この記事では、新しくドライヤーを購入する際のポイントとおすすめのメーカーや製品を紹介いたします。
最近のドライヤーは、ただ温風が出て髪を乾かせるだけでなく、温度の細かな調節や様々な便利な機能を持ったドライヤーが数多く発売されています。また、機能に応じて価格が安いものから高いものまで種類は様々です。
ドライヤーの購入を検討している方はぜひこの記事を読んで参考にしてみてください。
目次
自分に合ったドライヤーを選ぶ際のポイント
風量で選ぶ
ドライヤーで早く髪を乾かしたい場合は、風量の大きいものがおすすめです。
頭皮や毛髪は、長時間熱風を当てるとダメージを負ってしまいます。そのため、風量の大きいドライヤーで早く乾かすことでダメージを防げるでしょう。
しかし、風量の大きなドライヤーはその分風音が大きくなりがちです。音に敏感な方は風量と風音のバランスを確認してから、ドライヤーを選ぶことをおすすめします。ドライヤーを選択する風量の目安は1.3㎥/分以上、ロングヘアーの方は1.6㎥/分以上の風量のあるドライヤーがおすすめです。
機能性で選ぶ
ドライヤーには、風量や風音といった基本的な機能以外にも様々な機能が付加されているものがあります。
基本的な機能以外で搭載されているもので、よく目にするのはマイナスイオン搭載のドライヤーです。マイナスイオン搭載のドライヤーは、髪に帯電したプラスイオンを中和し電気の性質を抑制することで髪がパサつくことを防ぎます。
また、遠赤外線効果の機能を付加したドライヤーは、遠赤外線の特徴により髪の内側から温めていく効果を持っています。髪の表面の温度を急激に上げないため髪の毛は、もちろん頭皮も傷みにくいでしょう。
ドライヤーを選択する際には機能面での「付加価値」を選択の基準にすることもおすすめします。
温度で選ぶ
温度調節機能は60℃前後まで調節できるドライヤーだと理想的です。髪の長さやコンディションに合わせて温度を調節することで髪へのダメージを軽減することができます。
また、一定の温度で髪を乾かすよりも乾き具合で温度を変える方が髪や頭皮へのダメージを減らすことができます。
騒音を抑えられるかどうかで選ぶ
ドライヤーの音が気になる場合には60db以下のドライヤーがおすすめです。
ドライヤーの夜中の使用や赤ちゃんやペットがいるご家庭ではドライヤーが気になる場合があります。具体的なドライヤーの風音について表記がない場合は静音と表記のあるものを選ぶことをおすすめします。
価格で選ぶ
ドライヤーを選ぶ場合には価格と機能のバランスの取れたものを選びましょう。価格の高い自分の用途に合わない機能を持つドライヤーを買ってしまっても、使用しない機能の分、無駄な出費となってしまいます。
乾燥させるだけのドライヤーなら2,000円程度で手に入りますし、安価であっても温風と冷風程度の温度の切り替えが可能なドライヤーもあります。ドライヤーは機能がたくさんあれば良いというわけでもありません。自分の髪質や用途をよく吟味して選ぶことをおすすめします。
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ドライヤーのおすすめメーカーと代表商品
シャープ
シャープはプラズマクラスターで有名なメーカーです。プラズマクラスターは、プラスイオンとマイナスイオンを同時に作り出し放出させるシャープの開発した技術です。
プラズマクラスターの技術はドライヤーにも応用されています。プラズマクラスターには静電気を抑える効果があります。シャープの代表的な商品であるプラズマクラスタードライヤーのシリーズはこの技術を応用した商品です。
日立
日立のドライヤーの特徴は、独自に開発した風切り音低減ファンです。風切り音低減ファンは、日立の代表的な商品であるヘアクリアシリーズを始め、日立のドライヤーの多くの製品に搭載されています。
風切り音低減ファンを搭載したドライヤーは、66dbという普通の会話より少し大きな音程度で使用できます。ドライヤーの音で寝ている子供が起きてしまうこともないでしょう。
