こちらの記事は2022年7月23日に加筆修正いたしました。

ここでは、ミルミキサーとはなにか、おすすめのメーカーやおすすめのモデルを紹介いたします。
最近は、健康志向の人の増加に伴い、自家製のジュースやスムージーを作る人が増えています。
ミルミキサーを使えば、市販のジュースやスムージーと違い砂糖などが控えめで、新鮮な野菜を手軽に摂取することが可能です。
この記事を読むことで、自分に合ったミルミキサー、ミルサー購入の検討をすることができます。

目次

ミルとは

ミル(みる)

ミルとは、固体を粉砕して粉末状にすること。
おもにコーヒー豆を粉砕する器具・機械に使われる呼び名です。「グラインダー」ともいう。
家庭用には手動式と電動式があります。
ミルは、食材を細かく粉砕し、ふりかけやペースト状のものがつくれます。
フードプロセッサーのナイフカッターの機能に似ていますが、たくさんの量を一度に調理することには向いていません。

ミルミキサーとは?

ミルミキサーとは、「ミル」と「ミキサー」の両方が使える調理家電のことです。

「ミル」と「ミキサー」機能は、付属のアタッチメントを取り替えるだけで変更でき、それぞれの長所を活かした調理をすることができます。
例えば、ミルは主にふりかけ・バジルソースなどのペースト状のものを作ることが得意です。
ミキサーであれば、野菜ジュースやスムージーなどを作ることができます。
上手く使い分ければ、調理の時間が短縮できるうえにレシピの幅を広げることができます。

ミルとは固体を粉砕して粉末状にすること

2枚の短い刃で食材を細かく粉砕し、ふりかけを作ったり、コーヒー豆を挽いたりすることが可能です。
ミルは、ミキサーより歯が少ないため、全体的に粗い仕上がりになることが特徴です。
一方で、さらさらの野菜ジュースなどを作るのには向いていません。
また、専用のアタッチメントのサイズが小さいモデルが多いため、大量の食材を一気に調理するのも難しい事に注意が必要です。

ミキサーとは固体をペースト状や液体にするもの

ミキサーは、固体をペースト状や液体にすることができます。

一般的なミキサーはミルミキサーより刃が多く、食材を細かく裁断することが可能です。
果物のジュースを作る場合、細かく刻みつつ混ぜるため、果物の繊維がそのまま残ります。
味わいは、市販のジュースよりも少しドロっとしているものにすることが可能です。
注意点には、刃が傷まないように氷などの硬いものは入れないようにし、氷を入れる場合は、氷に対応しているミキサーを選ぶ事があげられます。

ミルサーとは

ミルサーは、乾燥している固形食品などを細かく砕き、粉末状に変えてくれる調理器具です。
ミルサーのカッターにはミキサーのような刃が付いておらず、プロペラを高速回転させ粉末化させるのが特徴です。
ミキサーは刃が付いたカッターで、食材をすり潰すようにしてペースト状にします。
そこに水分を加えればジュースやスムージーを作ることもできます。

ミルサーの使い方

容器に使う食材を適当量入れたら、ミルサーカッターをねじ回して取り付け、逆さまにして本体にセットします。
あとは本体と溝が合うようにスイッチカバーをかぶせて、真上から押すだけです。離すとカッターも止まる仕組みなので、好きな粗さでストップさせます。ミキサーよりもミルサーのほうが硬い食材に対応できます。

ミルミキサーの選び方

以下では、ミルミキサーの選び方を紹介します。
自分に合っているミルミキサーを選ぶためには、選ぶためのポイントをしっかり把握することが大切です。
ミルミキサーを購入する際に必ず確認しなければならないポイントは5つあります。
以下の項目を踏まえて選ぶ事で、より自分に合ったミルミキサーを購入することができます。

選び方POINT
容量で選ぶミルミキサーは、容量で選ぶのがポイントです。

スムージーやジュースを作る場合の1人分の目安は400mlです。
1人分であればより小さい容量でも十分使うことができますが、少し多めの400mlを選ぶことで、ジュースなどを作る以外にも料理の下ごしらえや作り置きなど、使い道の幅が広がります。

