音質に徹底的にこだわると言う方にとって必要になってくる機材が、パッシブスピーカーです。パッシブスピーカーを利用することにより、自分にとって好みの音質にすることができます。

ですから、本格的な音楽を楽しみたい方は、パッシブスピーカーを購入することが多いです。パッシブスピーカーは、国内と海外問わず様々なメーカーが多種多様な製品を販売しています。

最近だとハイレゾ音源に対応したパッシブスピーカーも少なくないので、音楽を聴くことは好きだけどまだ持っていない…と言う方は購入することをおすすめします。

一方、豊富なラインナップだからこそ、どのパッシブスピーカーが良いか分からない方もいるでしょう。

自分に合ったパッシブスピーカーを購入するには、基本知識や選び方などを知ることが大切です。

そこで今回は、パッシブスピーカーに焦点を当てて解説します。是非、参考にしてください。

そもそもパッシブスピーカーとはなにか?

まず、ノウハウ・初心者向けの情報をご紹介いたします。商品の紹介を先に知りたい方はこちらをクリックしてください。

ジャズ用のパッシブスピーカーのおすすめ3選

スピーカー筐体内部にアンプを内蔵している「アクティブスピーカー」に対して、アンプを内蔵していないスピーカーのことを、「パッシブスピーカー」と呼びます。

パッシブスピーカーのメリットは、音質へのこだわりです。たくさんの特徴あるアンプの中から選択できる自由があるため、音のカスタマイズ性が高く、自分の好みにあわせて音を作り出せることが最大の魅力です。

パッシブスピーカーのデメリットは、アンプを別に用意する必要があるため、アクティブスピーカーと比較すると、「導入が高価になりがち」「スピーカーとアンプ両方の設置スペースが必要」「配線が複雑」などといった点があげられます。

アンプをあえて内蔵しないことで、色んなメリットが発生します。

主なメリットは、「コンパクトサイズで省スペース」「音質にこだわられた設計」「アンプを組み替えると好みの音を作ることができる」ことです。

よく聴く音楽のジャンルに合わせて、スピーカーとアンプの組み合わせを考えたり、設置場所や環境によって、より細かな音の調整ができたりすることが魅力の1つです。

好みの音を追求できるパッシブスピーカーは、比較的オーディオマニア向けのスピーカーですが、現代ではコンパクトで手軽に導入できるものや、お手頃価格なパッシブスピーカーも増えています。

ブックシェルフスピーカーってなに?性能の見方とおすすめの製品6選
アクティブスピーカーとはなにか?選ぶ際のポイントとおすすめの商品

パッシブスピーカーの選び方

パッシブスピーカーの選び方を紹介します。パッシブスピーカーを選ぶ際は、「デザイン」「音質」「サイズ」は必ずチェックしましょう。

長期的に愛用するからこそ、音質だけではなくインテリアまで重視することが必要です。次に、各ポイントについて説明していきます。

パッシブスピーカーの選び方:デザイン

「音響機器にデザイン性は不要なのでは?」と、考える方も一定数います。

しかし、長期的に部屋に置くものだからこそ、インテリアを損なわないようにデザイン性も配慮することが必要です。

部屋のイメージを損なわない色合いのパッシブスピーカーは、家具としての役割まで果たすことができます。

おしゃれなパッシブスピーカーが増えているので、自分の部屋に合う色やデザインを購入する前にじっくり吟味しましょう。

パッシブスピーカーの選び方:音質

自分に合っている音質を持つパッシブスピーカーを選びましょう。

例えば、オペラ好きなら高音域に強い製品を選んだり、ボーカルを重視する場合は中高音域に強い製品を選ぶなど自分の好きな音楽ジャンルに合ったパッシブスピーカーがおすすめと言えます。

