最近のスマートフォンでも高画質の写真は撮れますが、プロカメラマンが撮影したような仕上がりとなるとスマートフォンでは難しいものがあります。

ワンランク上の写真を望むのなら、やはり一眼レフカメラがベストです。しかし、一眼レフカメラにも問題があります。

それはサイズと重さです。一眼レフは、一般的なデジタルカメラよりも大きくて重くなっています。そのため、持ち運ぶにはやや不便といえるでしょう。一眼レフを購入してもいつの間にか部屋のインテリアと化してしまったというケースも少なくありません。

一眼レフカメラを有効活用するには、普段から持ち運ぶ習慣を身につけることです。そのためには、持ち運びしやすくする工夫が大切です。

日常のシャッターチャンスを逃さない

日常のシャッターチャンス

日常生活の中でシャッターチャンスはいつ訪れるか分かりません。移動の瞬間にも貴重な場面に遭遇することはあります。「カメラがあれば」と後悔しないためにも、常にカメラを持っていることが大切です。

しかし、一眼レフカメラには付属品も多く、レンズなども2~3本持っている人も多いはずです。当然、専用のバックやリュックでないと入らないでしょう。

プロのカメラマンなら専用のカメラバッグを持ち歩けますが、仕事を持っているアマチュアカメラマンが常にカメラバックを携行するのは、まず不可能です。

一眼レフを常に持ち歩くには、単純に普段使っているバックに入れておくのが一番です。ただし、入れるのはカメラだけにします。

レンズは、50mmの単焦点レンズをつけておくようにしましょう。50mmレンズは「標準レンズ」とも呼ばれ、人の目に近い見え方のレンズといわれています。

一眼レフカメラの場合、さまざまな交換レンズがあります。しかし、ズームレンズなどは長くてバッグに入れるのも大変です。その点、50mmレンズならコンパクトで収納も簡単です。

普段使っているバッグにカメラを入れるのは、カメラを傷つける不安もあります。パーマセルテープなどで保護するなど工夫することは必要でしょう。

使い方に合わせてカメラストラップを選ぶ

ストラップ

一眼レフカメラを購入すると付属品としてついてくるのが「カメラストラップ」です。

カメラストラップにはいくつかの種類がありますが、付属品はカメラを首からぶら下げるのタイプの「ネックストラップ」と呼ばれるものです。

一眼レフカメラを持ち運ぶイメージは、この首からぶら下げるスタイルですね。

ネックストラップ以外に「ショルダーストラップ」「ハンドストラップ」「スリングストラップ」があります。

ストラップひとつで、撮影の効率も大きく変わります。自分の使い方に合わせて選ぶようにして下さい。

ショルダーストラップ

肩 ストラップ

ネックストラップと同じような使い方で、ショルダーバックのように斜めにかけるタイプです。

ネックストラップやショルダーストラップを選ぶ際は、カメラの重さを考えて、肩や首に負担が少ない幅のものを選ぶようにしましょう。

ハンドストラップ

ハンドストラップ

素早く撮影したいのなら手に巻きつけるタイプの「ハンドストラップ」がオススメです。

ストラップが短く、しっかりと手にカメラを固定できるので手ブレを軽減できます。また、ハンドストラップは短く収納しやすいので荷物を少なくできます。

スリングストラップ

カメラを持ち運ぶ時には、ストラップが長いとブラブラして気になります。そんな時に便利なのが「スリングストラップ」です。

ストラップが邪魔なら短くして体にぴったり密着できます。また、撮影したい時は、ストラップを伸ばせば瞬時に撮影ができます。

 

リュックやベルトに装着して運べるカメラホルダー

カメラを持ち運ぶ場合は、専用のケースかリュックに入れるのが一般的です。

しかし、シャッターチャンスの時にカメラを取り出すのは手間がかかります。チャンスを逃さないためには、カメラをストラップなどで吊り下げておくのがベストですが、重い一眼レフカメラをずっと下げているのは大変です。

こんな時に便利なのが、「カメラホルダー」です。

カメラホルダーは、カメラ本体に直接取り付けられるアタッチメントが付いた携帯用のアクセサリーです。リュックやベルトなどにカメラが装着できるので、持ち運びもラクラクです。

また、アタッチメントを取り外すだけですから、スピーディに撮影できます。

カメラホルダーには、「胸に装着するタイプ」「腰に装着するタイプ」「胸と腰に装着するタイプ」の3つがあります。

胸に装着するカメラホルダー

リュックのショルダーストラップに装着するカメラホルダーで、登山用などにはベストになったものもあります。

腰に装着するカメラホルダー

ウエストベルトに装着して使用します。カメラで素早く撮影したい場合に最適のカメラホルダーです。

胸と腰に装着するカメラホルダー

メーカーによって装着できる幅は異なりますが、リュックだけでなく腰ベルトにも付けることが可能なカメラホルダーです。

カメラを安全に運び、撮りたい時に撮れるC-Loop

ストラップやカメラフォルダーにはさまざまな商品が販売されています。その中で、オススメなのが「C-Loop」という商品です。

C-Loop(回転ストラップマウント)は、アメリカのCustomSLR社の製品でカメラの三脚穴に簡単に取り付けられるアクセサリーです。そのメリットは大きく2つあります。