しかし、家族が多いからといって、1.6Lのミキサーを購入する必要はありません。
多少人数分より小さいサイズであっても、2回に分けて使用するなどの工夫をすれば大丈夫です。
また、大容量のミキサーはサイズが大きく、重いため移動がしにくい、価格が高めなどのデメリットがあります。
コストを重視する人は、小さめのミキサーを購入したほうが安上がりでしょう。
パワーで選ぶパワーで選ぶのもポイントです。

ミルミキサーは、消費電力が高いものほどパワーが強く、短時間でさらさらしたジュースやスムージーが作れます。
しかし、ハイパワーなミルミキサーほど価格は高い事に注意が必要です。
もしも消費電力が低いミルミキサーを選んでも、食材を小さく刻むなどの手間をかける事でパワー不足を補うことができます。
アタッチメントの種類で選ぶアタッチメントの種類で選ぶのもよいでしょう。

付属のアタッチメントがあれば、通常のミルを使った調理以外も行うことができます。
アタッチメントによっては、粒子の細かい粉茶を作ったり、水分のある食材を効率的にペースト状にし、離乳食作りを手軽に行ったりすることができます。
より調理の幅を広げたい場合は、アタッチメントの種類を見るのがおすすめです。
手入れのしやすさで選ぶミルミキサーを選ぶ際に、意外と見落とされがちなポイントなのが「手入れのしやすさ」です。

毎朝スムージーやジュースを飲むために購入したのに、「手入れが面倒で使っていない…。」という人も少なくありません。
日常的に使うためには、なるべく手入れがしやすいミルミキサーを選ぶことが大切です。
毎日使いたい場合は、パーツが少なく洗いやすいミルミキサーを購入するとよいでしょう。
ボトルとカッターが取り外せるタイプであれば、複雑な構造に合う専用のブラシなどが不要であるためおすすめです。
大きさで選ぶ大きさで選ぶのも、ミルミキサー選びでは大切です。

一人暮らしの方や、他の調理家電がたくさんあると、設置スペースや収納スペースに限りがあります。
大きすぎると、出し入れが面倒でスペースを圧迫したり、手入れが大変だったりなど、少なからずデメリットがあります。
サイズなどをしっかり確認して、なるべく機能に対してコンパクトなものを選ぶとよいでしょう。

ミルミキサーのおすすめメーカー

ミルミキサーでおすすめのメーカーは、主に「イワタニ」と「テスコム」です。
両社は国内の企業であるため、安価な海外製のモデルより安心して使うことができるでしょう。
以下では、それぞれのメーカーの特徴と、おすすめのモデルを解説します。

イワタニのモデルは便利機能と安全性を重視

イワタニは、便利な機能、安全性を重視したモデルを生産しています。

ミルミキサーでは、「ミルサー」に近い機能を持つモデルを販売している事が特徴です。
イワタニは、コンパクトサイズのミルミキサーを多数発売しているため、キッチンが狭い人などにおすすめです。

イワタニ IFM-S30Gは固いものも粉砕可能

イワタニ IFM- IFM-S30Gは、氷や冷凍食品などの固いものも粉砕できる耐久力の高さが特徴です。

シャーベットやフローズンドリンクを気軽に作ることができます。
また、容器にはレンジ加熱可能なのガラスを採用しているため、ペーストにした食材をそのまま温めて、スープにする事もできます。

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イワタニ IFM-FR10はコンパクトサイズ

イワタニ IFM-FR10は、コンパクトサイズの一人使い用ミルミキサーです。

毎分約2万回の高速回転を実現しているため、緑茶などを容易に細かいパウダー状にすることができます。
また、刃が丸く潰れているラウンドエッジカッターであるため、調理やお手入れをする際に怪我をする確率を抑えてくれています。

