加筆修正箇所
・電気毛布のおすすめを2020年5月7日の情報に更新いたしました。
この記事では、電気毛布と魅力やメリット、注意点から選び方、おすすめの電気毛布を解説します。
電気毛布は就寝する際に布団の中を温めるため利用されるものです。寝る前に電気毛布のスイッチを入れ、電気毛布の熱により布団の中を温めて快適に寝ることができます。
毛布では暑いと感じ、汗で蒸れてしまうことを何とかしたいという方は、この記事を読むことで電気毛布購入の検討が出来ます。
目次
電気毛布の魅力
電気代が安い
ホットカーペットと電気代を比較した場合、大きさや使用する時間などによって多少差は出ますが、電気毛布の方が25倍程度安いです。
電気毛布の電気代は、1日あたり約1.2円程度です。ひと月当たりの計算にすると約36.3円になります。
同じような役割を持つホットカーペットは1日10時間使用した場合、電力会社の違いはありますが約27円ほどであるため、電気毛布は特に安く済ますことが出来ます。
冷え性の人でも安眠しやすい
冷え性の人にとって、寒い冬を乗り越えるのは非常に過酷なことであり、ブランケットを使用する、靴下を何枚も重ねるといった対策をしている人がすくなくありません。
冷え性の方はベッドや布団の中に入ってもなかなか温まっておらず寝つきが悪いです。電気毛布の場合、寝る前から布団を温めてくれているので、寝つきが早くなります。
電気毛布には敷くタイプもある
電気毛布には毛布と同様に掛け毛布や敷き毛布といったタイプが存在し、さらに掛け毛布敷き毛布両方の機能を備えた毛布まであります。
掛けるタイプの電気毛布は、主に体の上に掛けて使用することを想定しています。電気毛布に使用されている素材は体の負担にならないように軽くてふわふわしており、直接肌に触れてもいいように心地よい素材を使用されています。
ブランケットとよりもサイズが一回り大きいため、ひざ掛けやソファなどでくつろぐときに使用したい方に掛けるタイプの電気毛布はおすすめです。
敷くタイプの電気毛布は体を下から温めてくれるため、腰や肩を温めて寝たいという方には敷くタイプの電気毛布は非常におすすめです。
掛け敷き両用の電気毛布は掛けるタイプ、敷くタイプ両方の長所を考慮して作られています。
初めて電気毛布を買うので自分に合っているどうかがわからない、寝るときはベッドに持っていき敷いて使用し、日中はひざ掛けに使いたいという方には掛け敷き両用の電気毛布がおすすめです。
電気毛布を使用する際の注意点
タイマー機能を使う
電気毛布を使用するときは、正しく使うことを意識するとより良い睡眠をとることが可能です。
正しい使用方法は就寝前の30分~1時間前に電気毛布のスイッチを入れ、体を温めることによって血行を促進させます。寝る直前に必ずスイッチを切ることが大切です。
体は温まった状態で寝るほうが温め続けるより安眠に繋がります。スイッチをつけっぱなしで寝ることが無いようにする必要があります。スイッチを切ることによって寒さを感じてしまう場合は、湯たんぽとセットで眠るのがおすすめです。
つけっぱなしで寝てはいけない
電気毛布は正しい使用方法を行わないと、体調不良や脱水症状を起こす危険があります。
特に、一晩中電気毛布を使用することは体温調節ができず、体温を高い状態で維持させてしまうことで睡眠中に疲れず、免疫力が下がるといった弊害がでます。
最悪のケース、脱水症状が原因となって脳梗塞を併発する可能性もあります。スイッチの入れっぱなしだけは必ずやめる必要があります。
電磁波による体調不良も考えられます。電気毛布は当然、電化製品なので電磁波を発しており、一晩中使ってしまった場合、使用者は体を電磁波が出ているものに密着させてしまっている状態です。
近年では、メーカーが不断の努力により電磁波を抑えた電気毛布を商品化していますが、妊婦さんやペースメーカーを使用されている方は電気毛布の使用は控えたほうが無難でしょう。
電気毛布の選び方
洗濯が可能か
電気毛布を選ぶ上で重要な点は洗濯できるかどうかです。近年の電気毛布はほとんど洗濯が可能となっており、洗濯機で洗濯するのか手洗いで洗濯するのかの2択となっています。
