こちらの記事は2019年4月3日の記事を2020年6月5日に加筆修正いたしました。

加筆修正箇所
・下記の項目を2020年6月5日の情報に更新いたしました。
 種類別のおすすめ無線マウス
 マウス操作の種類別おすすめ無線マウス
 おすすめのゲーミング無線マウス

パソコン操作に必要不可欠なアイテムがマウスは有線タイプが主流でしたが、現代ではコードが不要の無線タイプが主流となりつつあります。

ここでは、使いやすくて便利な無線タイプのマウスの選び方と、おすすめ商品の解説などを行います。

無線マウスの魅力とデメリット

無線マウスの最大の魅力は、ケーブルがない点です。

ケーブルがないことでデスクの上をスッキリさせることができ、持ち運びも楽でしょう。

また、自分の好きな位置でマウスを動かすことができるため、手首や腕の疲れを軽減できます。

しかし、電池交換や充電の必要性など、有線マウスよりもランニングコストがかかることもあるため購入時によく仕様をチェックするのがおすすめです。

基本的なマウスの選び方

ここからは、使いやすくて便利な無線マウスを選ぶ方法を、項目別に解説していきます。

マウスのサイズで選ぶ

最初のポイントは、マウス自体のサイズです。

形状や重量なども選ぶポイントの一つですが、マウスは実際に手に持って操作するため、マウス自体の大きさは最初の選ぶポイントと言えます。

一般的にマウスの大きさは大型・標準型・中型・小型の4サイズがあり、大きさによってそれぞれ操作感やフィット感が異なります。

密着感を重視する場合は大きいサイズを、手の小さい方やお子様などには中型以下のサイズがそれぞれおすすめです。

無線タイプマウスの種類で選ぶ

無線タイプのマウスは、USBレシーバー式・Bluetooth式これら2種類の接続方式によって種類が異なります。

USBレシーバー式 

PC本体に専用の受信機を取り付け、それを介して通信のやり取りをすることによってワイヤレスでもマウス操作ができるタイプです。

無線タイプのマウスで一般的に使われているタイプで、変換アダプタなどがあればスマホやタブレットでも使用が可能です。

Bluetooth

Bluetooth通信を用いて無線を可能にするタイプで、Bluetooth機能を搭載した端末すべてに対応します。

Bluetooth機能を持たない端末であってもBluetoothアダプタを装着することで使用可能で、またレシーバーを必要としないため緊急時や持ち運びにもおすすめです。

マウスの充電方式で選ぶ

無線マウスの充電方式は、電池式と充電式の2つにわかれます。

電池式は主に単3・単4の電池を使用することが多く、電池交換をすることで再度使用できるようになるのが特徴です。

一方、充電式はUSBを接続して充電するタイプや、スタンドにマウスを設置し充電を行うタイプなど様々な充電方法があります。

また、マウスパッドが充電スタンドになっているものであれば、操作をしながら充電も可能です。

自分の使いやすさで充電方式は選ぶようにしましょう。

マウスの追随性で選ぶ

追随性とは、マウス操作の正確性のことを言います。マウスを操作した時の動きの正確性は、マウスの動きの読み取りに使われる光学部品の品質によるところが大きく、光学部品の品質がマウスの追随性に比例します。

光学部品は主に4つに分類され、パソコン操作の目的に応じて適した光学部品が異なります。

赤色LED 

追随性は低いが価格が安いことが特徴で、予備のマウスなどにおすすめです。

青色LED 

赤色より追随性が高く反射しやすい場所でも使え、価格帯と操作性のバランスがとれたタイプです。

LGT方式 

トラッキング精度が高く、また光学部品の解像度が高いため、ゲーミングマウスなどにもよく使われています。

Darkfield レーザー 

正確性が高くマウスパット以外での使用も正確性が非常に高いため、使いやすく疲れにくいのが特徴です。

スクロールホイールの性能で選ぶ

マウス操作において快適さを求めた場合、スクロールホイールの性能は大きなポイントになります。

スクロールホイールは、標準タイプ・ハイブリッドタイプ・静電気パッドタイプこれら3つのグレードに分かれていて、グレードによって特徴が異なります。

標準タイプ

シンプルな構造の標準タイプで、ローラーを回す度に抵抗が入るため、それによって動作制御が可能になり、ローラー操作の微調整も可能です。

ハイブリッドタイプ 

通常のスクロール機能に加え、ローラーを回す際に抵抗がなくなるため高速回転に向いているタイプですが、構造が複雑なため高級商品が多く標準タイプに比べ価格が高めに設定されています。

静電気パッドタイプ 

マウスいらずのタッチパッドタイプのノートPCになどの使われている技術で、標準のマウスに比べ操作に慣れるまでに時間が必要です。

便利な機能をチェックする

ワイヤレスマウスの中にはショートカット機能が付いているものもあります。

戻る・進む、検索など様々な動作を行うことができ、種類によって付いている機能が異なります。

また、静かな場所で利用することが多い方におすすめなのが静音タイプのワイヤレスマウスです。

クリック音などが気になる方でも安心して使用できるでしょう。

ワイヤレスマウスを購入する際は、あらかじめどのような機能が付いているかなどを確認することでより便利に使えます。

接続方式別のおすすめ無線マウス

USBレシーバー:サンワサプライ MA-WBL153

サンワサプライ MA-WBL153は、全てのボタンが静音仕様となっており、クリック音がしないため静かさが求められる場所でも安心して使用できるUSBレシーバー対応の商品です。

