この記事では、国内外の紅茶の原産地をはじめ、種類や特徴などについて解説します。

この記事を読むことで、たくさんの種類や産地がある紅茶の中から、自分の好みや気分に合わせた一品をみつけることができます。

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世界最大の紅茶生産国はインド

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おすすめの紅茶7選

世界最大の紅茶生産国はインドです。

年間を通じて高品質な紅茶が生産されており、世界的にも知られた産地が多くあります。

しかし、インド国内での消費量が多いため、日本で販売されるインド産の紅茶はごく一部の高級品に限られます。

下記では、インドの地域別に紅茶の特徴を解説します。

ダージリンは優れた独特の香りが特徴

ダージリンで生産される紅茶は、優れた独特の香りから「紅茶のシャンペン」とも呼ばれています。

茶葉が大きいのが特徴で、熱湯の中で十分開くまでに時間がかかります。

ポットに入れてから3~5分待つのがおいしく淹れるコツです。

ストレートやミルクを入れるほか、少量のブランデーを落とす飲み方もおすすめです。

収穫シーズンは3~11月ですが、クオリティーのピークは5~6月とされます。

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アッサムはコクがありミルクとよく合う

アッサムで生産される紅茶は、濃厚な味と香りが特徴で、コクがありミルクとよく合う紅茶が生産されています。

インド北部の生産地で、収穫シーズンは3~11月です。

クオリティーのピークは6~7月です。

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ニルギリは特有な芳香とやわらかな味で様々なものに合う

ニルギリでは、特有な芳香とやわらかな味の、レモンやミルクなど様々なものに合う紅茶が生産されています。

南インドのブルーマウンテンと呼ばれるガッツ山脈の高原で、年間を通して紅茶が収穫されますが、クオリティーのピークは12月末~1月です。

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インド以外の紅茶の原産地

スリランカのセイロン紅茶はバランスのよい風味が特徴

スリランカで生産される紅茶は、「セイロン紅茶」と呼ばれ、その名にかつての国名をとどめています。

全般的に色、味、香り3つのバランスがとれているといわれ、ストレートはもちろんのこと、ミルク、レモン、ウイスキーなどを加えることで、幅広く楽しむことができます。

主な産地は南部の中央山脈ですが、最高度の地のヌワラエリヤを中心として、ウバ、ディンブラ、ディコヤと高度によって茶葉のランクが分かれているのが特徴です。

ヌワラエリアやディンブラは、1~2月、ウバは7~9月など、気候や南西モンスーンなどによりクオリティーのピークが異なります。

中国の紅茶は明るい色と独特な香りが特徴

中国は紅茶発祥の地でもあり、安徽省南部で生産されるキーモンは世界三大紅茶のひとつです。

生産される紅茶は、明るい色と独特のスモーキーフレーバーが特徴です。

また、蘭の花香がするものが極上品とされ、ストレートで楽しむのに適しています。

生産量自体は減少しているため、価格も高いことがネックです。

湖南省をはじめ広東、雲南、江西、安徽、広西、貴州、海南島などが主な生産地で、収穫シーズンは6~9月、クオリティーのピークは8月となっています。

ケニアの紅茶はフレッシュな香りが特徴

ケニアで生産される紅茶はセイロン茶に似たコクがあり、若葉のようなフレッシュな香りが特徴です。

クセがないことから主にブレンド用やティーバッグ用として多く利用され、ミルクやレモンによく合います。

マウントケニア山麓のケリチョ、ニエリ、ナンディ、ソティック地区などが主な生産地です。

紅茶生産が開始されたのは第1次大戦後で、紅茶生産では新興国であるものの、生産量はスリランカを上回る世界第2位となっています。

品質のよい紅茶の収穫シーズンは1月末~2月と7~9月の年2回です。

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世界のその他の紅茶の原産地

世界の紅茶原産地としては、ここまでの地域以外にも東アフリカのウガンダ、タンザニア、マラウイ、モザンビークや、南米の一部などがあります。

また、これらの地域で生産される紅茶の用途は主にブレンド用です。

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国産紅茶はまろやかな味わいが特徴

日本国内でも、量自体は少ないながらも紅茶が生産されており、「和紅茶」「地紅茶」などと呼ばれています。

海外産の紅茶と比べて、渋みや苦みが少なく、まろやかな味わいが特徴です。

生産地としては、緑茶栽培でもそれぞれ1位、2位となっている静岡県や鹿児島県のほか、狭山茶でも知られる埼玉県も国内の主要な生産地となっています。

DOREKAU編集長の一押し紅茶!BOH Tea

BOH ティー 5種類

ここでは一般的なおすすめの紅茶をご紹介する前にDOREKAU編集長が愛飲している紅茶、「BOH Tea」をご紹介いたします。

BOH Teaはマレーシア原産の紅茶で、キャメロンハイランド高原でつくられています。

編集長の主観ではありますが、とても香りが強く、紅茶本来の味を楽しめる製品です。また、種類が豊富にあり、それぞれのフルーツフレーバーの香りがとても良く、オフィスで紅茶を淹れた瞬間、香りにつられて周りの同僚が集まるくらいです。

