こちらの記事は2022年7月3日に加筆修正いたしました。

加筆修正箇所
・すだれの選び方に下記の項目を追記
目の粗さで選ぶ
お手入れのしやすさで選ぶ
・おすすめのすだれ

この記事では、「すだれ」について解説します。
暑い夏にはクーラーや扇風機が必需品ですが、少しでも涼しく快適に過ごしたい場合、日本に昔からあるすだれがおすすめです。
暑さ対策以外にもある、すだれの魅力・製品購入の検討が出来ます。

すだれとはそもそも何か?

すだれは日本に古くからあるもので、竹を細く割り編み上げた伝統工芸品のひとつです。

日差しを遮りながら、風通しをよくするというメリットがあります。
また、外からの視界を遮るなど、日よけ以外として使用することも可能です。

すだれとよしずの違いは設置方法

よしずの素材は葦(よし)が多く、おもに屋外に立て掛けて使用します。用途はすだれと同じ、日差しよけです。

一方のすだれは、窓などに吊るして使用するという点に違いがあります。
すだれもよしずも日本に古くからあるという特徴があります。

すだれの魅力

通気性がよく遮熱や遮光が可能な点がすだれの魅力

すだれは、窓やベランダなどから入る日光を遮断してくれますが、風通しもよいという魅力があります。
光を遮ることで、室内の温度が上がりにくくなり、まぶしい光もカットすることが出来ます。

節電ができるのもすだれの魅力

すだれとクーラーを併用すると、クーラーの設定温度を上げても室温が上がりにくく、電気代の節約ができます。

クーラーを使わないときも、すだれに水をかけて使用すると、室内に入ってくる空気の温度が下げることもできます。

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室内の様子が外から見えにくくなるのもすだれの魅力

すだれは日よけ効果とともに、室内の目隠し効果もあります。

カーテンなどの場合、日よけと室内を見えなくする効果はありますが、風は通しにくくなってしまいます。
すだれであれば室内は涼しく、外からの視線を気にすることなく窓を開けることができます。

すだれの選び方

窓に適したサイズを選ぶ
素材で選ぶ
デザイン性で選ぶ
巻上げ機能の有無で選ぶ
極力丈夫なものを選ぶ
目の粗さで選ぶ
お手入れのしやすさで選ぶ

 

窓に適したサイズのすだれを選ぶ

すだれを取り付けたい窓などのサイズを正確に測り、隙間ができないような大きさを選ぶとよいでしょう。

使いたい窓の横幅と長さを測り、長さは窓の長さではなく、取り付ける位置から下までを測るとよいでしょう。
幅や長さが足りないと、隙間から日差しが入ってしまいます。
大きすぎたり長すぎると風にあおられて周りの物にぶつかり、破損の原因にもなるため注意が必要です。

素材ですだれを選ぶ

すだれは、天然の竹ひごや葦以外にもプラスチックやシリコン製、アルミなどの金属素材、繊維を編んだものなど、遮光性や通気性に優れたものもあります。

天然素材のものは防虫加工などが施されたものもありますが、プラスチックやアルミ製などは虫が付かないためお手入れが簡単で、耐久性も高いのが魅力です。

デザイン性ですだれを選ぶ

すだれには、カラフルに色付けされたプラスチック製ものや、ブラウンなど落ち着いた色もあるため、お部屋の雰囲気に合わせて選ぶことが出来ます。

アジアンテイストを取り入れたおしゃれなすだれなど、インテリアとして使用する方も増えています。昔ながらの和の雰囲気を楽しむアイテムとしても人気です。
繊維を編み込んで作られた洋風すだれは、UV加工されているものなど、遮熱性にも優れている品が多いです。
カフェのようにベランダなどに使用するのもおすすめです。

巻上げ機能の有無ですだれを選ぶ

すだれを選ぶ際は、使わない時はサッと巻き取れる、巻き上げ機能があるものが便利です。

窓辺はもちろん、押し入れや棚などの目隠しや間仕切りにも使うことが出来ます。
別売りの巻き上げ機もあり、すだれの丈を測って、後から取り付けることもできます。

消耗品なため極力丈夫なすだれを選ぶ

屋外に吊るして使いたい場合は、雨や風にさらされるため、なるべく丈夫なものを選ぶとよいでしょう。

高価なものを購入しても数年で劣化してしまう可能性もあるため、お手頃価格のものを選び、痛みがひどくなったら買い替えるのも一つの手です。

目の粗さで選ぶ

すだれの目の粗さは素材によって異なりますが、目の粗さは遮光性と通気性に関わってくる重要なポイントです。

目が細かすぎると商品は、遮光性に優れるため、直射日光の差し込みを防ぐことはできますが、通気性が悪くなってしまう恐れがあります。

そのため、目が適度に粗い商品を選べば、遮光性と通気性の両方を両立させることができるでしょう。
また、外から部屋の様子が見えてしまうのを防ぎたい場合は、目の細かいものがおすすめです。