サイドボタンに、ダブルクリックや、コピー・ペースト、戻る・進むなど様々な機能を自分で割り当てることができます。

コンパクトなサイズをしているため、手にフィットしやすく操作しやすいでしょう。

また、ブルーLED光学センサーを採用しているため、スムーズな操作感を実現しています。

【P15S】サンワサプライ MA-WBL153BK 静音ワイヤレスブルーLEDマウス(5ボタン・ブラック)(MA-WBL153BK) メーカー在庫品

Bluetooth式:ナカバヤシ Digio2 MUS-BKF165

ナカバヤシ Digio2 MUS-BKF165は、膨大な量のデータを確認する際に便利な高速スクロール可能なホイールを搭載している商品で、通常ホイールと簡単に切り替えることができます。

マウス全体が14°傾斜しているため、手のねじれ防ぐことができ、手に負担をかけることなく作業を行えるでしょう。

また、静音スイッチが採用されているため、作業中のクリック音も気にすることなく作業に集中できます。

マルチペアリング機能も搭載しているため、PC2台に接続をし、作業ごとに簡単に操作できる機器を切り替えられるため、作業の効率も向上するでしょう。

マウス操作の種類別おすすめ無線マウス

赤色LED:エレコム M-FIR08DRBK

エレコム M-FIR08DRBKは、約2.5年間電池を交換することなく使用できるマウスで、青色LEDを使用した商品よりも消費電力を抑えながら使用できます。

左右対称のシンメトリーデザインをしているため、右利きにも左利きにも対応可能です。

USBレシーバーを使用して接続しますが、使用しない時はマウス本体に収納できるため、紛失のリスクも減らせるでしょう。

分機能が1200カウントと非常にスムーズな操作を行えます。

青色LED:バッファロー BSMBW338G

バッファロー BSMBW338Gは、青色LEDをセンサー部分に採用することで、木目やガラステーブル、大理石の上でも問題なく操作が可能です。

マウスの表面に3H耐摩耗性・防指紋コーティングがされているため、指紋や擦れによる汚れを軽減してくれます。

また、プレゼンテーションモードが搭載されているため、パワーポイントでスライドショーを行う際に必要なスライド送り・戻すなどの操作をボタンに割り当てることができ、会議などでも役立つでしょう。

厚さ約26mmと非常にスリムな形状をしているため、カバンなどに入れても邪魔にならず持ち運びがしやすいです。

Darkfieldレーザー:Logicool MX1500 MXAnywhere2

Logicool MX1500 MXAnywhere2は、Darkfieldレーザーを採用することで、ガラスなども含めたほぼ全ての光沢面で快適な操作を実現しているワイヤレスマウスです、

1分間の充電で1時間使用することができ、フル充電を行えば最大で約2か月間使用できます。

USBレシーバーとBluetooth両方の接続に対応しているため、自分が使用しやすい方法を選択可能です。

また、手にフィットする形状となっており、長時間操作をしても負担がかかりにくいでしょう。

おすすめのゲーミング無線マウス

Razer RZ01-03150100-R3A1

Razer RZ01-03150100-R3A1は、従来のワイヤレスマウスと比較して約25%速度が向上しているため、操作の遅延がなく、一瞬の操作がミスに繋がるゲームでも快適にプレイ可能です。

Bluetoothモードを使用すれば、最大で約450時間連続で使用できるため、長時間快適にゲームを楽しめます。

また、6つのボタンには自分で機能をプログラムできるため、自分だけの操作しやすいマウスを作ることができます。

FPS系のゲームをプレイする方にもおすすめです。

ASUS ROG Strix Carry

ASUS ROG Strix Carryは、2.4GHzで接続する場合は約300時間、Bluetoothで接続する場合は約400時間連続使用可能と長時間のゲームプレイに向いている商品です。

PMW3330光学センサーを搭載しているため、最大30Gの加速度を実現し、FPSなどに欠かせないすばやい操作を可能としています。

また、スイッチは取り外すことができ、自分の好みに合った重さのスイッチと交換できるなど、自分が快適にプレイできる状態にカスタマイズできます。

消耗したボタンを簡単に交換できるため、頻繁にゲームをプレイする方でも安心して使用可能です。

つかみ持ちとつまみ持ちの両方に対応している形状をしているため、自分のプレイスタイルに合わせて持ち方を変更しやすい点もおすすめです。

ロジクール G604 LIGHTSPEED Gaming Mouse

ロジクール G604 LIGHTSPEED Gaming Mouseは、15個のボタンに自分で機能をプログラムすることができる商品となっています。

武器や攻撃のコマンドを自分好みに配置できるため、戦闘ゲームなどをより有利に進めることが可能です。

また、超高速通信を行えるLIGHTSPEEDとBluetoothの2種類の接続方法に対応しており、ワンクリックで切り替えできるため、場面に合った接続を実現しています。

単3乾電池1本で最大約240時間連続で使用できるため、ランニングコストも抑えられるでしょう。


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無線マウスおすすめ まとめ

  • 無線式ワイヤレスマウスは、Bluetooth・USBレシーバー、これら2つの接続方式で分類されます。
  • マウスの追随性・サイズ・スクロールホイール性能など、PCを使う用途や目的に応じて、バランスのとれたマウスを選びましょう。
  • 用途や種類別にワイヤレスマウスを選ぶのも方法の一つで、例えばビジネスシーンでPCを頻繁に使用するのであれば標準タイプを、ゲームを目的にするのであればゲーミング用など、用途や目的別にマウスを選ぶのも方法の一つです。