こちらの記事は2019年7月19日の記事を2020年3月19日に加筆修正いたしました。

加筆修正箇所
・LED電球の選び方に、光の広がり方で選ぶの項目を追記いたしました。
・おすすめのLED電球を2020年3月19日の情報に更新いたしました。

この記事では、LED電球の特徴やおすすめのメーカー・商品について解説します。

LED電球は性能が高く、普通の電球と比べてメリットが多くあるのが特徴です。

また、LED電球の中においくつかのタイプで別れているため、設置環境に合ったものを購入する必要があります。

この記事を読むことで、使う環境に適したLED電球購入の検討が出来ます。

そもそもLED電球とはなにか?

LED電球とは、発光ダイオードといわれる半導体素子や、フィラメントと呼ばれる金属の細い線を使用した電球であり、「フィラメント電球」ともいわれています。

1962年に発明された当初のLEDは赤色でしたが、現代では様々な色のLED電球が生産されています。

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LED電球のメリット・デメリット

電気代が安いのがメリット

LED電球の特徴として、消費電力が小さいというメリットがあげられます。

具体的な消費電力の数値は製品によって異なりますが、10W未満のモデルが一般的です。

一般的なLED電球の消費電力である7.8Wの場合、毎日8時間使用しても1年間で615円程の電気代で済みます。

一般的な白熱電球の場合は、毎日8時間の使用で電気代が年間4,000円を超えるケースも少なくありません。

一般的な白熱電球よりも、電気代を大きく節約できるのがLED電球のメリットです。

寿命が長いのもメリット

LED電球には、寿命が非常に長いという特徴もあります。

白熱電球の場合は、2,000時間も使用できれば長持ちしたといえるでしょう。

しかし、LED電球は少なくても4万時間は持つものが一般的です。

電球焼けしにくい事もメリット

LED電球は、長時間使用していても温度変化しにくいという特徴があります。

白熱電球の場合は仕組み上、発熱量が非常に多いため、電球自体も熱を持ちやすいという特徴があります。

発熱量が少ないLED電球は、白熱電球と比べて電球焼けのリスクが非常に低いのがメリットです。

本体価格が高いのはデメリット

LED電球の場合、白熱電球と比較して本体価格が高い事がデメリットです。

白熱電球は600円前後から購入でき、高いものでも2000円ほどの値段で購入することが出来ます。

しかし、LED電球の場合は安いものでも2000円ほどかかり、3,000円を超えるケースも少なくありません。

高熱に弱いのもデメリット

高温に弱い事も、LED電球のデメリットです。

放熱が十分にできないような密閉型の器具に対して、LED電球を使用するのはおすすめできません。

放熱が十分に行われないと、LED電球の寿命が大きく縮まる可能性があります。

LED電球の選び方

口金サイズをチェックして選ぶ

「口金」とは、電球をソケットに回しながら差し込む部分のことです。

照明器具の口金に合わないLED電球を購入してしまうと、使用することができません。

口金サイズを踏まえた上で商品を選ぶことが大切です。

電球の形状で選ぶ

電球の形には様々な種類があります。

具体的には、一般的な電球形のほかに、より丸みを帯びた大きめのボール電球形や、小さめなミニクリプトン形などがあります。

それぞれの電球の形状を踏まえた上で、使う場所に適した形状を選ぶとよいでしょう。

東芝ライテック LED電球 一般電球形 全方向タイプ 100W 電球色 LDA14L-G/100W 口金直径26mm
東芝ライテック(Toshiba Lightech)
東芝 LED電球 ミニクリプトン形 40W 広配光 L色 【品番】<T>LDA4L-G-E17/S/40W
東芝(TOSHIBA)

電球の色で選ぶ

電球の色にもいくつか種類があります。

具体的には、温かみのある色味が特徴の電球色タイプや、白い色味が特徴の昼白色タイプなどがあります。

電球の色は部屋の雰囲気を左右する要素であるため、目指す部屋の雰囲気にあわせて、適切だと思う色の電球を選ぶとよいでしょう。

アイリスオーヤマ LED電球 口金直径26mm 60W形相当 昼白色 広配光タイプ 2個セット 密閉器具対応 LDA7N-G-6T42P
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)