自分の目的や部屋の環境に合わせた商品を選ぶとよいでしょう。

お手入れのしやすさで選ぶ

すだれは外からの刺激を受けやすいため、カビや虫が発生しやすいです。

そのため、常に清潔な状態を保てるように、極力お手入れがしやすいものを選ぶのがおすすめです。
例えば、竹やプラスチックが素材の商品は、拭き掃除や水を使用したお手入れがしやすいでしょう。

ヨシなどの天然素材を使用した商品は、お手入れが少々難しいため、注意が必要です。
また、消耗品なため、1~2年で取り替えるとよいでしょう。

すだれを使用する際の注意点

夜は透けやすい点に注意

すだれをカーテン代わりに窓辺に使用する場合、夜になり電気をつけると室内が透けてしまいます。

外からの視線が気になる場所には、あまり向いていません。
窓の外にすだれを付け、室内はカーテンにするなどの対策が必要です。


すだれは軽いため、台風で飛ばされたり、風で打ち付けられ壊れてしまう場合があります。

すだれを屋外で使用する場合は、軽い素材でできているため飛ばされてしまうことを考慮し、台風の際などは取り外しておくのが安心です。
夏の強い日差しを受けて劣化しているものは、壊れやすくなっているため注意が必要です。

すだれを長く使用すためには手入れが必要

すだれを使うのは主に夏であるため、シーズンが終われば収納する必要があります。

竹製など自然素材の場合は、水洗いしてよく乾かしてから収納しないと虫がわく可能性があります。
保管の際は防虫剤も必要です。すだれを長く使用するためにも、保管や手入れの方法にも気を遣う必要があります。

おすすめのすだれ

DKO 代萩すだれ

DKO 代萩すだれは、キク科の植物であるセイタカアワダチソウを素材に使用しており、素材自体が太いため日除け効果と目隠し効果に優れています。

落ち着いた雰囲気と日本の文化を体感させてくれるため、和風のインテリアとしても使用できるでしょう。
1つ1つ手作りで作られているため、商品ごとの色味の違いや目の粗さの違いなどを楽しむことができます。

DKSK 外吊り簾 ダークブラウン

DKSK 外吊り簾 ダークブラウンは、耐熱性に優れたポリ塩化ビニル素材を使用している外吊り式のすだれです。

天然素材のすだれよりも汚れが付着しにくく、汚れが付着してしまった場合でも拭くだけで簡単にお手入れができます。
また、高さを調節できる部品が付属しているため、設置する場所や目的に合わせて、高さを半分にしたり巻き上げることも可能です。

三宅製簾すだれ PP GRANZ

三宅製簾 すだれ PP グランツは和風・洋風を問わず、室内・屋外でも使用できる、丈夫できれいなスクリーン(デザインすだれ)です。

屋外屋内ともに使用でき、遮光率:約87%、UVカット率:約80%で豊富なカラーバリエーションから選ぶことができます。

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水勘製簾所 天津すだれ 厳選天然葦

水勘製簾所 天津すだれ 厳選天然葦は、厳選された天然素材のよしを、24本の糸を使い編み上げることで、一般的なすだれよりも丈夫で優れた耐久性を実現しています。

直射日光が入り込むのを防止しながら、自然な外の風や空気を取り入れることができるため、通気性も抜群です。
天然素材を使用した丈夫なすだれを購入したい方におすすめの商品です。

タカショー 洋風すだれ

タカショー 洋風すだれは、UVカット率が約81%、遮光率を約80%実現している商品です。

外からの日差しを防止できるため、室内の温度が上昇するのを防いでくれるでしょう。
洋風な印象を与えるデザインをしているため、洋風の建物にも違和感なく設置することができます。

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竹製ローラーシェード 竹すだれ屋内屋外

天然の竹を100%使用しており、耐久性に優れているため、長期間使用することができるロール式のすだれです。

ブラインドのように好きな長さに調節しやすいため、日を室内に取り入れたい時間など時間帯によってこまめに調節できます。
直射日光を自然に防止できるため、室温を上昇させることなく快適な温度に保ちやすいでしょう。

竹製ローラーシェード 竹 すだれ 屋内屋外ローラーブラインド、遮光ローマンシャッター、プライバシーサンスクリーン、ドア用ウィンドウバルコニー、カスタマイズ可能 (110x150cm/43x59in)
QINAIDI

すだれについてのまとめ

  • すだれとは竹などを編んだもので、太陽の日差しを遮り、風だけを通すため窓際などに使用すると室内が涼しくなる製品です。
  • すだれとクーラーなどを併用することで、冷房機器の設定温度を控えめにでき、省エネ効果が期待できます。また日中は室内の目隠しとしてもおすすめです。
  • すだれを選ぶポイントは、窓に合わせたサイズ、扱いやすい素材、デザイン、耐久性、巻き上げ機の有無などです。
  • 使用する際の注意点は、すだれを目隠しとして使用する場合、夜は室内が見えやすいこと、屋外の場合は強風などに弱いことです。
  • 自然素材は虫がわきやすいため、洗浄や乾燥などの手入れをすることなどが重要です。
商品一覧
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