるのが特徴です。

こちらもフェンダー社が本家であり、他社の類似製品は、ストラトタイプと呼ばれています。

ストラトキャスターは、自分好みの幅広い音を作り出すことができるため、万能型のエレキギターと呼ばれています。

エレキギター初心者の方に特におすすめです。

エレキギターの主な種類③:レスポール

レスポールは、その太いネックと重めの重量から、パワフルで太い安定感のあるサウンドを生み出せるのが特徴です。

エレキギター界では、フェンダー社と対をなす「ギブソン社」のモデルで、音がパワフルで特に低域や中域に強く、パンクやメタル系など歪ませるタイプのサウンドに向いています。

エレキギターの主な種類④:SG

SGとは、ソリッド・ギターの意味で、音にハリがあり、軽快で高音の抜けのよいサウンドが特徴です。

同じギブソン社の、重厚なサウンドが特徴なレスポールに対して、音の厚みは抑え、重すぎない軽やかなサウンドを目指して作られているため、ロックとの相性は抜群です。

エレキギターの主な種類⑤:ムスタング

フェンダー社の「ムスタング」は、短めのネックで、歯切れの良い爽やかなサウンドが特徴です。

小型で軽量ながら、ムスタングの語源である、「じゃじゃ馬」の名前の通り、激しい演奏にも向いています。

エレキギターの選び方

エレキギターの選び方①:デザインで選ぶ

エレキギター選びでは、ご自身のお好みをデザインを重要視するのもポイントです。

エレキギターは、その音を出す仕組みから、アコースティックギターなど他のギターと比べて形の制限が少なく、各メーカーから多様なデザインのエレキギターが販売されています。

デザインが気に入れば愛着が沸き、練習のモチベーションも上がるため、ギター選びにおいて、ご自身の気に入ったデザイン選ぶ事は非常に重要なことです。

エレキギターの選び方②:価格や予算で選ぶ

エレキギターの価格は、2万円前後のエントリーモデルから、10万円以上する本家モデルまで幅広くあるため、価格や予算でえらぶのも大切です。

ギターをこれから始めようと思っている方が、フェンダー社やギブソン社の10万円以上する本家モデルを選ぶ事は、あまり現実的ではありません。

2万前後のコピーモデルのギターも数多くあるため、初心者の方には、エントリークラスのエレキギターがおすすめです。

エレキギターの選び方③:使用する音楽ジャンルで選ぶ

エレキギターは、種類によって音質に違いがあるため、演奏する音楽ジャンルで選ぶ事も選択肢の1つです。

ロックを演奏することが多い場合は、テレキャスタータイプやSGタイプ、万能選手のストラトキャスタータイプを選んだり、パンクやメタル系など歪みある重低音を響かせたい場合は、レスポールタイプを選ぶなど、演奏する音楽ジャンルによって選ぶことも選択肢の1つです。

エレキギターの選び方④:ブランドで選ぶ

エレキギターを購入する際は、ブランドで選ぶのもポイントです。

エレキギターの2大メーカーである、「フェンダー社」と「ギブソン社」のエレキギターがやはりおすすめですが、本家モデルはどうしても高額になりがちです。

もう少し値段を抑えたい場合は、ギブソン直営のブランドである「エピフォン」製や、世界最大の総合楽器メーカーである「ヤハマ」製が、信頼・実績ともに高くおすすめです。

エレキギターを購入する際にはアンプなどの機材も必要

エレキギターは、アンプと繋いで使用することを前提に作られているため、単体での音はとても小さく、アンプの存在は必須です。

集合住宅に住んでいたり、家族と同居しているなど、音量が気になる方は、「ヘッドフォンアンプ」を購入するのがおすすめです。

他にもエレキギターのチューニングに必要な「チューナー」や、音色を自分好みに変えることができる「エフェクター」といった機材も、エレキギターを十分に楽しむためには必要です。

おすすめのエレキギター

YAMAHA PACIFICA012 ヤマハアンプセット

YAMAHA PACIFICA012 ヤマハアンプセットは、アンプやピックなどがセットになった初心者向けのエレキギターセットです。

PACIFICA 012は、エレキギター初心者におすすめの製品として世界中に流通しているストラトキャスタータイプのギターで、様々なジャンルの音楽に使えます。

値段が2万円台と非常に安価でありながら、弾きやすさ・音質の良さを実現しておりコストパフォーマンスも高いでしょう。

Epiphone Uptown Kat ES Sapphire Blue Metallic

Epiphone Uptown Kat ES Sapphire Blue Metallicは、ギブソン直営ブランドのエピフォンから販売されている商品です。

エレキギターの中では、比較的低価格でありながら、エレキギターの心臓ともいえるピックアップにミニハムパッカーを2基搭載しているなど、ハイスペックな仕様となっています。

ボディはポプラ材を使用しており、滑らかで美しいデザインです。

HISTORY CZ-SV/M/ShellPink

HISTORY CZ-SV/M/ShellPinkは、国産で品質がよいと人気の高い「CZ-SV/M」の限定カラー商品です。

アンプはもちろんのことエフェクターとの相性もよく、癖のない扱いやすい音を演奏できます。

また、透き通るような美しい高音域を出せる点も特徴で、様々な曲に対応する汎用性の高いモデルです。

Ibanez RG421HPAM ABL

Ibanez RG421HPAM ABLは、ストラトキャスターをより強化した「RG(スーパーストラト)」のハイパフォーマンスデルです。

ボディは木目を使用したようなエキゾチックな見た目で、オシャレな印象を受けるでしょう。

低音域から高音域まで、パワーのある音を生み出してくれます。

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SELDER STC-04 初心者入門ベーシックセット

SELDER STC-04 初心者入門ベーシックセットは、徹底的に黒にこだわったデザインが特徴のSTC-04とアンプなどの基本的な付属品がセットになった商品です。

スイッチを切り替えることで音色を変えられるセレクターを使用すれば、丸みのある甘い音からキレのあるシャープな音まで5種類の音を自由自在に奏でられます。

エレキギターの中でも軽量なモデルなため、エレキギターの重さに慣れていない初心者でも負担がかからないでしょう。

Gibson USA Les Paul Modern Sparkling Burgundy Top

Gibson USA Les Paul Modern Sparkling Burgundy Topは、ギブソンが今まで販売してきた従来のレスポールから指板やピックアップなどの機能を向上させたモデルです。

弦の交換がしやすく、チューニングも安定しているため、お手入れも楽に行えます。

ロックはもちろんのこと、その他の音楽にも使いやすい商品です。

Epiphone Inspired by Gibson SG Standard Alpine White

Epiphone Inspired by Gibson SG Standard Alpine Whiteは、伝統的な1960年代のギブソンモデルを意識した商品です。

ギターの頭の部分であるヘッドストックが、よりギブソンに近い仕様に改良され、音の面においても従来のモデルと比較して向上しています。

初めてギターを購入する方でも購入しやすい価格となっているため、ギブソンに近いモデルを安価で購入したい方におすすめです。

エレキギターについてのまとめ

  • アンプを繋ぐことで音を電気信号に変換し、音量や音色を自分好みに自在にアレンジすることができるギターを、エレキギターといいます。
  • エレキギターは、フェンダー社やギブソン社の本家モデルを中心に、ヤマハやエピフォン製のコピーモデルもあり、リーズナブルでも十分な品質をもった初心者向けエレキギターが多数販売しています。
  • 購入を検討する際は、好みデザインや予算にあわせて選ぶほか、パワフルな重低音ならレスポール、万能ならストラトキャスターなど、演奏する音楽ジャンルによってエレキギターの種類を選ぶことも、選択肢の1つです。
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