こちらの記事は2019年10月30日の記事を2020年3月5日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・クーラーボックスの使い方の項目を追記いたしました。
・以下の項目を2020年3月5日の情報に加筆いたしました。
キャンプ用のおすすめクーラーボックス
釣り用のおすすめクーラーボックス
この記事では、キャンプをはじめとして、アウトドアや釣りにも欠かせないクーラーボックスについて解説します。
しかし、クーラーボックスと一口にいっても、サイズやタイプもさまざまあり、性能も製品によって異なるため、どう選んだらよいかわからない人も少なくありません。
この記事では、キャンプ用と釣り用それぞれのおすすめの製品についても解説するため、自分に合った製品購入の検討が出来ます。
クーラーボックスのタイプ
ハードタイプは密閉性や保冷性が高いが重い
ハードタイプはクーラーボックスでは主流となっているタイプで、密閉性や保冷性に優れています。
食材や飲料などを長時間保冷できるだけでなく、キャンプや釣り、アウトドアなど屋外での使用でも衝撃に強く耐久性があり、テーブルとしても使えるものや、椅子代わりになる製品もあります。
夏場は飲み物を冷やしておくなど、屋内で冷蔵庫代わりに使うこともできることから、用途が幅広いのも特徴です。
一方で、ハードタイプのクーラーボックスは重くてかさばるものも多いため、収納場所や移動手段なども考慮しておかなければなりません。
ソフトタイプは短時間の利用におすすめ
ソフトタイプのクーラーボックスは日帰りのレジャーや、ピクニック、運動会など、短時間の利用に適しています。
携帯のしやすさが特徴で、使用後はコンパクトに折りたためるものも多く、収納場所にも困りません。
冷凍食品を入れるなど、買い物用の保冷バッグとしても活用できるほか、防災グッズとして家庭に常備しておくのもおすすめです。
しかし、ハードタイプと比べると冷気が逃げやすいため、長時間の使用には適しません。
クーラーボックスの選び方
保冷能力で選ぶ
ハードタイプの場合、断熱材に用いられている素材によって保冷能力が異なります。
主な断熱材の素材としては発泡スチロール、発泡ウレタン、真空断熱パネルなどがあります。
発泡スチロールは軽くコストパフォーマンスに優れるため、保冷能力は他の素材よりもやや劣りますが、日帰りのレジャーなどには手軽で便利でしょう。
発泡ウレタンは保冷能力が高いことから、1泊程度のキャンプに適しています。
フタの気密性が高いものや断熱材が6㎝程度ものを選ぶことで、より高い保冷能力を維持することができ、安心して使用することができます。
最も高い保冷能力を持っているのは真空断熱パネルです。
薄いながらも高い断熱性を誇り、連泊のキャンプや炎天下でも高い保冷性能を発揮します。
価格はやや高めですが、クーラーボックスの使用頻度が高く、長時間にわたって保冷したい場合にはおすすめです。
保冷日数で選ぶ
キャンプの連泊などで使用する場合は、製品ごとに示されている「保冷日数」も参考にするとよいでしょう。
保冷日数は、室温20℃でクーラーボックス入れた氷が溶けるのにかかる時間を計測したものです。
しかし、保冷日数はあくまで目安のため、実際に食材などを保冷できる時間ではありません。
製品によっては、保冷日数の5~6割程度しか保冷できないものもあることも考慮しておく必要があります。
容量で選ぶ
クーラーボックスは、用途や人数に合わせた容量のものを選ぶのもポイントです。
例えば大人1人が必要な食材や飲み物は、日帰りで4L、1泊で15L、子供であればこの半分が目安です。
一方で、クーラーボックスは大きいものほど持ち運びしにくく、保冷には断熱性の高さも求められることから、断熱材の種類などによって価格も高くなりがちです。
大きな容量が必要な場合は、小型のクーラーボックスを2つ用意しておくのもよいでしょう。
ソフトタイプを買い物の保冷バッグとして使う場合には、なるべく持ち運ぶ食材の量にぴったり合うものを選ぶのがポイントです。
大きすぎると携帯しにくいのはもちろんのこと、内部に空間ができて保冷効果が持続しないためです。
持ち運びやすさで選ぶ
クーラーボックスは、使う人や使う場所にあわせて持ち運びやすいように、さまざまな工夫が凝らされている製品も少なくありません。
