こちらの記事は2019年6月3日の記事を2019年12月27日に加筆修正いたしました。

加筆修正箇所

・下記の項目を2020年12月27日の情報に更新いたしました。
 おすすめのマイコン式の電気圧力鍋
 おすすめのIH式の電気圧力鍋

こちらの記事は、2019年12月27日に更新した記事を2020年7月3日に加筆修正いたしました。

加筆修正箇所
・電気圧力鍋の選び方に蓋の種類で選ぶを追記いたしました。
・下記の項目を2020年7月3日の情報に更新いたしました。
 おすすめのマイコン式の電気圧力鍋
 おすすめのIH式の電気圧力鍋

現代では一般家庭に普及してきている電気圧力鍋ですが、まだまだ普通の鍋を使用している方も多いでしょう。

また、電気圧力鍋は値段が高いというイメージも持たれがちです。

しかし、調理時間の短縮や、火を使わない調理、お手入れの手軽さなど、電気圧力鍋には多くのメリットがあります。

探すモデルによっては低価格で購入できるものも少なくありません。

電気圧力鍋の購入に迷っている方は、この記事を参考に、自分に合った電気圧力鍋を購入する検討が出来ます。

電気圧力鍋の魅力

火が通りにくい食材の調理におすすめ

電気圧力鍋の最大の魅力は火の通りやすさです。

一般的な圧力鍋は、ガスコンロで火を当てて加熱していきますが、電気圧力鍋では、密封した鍋内に圧力をかけ電気で加熱していきます。

通常よりも早い時間で火が通る上に、火の通りにくい食べ物も簡単に調理することが可能です。

特に「煮魚」にある骨も柔らかくなるため、気にせず食べることができるようになります。

炊飯器よりも更に美味しくご飯を炊ける

電気圧力鍋で炊飯をすることで、炊飯器がいらなくなったという話も珍しくないくらいほど、電気圧力鍋では簡単に炊飯が出来ます。

電気圧力鍋でお米を炊く場合は、お米に圧力が加わることで、デンプンが「a化」という現象を素早く引き起こし、より甘く、ふっくらと炊き上がります。

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圧力鍋よりも楽に調理できる

圧力鍋は火を使って加熱しますが、電気圧力鍋は電気で加熱します。

簡単な違いではありますが、調理するとなると大きな違いが生まれます。

火を使う調理では目を離すことができませんが、電気での調理は付きっきりで調理する必要がなく手間も省けるでしょう。

大抵の電気圧力鍋では加熱具合を自動で調整してくれるため、調理に失敗することも少なくなります。

電気圧力鍋の選び方

電気圧力鍋の種類で選ぶ

一般にはあまり知られていませんが、電気圧力鍋には「マイコン式」と「IH式」の2種類が存在します。

「マイコン式」は電熱ヒーターにより内釜を加熱し、「IH式」は電磁誘導により鍋自体を加熱します。

電気代を抑えるのであればマイコン式、調理のムラを無くすのであればIH式を選ぶとよいでしょう。

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鍋のサイズと容量で選ぶ

電気圧力鍋は意外とサイズが大きい物です。中には小さいサイズもあるため、どのくらいの量を調理するのか考えながら選ぶとよいでしょう。

一人暮らしの方は2リットル前後のサイズを、家族や大人数で使用る場合は、5〜6リットル前後のサイズを目安にするとよいです。

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保温や調理コースの種類など機能で選ぶ

現在販売されている電気圧力鍋には、様々な調理コースが設定されていることが少なくありません。

手間が省けるだけでなく、料理の苦手な方が調理する際も大きな手助けとなってくれます。

「煮込みコース」のようなコースから、現代では「低温調理コース」のようなものもあるため、今まで作れなかったようなメニューにも挑戦できるようになるでしょう。

掃除などのお手入れがしやすいものを選ぶ

料理をする上で、掃除などのお手入れのしやすさも電気圧力鍋選びの重要なポイントです。

電気圧力鍋を選ぶ際は、極力パーツが分解しやすいタイプを選ぶと便利です。

分解が簡単にできれば、食洗機などで一気に洗うこともでき、洗い逃しの可能性も減るため、購入する際にはお手入れのしやすさも考えるとよいでしょう。

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蓋の種類で選ぶ

電気圧力鍋の蓋には、スライド式とプッシュ式の2種類があります。

スライド式は、蓋を左右に回すことで開けることができるタイプで、本体と蓋を分離することができるためお手入れがしやすいです。

