こちらの記事は2019年5月24日の記事を2020年4月6日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・以下の項目を2020年4月6日の情報に更新いたしました。
カーオーディオのおすすめ
Bluetooth機能搭載のカーオーディオのおすすめ
ここでは、HDMIケーブルとはどのような物なのかや、選び方のポイント、おすすめのモデルを解説します
この記事では、カーオーディオの種類や選び方、機能のほか、おすすめの製品について解説します。
カーオーディオは自動車を新車で購入した際に標準で装着されていたり、オプション品として追加で取り付けられています。
しかし、音響メーカーなどから発売されている機器であれば、純正のカーオーディオよりも高音質で機能も多彩なものが多いです。
この記事を読むことで、自分に合ったカーオーディオ購入の検討が出来ます。
目次
そもそもカーオーディオとはなにか?
カーオーディオとは、音声を増幅させるためのアンプをはじめ、CDプレーヤーやFM/AMチューナーなどで構成されている自動車用の音響機器です。
「メインユニット」、または「ヘッドユニット」などとも呼ばれることもあります。
自動車内で音楽を楽しむための機器ですが、SDカードやUSBメモリに保存した音楽を再生したり、携帯音楽プレーヤーを接続したりできるほか、Bluetoothを利用し、ワイヤレスでスマートフォンなどと接続できる機種も少なくありません。
FMトランスミッターとはなにかと選び方 おすすめの商品を解説
ブルートゥースの車用のスピーカーの選び方とおすすめの製品を解説
カーオーディオの種類
現代のカーオーディオは、1DINと2DINという、2つの種類に統一されています。
DINとはドイツ工業規格の略称で、1DINの横幅は180mm×高さ50mmで、2DINは高さが1DINの倍となる100mmのサイズであることが特徴です。
カーオーディオには、大別すると「プレーヤータイプ」と、「モニター一体型タイプ」があります。プレーヤータイプは1DIN、モニター一体型タイプは2DINが主流です。
プレーヤータイプは主に音楽を楽しむためのカーオーディオで、廉価版から高級機まで様々なラインナップがあります。DVDに対応しているモデルであれば、別途外部モニターに接続することで映像も再生可能です。
一方で、モニター一体型タイプはモニターが本体に搭載されているため、一台で音楽と映像の双方を楽しむことができます。
カーオーディオの選び方
カーオーディオの選び方①:Bluetooth機能の有無で選ぶ
日頃音楽を聞く際に、スマートフォンや携帯音楽プレーヤーを利用している場合、カーオーディオはBluetooth機能が搭載されている機種を選ぶのがおすすめです。
カーオーディオにBluetooth機能が搭載されていれば、同じくBluetoothが搭載されているスマートフォンや携帯音楽プレーヤーを接続して、車内でも普段から聞いている音楽を無線で手軽に楽しむことができます。
Bluetoothの通信規格はVer1.1からVer5.0まであり、数字が大きいほうがより新しい規格で、通信速度も向上しています。ハイレゾなど高解像度の音源でもストレスなく再生可能です。
bluetoothってなに?Wi-Fiとの違い 接続方法の仕方とは
AUKEY 超ミニBluetoothレシーバー BR-C13が43%オフ、手軽に有線イヤホンをワイヤレス化
カーオーディオの選び方②:車に対応しているサイズで選ぶ
カーオーディオを選ぶ際には、取り付けを考えている車のスペースが、1DINなのか2DINなのかを確認しておく必要があります。
2DINのカーオーディオを取り付けようとしても、車側にスペースが用意されていなければ、そもそも取り付けができません。
2DINサイズのスペースがある車でも、1DINのカーオーディオを選択すれば、残りのスペースを小物入れなどとして活用することも可能です。
カーオーディオの選び方③:対応している外部スロットで選ぶ
カーオーディオを選ぶ際には、対応している外部スロットにも注意が必要です。
Bluetooth以外にも、USBメモリやSDカードなどの外部スロットを利用して、デジタルメディアに記録された音楽を再生できる機種もあります。
外部スロットがUSBであれば、有線でのスマートフォンとの接続や、バッテリーの充電用としても使用することもできます。
カーオーディオの選び方④:音質で選ぶ
カーオーディオで音質にこだわりたい場合、対応しているフォーマットの確認も必要です。
MP3やAAC、WMAといったフォーマットが一般的ですが、FLACやWAVといったハイレゾ対応のフォーマットに対応していれば、より高音質な音楽を楽しむことが可能です。
Bluetooth接続の場合も音楽データは圧縮されており、圧縮方式によって音質に差が生まれます。
もっとも普及しているのはSBCですが、タイムラグが起こる懸念があるため、AACやaptXといったフォーマットに対応していれば、高音質でストレスなく音楽を楽しむことができるでしょう。
さらに現代では、より高音質のaptXHDやLDACなども登場しています。
カーオーディオの選び方⑤:デザイン性で選ぶ
社外品のカーオーディオは、デザインが洗練されているモデルが少なくありませんが、デザインを重視する際に大切なのは、車内のインテリアと調和しているのかという点です。
カーオーディオ単体のデザイン性が高くても、車内の雰囲気にマッチしていなければ、カーオーディオの存在だけが浮いてしまいかねません。
カーオーディオのイルミネーションが、車内のインテリアに合うかも重要です。
現代のカーオーディオの多くは、イルミネーションの色を切り替えられる機能が搭載されているため、車内の雰囲気を損なわない色に設定できるのかも確認しておく必要があります。
