ここでは、メンズファッションにおすすめのベルトの選び方や、用途別のおすすめ商品を解説します。

メンズファッションにおいて、ベルトは目立たなくともなくてはならない存在です。

デザイン性の高いもの、革製や布製などの素材、形状やタイプ、使用用途など、ベルト選びにはいくつかのポイントがあるため、単に見た目だけで選べばいいと言うわけではありません。

この記事を読むことで、自分に合ったベルト購入の検討が出来ます。

ベルトはメンズファッションにおすすめの品

まず、ノウハウ・初心者向けの情報をご紹介いたします。商品の紹介を先に知りたい方はこちらをクリックしてください。

ビジネスシーンにおすすめのベルト

ベルトは、ズボンを抑えるためのアイテムであると同時に、メンズファッションにもおすすめの品です。

ベルトはただ単に腰に巻くためのアイテムというわけではなく、その形状やカラー、デザインなどから、アクセサリーとしても活用できます。

シンプルな服装であっても、おしゃれでカッコいいベルトをひとつ巻けば、見た目の印象がガラリと変わるため、シンプルで地味な格好もおしゃれに見せることが出来ます。

関連記事
アラジンパンツの特徴や魅力 注意点 おすすめ商品10選を解説
タイのお土産の定番!オシャレに着こなせるタイパンツの選び方とおすすめ商品を紹介

ベルトの種類

ベルトにはいくつかの種類があり、用途や好み、服装などに応じて使い分けることができます。

以下のベルトの種類を理解することで、自分のスタイルの確認や、選ぶ際の参考にすることが出来ます

プレーンベルトは一般的に最も多いタイプ

プレーンベルトは、スーツスタイルやフォーマルなファッションにおすすめのタイプで、一般的に最も多いベルトのタイプです。

シンプルな形状が特徴ですが、シンプルな分、使用している素材やカラーリングで印象がガラリと変わります。

色や素材、金具(バックル)によっては、スーツスタイルだけではなく、カジュアルスタイルにも対応できるため、メインのベルトとは別に予備のベルトとしてもおすすめのタイプです。

ダブルピンベルトはカジュアルスタイルにおすすめ

ダブルピンベルトは、ベルトの穴が2つあるタイプです。

ベルトの幅が広くなる分バックルが目立つ傾向にあり、カジュアルスタイルにおすすめのタイプです。

カジュアル向けのタイプではありますが、バックルの大きさや形状によってスーツスタイルにも合うため、幅広い用途に対応できます。

革製のものや、ダーク系のカラーのものなどを使えば、ヴィンテージスタイルで使いこなすこともできます。

メッシュベルトは使い勝手の良いタイプ

革素材や布素材を編み込むことによって、1本のベルトを作ったタイプのベルトです。

フリーでベルトの穴を決めれるため、細かいベルト調整が必要なく、使い勝手の良いタイプです。

フォーマルスタイルには向いていませんが、デニムパンツやチノパンツとコーディネートすれば清涼感を演出できます。

使いこむと編み込み部分が広がってしまうため、他のタイプに比べ劣化スピードが早い点がデメリットです。

スタッズベルトはアクセントとして使いやすい

スタッズベルトは、ベルト本体に金属の留め具(スタッズ)が飾りつけされたタイプで、他のタイプに比べてベルト自体の主張が強い事が特徴です。

ベルトを装飾品のひとつとして使う場合におすすめのタイプであるため、スーツスタイルには適していない事に注意が必要でしょう。

バックルに応じてベルト自体のコーディネートも幅広く楽しむことができ、カジュアルスタイルのアクセントとしても使いやすいのが魅力です。

リングベルトはエスニック・カジュアルスタイルにもおすすめ

リングベルトは、バックル部分の留め具をベルト穴に差し込んで固定する一般的なベルトとは異なり、固定部にある2つのリングにベルト本体を通し、ベルトを折り返すことによって固定するタイプのベルトです。

他のタイプとは異なり、見た目の印象も大きく変わりますが、清涼感のあるスタイルや、エスニックテイストの服装、少しきれいめなカジュアルスタイルにもよく合います。

ベルトの選び方

ベルトを選ぶ際は、服装に応じてタイプや見た目などを合せるのが大切ですが、その他にも、ベルトの素材、長さ幅など、選ぶポイントはいくつもあります。

項目別の選ぶポイントを押さえることで、自分のスタイルや用途に応じたベルトを選ぶことが出来ます。

素材で選ぶ

ベルトは基本的に、本革(天然皮革)、合皮(PUレザー)、ナイロン、布、などで作られています。

使用している素材によって特徴や見た目の印象が異なります。

素材それぞれの特徴は以下の通りです。

本革(天然皮革)