カメラが下向きで安全

一眼レフカメラを一般的なストラップにつけると、カメラのバランスが悪く安定性が悪くなります。C-Loopは三脚穴に取り付けるので、カメラが下向きの状態で安定します。

望遠レンズを装着しても人にぶつかったりする心配が解消されます。

そのまま素早く撮れる

C-Loopは、商品の側面にストラップを取り付けるので撮影時にストラップが邪魔になりません。しかも、下向きの状態のカメラをそのまま両手で持ってひっくり返せば、すぐに目元にカメラを構えられます。シャッターチャンスを逃すことなく撮影できます。

C-Loopの関連商品として、ストラップとセットになったものや三脚にそのまま取り付けられるものも販売しています。用途に合わせて選んで下さい。

カメラ撮影をよりスタイリッシュに

スタイリッシュ

一眼レフの撮影の楽しみは、写真の仕上がりだけではありません。撮影する行為自体にも喜びを感じるのです。カメラを運ぶだけでもスタイリッシュなアクセサリーなどを意識して選ぶと楽しさはアップします。

何をスタイリッシュとするかは、人それぞれでしょう。ここでは、男女別にオススメのアクセサリーを紹介します。

男性におすすめのカメラアクセサリー

男性カメラ

ゴルフやスキーなどと同じで、「カッコから入る」のも一眼レフカメラ撮影の楽しさです。

男性の場合は、機能性を感じるアクセサリーがオススメです。

Peak Design CAPTURE PRO

ベルトやバックパックに簡単に取り付けられるのがPeak Design 社のCAPTURE PROです。スナップ写真などを撮影する時にはカメラをベルトにつけておけばシャッターチャンスを逃しません。

また、手ぶらでどこでも歩き回れます。一眼レフカメラをベルトにつけている姿は、見た目もカッコいいですね。

カメラホルスターG2

ハクバ写真産業から販売しているカメラバグが「カメラホルスターG2」です。

カメラバッグといっても一般的な袋状のものではありません。西部劇のけん銃を入れるホルスターのような形状で、レンズの先端が露出して収納できます。

つまり、レンズの長さを気にする必要がありません。望遠レンズを装着した状態でも収納可能です。

また、普通のバックのようにジッパーでなくバックルを使用しているので、バックルを外すだけで素早くカメラを引き抜けます。

ウエストバックやショルダーバッグなど自分の好みに合わせたスタイルで持ち運ぶことが可能です。

女性におすすめのカメラアクセサリー

女性カメラ

最近は一眼レフカメラを愛用する女性も増えています。

そのため、女性を意識したアクセサリーにもさまざまな種類が登場しています。

ストラップで個性を演出しよう

カメラストラップにもさまざまな種類があります。

本物志向の女性には、本皮製のストラップがオススメです。機能性に優れたタイプやオシャレなデザインのものなど本物の女性を演出するストラップも豊富に用意されています。

オシャレに一眼レフを運びたいのなら、ヨーロッパの生地を使ったハイセンスなストラップや香港の人気デザイナーズブランドのストラップも販売されています。

可愛いストラップなら、マカロンのような淡い色彩のネックストラップも登場しています。

その他にも、カメラストラップにはさざまな色やデザインのものがたくさんあるので、自分の好みに合ったものを選んで下さい。

カメラバッグでオシャレに演出

カメラバック

昔はカメラ専用のバッグと言えば、色や形も地味で一目でカメラバッグと分かるものでした。

女性のカメラマニアが増えている今、カメラバッグも大きく様変わりしています。個性を活かしたオシャレなバッグが数多く登場しています。

ビンテージでシックなデザインのカメラバッグは、機能性を重視するオシャレ女子向きです。イギリス製のものや人気ブランドの商品があり、カメラが収納しやすい仕切りやクッションで機能性にも優れています。

山登りやキャンプなどにはリュックタイプが便利です。リュック自体がカメラバックになっているものやカメラが収納できるスペースが付いたものなど装備に合わせて選べます。

レンズなどの装備品が多い方には大きめのカメラバッグがオススメです。女性らしい色合いのバッグも登場しています。

また、街中でも違和感のないトートバッグのようなカメラバッグも販売されています。トートバッグから一眼レフカメラを取り出すのも、ちょっとオシャレですね。

一眼レフカメラを持ち運ぶスタイルにもさまざまなものがあります。自分の個性を発揮して、一眼レフのある生活を楽しんで下さい。

一眼レフカメラの持ち運びに関するまとめ

  • 一眼レフカメラは、普通のデジタルカメラよりも重くて持ち運びは専用のバッグが必要
  • バッグに入れたままでは撮りたい時に素早く撮影することはできない
  • シャッターチャンスを逃さないためには、標準の50mレンズをつけただけのカメラを普段使用しているバッグに入れておくのも方法のひとつ
  • カメラ撮影には付属のストライプ以外に、ハンドストラップなどがあると便利
  • カメラホルダーをつければ、リュックやベルトに直接カメラを付けることができるので、持ち運びが楽になる
  • 一眼レフカメラの楽しみは写真の仕上がりだけではない
  • アクセサリーやバッグなどを選ぶのも楽しみのひとつ