こちらの記事は2022年6月24日に加筆修正いたしました。

この記事では、ハンドブレンダーの便利な使い方や選び方を解説しながら、ハンドブレンダーの中でもより使い勝手のよいコードレスタイプの商品を紹介します。
食材を細かく切ったり混ぜたりと、時間のかかる料理の下ごしらえをスピーディーに済ませるのに活躍するのがハンドブレンダーです。
しかし、ハンドブレンダーは、2,000円程度のものから数万円の価格帯のものまであり、どれを選んでよいか迷ってしまう事もあるでしょう。
この記事を読むことで、ハンドブレンダーとはなにかを知り、自分に合ったハンドブレンダー購入の検討ができます。

そもそもハンドブレンダーとはなにか?

ハンドブレンダーとは、野菜などの食材をつぶしたり、混ぜたりするための調理家電。 先端のアタッチメントを付け替えることで「混ぜる」「刻む」「潰す」「泡立てる」といった調理が可能。軸が回転することで撹拌できるハンディタイプのキッチン家電。
同じように食材を切ったり混ぜたりするための家電には、ミキサーやフードプロセッサーがありますが、それぞれに特徴や適した使い道があります。ミキサー・フードプロセッサー・ハンドブレンダーそれぞれの特徴は以下の通りです。

ミキサーの特徴

ミキサーとは、モーターが入っている台座の上に、ガラスやプラスチックなどを素材としたの縦長の容器が乗っており、野菜や果物などをすりつぶして撹はんできる調理家電です。

野菜や果物をジュースやペースト状にするのに便利です。
ミキサーの特徴は、大量の食材を一気に液体状にできることです。
家族4人分のポタージュを作るというような、液体系の調理を一度に多く行うのに向いています。
一方で、材料の量が少な過ぎたり、材料の水分が少な過ぎたりすると、撹はんを上手く行うことができない事に注意が必要です。

フードプロセッサーの特徴

フードプロセッサーは、食材を細かく刻むのが得意な調理家電です。

材料をいれる部分がミキサーのように縦長ではなく、直径15センチ程度、高さ10~15センチ程度のものが一般的です。
中心に食材をカットするための大きな刃がついており、高速で回転しながら食材を刻みます。
野菜を瞬時にみじん切りにしたり、肉や魚をミンチ上にしたりするのが得意です。
しかし、フードプロセッサーは液体状のものは得意ではない事に注意が必要です。
また、入れる材料が多過ぎても少な過ぎても上手く調理できないため、容器の大きさに合わせて適量ずつの調理を行う必要があります。

ハンドブレンダーの特徴

ハンドブレンダーはスティック状の調理家電で、

  1. 「混ぜる」
  2. 「刻む」
  3. 「つぶす」
  4. 「泡立てる」

の作業ができます!
ミキサーやフードプロセッサーと違い、スリムなスティック状であるため、置き場所に困りづらいのは魅力でしょう。
ハンドブレンダーは、先端をカップや鍋に直接入れて使えるため、ミキサーやフードプロセッサーと比べて洗い物も少なくて済みます。
アタッチメントも簡単に取り換えることができるのも特徴です。
ミキサーのようにすりつぶすために使ったり、フードプロセッサーのように細かく刻んだり、スライスしたりするのにも使えます。
ミキサーやフードプロセッサーを買ったけれど片付けが面倒で使わなくなってしまった人や、キッチンが狭くてミキサーは置けないという人は、ハンドブレンダーの購入を検討してみるとよいでしょう。

ハンドブレンダーでできること

多くのメーカーからハンドブレンダーが発売されていますが、「つぶす」「混ぜる」調理は、どのハンドブレンダーでもできる基本的な機能です。

製品よっては、特長的なアタッチメントを付け替えることで、「刻む」「スライスや千切り」「泡立て」「こねる」などの調理を行う事もできます。
ハンドブレンダーでできる調理を広げたい方は、付属アタッチメントの種類に注目するのがポイントです。

ハンドブレンダーの選び方

選び方point方法
W(ワット)数で選ぶハンドブレンダーを選ぶ際は、パワーを決めるW(ワット)数を見るのがポイントです。W数が大きければそれだけ短時間で調理でき、硬いものも砕くことができます。
低価格のハンドブレンダーには150W程度のものもありますが、ストレスなく使う場合は、最低でも200Wはあるものを選んだほうが安心です。
しかし、ハイパワーのモデルは価格も高くなります。
本格的な料理に利用したいのか、離乳食作りがメインなのかなど、用途と価格のバランスを考えて選ぶとよいでしょう。
コードレスかどうかで選ぶハンドブレンダーはコードレスかどうかで選ぶのもポイントです。ハンドブレンダーは、調理中の鍋などに直接入れて使えるのが利点の1つですが、コードがジャマに感じることもあるでしょう。
コードレスのモデルであれば、熱い鍋にコードが接触しないように気を使う必要がありません。
調味料のボトルやコップにコードをひっかけてしまうこともありません。
また、コンセントが必要ないため、バーべーキューなどの野外イベントで使うなど、利用の幅も広げることができます。
アタッチメントの種類で選ぶハンドブレンダーは、調理の幅を広げるアタッチメントで選ぶのもポイントです。アタッチメントによっては、基本機能の「つぶす・混ぜる」に加え、泡だて器にできたり、大根おろしなどが作れるおろし機能があったり、フードプロセッサーに近い調理を行う事もできます。
どんなアタッチメントがあったら自分には便利かを考えて選ぶとよいでしょう。
使用目的に合わせて選ぶハンドブレンダーを選ぶときには、メインの使用目的はなにかを考えて検討するとよいでしょう。離乳食作りがメインであれば、ゆでた野菜をつぶすのがメインであるため、基本のアタッチメントがあれば大丈夫です。
離乳食作りにはパワーもそれほど必要とせず、使う期間も限られるため、低価格のモデルでも十分でしょう。
また、離乳食作りには、計量目盛りの付いたカップが付属していれば、分量調節が簡単にできて便利です。
スムージーも基本のアタッチメントを使えば作れますが、凍ったフルーツや氷を砕くことを考えると、それなりにパワーのあるモデルがよいでしょう。