広さに適した明るさを選ぶ

LED電球の明るさは製品によって異なるため、部屋の広さに適した明るさのLED電球を購入するのもポイントです。

製品情報を見ると、「lm(ルーメン)」という単位で明るさの程度が記載されています。

明るさを見ずに購入してしまうと、想定していたよりも明るすぎると感じたり、暗すぎると感じる問題が起こったりする可能性があります。

光の広がり方で選ぶ

電球の光の広がり方は、光の方向や広がる角度により以下の3つのタイプに分かれます。

それぞれのタイプの特徴は以下の通りです。

全方向タイプ(約260°)
全方向タイプは、広い光の広がりが特徴で、使う場所を選ばない使いやすさがあります。
広配光タイプ(約180°)
広配光タイプは、広い範囲を均等に明るくできるため、隅まで照らしたい場所の使用におすすめです。
下方向タイプ(約140°)
下方向タイプは、下方向に照らすだけで充分な場所におすすめです。廊下やトイレ、洗面所などによく使われます。

光の広がる角度が広いと、部屋をより広範囲に照らすことが可能です。

光の広がりが狭い電球は照らせる範囲が狭いですが、限られた範囲にだけ明るさが必要な場所に最適です。

使う場所に合った光の広がり方の電球タイプを選ぶとよいでしょう。

参考
Panasonic LED電球の選び方

LED電球でおすすめのメーカー

Panasonicは高い実績と豊富なラインナップを誇る

Panasonicは、エレクトロニクス分野において高い実績を誇る企業です。

電球・蛍光灯関連の製品も多く生産しており、ラインナップが充実しています。

品質の高いLED電球も多く販売されているのもPanasonicの特徴です。

東芝も製品のラインナップが広い

東芝は、日本におけるPanasonicと並ぶ大手の電機メーカーです。

家電だけでなく、携帯電話やパソコンなど様々な製品を生産しており、LED電球のラインナップも豊富にあります。

Panasonicと同じく、様々なタイプのLED電球から選ぶことができるため、選択肢が広いという点でもおすすめのメーカーです。

アイリスオーヤマは高性能かつ環境にやさしい品が多い

アイリスオーヤマは生活用品のメーカーですが、2000年代に入ってからは家電の生産にも力を入れており、現代では多種類のラインナップが存在するまでになっています。

アイリスオーヤマのLED電球は、高性能かつ環境にやさしいタイプが多いのが特徴です。

おすすめのLED電球

オーム電機 LDA2N-G AG27は密閉形器具にも対応している

オーム電機 LDA2N-G AG27は、白熱電球20形相当の明るさがある、昼白色のLED電球です。

照明器具をカバーで覆っている密閉形器具にも対応しています。

Philips Hue ホワイトシングルランプは調光が手軽

Philips Hue ホワイトシングルランプは、スマホやスマートスピーカーを使って明かりの調整を行えるのが便利なLED電球です。

スマートスピーカーを使えば、両手がふさがっている場合でも、声のみで簡単にオン・オフや明るさ調整を行えます。

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Verbatim LDA6L-G/VP4は軽量で取り付けやすい

Verbatim LDA6L-G/VP4は、光が広がり隅まで均等に照らせる広配光タイプのLED電球です。

質量が約55gと一般的な電球よりも軽量で取り付けやすく、照明器具に負担がかかりません。

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オーム電機 LDT13D-G IG92は細い器具にも取り付けやすい

オーム電機 LDT13D-G IG92は本体が細いため、ペンダントライトやシャンデリアなど、取り付け部分が細い器具や、横向きや斜め付けの器具にも取りつけやすいLED電球です。

1170lmの明るさのある全方向タイプであるため、場所を選ばずに使いやすいのが魅力です。

アイリスオーヤマ LDF4C-G-FCはデザインが魅力

アイリスオーヤマ LDF4C-G-FCは、華やかなクリアガラスが特徴のLED電球です。

光の色はキャンドル色と、レトロな雰囲気を演出できます。

モダンやレトロ調の照明器具に適しているなど、インテリア性があるデザインが魅力です。

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LED電球についてのまとめ

  • LED電球は、材料に発光ダイオードやフィラメントを使用しているのが特徴です。
  • 白熱電球と比べると寿命が長く、電気代も安い傾向があります。
  • 本体価格が高く、熱に弱いという側面はデメリットとしてあげられます。
  • 口金サイズや形状、色などの要素を踏まえた上で、適したLED電球を購入することが大切です。
  • Panasonic、東芝、アイリスオーヤマはいずれも実績のあるメーカーであり、LED電球のラインナップも充実しています。