こちらの記事は2019年5月9日の記事を2020年3月19日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・ショートスコープの選び方に下記の項目を追記いたしました。
ショートスコープの選び方②:アイリリーフで選ぶ
・ショートスコープのおすすめ品を2020年3月19日の情報に更新いたしました。
この記事ではショートスコープについて解説します。
エアガンに装着して使用するスコープは、遠くを見たり、ターゲットを狙う際の照準を合わせるために使うパーツのひとつです。
狩猟などにも使用されたり、遠距離をターゲットにするスナイパーが主に使う高倍率のスコープと、倍率が低めのショートスコープがあります。
ここでは、サバゲ―などに使用されることが多いショートスコープについての役割や選び方、おすすめの商品などを解説します。
目次
ショートスコープとはそもそも何か?
まず、ノウハウ・初心者向けの情報をご紹介いたします。商品の紹介を先に知りたい方はこちらをクリックしてください。
サバゲ―などに使用されるエアガンに装着する照準器のことです。
倍率が高ければ高いほど遠くのものを見ることができます。またサイズや重さ、レンズの仕様など種類も様々あり、価格も数千円のリーズナブルなものから、数十万円する本格的なものまであります。
ショートスコープを使用する場面
遠くのターゲットを狙う時に役立つ
遠距離から狙いを定められ、ターゲットに気付かれにくくなります。
また、肉眼では見えにくい距離でもスコープで確認できるため、相手に近づく必要もありません。
遠くの様子を把握する場合に使用する
望遠鏡の機能を持ち、相手の動きを偵察するために使用することも可能です。
他の仲間と情報を共有することで、協力してプレイする際にも役立ちます。
エアガンの見た目を本格的にしたいとき
エアガンにスコープをカスタムすると、本格的な見た目になります。
他にもいろいろな外装パーツや内装パーツ、塗装などを施した個性的なエアガンも魅力的です。
ショートスコープの選び方
基本的な選び方のポイントは倍率、重量、大きさです。またレンズの仕様や防水、防塵性などもサバイバルスタイルに合わせて選びましょう。
ショートスコープの選び方①:倍率を確認する
サバゲ―に使用するなら1~4倍程度がおすすめです。
サバゲ―では最長でも射程距離は50mほどですので、高倍率は必要ありません。
また、倍率が高すぎるとかえって視野が狭くなります。至近距離でもスコープを使用したい場合は1倍や2倍なども使いやすい倍率です。
スコープの倍率は固定倍率と、使う目的や距離によって変更できる可変倍率があります。
固定倍率は単純な構造なので故障が少なくなりますが、用途によって使い分けることが必要です。
可変倍率は近くの距離から遠くまで使用できるため、様々なサバイバルスタイルに対応できます。ショートスコープで可変倍率のものなら1倍から選べるものが使いやすいでしょう。
ショートスコープの選び方②:アイリリーフで選ぶ
アイリリーフとは、スコープを覗いた時にハッキリと対象物を見ることができる、スコープの接眼レンズと目の距離です。
持っているエアガンや体格の都合で、アイリリーフが短くなってしまうと対象物がぼやけてしまうため、必ず購入する前に確認するのがおすすめです。
また、アイリリーフを前後に限らず左右にまで広げたものをアイボックスといいます。
アイボックスも同時に気にすることでよりよいスコープを選べるでしょう。
ショートスコープの選び方③:重量などを考慮する
ショートスコープはなるべく軽いものを選びます。
固定倍率のスコープは比較的軽量でサイズも小さめです。可変倍率は固定倍率よりも重いものが多くなります。
スコープは400~500g前後が多く、スコープ自体の重量はそれほど気になりませんが、エアガンは4㎏以上のものもありますのでスコープが重いと使用感も変わってきます。
エアガンを持ってフィールドを移動することを考えると、体力的にも無理のない総重量になるように選びましょう。
ショートスコープの選び方④:エアガンの大きさに合ったものを選ぶ
ショートスコープの大きさは200~350㎜のものがおすすめです。
エアガンの全長に比べて長すぎたり短すぎたりするとバランスが悪くなったり、位置調整ができないこともあるため注意が必要です。