テスコムはミキサーの14年連続でメーカーシェアNo.1

テスコムは、14年連続で「ミキサー」カテゴリーでメーカーシェアNo.1を獲得したという人気の高さが特徴です。

テスコムのミルミキサーは、スリムなボディでコンパクトなモデルが多い事も特徴です。
シンプルな機能により直感で操作しやすく、初めてでも使いやすいのも魅力でしょう。

Pure Natura TML162はミルがウェット&ドライ対応

Pure Natura TML162は、付属のミルがウェット&ドライ対応であるため、コーヒーやナッツを挽いたり離乳食を作るのにも使えます。

スムージー作りやお料理にもオールマイティーに活用することが可能です。
耐久性の高い波刃チタンカッターを採用しているため、なめらかなジュースや氷入りのスムージーなども作ることができます。

テスコム ミルミキサー TML162 W ホワイト

テスコム TM8300は大容量でハイパワー

テスコム TM8300は容量1000mlという大容量タイプで、240Wとパワーも強力であるため、大量の食材を一気に調理する事ができます。

ボトル台を取り外すことができるため、お手入れが比較的簡単なのも魅力でしょう。

離乳食作りにおすすめのミルミキサー・ブレンダー

以下では、離乳食作りにおすすめのミルミキサーを紹介します。
赤ちゃんの離乳食を作るのに便利なアタッチメントや機能が付いているため、卒乳したばかりの小さなお子さんがいる方におすすめです。

T-FAL ベビーマルチ HB65H8JPは離乳食ブレンダーが同梱

T-FAL ベビーマルチ HB65H8JPは、赤ちゃんの離乳食づくりに適した「離乳食ブレンダー」が同梱されたブレンダーです。

「離乳食ブレンダー」は直径約35mmと小さい設計であるため、少量な離乳食を作るのに適しており、約50mlからの調理が可能です。
離乳食用ブレンダーと離乳食用カップのほかには、つぶす・混ぜる作業を行うレギュラーブレンダーや、切ったい刻んだりするチョッパー、泡立てる調理に役立つウィスク、クッキングカップなどが同梱されています。
アタッチメントが多彩なため、離乳食作りの時期が終わってからも料理作りで活躍させることができます。

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ミル機能を使えるおすすめのブレンダー

Vitantonio マイボトルブレンダー VBL-500はボトルが500mlある

Vitantonioのこのモデルは、500mlの大き目なボトルにより、ご家族でスムージーを飲むのにおすすめです。

ミルがセットになっており、ミルはウェット/ドライのいずれにも使用できる2Wayタイプで、あるため、スムージー作りやコーヒー豆の粉砕も行えます。
スムージーをたっぷり飲みたい方や、ご家族で飲みたい方におすすめのサイズです。

ビタントニオ VBL-500 マイボトルブレンダー ミル付

SHARP EM-P10Aはかくはん力が高い

SHARP EM-P10Aは、6枚もの刃と、600Wのハイパワーにより、さまざまな方向から食材をかくはんし、なめらかなスムージーを作る事ができます。

刃はチタンコーティングにより耐久性にすぐれており、氷や、冷凍の果物なども粉砕可能です。
スムージーもミル機能も、刃の付け替えなしでできるため、様々な調理を手軽に行うことができます。

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ミルサーのおすすめメーカー

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ミルミキサー・ミルサーについてのまとめ

  • ミルミキサーとは、
    「ミル(固体を粉砕して粉末状にする)」
    「ミキサー(固体をペースト状や液体にする)」
    の二つの機能を使える調理家電です。
  • ミルミキサーを選ぶポイントは、
    「容量」
    「パワー」
    「アタッチメントの機能」
    「手入れのしやすさ」
    「大きさ」
    です。
  • おすすめのメーカーは、イワタニとテスコムです。
  • ミルサーは、
    「乾燥している固形食品などを細かく砕く」
    「粉末状に変える」
    調理器具です。
  • ミルサーのカッターには
    「ミキサーのような刃がない」
    「プロペラを高速回転させ粉末化させる」
    のが特徴です。
商品一覧
ご紹介している商品一覧
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