中でも多くのタイプがあるのがハンドルで、主なものにはコンパクトなU字ハンドル、両手でも持ちやすいバケツのようなベイルハンドル、左右が独立している、2人でも持ち運びやすいサイドハンドルなどがあります。
このほか、スーツケースのようにハンドルが伸び、キャスターがついたクーラーボックスであれば、サイズが大きめでも持ち運びが比較的簡単です。
クーラーボックスの使い方
凍らせた水や食品も保冷剤代わりにする
冷たい空気は上から下に降りるため、保冷剤は食品の上部に載せておくのがおすすめです。
しかし、食品の上に置くと取り出す際に手間となり、開閉時間を増得てしまいます。
立てて置いた凍ったペットボトルの上に複数枚乗せるとよいでしょう。
保冷剤以外にも、ブロック氷や凍らせたペットボトルも入れておくことも必要です。
時間が経ち底に水が溜まった場合、ドレンから抜くことで氷を長持ちさせることが出来ます。
また、炎天下に置かず、涼しい日陰に台に乗せて保管しておけば、地熱の影響を受けずに保管出来ます。
野菜などの食材は冷やしすぎない
食材は、氷点下となる強力な保冷剤に直接触れてしまうと冷凍焼けのような状態になります。
一般的な冷蔵庫でも、野菜室は10℃程度であるため、新聞紙や容器で食材を守り、氷や保冷剤に直接触れないように注意が必要です。
クーラー内は常に衛生的にしよう
クーラー内を衛生的に保つのもポイントです。
肉や魚のドリップはきちんと拭き取り、生で食べる様な食材に付いたら洗い流す必要があります。
生鮮食品が余ってしまう場合は、どこかでブロック氷を手に入れてクーラーボックスの保冷状態を保つのも大切です。
参考
Honda 食品保管のコツを解説! クーラーボックスの上手な使い方
キャンプ用のおすすめクーラーボックス
キャプテンスタッグ UE-75は51Lの大容量
キャプテンスタッグ UE-75は、51Lの大容量クーラーボックスです。
水抜き栓付属で排水がスムーズで、ウレタンフォーム注入式であるため保冷力がある事も特徴です
ロゴス SL 81670040は強力保冷が可能
ロゴス SL 81670040は、強力保冷が可能なモデルです。
持ち運びを考慮した薄型タイプでありながら、アイスクリームを最大10時間保存する事も可能です。
収納は薄型コンパクトですが、外部の衝撃から瓶類を守ってくれる「シェルプロテクト構造」がある事も魅力でしょう。
コールマン ホイールクーラー 28QTは移動が楽
コールマン ホイールクーラー 28QTは、保冷力が2日と長持ちし、容量26Lでキャリーハンドル付と移動もスムーズなホイールクーラーです。
材質は発泡ウレタンとポリエチレン製です。
釣り用のおすすめクーラーボックス
STANLEY クーラーボックス 15.1Lは保冷性と耐久性が魅力
STANLEY クーラーボックス 15.1Lは、保冷性と耐久性が魅力のクーラーボックスです。
付属のロープによりボトルなどをフタへとくくりつけることができます。
パッキン付きのフタ上部はフラットであるため、椅子代わりにもすることが出来ます。
35ml缶が21缶収納可能で。2Lペットボトルは横向きに入れることもできます。
ダイワ ライトトランクα S2400は軽いのに座れる
ダイワ ライトトランクα S2400は、トランク型クーラー最軽量のライトトランクでありながら、軽いのに座れる頑丈ボディなのも魅力です。
ロングボディーで大型~中型魚まで収納でき。ダイワクーラー最軽量を実現しています。
開閉便利なワンハンドオープン・フリークローズと、取り外し可能かつお手入れが簡単な両開き上フタなどの利便性も魅力です。
ダイワ CLα S1000Xはワカサギ釣りにも最適
ダイワ CLα S1000Xは、ワカサギ釣りにも最適なクーラーボックスです。
叩き用マットと小物トレーが付属している上。持ち運びにも便利な軽量スチロール仕様なのも便利でしょう。
エサや小物が入れられるトレーも付いており、エサとワカサギは分けて収納できるため、効率よく活用する事ができます。
クーラーボックスについてのまとめ
- クーラーボックスには、大きく分けてハードタイプとソフトタイプの2種類があります。
- クーラーボックスは保冷能力、保冷日数、容量、持ち運びやすさなどを基準に用途に合わせて選ぶとよいでしょう。