本革は、重厚感と同時に高級感もある素材で、長年使っていても劣化がしにくく、使い続けることで革独特の深みと味わいも楽しめる素材です。

カラーリングによって、カジュアルスタイルにもスーツスタイルにも対応ができるため、革そのものに味わいが出れば、バックルと合せてヴィンテージ感も演出できます。

合皮(PUレザー)

合皮は、本革と同様に重厚感があり、上品にまとめることができる素材です。

本革に比べて価格帯もお手頃であるため、シンプルにスタイリッシュにまとめたい方におすすめの素材です。

バックルやカラーによってカジュアルスタイルやスーツスタイルにも対応できます。

本革に比べ味わい深さは劣りますが、その分にスタイリッシュにシャープにまとめやすいため、モダンテイストのスタイルなどにおすすめです。

ナイロン

ナイロン製は、独特の光沢感を表に出したタイプで、幅広いデザインの中からスタイルに応じて選ぶことができます。

本革や合皮に比べ高級感では劣りますが、その分カラーバリエーションは豊富で、おしゃれにポップにまとめることができます。

布製は、カラーバリエーションが豊富で、カジュアルスタイルによく使われるベルトが多く販売されています。

上記で紹介したメッシュタイプのベルトが多く、スーツスタイルでは使いにくいですが、服装に清涼感を出したい場合や、服装のアクセントに使いたい場合などにおすすめです。

幅で選ぶ

ベルトは、デザインや素材によって見た目に与える印象が異なりますが、ベルトそのものの幅によっても印象は大きく異なります。

ベルト幅は基本的に、細ベルト=3cm以下、中ベルト=3~3.5cm、太ベルト=4cm以上の3つに分類され、それぞれ与える印象が異なるため、スタイルに応じて使い分けを行う必要があります。

細ベルトの場合は、ベルト自体がシャープでデザインもシンプルな傾向があるため、スーツスタイルやモードスタイルなどのフォーマルスタイルに合うでしょう。

中ベルトは、シンプルなデザインであればフォーマルタイプが合い、装飾が多かったり、カラーリングに特徴があるとカジュアルスタイルに合うなど、ベルトの形状やデザインによって幅広く使用できます。

太ベルトはベルトそのもののインパクトが強く、デザインに拘ったものや、太いバックルにも合いやすいため、カジュアルスタイルに適しています。

  • 細ベルト=3cm以下 フォーマル向け
  • 中ベルト=3~5cm フォーマル~カジュアル向け
  • 太ベルト=4cm以上 カジュアル向け

このようにベルトの幅は、細くなればなるほどフォーマル向けに、太くなればなるほどカジュアル向けになるとされています。

自身のスタイルや用途に応じてベルトの幅を使分けるとよいでしょう。

長さで選ぶ

ベルトの長さも選ぶ上で重要です。

長すぎるとベルトが余りすぎてしまい、見た目の印象もだらしなく、逆に短すぎても圧迫感が出てしまうため、スタイリッシュとは程遠くなってしまいます。

ベルトの長さは、締め方によっても異なりますが、強めに締める場合は自身のウェスト+3cm前後、ゆるめに締める場合は自身のウェスト+4~5cm前後をベルト固定の位置の目安とするのがおすすめです。

また、ベルトの全長はウェスト+20cm前後が理想とされています。

例として、ウェスト80cmの場合は以下の様になります。

  • 強めに締める場合 固定穴の位置83cm前後
  • ゆるめに締める場合 固定穴の位置85cm前後
  • ベルトの全長 100cm前後

メンズ用のベルトの長さは75~85cmが平均的です。

シーンで選ぶ

ベルトは、使用するシーンに応じて使い分けることが大切です。

大きく分ければビジネスシーンとプライベートシーンに分類しますが、シーンによっては選ぶべきベルトにも違いがあります。

ビジネスシーン

ビジネスシーンでは、基本的にはプレーンベルトをベースにして、シンプルで落ち着いたカラーのベルトを選ぶとよいでしょう。

ビジネスネスシーンでは、ベルトを目立たなくすることがポイントです。

営業先を訪れたり、就職活動などでスーツを着用する場合、ベルトが派手で目立ち過ぎてしまうと、相手にあまり良い印象を与えません。

ビジネスシーンでのベルト選びでは、幅は細いタイプ、カラーはブラックを基本にしたダーク系、バックルや形状はシンプルなプレーンタイプ、をポイントにして選ぶとよいでしょう。