料理の下ごしらえに使う場合は、みじん切りや薄切りができるチョッパーが付属しているものがおすすめです。
チョッパーを日々の料理に使えば、調理時間をぐっと短縮することができるでしょう。
自分に合ったモデルを選ぶのが大切です。

ハンドブレンダーでおすすめの調理方法

おすすめポイント理由
離乳食を調理する離乳食作りにはハンドブレンダーがおすすめです。

少量を手早くすりつぶすのはハンドブレンダーが得意としていることであるため、離乳食作りにはピッタリでしょう。
スムージーを調理するカップに好きなフルーツと水や牛乳、ハチミツなどを入れて、ハンドブレンダーで混ぜるだけでスムージーができあがります。

片付けもカップとアタッチメントを洗うだけですむため、忙しい朝にも快適です。
ハンバーグを調理するハンバーグを調理するのにも、ハンドブレンダーがおすすめです。

肉をミンチにするのにも、玉ねぎをみじん切りにするにも、タネを混ぜるにも、ハンドブレンダーが活躍します。
ハンドブレンダーがあれば、塊で買った肉も自宅でミンチにできます。
目にしみて辛い玉ねぎのみじん切りも、あっという間に完成させることができるのは便利でしょう。
タネを混ぜる作業もハンドブレンダーで行えば、手で触れるのは成形過程だけであるため、衛生面でも安心です。

おすすめのコードレスタイプのハンドブレンダー

クイジナート スリム&ライト ハンド ブレンダー ホワイト HB-200WJ

クイジナート スリム&ライト ハンド ブレンダーは、約250gの軽量化とサイズダウンで女性の手でも持ちやすい

●ブレンダーブレードの回転数が約16,000回と早くなり、『つぶす』『混ぜる』をスピード調理(当社CSB-77J2シリーズとの比較
●ワンタッチで楽々オン/オフスイッチ
●ダイヤル式で思い通りにスピード調節
●大容量800mLの専用カップ付

BRUNO ブルーノ マルチスティックブレンダー アタッチメント 3種 (ブレンダー ホイッパー チョッパー) で調理の時間短縮!

マルチスティックブレンダ―で調理の時間短縮!

毎日のお料理に!1台5役のマルチなブレンダー
つぶす・混ぜる・刻む・砕く・泡立てるがこれ1 台で!アタッチメントを付け替えて、片手で簡単調理。 従来の「Idea Label BY BRUNOマルチハンディブレンダー」より、さらにスリム&軽量化、氷も砕けるなど、うれしい機能がプラスされています。 下ごしらえからドリンク、離乳食づくりまで毎日のお料理をサポートします。6つのレシピが掲載された専用レシピリーフ付き。

ブラウン マルチクイック 7 ハンドブレンダー 一台7役2020年モデルアクティブブレードテクノロジー

ブラウン マルチクイック 7 ハンドブレンダー 2020年モデル は、「つぶす」&「混ぜる」、刻む、スライス、千切り、こねる、おろすモデルです。

お手入れ簡単。周囲が汚れにくい、飛び散り防止設計 ブレンダーの回転刃カバーには飛び散りを防止する独自の設計を採用。シャフトが上下に伸縮することで、固い食材も一機に撹拌します。 従来より撹拌範囲を2.5倍拡大*1 させることで、食材をより細かく、均一に撹拌しこれまでよりも更に滑らかな仕上がりが可能。


HAGOOGI ハンドブレンダー 離乳食 ブレンダーは1台6役。

HAGOOGI ハンドブレンダーは調理器具 ハンドミキサー、ミキサー、泡立て器、ジューサー、フードプロセッサーにもなる

【1台6役】「つぶす」、「混ぜる」、「刻む」、「砕く」、「千切り」、「泡立てる」の6つの調理方法が出来るHAGOOGIマルチスティックブレンダー。女性の手でも持ちやすいスリム&軽量設計なので片手で簡単調理料理の下ごしらえからポタージュ、ドレッシング、離乳食など様々な料理に役立ちます。氷も砕くことが出来るので、シャリシャリ食感のスムージーもOK。

あわせて読みたい

ハンドブレンダーについてのまとめ

  • ハンドブレンダーとは、野菜などの食材をつぶしたり、混ぜたりするための調理家電。 先端のアタッチメントを付け替えることで「混ぜる」「刻む」「潰す」「泡立てる」といった調理が可能。軸が回転することで撹拌できるハンディタイプのキッチン家電。
  • ハンドブレンダーを選ぶときは、用途に合わせて、ワット数・アタッチメントの種類・コードの有無などを考慮して検討するとよいでしょう。
  • コードレスタイプは、調理中にコードがジャマにならないところがメリットです。野外などでも使えるのでアイディア幅広く使うことができます。