プラズマテレビと液晶テレビの見分け方は？特徴と主な違い

テレビにはプラズマテレビと液晶テレビがありますが、違いについて詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか。
プラズマテレビと液晶テレビは、それぞれ特徴や利用場面、選び方のポイントなどが異なります。
どちらが自分の使用用途に合っているのか判断するためには、違いをチェックしておくことが大切です。
そこで、プラズマテレビと液晶テレビの違いや、見分け方について紹介します。

プラズマテレビの特徴と液晶テレビの特徴を比較

プラズマテレビと液晶テレビは、見た目が似ているものの構造が異なります。
液晶テレビは、液晶を利用して色を制御しており、液晶パネルの開閉でバックライトの光をコントロールして色を作成するのです。
細かい色は調整しにくいものの、消費電力が低いことはメリットだといえるでしょう。
プラズマテレビは、プラズマ発光で画素が光る仕組みです。
光の調整機能が非常に高いものの、消費電力も高いといった違いがあります。

	プラズマテレビ	液晶テレビ
特徴	消費電力が大きい 　　　小型化しづらい 　　　黒色が綺麗 　　　対応速度が速い	消費電力が小さい 小型化しやすい 黒色の表現が鮮やかではない 対応速度が遅い
利用場面	メインテレビ ブルーレイ視聴 　　　スポーツ中継視聴	メインテレビ セカンドテレビ 単身世帯に最適 ゲームをする際のディスプレイ
選ぶ際のチェックポイント	画質 消費電力 映り込みの少なさ	対応速度 画質 解像度
主な商品	パナソニック「VIERA」 日立「Wooo」	シャープ「AQUOS」 東芝「REGZA」 ソニー「BRAVIA」三菱電機「REAL」

液晶テレビは対応速度が遅いことから、スピーディーな映像は残像が気になることがあるでしょう。
さらに、暗い画面になると白浮きしやすいです。
なお、コンパクトな商品が多く、20インチタイプの商品も増えています。
一人暮らしや単身世帯の方や、セカンドテレビとして活用することも多いです。

プラズマテレビは、暗い映像やシーンでも白浮きせず、黒色の表現が綺麗なことが特徴です。
スピーディーな映像も綺麗に見れるため、スポーツ中継にも最適でしょう。
近年販売されている商品は消費電力が抑えられた省エネタイプのものも多いです。

見分け方のポイント

プラズマテレビと液晶テレビは、見た目や映像で見分けることが可能です。両者を見分けるための、3つのポイントを紹介します。

見た目

プラズマテレビは、真横から画面を見た際に黒飛びや白飛びせず、綺麗に見えることが特徴です。
液晶テレビは、真横から見た際に白飛びや黒飛びなど変化します。
テレビを真横から確認すると、両者を見分けやすいでしょう。

バックライト

液晶テレビは、バックライトを液晶パネルの開閉でコントロールする作りです。
プラズマテレビは画素をプラズマ発光で光らせることが特徴であり、赤・青・緑を発光して色を作ります。
映像の色の再現度が高く、特に黒については綺麗に見えることが特徴です。

表面温度

プラズマテレビは発光体が集まっているため、ディスプレイ部分の表面温度が高いです。
液晶テレビは発光体が集まっているわけではないため、表面温度が低いことが特徴です。
テレビの画面に触れてみると、温度の高さで見分けられます。

おすすめ液晶テレビ2選

プラズマテレビは、現在大手通販サイトでは販売されていません。
そこで、液晶テレビのなかで特に人気がある2つの機種を紹介します。

東芝「レグザV34シリーズ32V34」

東芝のレグザ液晶テレビV34シリーズは、NetflixやHulu、YouTube、Amazonプライムビデオなどのオンデマンド配信サービスに対応しています。
インターネットで動画を視聴できることが魅力であり、リモコンにオンデマンド配信サービスのボタンが付いているため、使いたいサービスにスピーディーに切り替えられます。
さらに、画質処理機能が高いため、綺麗な映像を楽しめるでしょう。

また、地上波とBS、CSのチューナーが搭載されているので、別途ハードディスクを購入すれば裏録画もできます。
ほかにも、「連ドラ予約機能」を利用することによって、毎回録画する必要もなくなるため便利です。
機能性が高いですが低価格なため、コストパフォーマンスを重視して液晶テレビを購入したい方や、セカンドテレビを探している方におすすめです。

三菱電機「BHR11シリーズLCD-A32BHR11」

三菱電機の液晶テレビは、ブルーレイディスクレコーダーが搭載されており、別途レコーダーを購入する必要はなく、ダビング・再生・録画を行えます。地上・BS・CSチューナーがついているため、裏録画できることも魅力です。
さらに、「お好み自動録画」「新番組自動録画」といった録画機能も多彩です。
また、リモコンで操作すれば画面の向きを変えられることも特徴であり、様々な角度から視聴できます。

まとめ

プラズマテレビと液晶テレビは、色の表現方法、映像の見え方に違いがあります。
また、液晶テレビについては消費電力が低くコンパクトなことが特徴であり、メインテレビはもちろん、自室や寝室に置くセカンドテレビとしても活用できることが魅力です。
自分や家族の使用用途に合う機能をチェックして、メインテレビやセカンドテレビを選びましょう。