購入の際は、輸入品のためサイトごとに値段が変わります。amazon内でも値段の変動があるためよく値段をチェックしておくと良いでしょう。来客用でも、個人で楽しむ分にも、ぜひ一度ご購入ください。

BOH Tea Gold Blend

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ベーシックなストレートティー。紅茶本来の香りがとても強くはじめてBOH Teaを買う方にとにかくおすすめ。

BOH Tea パッションフルーツ

BOH-Tea パッションフルーツ

DOREKAU編集長一番のおすすめ!

お湯を注いだ瞬間に広がる甘い香りがとても幸せな時間をつくります。
初めて飲む方は驚くこと間違いなし!

BOH Tea アールグレイ・タンジャリン

BOH Tea アールグレイ・タンジャリン

甘い香り以外が良いという方におすすめ。スパイシーでオリエンタルな香りが広がります。DOREKAU編集長はアイスティーでよく飲みます。

BOH Tea マンゴー

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マンゴーそのものの香りがします。とても甘い香りがするので、デザートと一緒に飲むのがおすすめです。

BOH Tea  ライチ・ローズ

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酸味が強い香りで青空のもとで飲みたい商品です。

おすすめの紅茶7選

ウェッジウッド ピュアダージリンは伝統的な製法が魅力

デーブルウェアアイテムの老舗としても知られるウェッジウッドが手がけるピュアダージリンは、厳選された茶葉を使用し、イギリスの伝統的な製法で生産された品です。

日本国内も高い紅茶なので、紅茶好きから初心者まで、幅広い層におすすめできる逸品です。

フォートナム&メイソン ロイヤルブレンド リーフは蜂蜜のような風味が魅力

1902年にイギリス国王エドワード7世の即位を祝ってブレンドされた紅茶がフォートナム&メイソンです。

ロイヤルブレンド リーフはアッサムとセイロンをブレンドしたコクのある蜂蜜のような香りと口当たりのよさとが特徴で、色は深みのある金色をしています。

ストレートをはじめ、ミルクとの相性もよく、ミルクティーとしてもおすすめです。

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クスミティー スイートラブは食後紅茶としておすすめ

クスミティーはロシア発祥の紅茶ブランドで、現在は、パリに拠点を置いています。

フランスで人気が高く、種類が非常に豊富なことで知られています。

スイートラブは中国紅茶にスパイスを加えた個性的な紅茶で、紅茶自体にやや甘みがあるほか、消化を助けるスパイスも含まれていることから、食後紅茶としておすすめです。

トワイニング クオリティプリンスオブウェールズは香りが上品

トワイニングのこの品は、イギリス王室御用達の紅茶ブランドとして、300年以上の歴史を持つトワイニングの中でも、プリンス・オブ・ウェールズは特に世界中で愛飲されています。

香りは蘭の花のように上品で、穏やかな渋みがあるのが特徴のブレンドです。

贈答用としても人気の高い紅茶となっています。

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フォション 紅茶アップルは世界的に有名なアップルティー

美食のトップブランドとして知られ、原産地が異なる茶葉を混ぜ合わせたブレンド紅茶を初めてつくったといわれるのがフォションです。

その中でも世界的に認知されているのがアップルティーです。

フォションの成長に大きな貢献した品だともいわれています。

また、フォションの上品なアップルティーの香りを楽しむにはストレートが特におすすめです。

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Harrods No.18 ジョージアンブレンドは本格的でベーシックな味わい

高級百貨店として有名なハロッズですが、イギリスを代表する伝統的で本格的な紅茶を楽しめるブランドとして日本でも高い人気を誇ります。

アッサムやダージリン、セイロンをブレンドし全体的にバランスの取れたベーシックな味わいです。

そのため、ストレートやミルクティーなどとして幅広く楽しむことができます。

マリアージュフレール マルコポーロは甘さとバニラのような香りが魅力

数多くの紅茶ブランドの中でも、抜群の知名度と人気を誇るのがフランスのマリアージュフレールです。

その中でもマルコポーロは、ほのかな甘さとバニラのような香りを兼ね備え、苦味や渋みがほとんどありません。

そのため、ストレートが苦手でも楽しむことができる一品です。

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紅茶の原産地についてのまとめ

  • 紅茶は酸化酵素による酸化発酵で、華やかで芳醇な香りと深い味わいを生み出します。
  • 茶樹自体は、緑茶や烏龍茶と同じツバキ科の常緑樹です。
  • 原産地はインドを中心にスリランカ、中国、ケニアのほか東アフリカや南米の一部です。
  • 国産紅茶は量は少ないながらも静岡県や鹿児島県、埼玉県で生産されています。
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