こちらの記事は2019年5月28日の記事を2020年4月14日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・電動歯ブラシの選び方に、付属ブラシの種類で選ぶを追記いたしました。
・以下の項目を2020年4月14日の情報に加筆修正いたしました。
メーカーごとで選ぶ電動歯ブラシのおすすめ
安価な電動歯ブラシのおすすめ
この記事では、電動歯ブラシの特徴と選び方、メーカーごとにおすすめの電動歯ブラシや、おすすめの安価な電動歯ブラシを解説します。
電動歯ブラシは、振動により、手磨きでは手が届かない箇所も細かく磨けるのが便利な歯ブラシです。
しかし、電動歯ブラシの種類は多様であるため、自分にはどの品が合っているかわからないと思う人も少なくありません。
この記事を読むことで、自分に合った電動歯ブラシ購入の検討が出来ます。
手磨きと比べた電動歯ブラシの魅力
手磨きに比べて綺麗に磨ける
電動歯ブラシの最大の魅力は、手磨きに比べて綺麗に磨くことができる点です。
機械による振動が歯磨きを助け、普段ではなかなか取り除くことのできない歯垢を落とすことが出来ます。
効率的な磨き方が出来る
電動歯ブラシの魅力には、歯を効率的に磨けることもあげられます。
電動歯ブラシの多くは、振動が数分~数十秒ごとに止まることで、磨きすぎの注意や、場所を変えるタイミングを教えてくれます。
歯と歯ぐきの境目→歯の表面側→上歯の表側 →下の奥歯の裏側など、時間の区切りごとに磨く順番を決めておくことで、効率的に歯磨きを進めることが可能です。
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電動歯ブラシの選び方
充電式か乾電池式かで選ぶ
電動歯ブラシを選ぶ際は、充電式か乾電池式かで選ぶのがポイントです。
充電式とは名前の通り、あらかじめ電動歯ブラシを充電しておき、使いたいときに充電済みの電動歯ブラシを使用するタイプのことです。
充電式のメリットは、パワーがあり、手磨きと比べると格段に歯垢を取り除けることです。
乾電池式は、乾電池をバッテリーとして振動を起こすタイプです。
乾電池式タイプの電動歯ブラシのメリットは、値段が充電式の電動歯ブラシと比べて安いモデルが多い事や、持ち運びが楽に行える事です。
出張が多い人にとっては、専用の充電器を持ち運ぶ必要が無く、電池の予備を持っていればバッテリーの心配がない事も魅力でしょう。
デメリットは、充電式の電動歯ブラシほどのパワーがないモデルが多い事です。
購入の際は、それぞれの性能をよく確認して選ぶとよいでしょう。
ヘッドの大きさで選ぶ
電動歯ブラシを購入するときには、ヘッドの大きさにも注意が必要です。
メーカーや商品によってハンドル部分も少しずつ違っていたりするため、どういった形状がよいのかよく確認しておくとよいでしょう。
大きめなサイズのヘッドがあってる人もいますが、自分の口に対してヘッドが大きいと奥歯が磨きにくくなってしまうため、不安な場合は小さいヘッドを選んだほうが無難です。
ランニングコストで選ぶ
電動歯ブラシは、ランニングコストで選ぶのもポイントです。
電動歯ブラシの替えブラシの交換にはそれなりのコストがかかるため、検討している電動歯ブラシの替えは、どのくらいの値段がかかるのか調べておくとよいでしょう。
付属ブラシの種類で選ぶ
電動歯ブラシを選ぶ際は、付属しているブラシの種類も見ておくとよいでしょう。
電動歯ブラシのブラシの種類には、一般的な歯石除去用のブラシ以外にも、「歯間磨き用」「歯茎ケア用」「舌磨き用」「着色汚れ用」など、部位や汚れの種類に合わせて作られたブラシがあります。
高額なモデルには最初からいくつもの種類のブラシが含まれていますが、それらすべてを使いこなすようになるには時間がかかります。
初めて電動歯ブラシを使う人は、付属ブラシが1~2本程度のモデルを選んでから、必要に応じて別の種類のブラシを購入していく方が無難です。
自分が歯のケアにどれくらい力を入れるかを踏まえてから選ぶとよいでしょう。
参考
電動歯ブラシのおすすめ13選【2020】手磨きでは落とせない汚れを落とそう
電動歯ブラシの駆動方式ごとの特徴
回転歯ブラシは毛先を歯にあてて汚れを落とす
回転歯ブラシは、ブラシ部分を回転運動させ、毛先を歯に当てて汚れを落とす仕組みの回転歯ブラシです。
後述する音波歯ブラシ、超音波ブラシに比べると振動回数は少ないですが、歯磨きをしている実感を1番感じやすい使用感があります。
音波歯ブラシは高速の水流で歯垢を落とす
音波歯ブラシは、ヘッドの高速振動による音波で高速の水流を作り出し、歯垢を取り除いてくれる電動歯ブラシです。