プライベートシーン

カジュアルなファッションには太めのベルトが定番とされていますが、シックなモードスタイルやフォーマル×カジュアルスタイルなどは細めのベルトが合うなど、スタイルによって選ぶベルトは異なります。

自身のスタイルや好みを事前に確認し、それに応じたベルトの種類やデザイン、カラーリングなど選んでいくとよいでしょう。

色を合わせる

ベルトを選ぶ上でのデザイン性は重要です。

タイプや幅など形状によるデザインも大切ですが、特にカラーリングは見た目の印象に大きな影響を与え、同じ素材やタイプであっても、色によってガラリと印象が異なります。

ベルトをコーディネートに取り入れる際には扱いやすいカラーがあり、その中でもブラック系、ブラウン系、キャメル系は特に人気があるため、おしゃれにまとめやすいです。

  • ブラック系 メンズファッションにおいての定番カラーです。フォーマル~カジュアルまで幅広く対応できます。
  • ブラウン系 ブラック系に比べ柔らかみとあたたかみを感じ、フォーマル×カジュアルなどのきれい系スタイルにも馴染みやすいです。
  • キャメル系 重厚感や高級感はブラック系やブラン系に劣りますが、全体的に重くならずカジュアルに合わせやすいです。また素材によってはヴィンテージ感も演出しやすいです。

ビジネスベルトのマナー

ビジネスシーンにおいて服装や見出しなみなどのマナーは大事ですが、ベルトひとつにおいてもマナーは存在します。

ビジネスシーンでベルトを選ぶ際は、基本的に靴の色に合せてカラーを選びます。

ビジネスシューズのほとんどは黒系や茶系なので、ベルトのカラーも基本的には黒系や茶系になります。

ビジネスシーンのベルトマナーのポイントは以下の通りです。

  • 色 靴に合せて黒系や茶系を選ぶ、それぞれ1つずつ準備しておくことがおすすめです。
  • 柄 基本的には無地を使用し、装飾品などもなくシンプルなものを選ぶとよいでしょう。
  • 素材 本革や合皮がおすすめですが、質感や見栄えを気にするなら本革がなおおすすめです。
  • バックル シルバーをベースにしたピンバックルがおすすめです。好みに応じてスクウェア型や丸み型を選ぶとよいでしょう。

おすすめブランド

ベルトはブランドによって選ぶのもひとつの方法です。例えば有名ブランドのタグやエンブレムがベルトに付いていれば、それだけでもインパクトが増し、ちょっとしたアクセントにもなります。

以下では、おしゃれなベルトを多く販売するおすすめブランドを解説します。

DIESELは幅広い場面に使える品が多い

DIESEL(ディーゼル)は、イタリアのカジュアルブランドで、幅広い服や小物、装飾品を販売し、そのデザイン性の高さからも、日本国内でも人気の高いブランドです。

ベルトにおいては、シンプルでスタイリッシュなものから、デザイン性が高くカジュアルなポップなものまで幅広く取り扱い、ビジネスシーン、プライベートシーンどちらにおいても幅広く選ぶことができます。

バックルにあるディーゼルロゴは、ヴィンテージ感がありおしゃれなワンポイントです。

Orobiancoは高級感溢れる革製のものが多い

Orobianco(オロビアンコ)は、イタリアのミラノにある有名なファッションブランドです。

ブランドを象徴するメタルのエンブレムと、イタリアカラーの可愛らしいリボンでもお馴染みです。

ベルトにおいては、高級感溢れる革製のものが多く、その高級感とシックなデザインからビジネスシーンにも使えるでしょう。

イタリア国旗をイメージした、リボンの装飾が服装のワンポイントにもなります。

イタリアの革職人の技術を最大限に活かしたブランドでもあり、革製のバッグなどが特に人気が高いです。

Whitehouse Coxは高級感とエレガントさを兼ね備えた製品が多い

Whitehouse Cox(ホワイトハウスコックス)は、1875年にイギリスで創業された老舗ファッションブランドで、創業当初は馬具の製造をメインに行っていたことでも有名です。

