こちらの記事は2018年5月16日の記事を2020年3月23日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・ソフトバンクのシンプルスタイルの項目を追記いたしました。
ここでは、プリペイドスマホとはなにかについて紹介します。
一般的にスマホの料金は、通信会社と契約した条件で毎月支払います。
しかし、月々の支払いではなく、プリペイド形式でスマホを上手に利用している人も少なくありません。
この記事を読むことで、プリペイドスマホが自分に合っているかの検討が出来ます。
目次
そもそもプリペイドスマホとはなにか?
Suicaなどの、電車やバスで使われているのプリペイドカードの「プリペイド」とは「前払い」という意味を持ちます。
プリペイドカードに一定金額をチャージすることで、その金額分だけ使うことができるのが特徴です。
プリペイドスマホはプリペイドカード同じく、毎月の料金は発生せず、使った分だけ支払う形式である事が特徴です。
auの「auプリペイド」契約は、音声データ通話のみがプリペイドの対象で、ドコモにはゲーム機専用のプリペイド契約プランがありますが、プリペイド専用の携帯電話やスマホの販売はしていません。
プリペイド形式でスマホを使えたのは、ソフトバンクの「シンプルスタイル」のみです。
シンプルスタイルとは?
(※ソフトバンク シンプルスタイルは、2019年11月12日に新規受付を終了しています。)
「シンプルスタイル」とは、ソフトバンクが提供していたプリペイド式携帯サービスです。
携帯の本体代金とチャージしたい金額を支払う事で、以降の使用料はチャージ分から引かれていき、チャージが0になると使用できなくなるというシンプルさが特徴です。
契約から1年以内で解約すると違約金がかかる点や、1年間の間チャージがされないと自動で解約になる点に注意が必要でしょう。
参考
SoftBank スマートフォン・携帯電話製品情報 シンプルスタイル
プリペイドスマホのメリットとデメリット
プリペイドスマホのメリット
スマホでプリペイドを利用するもっとも大きなメリットは、使い過ぎの心配がないことです。
スマホや携帯電話を使っていると、気づかない内に支払いが増えてしまい、翌月の請求書に驚く事があるでしょう。
お子様の携帯料金に頭を痛める保護者も少なくありません。
プリペイドスマホの場合、事前に購入した金額分しか使用できないため、使い過ぎる心配がありません。
チャージ分を使いきってしまっても、着信専用であれば使用できるのも魅力でしょう。
プリペイドスマホのデメリット
プリペイドスマホのデメリットには、通常のスマホ料金よりも通話利用の料金が高めであることがあげられます。
普通のスマホの感覚で使っていると、予想以上の速さで残金が少なくなってしまう事に注意が必要です。
更新手続きが必要な事や、チャージを定期的に行う必要があるなどの手間もデメリットです。
チャージした金額が残っていても、有効期限を過ぎると電話番号が無効になり使えなくなってしまいます。
チャージが一年以上されないと自動で契約が終わってしまう事にも注意が必要です。
関連記事
スマホの料金が高い場合の原因と料金を節約するための方法
スマホをwifiのみで使う場合の設定方法 注意点を解説
スマホのwifiが繋がらないときの原因と解決方法について解説
スマホをルーター代わりにする3つの方法とデメリットの解説
bluetoothってなに?Wi-Fiとの違い 接続方法の仕方とは
無線lanってなに?より快適に使う方法とおすすめの無線lan子機
無線ルーターってなに?おススメの選び方とおすすめの品を解説
ソフトバンク シンプルスタイルの機種
(※ソフトバンク シンプルスタイルは、2019年11月12日に新規受付を終了しています。)
シンプルスタイルで申し込みができたスマホの機種は、新機種の「Libero2」と「BladeQ+」の2種類です。
Libero2はインターネットからでも購入できますが、BladeQ+はソフトバンクショップのみの扱いです。
Libero2は、サイズがBladeQ+よりひとまわり大きく解像度もアップしています。
Libero2は、全体的なスペックで比べても高いのが特徴です。
シンプルスタイルの料金プラン
(※ソフトバンク シンプルスタイルは、2019年11月12日に新規受付を終了しています。)
Libero2とBladeQ+の販売価格は共に22,140円で、10,000円分の無料チャージがついています。
シンプルスタイルでは、利用期間に合わせて以下の3つのパケット定額料金が決められています。
・200MBプラン 定額料金 972円 利用有効期間 2日
・700MBプラン 定額料金 2,916円 利用有効期間 7日
・3GBプラン 定額料金 5,378円 利用有効期間 30日
注意点として、上記のプランはどれも4Gスマートフォンでの契約であり、通話料金は、全国一律6秒につき8.58円かかることがあげられます。
例として、200MBプランに加入して残金が4,000円の場合、パケット定額料金が972円であるため、残金3,028円で約35分間通話が可能です。
新規契約の場合は、契約手数料3,000円が必要な事にも注意が必要です。契約手数料はチャージ金額から自動的に差し引かれます。
関連記事
パケットってなに?料金の目安や大手3キャリアのプランを解説
携帯料金確認ってどうやるの?各キャリアの確認の仕方を解説
携帯料金の平均額って?携帯料金の構成とau・ソフトバンクの平均額
プリペイドスマホでLINEは使えるか?
現代では、メールよりもLINEを使う人が少なくありません。
プリペイドスマホでは普通のスマホと同じようにアプリを使えるため、ダウンロードすればLINEも使用可能です。
しかし、プリペイドスマホはCPUの性能があまり高くないため、LINEゲームなどの負荷のかかるサービスでの使用にはおすすめできません。
あくまでも通信手段としての使用として考えた方がよいでしょう。
プリペイドスマホの利用についてのまとめ
- プリペイドスマホは、一般的なスマホと比較すると料金は高めですが、使い過ぎの心配がないことが大きなメリットです。Wi-Fiに接続すればインターネットも使えるため、アプリをダウンロードすればLINEにも使用する事が出来ます。
- デメリットは、通話利用の料金が高めであることと、有効期限があることです。
- ソフトバンクの「シンプルスタイル」は、パケット定額サービスの利用有効2日の「200MBプラン」、利湯有効期間7日「700MBプラン」、利用有効期間30日の「3GBプラン」の中から選ぶことが出来ます。(※ソフトバンク シンプルスタイルは、2019年11月12日に新規受付を終了しています。)
- プリペイドスマホは、メリットとデメリットを理解して、使用目的を明確にすることが大切です。
- プリペイドスマホは、お子様が使う際など、余計な料金の支払いがないのが魅力です。お年寄りの緊急連絡用に使うこともできるでしょう。