毛先が接していない部分にの汚れも落とせるのが特徴で、歯周病予防や虫歯対策にも効果が期待できます。
超音波ブラシは歯垢除去の力が最も強い
超音波ブラシは、音波歯ブラシと比べて振動回数が多く、歯垢を除去する力が最も強い事が特徴です。
音波ブラシでは届きづらい、歯と歯垢の内部に潜んでいる細菌を除去する効果も期待できます。
デメリットとして、他のタイプと比べて高価なモデルが多い事があげられます。
メーカーごとで選ぶ電動歯ブラシのおすすめ
ブラウン オーラルB PRO2000は歯茎に優しい使い方ができる
ブラウン オーラルB PRO2000は、やわらか極細毛ブラシと独自の丸型回転技術により、歯茎への優しさと強力な歯垢除去性能を両立させたモデルです。
独自の「3D丸型回転テクノロジー」は、高速上下運動により叩いて歯垢を浮かすと同時に、素早い左右への運動により歯垢をかき出します。
ブラシ圧が強い場合、搭載された「押し付け防止センサー」が光って知らせてくれるのも魅力です。
歯磨きが不慣れなお子さんや、歯茎が痛みやすい方でも安心して使うことが出来ます。
オムロン HT-B216-Gは立体的な振動が特徴
オムロン HT-B216-Gは、タテ方向とヨコ方向の振動を組み合わせた立体的な振動が特徴の音波歯ブラシです。
約20000回/分の高速音波振動により、手みがきの約5倍のという強力な歯垢除去機能を備えています。
ブラシ部分は3種類の毛先でできており、効果的に歯垢を除去してくれます。
フィリップス HX6421/02は歯肉縁上の歯垢を除去しやすい
フィリップス HX6421/02は、歯肉縁上の歯垢の除去に特化した電動歯ブラシです。
密集した高品質な毛先が歯ぐきを掃除してくれる上、湾曲のある毛先により、届きづらい奥歯の掃除も行いやすい工夫がされています。
音波水流を採用しているため、虫歯対策や歯周病対策が出来るだけでなく、矯正器具や歯の詰め物がある方にも適しています。
ブラシヘッドには毎回ブラッシング経過時間とブラシへの圧力が記録されており、替えブラシの交換時期を教えてくれるのも便利でしょう。
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フィリップスってどんな会社?おすすめのひげそり紹介
パナソニック ドルツ EW-CDP53-SはW音波振動が魅力
パナソニック ドルツ EW-CDP53-Sは、「W音波振動」により、縦と横方向のブラシ運動で立体的に歯間部の汚れを除去できるモデルです。
歯周ポケットへ入り込まない3mmの段差がブラシに設けられており、傷つきやすい歯周ポケットに無理に極細毛が入り込まないという点は、日常使いに安心でしょう。
コンパクトサイズとラージサイズが選べるため、自分の口の大きさ合わせてサイズを選べます。
安価な電動歯ブラシのおすすめ
フィリップス HX3294/07は初心者に優しい設計
フィリップス HX3294/07は、ボタン1つの簡単な操作や、優しめの振動など、初めて電動歯ブラシを使う方でも安心な設計の音波歯ブラシです。
振動に慣れない方のために、すぐにパワーが上がるのではなく徐々に設定パワーまで上がっていく仕組みにより、お子さんでも怖がらずに使うことが出来るでしょう。
オレンジケアプロダクツ K16は歯茎や舌にも使える
オレンジケアプロダクツ K16は、歯や歯茎、舌を1本でケア可能なオールインワン音波歯ブラシです。
0.02mmという極細毛が搭載されており、歯周ポケットの掃除に役立っています。
シリコン状の突起がブラシについているため、舌磨きに使うことが出来るのも魅力でしょう
オムロン HT-B217-W HT-B217は歯みがき時間ナビタイマーが便利
オムロン HT-B217-W HT-B217は、30秒ごとブラッシング箇所移動を教えてくれる「歯みがき時間ナビタイマー」が便利なモデルです。
ブラッシング時間だけでなく、充電時期のお知らせをしてくれるなどの機能も魅力でしょう。
縦方向と横方向の振動を組み合わせる振動で、歯の表面や、歯の隙間にも毛先を入り込ませることが出来ます。
電動歯ブラシについてのまとめ
- 電動歯ブラシを使うことで手磨きでは手が届かない、より細かいところまでしっかり磨くことが可能です。
- 電動歯ブラシには様々な機能が備わっており、メンテナンスも難しくないのが魅力です。
- 電動歯ブラシの駆動方式には、回転歯ブラシ、音波歯ブラシ、超音波ブラシという3種類の駆動方式があります。
- 電動歯ブラシはブラウン、オムロン、フィリップス、パナソニックなど有名なメーカーから発売されています。