こちらの記事は2019年7月4日の記事を2020年7月2日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・おすすめの折り畳み自転車を2020年7月2日の情報に更新いたしました。
この記事では、折りたたみ自転車のメリットやデメリット、実際に選ぶ際のポイントや注意点を解説します。
折りたたみ自転車は、フォールディングバイクとも呼ばれ、通常の自転車よりもコンパクトで持ち運びやすく、収納性も高いのが魅力の品です。
この記事を読むことで、たくさんの折りたたみ自転車の中から、自分に合う製品購入の検討が出来ます。
折りたたみ自転車の魅力
折りたたんで電車や車で運ぶことができるのが魅力
折りたたみ自転車のメリットとして挙げられるのが、コンパクトである点です。
手軽に持ち運ぶことができ、マイカーやタクシーのトランクに積み込んだり、キャリーバッグなどに入れて電車に乗ることもできます。
車の到着先で気軽にサイクリングを楽しんだり、長距離のツーリングに出かけ、帰りは電車で移動するといったことも可能です。
保管場所に困らないのも魅力
折りたたみ自転車の最大のメリットが、優れた収納性です。
コンパクトに折りたためるため、家の中や物置や倉庫など、保管場所を選びません。
室内保管が可能なことで、雨や湿気などによるサビも防ぐことができ、盗難のリスクも軽減されます。
旅行先などでも乗ることができるのが魅力
折りたたみ自転車であれば、キャリーバッグに収納し、荷物とともにホテルや旅館といった宿泊先に持ち込むこともできます。
旅行先では移動手段が限られがちですが、折りたたみ自転車があれば滞在中の散策などに便利です。
しかし、飛行機への折りたたみ自転車の持ち込みは難しいため、注意が必要です。
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折りたたみ自転車のデメリット
スピードを出すために体力が必要
折りたたみ自転車は、ある程度脚力がなければなりません。
一般的に折りたたみ自転車のホイールサイズは16インチから20インチほどと、一般的なシティサイクルよりもサイズが小さいことがひとつの要因です。
このため、ギヤ比によっては漕いでも思うように進まず、スピードを出すためには、相応の体力や技術が必要になります。
かごなどの収納パーツが装備されていない
折りたたみ自転車は、折りたたみやすさを重視したり、重量を軽くする目的で、前かごなどの収納パーツが装備されていないモデルが少なくありません。
通勤や通学、買い物などで荷物を積む際には不便な場合もあるでしょう。
折りたたみ自転車を選ぶ際のポイント
よく持ち運ぶ場合は軽量のものを選ぶ
折りたたみ自転車をよく持ち運ぶ場合は、軽量のものを選ぶとよいでしょう。
人が無理なく持ち運べる重量は約12kg程度ですが、特に手持ちでの移動が多い場合は、10kg以下が理想です。
サイズを必ずチェックして選ぶ
折りたたみ自転車は、同じインチでも折りたたんだ際のサイズがそれぞれ異なるため、使い方にあったサイズに折りたためるモデルがよいでしょう。
マイカーのトランクに積めるのかや、旅行などでロッカーを利用する場合にスペースに収納できるのかなどを確認しておかなければなりません。
安全性を重視して選ぶ
折りたたみ自転車の場合、特殊な構造のモデルもあるため、安全性が確保されているかは特に重要です。
万が一安全性の見極めが難しい場合は、一般社団法人自転車協会が制定した安全基準「BAA」マークの有無などを基準にしてもよいでしょう。
乗り心地とのバランスを考えて選ぶ
折りたたみ自転車のタイヤのサイズは8インチ程度で、通常の自転車よりも小さなモデルが多いことが特徴です。
タイヤが小さすぎる製品は、地面の凹凸の影響が大きくなることも考慮しておかなければなりません。
しかし、タイヤが大きすぎると、走行は安定するものの収納性が損なわれるため、乗り心地とのバランスを考える必要があります。
自分の好きなデザインで選ぶ
性能やサイズなどで選びきれない場合には、デザインを重視するのもひとつの方法です。
気に入ったデザインであれば快適に乗ることもでき、自転車に対して自然と愛着も湧くでしょう。
装備品や機能性もチェックして選ぶ
折りたたみ自転車はモデルによっても異なりますが、一般的な自転車と比べて装備品が少なめです。
使用環境に応じて、ライトやスタンド、泥よけカバーなど、必要な装備品が付属しているかも確認するとよいでしょう。
変速ギアが付属していれば、より快適に走行することができます。
電動機能付きの折りたたみ自転車であれば、タイヤが小さいことによる漕ぎにくさをカバーできるため、坂道や重い荷物を持っていても苦になりづらいです。