プッシュ式よりも蓋を開けるのに力が必要なため、片手で軽く開けたい方は注意が必要です。

一方、プッシュ式は炊飯器などと同じように蓋を押すだけで簡単に開けることができるタイプとなっています。

片手で開けることができるため、手が塞がった状態でも開けやすいでしょう。

電気圧力鍋を使用する際の注意点

調理時間と圧力時間の違い

電気圧力鍋で「5分でカレーが作れます」のようなフレーズが少なくありませんが、これは圧力をかける時間が5分ということです。

電気圧力鍋では「余熱時間」「圧力時間」「保温時間」と段階に分けて調理されるため、トータルの調理時間は30分を超えてしまうこともあるでしょう。

電気圧力鍋での調理は、普通に調理するよりも圧倒的に時短できるため、便利なことは変わりありませんが、この違いは知っておくとよいでしょう。

水加減が難しい

電気圧力鍋向けのレシピ本や、クックパッドのようなアプリの解説通りに調理をすれば間違いない場合が一般的ですが、これは必ずしも正解ではありません。

理由としては、「水加減」が電気圧力鍋によって異なることが多いためです。

煮込み料理はもちろん、ご飯物も、パサパサに出来上がったり水気が多かったりと慣れるまで苦戦することがあるかもしれません。

しかし、一度加減をわかってしまえば水加減で悩むことはないため、あらかじめ水加減が重要なことを理解した上で電気圧力鍋を購入するとよいでしょう。

おすすめのマイコン式の電気圧力鍋

MK ヘルシーマルチポット EA-130K

MK ヘルシーマルチポット EA-130Kは、この商品1台で圧力調理、スロー調理、炊飯、蒸し調理、甘酒、発酵調理と6種類の調理を行うことができます。

操作キーを押してコースを選ぶだけで、火力や圧力を自動で調節してくれるため、調理が失敗してしまうリスクもないでしょう。

また、鍋本体と蓋は取り外すことができ、お手入れも楽に行えます。

玄米やおかゆ、発酵食品など健康的なヘルシーメニューを簡単に調理したい方におすすめです。

ティファール ラクラ・クッカー CY3501JP

ティファール ラクラ・クッカー CY3501JPは、調理時間を3分の1まで短縮することができ、食材に含まれているビタミンCを最大80%キープすることができます。

食材を本体に入れて、ボタンを押すだけで調理できるため、料理をする時間が取れない方でもすばやく調理可能です。

炒める、蒸す、煮込むなど基本的な調理はもちろんのこと、65℃以下の低温を使用した低温調理もできます。

最大12時間までの予約調理や、最大24時間までの自動保温など様々な便利機能が付いているため、様々な調理を楽に行えるでしょう。

TAISHI TPC-190B

TAISHI TPC-190Bは、加圧を使用して、食材の芯まで味を染み込ませることができ、素材自体の水分を活かしながら素材本来の味を楽しめます。

和食から洋食まで、60種類のレシピが載ったレシピブックが付属しており、毎日の献立作りにも役立つでしょう。

無水調理、スロー調理、自動保温など7種類の調理を1台で行えます。

蓋と本体を完全に取り外せるため、使用後のお手入れも楽です。

IH式のおすすめの電気圧力鍋

象印 圧力IHなべ EL-MB30-VD

象印 圧力IHなべ EL-MB30-VDは、可変圧力の独自の調理法を採用しており、対流を起こしながら調理を行うことができます。

1.2気圧の圧力でゆっくり調理するため、形が崩れやすい野菜も形を残すことができ、魚介類の食感も守ることが可能です。

また、操作パネルが大きく見やすいため、圧力や時間の設定、メニューなどの設定がしやすいです。

予約調理機能を使用すれば、12時間後に行う調理の設定もできます。

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ショップジャパン 電気圧力鍋

ショップジャパン 電気圧力鍋は、ボタンを押すだけで炊飯やスロー調理など8種類の調理を行うことができる電気圧力鍋です。

素材に合った温度や時間を設定してくれる自動調理機能「クイックタッチテクノロジー」が採用されているため、簡単に調理を行えます。

また、圧力鍋特有の音がしないため、作動音が気になる方でも安心して使用可能です。

食材を入れ、放置するだけで本格的な料理ができるため、毎日の食卓が豊かになるでしょう。

電気圧力鍋についてのまとめ

  • 電気圧力鍋は圧力鍋とは違うものです。
  • 数ある圧力鍋から1つを選ぶのは、大変かもしれませんが何を優先するかを明確にしておくとよいでしょう。
  • マイコン式とIH式の2種類があります。
  • 人数に対して、最適なサイズを選ぶことが大切です。
  • 調理時間と圧力時間は違う点に気をつける必要があります。