SHARP(シャープ)の概要と歴史
シャープ株式会社は大阪府堺市に本社を置く、世界的にも有名な日本の家電メーカーです。
元々は創業者、早川徳次が、穴をあけなくても使えるベルトのバックル「徳尾錠」を考え、特許を取得してヒットした事により独立したのが始まりです。
独立してから早川徳次は、試行錯誤しながら現在のシャープペンシルを作りました。それが現在の社名の由来になっています。そして、そのシャープペンシルを自身の名前を取った「早川式繰出鉛筆」として特許を申請しました。しかし、それほどすぐに売れたわけではく、国内での評価はそこまでではなかったのです。その後、海外でのヒットもあり、国内でも評価されるようになりました。
シャープは元々東京で創業した企業ですが、関東大震災がおこり、震災による火災で工場が焼けてしまいました。それを期に、早川徳次は大阪に移り住みます。そして、ずっと本社が置かれていた、大阪市阿倍野区に早川金属工業研究所を作ったのです。
それから国内では初となる鉱石ラジオセットを組み立て、販売し大ヒットしました。また、1962年には国内では最初となる電子レンジを販売します。
そして、1970年に現在も続く社名であるシャープ株式会社になったのです。
その後もヒット商品を生み出し、1992年に画面を見ながら撮る事ができる「液晶ビューカム」を発売し人気になりました。1993年には、当時としては珍しかったPDA「ザウルス」を発売し話題になります。
2001年、現在も続くテレビのブランドである「AQUOS」の販売を開始、2012年には、省エネで高画質なディスプレイ、IGZO搭載スマートフォン「AQUOS PHONE ZETA」を発売したのです。
SHARP(シャープ)の特徴
シャープが発売するスマートフォンのAQUOSはシャープといえば、液晶のイメージが強いだけあって、液晶が綺麗なのが特徴です。
IGZOと呼ばれるディスプレイは操作性がよく、画面も綺麗で何よりもバッテリー持ちがいいです。
国内のスマートフォン市場は、iPhoneが強くて約半分のシェアを持っています。
しかし、世界のAndroidスマートフォン市場に限っては、サムスン電子のGalaxyも強いですが、「Xperia」で有名なソニーなどと並んで、国内ではトップクラスのシェアを持っています。
始めは「AQUOS PHONE」として発売されましたが、2014年にPHONEは抜けて「AQUOS」として発売されるようになりました。
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AQUOS
最新のモデルはAQUOS Rシリーズです。しかし、今までの主力機種はAQUOS ZETAやAQUOS Xxでした。
AQUOSはカメラ性能が非常によく、メインカメラ、サブカメラともに高画質です。動画も超広角のカメラで綺麗に撮れます。
ディスプレイが高性能のIGZOな所がシャープのスマートフォンのいい所です。
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Andorid one
シャープのスマートフォンといえば、ソフトバンクやauなどが扱われてるAQUOSが有名です。しかし、国内では主にY!mobileが発売している「Andorid one」もあります。
Android oneは主にアジアあたりで発売されている、ミドルスペックのスマートフォンで、最新のAndroidのアップデートする事ができます。
シャープが発売しているX4やS3は性能は、AQUOSに比べるとそれほどでもありませんが、普通に使う場合にはまったく問題ありません。
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SHARP(シャープ)の価格帯
シャープのスマートフォンはフラッグシップモデルの「AQUOS 」Rや、比較的に低価格な「Android one」のスマートフォンなどがあります。
SHARP(シャープ) AQUOS R2
¥45,120~95,040
CPUは、最新の高性能なQualcommのSnapdragon845で、RAMは4GBで、ストレージは64GBです。
最近のスマートフォンで多いベゼルを少なくした6.0インチの大画面に定評があり、IGZOディスプレイも前の機種より進化しています。
SHARP(シャープ) Android one
¥29,300~41,300
スリムな本体に5.5インチの大画面で、最新のAndroidが使える、防水防塵のスマートフォンです。