近年増加し続けているパソコン保有率ですが、仕事などで真夜中にパソコンのキーボードを叩く音が家族の睡眠の邪魔にならないかと 気を揉むことはないでしょうか。
今回は どうしても気になって仕事の妨げになってしまう、そんなストレスフルなカチャカチャ音を抑制する「静音キーボード」について おすすめ商品と共にご紹介致します。
目次
静音キーボードのメリット
静音キーボードとは、キーを打つ際に出る打鍵音(いわゆるカチャカチャ音)が小さくなるよう設計されているキーボードのことです。
このキーボードのメリットは何と言っても、往来のキーボードと比べて打鍵時の音が小さいと言うことです。
冒頭でも述べたように、真夜中など静かな場所でのキーボードのカチャカチャという音は そばにいる人ならず、打っている自分でさえも気になって集中力の妨げになることがあります。
静音キーボードは音に敏感な繊細な人にはもちろん、集中力を必要とするオンラインゲームをする人にも大変おすすめです。
この「カチャカチャ音」を極力小さくすることで集中して作業やゲームに没頭できるようになります。
反対に オフィスで他の人が打つキー入力の音が気になってしまい、仕事に集中できないといった方もいるでしょう。
打鍵音は騒音とは言い難いほんの小さな音です。
しかしこのわずかな音でさえも いったん気になってしまうとストレスを感じずにはいられない「雑音」となってしまいます。
静音キーボードは 打鍵音を極力小さくするため、キー入力の際の打鍵感を軽く作られているのも大きな特徴です。
キーが薄く設計されている製品が多く、ストロークが浅くつくられているのです。
一般的なキーボードのキー入力時の音量なら50デジベルで これはかなり大きな音です。
しかし静音キーボードなら 音の静けさとしては低いものだと約25デシベルとなり、通常のキーボードに比べ半分の音にまで減らせている製品もあります。
もしあなたがパソコン使用時のカチャカチャ音が気になっているなら ぜひ静音キーボードの購入をご検討ください。
静音キーボードの選び方
接続方法でキーボードを選ぶ
キーボードには優先接続タイプと無線接続タイプがあります。
それぞれ特徴やメリットが異なりますので、ご自分の使い勝手が良い方を選んでください。
ではここで それぞれの特性をご説明します。
有線接続タイプ
配線があるタイプです。その分ごちゃつきは否めませんが、USBポートへ接続するだけでペアリング設定不要の簡単接続ができます。
コードでダイレクトに繋いでいるので、無線タイプによくある「入力の遅延」はありません。
有線故にバッテリー切れの心配もないので、長時間のヘビーユーザーでも安心してご使用できます。
構造が単純なので 耐久性の面でも安心です。
無線接続タイプ
専用レシーバーをUSBへ接続して使用するタイプとBluetooth機能を利用するものとがあります。
Bluetooth接続ならば スマホやタブレットなど ガジェットを切り替えての接続も可能です。
配線がないため 仕事などで常にガジェットを携帯する人にとても便利です。
配線がない分 パソコン周辺がスッキリすると言うメリットもあります。
ただし バッテリーが必要な製品と、充電式のものがあるので購入前に確認をしましょう。
キーピッチでキーボードを選ぶ
キーボードを購入する時にチェックすべきは「キーピッチ」です。
キーピッチとは キーの中心から隣のキーの中心までの距離を言います。
デスクトップ型・ノート型問わず、一般的にキーピッチは19mmが標準サイズとされており、この距離であれば打鍵時のタイプミスが少ないと言われています。
キーピッチは18mm以上は確保している方が 打鍵はスムーズに感じるでしょう。
キーを押した時のキーが沈む深さを「キーストローク」と言います。
このキーストロークの感覚も購入前に事前に試してみることをおすすめします。
大きさでキーボードを選ぶ
外出時、カフェで作業をしている人をよく見かけることがあります。
後ろや隣の席での他人の打鍵音はけっこう気になるもの。と言うことは、自分が叩くキーボード音も 他人にとってはちょっとした騒音かもしれません。そんな時には 外出時でも持ち運びに便利な、コンパクトタイプの静音キーボードがぴったりです。
コンパクトサイズなのでその分テンキーの付いていないタイプが多いですが、携帯するにはありがたいサイズ感です。
書類などで重たいバッグの中身のミニマム化にも 一役かってくれるアイテムです。
静音性でキーボードを選ぶ
静音キーボードを求めるからには 静音性の高さは最も重要なポイントでしょう。
それぞれのメーカーやキーボードの素材・構造によって僅かな音の大きさや違いもあります。
そのため やはり実際にキーを叩いて、自分好みの感触であるか確かめてみることをおすすめします。
中でもとにかく静けさを重視する人には シリコン製のキーボードがおすすめです。
静音キーボードのおすすめメーカー
サンワサプライ
オフィス用品を販売しているメーカーですが、パソコン周辺機器の取り扱いも豊富です。
メーカー独自の個性的なパソコン周辺機器を販売しており、キーボードも他社とは一線を画す名品揃いです。
中でもシリコンカバー一体型の防水・防塵キーボードは シリコンによる静音を実現しつつカバーと一体型にすることで水洗いを可能にした画期的な静音キーボードです。
ロジクール
パソコン周辺機器を多くリリースしているメーカーです。
特にキーボードはラインナップが充実しており、静音キーボードをはじめとするクリエイター向けハイスペックキーボードや ゲーミングキーボードまでリリースされています。
静音キーボードのおすすめ商品
ロジクール(logicool) / Wireless Keyboard K270
「Wireless Keyboard K270」はワイヤレスタイプのキーボードです。8つの便利なホットキーを搭載し、音楽の再生やメールのチェックなどにキー1つで簡単にアクセスできます。
フルサイズレイアウトでタイピングしやすく、耐水設計で万が一の時も安心なキーボードになっています。気になるタイプ音は「カチャカチャ」と軽めの音がします。
サンワサプライ(sanwasupply) / SKB-SL20BK
「SKB-SL20BK」は従来のパンタグラフ式のものと比較してもより静かな静音性に優れたキーボードです。パンタグラフの機構部分に特殊なグリスを注入しているため、従来のパンタグラフよりも静音性が高まっているのです。
キーボードがカーブしているので楽な姿勢でタイピングできるのも嬉しい機能です。タイプ音は、従来のキーボードのタイプ音が約30デシベルに対し「SKB-SL20BK」は約25デシベル。夜間であっても響かない程度の音にまで抑えられています。
静音キーボードのまとめ
- ヘビーユーザーには有線接続、持ち運びには無線接続のキーボードがおすすめ。
- キーピッチは18mm以上は確保している方が 打鍵がスムーズ。
- 静音性を追求するなら、シリコンタイプがおすすめ。