財布や鞄、ベルトなどの小物を得意とし、1970年代後半にラルフ・ローレンからベルトの商品化依頼を受け、それが大ヒットしたことによって、大手ファッションブランドの仲間入りを果たしました。

ベルトにおいては、紳士の国であるイギリスらしく、高級感とエレガントさを兼ね備えた製品が多く、それでいてフォーマルスタイルやカジュアルスタイルなど、幅広いスタイルで商品を選ぶことができます。

ビジネスシーンにおすすめのベルト

DIESEL X03820P0875はヴィンテージ感が魅力

DIESEL X03820P0875は、ディーゼルから販売されているプレーンベルトです。

シンプルな形状でありながらも、バックルにあるディーゼルロゴのデザインが、ヴィンテージ感を醸し出し、フォーマルスタイルにおいても、アクセントになります。

RED WING 96562はフォーマルなファッションに良く合う

RED WING 96562は、カジュアルでアメリカンなブーツブランドとして有名なレッドウィングのプレーンベルトです。

使えば使うほど味わい深さが出るブライドル・レザーと、真鍮製のバックル、重厚感と高級感のある全体のフォルムが特徴です。

フォーマルなファッションにピッタリな品です。

Whitehouse Cox B1859は重厚感と高級感が漂う品

Whitehouse Cox B1859は、重厚感と高級感が漂う全体の雰囲気と、シンプルかつスタイリッシュなデザインがビジネスシーンにおすすめのベルトです。

ベルト裏地にあるWhitehouse Coxのエンブレムがヴィンテージ感を引き出し、さりげないアクセントになります。

ホワイトハウスコックス(Whitehouse Cox) B1859 フレンチカーフベルト 30mm マホガニー 36 【正規販売店】
Whitehouse Cox(ホワイトハウスコックス)

カジュアルシーンにおすすめのベルト

DIESEL X04520PR227はロゴがアクセントの品

DIESEL X04520PR227は、バックルピンにDIESELのロゴが掘られ、それがアクセントになったスタイリッシュなプレーンベルトです。

艶のあるレザーを使用したことにより、重厚感と高級感が増し、独特のバックルデザインが、カジュアルスタイルにアクセントを加えてくれます。

DIESEL X03714PR047は牛革100%の重厚感が魅力

DIESEL X03714PR047は、牛革100%を使用し重厚感があり、ベルト全体の艶をあえて消し、さらにバックルも黒に統一することにヴィンテージ感を与えたダブルピンベルトです。

艶をなくすことによってジーンズとの相性も非常によく、また艶がないことで逆にベルトをアピールすることができます。

Orobianco ORB-011208はレザーの深みと味わいが魅力

Orobianco ORB-011208は、牛革を使ったレザー素材にアドバン加工を施したプレーンベルトです。

一本一本手磨きで仕上げたことによって、レザーの深みと味わい深さを表現しています。

深みと味わい深さを表現した素材に、グラデーションがかかったブラックを加えることにより、ヴィンテージ感を引き出しています。

created by Rinker
Orobianco(オロビアンコ)
¥13,200 (2024/11/08 11:35:24時点 Amazon調べ-詳細)

ベルトについてのまとめ

  • ベルトはいくつかの種類に分類され、種類によってデザインや使用シーンなどが異なります。
  • ベルトを選ぶ際は、種類の他にも長さや幅、素材などによって見た目や特徴が異なるため、デザインや種類と合せて、自分に合ったものやシーンに必要なものを選ぶとよいでしょう。
  • ベルトは、ブランドロゴやエンブレムが入ったものであれば、それだけでもアクセントになるため、選ぶ際はブランド選びから始めるのもひとつの方法です。
  • シーンやスタイル、好みなどに合せて、素材やカラー、形状などそれぞれに合ったベルトを選ぶことが大切です。
商品一覧
ご紹介している商品一覧
ホワイトハウスコックス(Whitehouse Cox) B1859 フレンチカーフベルト 30mm マホガニー 36 【正規販売店】
Whitehouse Cox(ホワイトハウスコックス)
created by Rinker
Orobianco(オロビアンコ)
¥13,200 (2024/11/08 11:35:24時点 Amazon調べ-詳細)