こちらの記事は2021年7月3日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・不織布マスクは何で出来てる?

最も普及している不織布マスク。その不織布マスクはどんな成分でできているのか詳しく解説します。

不織布マスクとは

不織布マスクとは一般的に普及しているマスクになります。医療現場にも多く使用されている信頼のあるマスクです。

不織布マスクの特徴

不織布マスクは繊維を織らずに組み合わせたシート状のマスクになります。
耐久性がないので洗って使うことはできません。使い捨てが前提となるので、常に新品で衛生的にも安心ができます。
医療現場でも多く使われていることから安心安全が証明されています。
顔にもフィットしやすい形状の物も多く、立体的なデザインで通気性も良いので、息苦しさを感じにくくなっています。
保湿効果も高いので、喉の保湿のも効果的です。


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不織布マスクは何で出来てる?

次は不織布マスクがどんな成分で出来ているのか説明します。

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成分はPET繊維

不織布マスクの成分はPET繊維(ポリエチレンテフタレート)が多く、つまりプラスティック製品です。化学繊維が主な成分ですが、その他にはコットンやシルクなどの天然素材も含まれます。
主な主成分

  • アラミド繊維 – 強度や耐久性を要求される用途
  • ガラス繊維 – 引っ張り強度を要求される用途
  • セルロース繊維 – 風合いを要求される用途
  • ナイロン繊維 – 強度と耐熱性を要求される用途
  • ビニロン繊維 – 耐水性、耐候性を要求される用途
  • ポリエステル繊維 – 風合いや耐久性を要求される用途
  • ポリエチレン繊維 – タイベックなど。工業資材など耐久性を要求される用途
  • ポリプロピレン繊維 – 衣料用や工業資材などで特に耐久性を要求される用途
  • ポリオレフィン繊維 – メディカル用途。軽さを求められる衣類用途
  • レーヨン繊維 – 吸水性が求められる用途

長所と短所

長所

  • 加工しやすく様々な繊維の組み合わせで、付加価値をつけられる
  • 大量生産で安価に製造できる
  • 形状を変形させやすいので、顔にフィットすることが出来る
  • 衛生面においても医療現場でも使用される実績がある

短所

  • 耐久性がないので洗って繰り返し使うことが出来ない
  • オシャレなデザインが少ない

まとめ

不織布マスクは安価に購入できるので、気軽に付けることが出来ます。繰り返し使えないので、その都度新品に変える必要があります。新品に変える=衛生的なので安心出来ます。
他のマスクと違いデザイン性が低いものが多く、オシャレにマスクを付けたい人には他のマスクが良いでしょう。
不織布マスクと言っても、製造過程で様々な成分を使用して作られているため、いろんなバリエーションがあります。