いずれの場合においても必ず説明書を読んでから洗濯し、電気毛布についている洗濯表示の確認も大事です。
素材で選ぶ
肌触りの良い悪いで電気毛布を選ぶことも、好みを重要視するうえで必要なことです。
肌触りにこだわるのであればコットン素材を使った電気毛布をおすすめします。天然素材のため肌に触れてもやさしく、寝汗の吸収も良いでしょう。
対して、冷え性や人よりも寒がりな人にはポリエステル・アクリル素材が使用されている電気毛布がおすすめです。
機能性で選ぶ
電気毛布を選ぶ際は、機能性で選ぶのも大切です。
電気毛布には「ダニ退治モード」という機能があります。購入を検討する際にはダニ退治モードがあるか確認するとよいです。
メーカーによって呼び方は様々ですがスイッチを入れることで電気毛布が高温になり、ダニを退治する効果が期待できます。
ダニ退治モードを使用する際にも必ず使用方法をしないといけません。ダニを退治するのに必要な温度まで上がらず、完全にダニを死滅させることができないためです。
ダニ退治モードが搭載されていない電気毛布でも温度を最大に設定し、50℃を超えるのであれば、「ダニ退治モード」と同等の効果が得られると言われています。
購入予定のものをしっかり調べることで最高温度がどれくらいになるか確認することが重要です。自分好みの温度に設定できる温度調節機能が搭載されているかも購入する際には確認するとよいでしょう。
電気毛布によっては部屋の温度に合わせてあわせて電気毛布本体の温度を自動で制御できる「室温センサー」という機能を搭載した電気毛布もあり、快適に使用可能です。
サイズで選ぶ
電気毛布には様々なサイズのものがあります。
全身を暖めることができる大きなものから、ピンポイントで体の部位を暖めることができるコンパクトサイズのものなどがあるため、自分が使用したいサイズのものを選びましょう。
足元が冷えやすい方には足元まで暖められるものがおすすめです。
また、ひざ掛けタイプのものなら部屋を移動する際の持ち運びも楽なため、就寝時以外の様々な場面で使用しやすいでしょう。
電気毛布のおすすめ
コイズミ KDS-4091
コイズミ KDS-4091は、敷き毛布タイプの電気毛布で、130×80cmと比較的大きく体全体を暖めることができます。
抗菌防臭加工がされているため、毎日使用したい方でも清潔に安心して使用可能です。
洗濯ネットを使用すれば、そのまま丸洗いできるため、お手入れも簡単でしょう。
シンプルな設計で電気毛布を使い慣れていない方でも使用しやすい商品です。
広電 VWK802R
広電 VWK802Rは、部屋の温度に合わせて自動で温度調節をしてくれる室温センサーが搭載された電気毛布です。
1時間約1.35円で使用できるため、コスト面でも安心して使用できるでしょう。
ダニ退治も行ってくれるため、毎日使用しても清潔な状態を保てます。
ポリエステル100%ですが肌触りもよく、快適に眠れます。
日立 HLM-102SSRX
日立 HLM-102SSRXは、敷き布団専用で足側のヒーターが高密度になっているため、冷えやすい足元をしっかりと暖めてくれます。
抗菌防臭加工がされており、気になる匂いや菌も抑えてくれるでしょう。
室温に合わせて自動で温度調節を行ってくれる室温センサーも搭載されています。
山善 YKS-F30
山善 YKS-F30は、小林製薬が開発した持続性抗菌剤「KOBA-GUARD」を使用しており、匂いの原因菌を抑えてくれます。
フランネル素材を使用しているため、ふわふわの触り心地で快適に睡眠をとれるでしょう。
電気毛布についてのまとめ
- 電気毛布には掛けるタイプ、敷くタイプ、掛け敷き両用の3つのタイプが存在しており、用法に合わせて購入を検討するとよいでしょう。
- 電気毛布は寒い日を乗り越えるために使用できる機器です。しかし、使い方を間違ってしまうと体調不良を起こしてしまうため注意が必要です。しっかりと取り扱い説明書を読むことが重要です。
- 機能の差もあるので購入をする前にはしっかりとした調べを行い、思わぬ無駄な出費にならないことに注意が必要です。