ダイソン
掃除機を始め特徴的なデザインでパワフルな家電製品を多く送り出すダイソンは、そのパワフルなモーターの技術をドライヤーにも生かしています。
代表商品であるスーパーソニックを始めとした商品は小さなモーターを搭載しつつ、強力な風力で髪の毛を早く乾かすことができます。
コイズミ
コイズミは、正式名称を小泉成株式会社といいます。自社ブランドのドライヤーを企画・開発するとともに、国内外の有名なメーカーの代理店業務行い幅広い商品を取り扱っている会社です。
コイズミのドライヤーは「優しさ」と「いたわり」をコンセプトに生活の変化に注視した製品を提供し続けています。代表商品であるイオンバランスドライヤーを始めた商品は、ジェネリック家電という大手メーカーの一世代前の技術を利用することで低価格な商品を提供しています。
パナソニック
多くの家電を生売り出しているパナソニックは日本の家電メーカーの中でも、最もブランド力のある人気メーカーです。
ドライヤーの代表的な商品であるナノケアシリーズなどはドライヤーとして割と高い金額の部類に入りますが、その分、大手メーカーの技術や経験が生かされた良質な製品が提供されています。
おすすめのドライヤー5選
パナソニック ヘアードライヤー ナノケア EH-CNA9A
パナソニック独自のイオン放出技術でナノイーとダブルミネラルという2倍のイオンを一度に放出することで、髪に潤いとまとまりを与えることができるドライヤーです。ナノイーは通常のマイナスイオンよりも水分量が多く、髪の毛の乾燥を防ぐ効果があります。
また、イオン発生以外の機能でも毛先集中ケアモードや御礼モードといったモード切り替え機能も搭載されています。ナノケア EH-CNA9Aは髪だけではなく、顔や地肌のケアにも使えるマルチに利用できるドライヤーです。
ダイソン HD01 WSN Dyson Supersonic ホワイト/シルバー
パワフルな風量で髪を素早く乾かすことが可能です。また、マイナスイオン機能も付いているため、髪のダメージを防げるでしょう。
ダイソンならではの独特な見た目がオシャレな商品です。
コイズミ ヘアドライヤー モンスター 大風量 レッド KHD-W710/R
ダブルファン技術によって、パワフルな風で髪を乾かすことができます。短時間で髪を乾かすことが可能なため、髪へのダメージも最小限に抑えることができるでしょう。
マイナスイオン機能も搭載されているため、髪に優しい状態で素早く乾かすことが可能です。価格も比較的低価格なため購入しやすいでしょう。
日立 ドライヤー ヘアクリエプラス+ パールホワイト HD-NS910 W
独自の沿面コロナ放電方式という技術を採用したダブルクラウンリングから噴出されるナノイオンで、髪の毛に潤いを与えるドライヤーです。風温も最低60℃から4段階で切り替えることが可能で、風量も毎分1.0~1.9㎥の間で無段階の調節が可能です。
また、ファンの形状や本体の吹き出口の加工を工夫することで大きな風量と同時に風音を低減することにも成功しています。
プラズマクラスター スカルプエステ IB-HX9K-B
独自のプラズマクラスター技術で髪の毛に潤いを与え、付属のアタッチメントで頭皮のマッサージもできるドライヤーです。ファンの吹き出口にはツバメの羽と尾を模した形状を取り入れることにより、風速を早めて髪をすばやく乾かせるように工夫されています。
また、スカルプモードの利用と、付属のアタッチメントでの刺激により髪をふんわりと立ち上がらせることができます。
ドライヤーのおすすめについてのまとめ
- ドライヤーは様々な機能や価格帯がある
- 風量や風音が大きいドライヤーはすばやく乾かすことができるが髪の毛や頭皮へダメージを与えてしまう場合もあるため注意が必要
- イオン技術搭載のドライヤーは静電気を抑え髪の毛に潤いを与えることができる
- ドライヤーのメーカーにはそれぞれ特徴的な技術がある
- ドライヤーを選ぶ際は有する機能と価格のバランスが大事