サバゲ―ではショートスコープはほとんど装飾物に近い
「まわりと違うエアガンを持ちたい」「カッコよくカスタムしたい」という人も多く、サバゲ―をする上で楽しみの一つにもなっています。
長い距離で確実に狙撃したい場合、ショートスコープはおすすめです。
しかし、フィールドを動くアタッカーがショートスコープを使用するとかえって狙いにくくなりますので、使う機会は少ないでしょう。
ショートスコープのおすすめ品
VORTEX Strike Eagle VOR-SE-1824-1
VORTEX Strike Eagle VOR-SE-1824-1は、約467gと軽量で耐久性にも優れた商品です。
スピード感の必要な場面でも快適に使用でき、1倍~8倍と近距離から中距離まで様々な距離に対応可能となっています。
反射や傷を防止してくれるマルチコートがされているレンズを使用しているため、対象物を鮮明にはっきりと捉えることができます。
雨の水滴程度には耐えられる防水力もあり、小雨程度なら使用できるでしょう。
Bushnell AR OPTICS ライフルスコープ
Bushnell AR OPTICS ライフルスコープは、1~4倍でサバゲ―に使いやすい可変倍率のスコープです。
パワーチェンジレバーがついており、倍率変更が状況に応じて素早くスムーズにできます。
紛失しにくい一体型のレンズキャップ付き。100%防水、防曇が施されています。マットブラックのカラーとシンプルな仕様でとてもオシャレです。
Bushnellはスポーツ光学機器メーカーで、製品は本格的な性能ですがコストパフォーマンスに優れておりリーズナブルとなっています。
SIGHTRON TR-X 1.25-4.5X24IR CQB R503
SIGHTRON TR-X 1.25-4.5X24IR CQB R503は、ボディの部分が30mmとコンパクトで持ち運びも簡単な商品です。
トイガン向けに開発・設計された商品ですが、実際の銃によるシューティングテストをクリアしているため、本格的な使い心地を実現しています。
倍率が1.25倍と従来の製品よりも低い倍率から使用でき、光を使用して対象物を捉える「ダットサイト」に近い感覚で使えます。
4倍まで倍率を上げられるため、遠くの対象物を狙う場合でも問題なく使用できるでしょう。
また、防水設計がされており、湿気の多い場所や雨の日でも使えます。
VISION KING 1-8x24DL CQBスコープ Gen1
VISION KING 1-8x24DL CQBスコープ Gen1は、マルチコート仕上げがされたレンズを使用しており、解像度が高い状態で対象物を捉えることができるショートスコープです。
倍率は、1倍~8倍に対応しており、低倍率時にはアイリリーフが長く、広いアイボックスをキープできます。
視界が広く感じるように設計されているため、覗いた際に対象物が見切れる心配もないでしょう。
また、防曇性が優れており、湿気の多い場所でも曇りに困ることなく快適に使用でき、小雨程度の環境でも問題なく使えるでしょう。
Pinty(ピンティー) ショートスコープ 3-9X40
Pinty(ピンティー) ショートスコープ 3-9X40は、輝度をグリーンとレッド、それぞれ5段階ずつ切り替えることが可能なため、昼でも夜でも快適に使えます。
レンズにグリーンレンズを使用しており、光透過率が95%以上と高いため明るく鮮やかな色で対象物を覗くことができます。
倍率は3~9倍で可変レンズを採用しているため、離れた距離からの襲撃をカバーしてくれるでしょう。
非常に優れた機能を持っていながらも、コンパクトで持ち運びがしやすく、対応しているエアガンも多いです。
ショートスコープのおすすめについてのまとめ
- サバゲ―などに使用されるエアガンに装着する低倍率の照準器のことを、ショートスコープといいます。
- 肉眼では見えにくい離れた場所にいるターゲットを狙うときや、遠くを偵察する際に役立つパーツです。
- サバゲ―なら倍率は1~4倍が使いやすく、スタイルに合わせて変更できる可変倍率がおすすめです。フィールドを移動しやすい大きさや重量も考慮して選びましょう。
- スコープなどをカスタムすることで個性的なオリジナルエアガンに仕上がります。カッコよくカスタムしたいという理由から見た目を重視してスコープを付ける人もいます。