カーオーディオはBluetooth機能搭載がおすすめ
スマートフォンなどBluetooth対応機器と接続するのであれば、カーオーディオもBluetooth機能が搭載された機種がおすすめです。
Bluetooth対応のカーオーディオであれば、単に音楽を楽しむだけでなく、スマートフォンに専用アプリをダウンロードすることで活用の幅も広がります。
ナビアプリとの連携やメール受信、ハンズフリー通話など、多彩な操作できるほか、スマートフォンをリモコンとして利用できる場合も少なくありません。
Bluetooth対応のカーオーディオであれば、カーオーディオにメディアを装着したり、ケーブルで接続するといった煩わしさもないのが魅力です。
カーオーディオのおすすめ
パイオニア FH-8500DVS
パイオニア FH-8500DVSは、iPhoneを接続すれば、iPhone側で出したナビを映すこともでき、メールの送受信なども行えます。
音楽面ではハイレゾ音源を流すことができるため、音質にこだわる方にもおすすめです。
原音に忠実な音を出せるよう、試聴を繰り返しながら製造されたため、高音質を車内で楽しめます。
また、フルハイビジョンの動画も流すことができ、大人数でドライブをする際に映画などを流してドライブ時間を有効的に使うことも出来るでしょう。
パイオニア FH-6500DVD
パイオニア FH-6500DVDは、高性能DSPを搭載しているため、スピーカーから視聴者の距離を自動で測定し、音像定位を補正してくれます。
そのため、その位置で一番聴き心地のよい音を再生してくれるでしょう。
6.8V型の液晶モニターを採用しているため、メニューが見やすく操作もしやすいです。
Bluetooth機能が付いており、様々な機器に対応しています。
ケンウッド U381BT
ケンウッド U381BTは、iPhoneなどに入っている楽曲の曲名やアーティスト名を入力して検索を行えるミュージックサーチ機能が使えます。
収録されている音楽を表示させ、スクロールすることで簡単に聴くこともできるため、聴きたい曲をすぐに探すことができるでしょう。
また、音質面では車の走行中に発生する騒音で聴き取りにくくなる周波数を上げて、聴き取りやすくするドライブイコライザー機能というものが付いています。
他にも音源ごとに音量を調整できる機能など、音楽を聴く上で便利な機能が充実しています。
パイオニア DEH-4600
パイオニア DEH-4600は、小さい音量だと聴こえにくくなる音を強調させて、音を大きくしなくても聴き取りやすくする3モード・セレクタブルラウドネスという機能が付いています。
走行中の環境や音楽のジャンルによって3つのモードから度合いを選べるため、車内でも快適に音楽を楽しめるでしょう。
また、1曲が再生される時間を1分から3分の間で30秒ごと設定できるショートプレイバック機能があり、1コーラスだけ聴きたい場合などに活用できます。
音楽だけでなくラジオを聴く場合は、受信状況が悪くても雑音をカットしてくれるため、ラジオも問題なく楽しめます。
Bluetooth機能搭載のカーオーディオのおすすめ
ケンウッド U341BT
ケンウッド U341BTは、ボタンを押して機器に話しかけるだけで、AlexaというAmazonが開発した音声サービスを使用できます。
天気予報やニュースを聞ける他にも、音楽の再生やAmazonでの買い物なども話しかけるだけで可能です。
また、スマホとBluetoothでペアリングできるため、iPhoneやAndroidなどのスマホに入っている音楽も高音質で流せます。
別売のiPodインターフェースケーブルを購入し、iPhoneと接続すればiPhoneから選曲や再生の操作が可能となり、より便利に使用できるでしょう。
パイオニア MVH-3600
パイオニア MVH-3600は、USB端子と接続することで、iPhoneやAndroidと接続することができ、充電も行えます。
5バンドグラフィックイコライザーを搭載しているため、音の周波数ごとのレベルを調整できます。
自分の好みに合わせて、設定できるため、音楽にこだわりがある方にもおすすめです。
また、専用のアプリをスマホにダウンロードすることで使用できるマルチディスプレイモードでは、選曲やシャッフル再生などの操作をスマホで自由に操作できます。
楽曲の情報やジャケット写真などをスマホに映し出せるため、より快適に音楽を楽しめるでしょう。
ケンウッド DPX-U750BT
ケンウッド DPX-U750BTは、ハンズフリーで通話が行える機能が付いています。
Bluetooth接続が2台までできるため、車内にいる際に着信があった場合、携帯を取り出さずに通話が可能です。
また、音楽の面では24bit DACを搭載しているため、クリアで聴きやすい音楽を再生できます。
4000万曲以上のストリーミング再生が可能なSpotifyアプリを操作することもできるため、ドライブ中も充実した音楽を楽しめるでしょう。
カーオーディオについてのまとめ
- カーオーディオは、現代ではSDカードやUSBメモリなどに保存した音楽データを再生したり、携帯音楽プレーヤーを接続できるほか、Bluetoothでスマートフォンなどと連携することもできます。
- カーオーディオのサイズはドイツ工業規格DINが基準で、1DINあるいは2DINが主流です。
- カーオーディオの種類を大別すると、プレーヤータイプとモニター一体型タイプがあります。
- カーオーディオを選ぶ際には、音質やデザインのほか、どのようなメディアや機器と接続できるかも確認しておくとよいでしょう。
- Bluetoothに対応していれば、スマートフォンなどと連携して、音楽だけでなくナビゲーションや通話など活用の幅が広がります。