また、口コミを確認するだけだと自分好みではない音のパッシブスピーカーを購入してしまう可能性が高いです。

そうならないように、なるべく店頭などで実際に音を聴くようにしましょう。

パッシブスピーカーの選び方:サイズ

デスクやラックに置くのか、それともオーディオ専用の部屋を作るのかによって最適なサイズは異なります。

例えば、小さい部屋に大きめサイズのパッシブスピーカーを置いてしまうと、圧迫感がありゆったりと音楽を楽しみにくくなることがあります。

また、大きい部屋に小さいパッシブスピーカーだと物足りなさを感じる可能性も考慮することが必要です。

一般的に、コンパクトサイズのパッシブスピーカーが欲しい場合は、「ブックシェルフ型」が適しています。

本格的な音楽を楽しみたい方は、「トールボーイ型」が良いでしょう。

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おすすめのパッシブスピーカーのメーカー

パッシブスピーカーを購入する際におすすめのメーカーを紹介します。おすすめのメーカーは、「Onkyo」「DALI」「FOSTEX」です。

下記に、それぞれのメーカーの特徴を説明します。

Onkyo

音響機器を扱っているメーカーです。

スピーカー以外にもイヤホンなども取り扱っているため、音楽好きの間では知名度が高いと言われています。最大の特徴は、高音質なのにリーズナブルな製品が多いところです。

また、豊富なラインナップなので音響機器を初めて購入する方にもおすすめとなります。

DALI

デンマークに本拠を置くメーカーです。高級感あふれるデザインと高品質な製品が多いので、日本国内でも人気があります。

インテリアにこだわる方も満足するようなスピーカーが、多数取り揃えられています。

FOSTEX

「かんすぴ」シリーズでも有名な、日本国内のメーカーです。

玄人向けの製品が多いと考えられていますが、実は一般向けの製品も少なくありません。

ですから、スピーカーを自作するような方や音楽初心者まで幅広い支持を獲得しています。

他にもソニーなど品質に定評のあるメーカーは多数なので、自分に合ったパッシブスピーカーを購入するためにメーカーの特徴も把握することが大切です。

おすすめの小型パッシブスピーカー

小型なパッシブスピーカーのおすすめを紹介します。

ONKYO D-112EX

価格は、9800円です。

シックな見た目、重量2.4kgなので置き場所に困ることはほぼないでしょう。音質のバランスが良く、中音にまでこだわっている製品となります。

もちろん、リング型振動板をツィーターを採用しているため高音域も鮮明で綺麗な音です。芯の強い聴き応えのある音を求めている方にも適しています。

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QUAD 11L Classic Signature QUAD11L-CS

価格は、78147円となります。

小型サイズなので、部屋間での移動も楽です。柔らかく歪みの少ない音質となっており、クラシック音楽が好きな方に特におすすめの製品と言えます。

そして高級家具にも使用されるサペリ材を採用しているので、インテリアとしても映える製品です。

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ハイレゾ対応のパッシブスピーカー

ハイレゾ対応のおすすめパッシブスピーカーを紹介します。

TEAC LS301-SP

価格は、113016円です。

20.7×16.1x23cm 、重量2.7Kgとサイズがちょうど良いため、デスクトップでも音楽を手軽に楽しめます。ハイレゾ対応、40kHzまでの広域に対応しているなど性能も優秀です。

簡単にハイレゾ音源を楽しめるため、初めてパッシブスピーカーを購入する方にもおすすめとなります。

SONY SS-HW1

価格は、52800円です。

見た目の高級感が印象的な製品となっていますが、性能面も非常に優れています。

ハイレゾ対応、WDスーパートゥイーターなどで音質向上、セパレーテッドチャンバー方式を採用することで音圧や振動を軽減するなど、あると嬉しい機能がたくさん搭載されています。

また、経年変化にも強いことが特徴です。

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ジャズ用のパッシブスピーカーのおすすめ3選

JBL 4312Mは迫力のあるサウンドが特徴

ジャズファンから絶大な支持を集めるJBLの「4312M」は、体に響くような躍動感、迫力のあるサウンドが特徴のスピーカーです。

お値段はそれなりに張りますが、前面に音が出てくるような活き活きとしたサウンドが特徴で、特にジャズを聴く際におすすめのパッシブスピーカーです。

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JBL CONTROLX 2は音のバランスがよくコスパもよい