極端に安価な製品は避ける
折りたたみ自転車は、比較的安価で手に入れられる製品も少なくありません。
しかし、安い製品の中には粗悪品も含まれています。
特に折りたたみ自転車の場合、通常の自転車の機能に加えて折りたためる機能が加わることから、より強度が求められます。
コストダウンのためにフレームに十分な強度を持たない場合を考慮し、極端に安価な製品はよく調べてから購入を検討するとよいでしょう。
折りたたみ自転車を使用する際の注意点
コンパクトな収納や、持ち運びができるのが特徴の折りたたみ自転車ですが、折りたたむことによる注意点があります。
折りたたみ自転車は、ヒンジやクイックレバーといった部品点数が多いことから、故障リスクも高まるため、普通の自転車以上にメンテナンスに気を配らなければなりません。
インチ数が同じでも、製品によって折りたたみ方や、折りたたみ時のサイズが異なることにも注意が必要です。
折りたたみ時のサイズは、保管場所などにあわせ事前に確認しておくとよいでしょう。
たたむためのパーツが多ければ、折りたたむのにも時間がかかるため、自転車の使用頻度なども考慮して選ぶ必要があります。
おすすめの折りたたみ自転車
SPEAR 折りたたみ自転車
SPEAR 折りたたみ自転車は、スタイリッシュなデザインをしており、乗り降りがしやすいV型フレームを採用しています。
16インチと非常にコンパクトなサイズをしているため、車の荷台にも積みやすいです。
また、音を軽減してくれるパットを採用しており、走行時の騒音を抑えてくれます。
付属のレバーを上げ、横に回すだけで簡単に折り畳むことができます。
タンスのゲン 折りたたみ 自転車 16インチ
タンスのゲン 折りたたみ 自転車 16インチは、前後の車輪にスチール製の泥除けが付属しているため、泥などが付着して汚れてしまうのを防いでくれます。
スタンドが付属しており、折り畳んだ状態で自転車を立たせることが可能です。
また、滑らかにブレーキをかけてくれるキャリパーブレーキを採用しているため、いきなりブレーキがかかることなく転倒を防止できます。
接触面が大きいコンフォートタイプのサドルが付属しており、安定した乗り心地を実現しています。
PELTECH 折り畳み電動アシスト自転車
PELTECH 折り畳み電動アシスト自転車は、電動自転車なため、坂道など通常の自転車では運転しにくい場所でも負担がかかることなく走行可能です。
電動アシストモードは、強、標準、エコと3種類を環境などに合わせて切り替えることができます。
また、電動アシストの原動にもなるリチウムバッテリーは3~4時間で充電を完了でき、高出力を実現しながら発熱量を抑えてくれるため安全性にも優れています。
防犯性に優れているティンプルキーを採用した後輪リング錠が付属しており、駐輪時の鍵の開閉も簡単に可能です。
CAPTAIN STAG 折りたたみ自転車
CAPTAIN STAG 折りたたみ自転車は、アルミフレームとアルミパーツを組みあわせた約10.6kgと折り畳み自転車の中でも比較的軽量な商品です。
6段ギアを搭載しており、状況に合わせてギアを調節できるため、足などに負担をかけることなく運転を行えます。
また、サドルにスプリングが付いているため、長時間座ったままでもお尻が疲れないでしょう。
前輪と後輪の両方にフルカバーフェンダーが装着されており、泥はねなどを防止してくれます。
Top-Cloud 折り畳み自転車
Top-Cloud 折り畳み自転車は、16インチとコンパクトなサイズ感で軽量なため、子供などの使用にもおすすめの商品です。
約30秒で組み立てることができるため、難しい動きが必要ない組み立て方法の商品を探している方におすすめです。
また、高さの調節が可能なサドルや、フラットで握りやすいハンドルなど様々な便利機能が付いています。
路面の状況に合わせて、ギアを6段階に調節することができ、快適な運転を体感できるでしょう。
折りたたみ自転車についてのまとめ
- 折りたたみ自転車のメリットは、持ち運びやすさをを活かして電車や車で運ぶことができるほか、保管場所を選ばないこと、旅行先などでも活用できることなどが魅力です。
- デメリットは、タイヤ径が小さいことにより、スピードを出すためには脚力が必要なことや、折りたたみやすさを重視してかごなどの収納パーツが装備されていないことなどがあげられます。
- 実際に折りたたみ自転車を選ぶ際には、重さやサイズ、安全性のほか乗り心地、デザインなども考慮するとよいでしょう。
- 装備品や機能性もチェックし、極端に安価な製品は避ける必要があります。
- 折りたたみ自転車は、一般的な自転車よりもメンテナンスに気を配る必要があるほか、製品によって折りたたんだ際のサイズも異なるため注意が必要です。