ジャズ向けで評判の良いJBL製の中で、コストパフォーマンスの高いパッシブスピーカーが「CONTROLX 2」です。

透明感のある高音と、パワフルな低音をバランスよく再現していることが特徴です。

また、室内だけではなくひさしの下など、直接雨のかからない野外に設置できることや、壁面への取り付けセットが標準で付属している所も嬉しいポイントです。

Wharfedale Diamondは音域の広さが特徴

低音から高音まで全音域において響きが良く、ジャズファンも納得のパッシブスピーカーです。

オールジャンルで安定したサウンドを聴かせてくれるため、ジャズはもちろん、クラシックやポップスなどにもおすすめです。

クラシック用パッシブスピーカーのおすすめ2選

TANNOY MERCURY 7.2は値段が手軽で繊細な音が特徴

TANNOYの「MERCURY 7.2」は、やわらかく繊細なサウンドが特徴で、クラシックファンに特に人気のあるパッシブスピーカーです。

中高音は勿論、クラシックのピアノの低音もリアルに響くと評判が良く、値段も比較的お手頃なコストパフォーマンスの高いスピーカーです。また、そのコンパクトさも好評となっています。

クリプトン KX-5Pは音を追及する人におすすめ

クリプトンの「KX-5P」は、「音」にとことんこだわり続ける人向けの最高級のパッシブスピーカーです。

開発者が自ら「熟成の極み」と称し、「値段」「外装」「音質」全てが最高級のこのスピーカーは、リアルで正確な音の再現度が非常に高く、繊細なクラシックを中心に、あらゆる音楽ジャンルの再生でおすすめです。

EDMなどのエレクトロ用パッシブスピーカー2選

ソニー SS-HW1は上質な音源をしっかりと再現できる

ソニーの「SS-HW1」は、ハイレゾ対応の上質な音源をしっかりと再現できることが特徴のパッシブスピーカーです。

ウーファー用の板にMRC振動板を使っており、しっかりとしたキレのある低音が再現できるため、EDMを聴く際にもおすすめです。

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パイオニア S-CN301-LRは綺麗な低音でコスパがよい

パイオニアの「S-CN301-LR」は、低音の余計なノイズを除去したコストパフォーマンスの高いスピーカーです。

低音域の再生時のノイズを極限まで抑えており、混じりの無い低音を再現できるため、EDM再生の際にぴったりのパッシブスピーカーです。

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オーディオ初心者におすすめのパッシブスピーカー3選

DENON SC-M41-CWは置きやすく入門用におすすめ

お手頃価格で、イージーリスニングにおすすめのブックシェルフ型のパッシブスピーカーです。

コンパクトながらどんな音楽ジャンルでも安定して楽しめるので、読書や作業しながらのイージーリスニングにはもちろん、パッシブスピーカーの入門用にもおすすめの一品です。

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ヤマハ NS-BP200は性能のコスパがよくデザインもよい

ヤマハの「NS-BP200」は、PCオーディオの入門用に最高のコストパフォーマンスのパッシブスピーカーです。

魅力はなんといってもそのお値段。約7,000円とお手頃価格な上に音も良く、オールジャンルに対応可能です。また、外観も高級感漂うピアノブラック塗装なので、品の良いインテリアにもなります。

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ソニー SS-CS3は誰にでもおすすめできる性能が特徴

ソニーの「SS-CS3」はトールボーイ型のハイコスパなパッシブスピーカーです。

ハイレゾ対応はもちろん、1万とちょっととお手頃価格の割に、音質が非常に高いレベルでまとまっており、誰にでもおすすめできるバランスの良いスピーカーです。

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パッシブスピーカーについてのまとめ

  • パッシブスピーカーとは、アンプが内蔵されていないスピーカーのことをさします。アンプの組み替え次第で、自分好みの音を作ることが可能です。
  • 主なメリットは、「コンパクトサイズで省スペース」「音質にこだわられた設計」「アンプを組み替えると好みの音を作ることができる」ところだと言えます。
  • パッシブスピーカーを選ぶ際は、「デザイン」「音質」「サイズ」の3点を確認しましょう。
  • 音質にこだわる場合は、自分の好きな音楽ジャンルに合ったパッシブスピーカーを選ぶことが重要です。
  • おすすめのメーカーは、「Onkyo」「DALI」「FOSTEX」となります。
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