アロマディフューザーとはなにか？効果と選び方 種類別のおすすめ品

この記事ではアロマディフューザーの種類や効果、選び方のほか、今おすすめのアロマディフューザーなどを解説します。

アロマディフューザーは、ミントや柑橘系、フローラル系など様々な植物から抽出した香り成分である精油（エッセンシャルオイル）を拡散させる商品です。

よい香りを楽しめるだけでなく、リラックス効果も得られるアイテムです。

現代では、多くのメーカーから、数々のアロマディフューザーが発売されていますが、この記事を読むことで、自分に合ったアロマディフューザー購入の検討ができます。

アロマディフューザーとは何か？

アロマディフューザーとは、香りを拡散させる器具のことです。

アロマを楽しむための器具として、皿に水を張ってアロマオイルを注ぎ、下からキャンドルの炎で温めてオイルを蒸発させるアロマポットもあります。

アロマディフューザーの一種ではあるものの、火を使うことから安全性の面で最近では敬遠されがちです。

そこで普及しはじめたのが火を使わず、手軽にアロマが楽しめるタイプのアロマディフューザーです。香りを拡散させる方式に様々な種類があり、多くの製品があります。

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アロマディフューザーの種類

アロマディフューザーの種類①：リードディフューザー

リードディフューザーは、瓶に入れたアロマオイルにリードと呼ばれる、竹の棒などを差して使用するタイプのアロマディフューザーです。

リードは植物性のものが多く、オイルを吸い上げて気化することで周囲に香りが広がります。リードの本数によって、香りの強さや持続時間の調節が可能です。

水や電気が不要なため、リビングや寝室、玄関、キッチン、トイレなど、基本的にどこでも設置できます。

アロマディフューザーの種類②：噴霧式アロマディフューザー

噴霧式アロマディフューザーは、アロマオイルを原液で使用するタイプの製品です。

同じ噴霧式でもガラス容器にアロマオイルを垂らす「アロマドロップ式」と、精油瓶をアロマディフューザー本体にそのままセットする「ネブライザー式」の2種類があります。

いずれのアロマディフューザーも、空気振動を起こしオイルを微粒子化して、霧状に噴射することで香りを拡散します。

他の種類のアロマディフューザーと比べ拡散力が強いため、香りを広範囲に拡散させたい場合に最適です。

アロマディフューザーの種類③：加熱式アロマディフューザー

加熱式アロマディフューザーは、アロマランプとも呼ばれています。水で希釈したアロマオイルをライトの熱で温めて揮発させ、周囲に香りを拡散するものです。

香りの拡散力は弱めですが穏やかに香りが広がり、持続力にも優れているほか、手軽に使用でき、柔らかなライトの光による癒し効果も得られます。

キャンドルの炎の熱で温めアロマオイルを蒸発させるアロマポットも、加熱式アロマディフューザーの一つに含まれます。

アロマディフューザーの種類④：超音波式アロマディフューザー

超音波式アロマディフューザーは、水で希釈したアロマオイルを超音波によってミストにし、周囲に拡散させるタイプの製品です。

香りの拡散力は強く、加湿効果も期待できます。製品の種類も豊富で、イルミネーション機能やタイマー機能など、様々な機能を搭載している製品もあり、現在最も普及しているタイプです。

しかし、希釈したアロマオイルは放置しておくと雑菌が繁殖する場合もあるため、注意が必要です。

アロマディフューザーの選び方

アロマディフューザーの選び方①：持続時間で選ぶ

アロマディフューザーを選ぶ場合、香りをどのくらいの時間楽しみたいかによって製品の選択肢は変わってきます。

どのタイプのアロマディフューザーがどれくらいの時間、効果を持続できるのかを知っておくことで、使用環境に適した製品を選ぶことができます。

アロマディフューザーの香りの持続時間の目安として、超音波式であればおよそ数時間程度、噴霧式はオイルの消費量が多いため1時間程度といったところが一般的です。

リードディフューザーの場合、リードの本数などによっても異なりますが、およそ1カ月程度持続が可能です。

アロマディフューザーの選び方②：効果の範囲で選ぶ

アロマディフューザーの効果の範囲がどれくらいなのかも、製品を選ぶ際の一つのポイントです。

一般的なアロマディフューザーであれば、種類にかかわらず家庭で使用することの多い6畳程度の範囲をカバーした製品が多いです。

オフィスなどで使用するのであれば、20畳以上の比較的広い範囲へ効果が及ぶ製品の多い噴霧式が適しています。

メーカーのサイトの製品ページや取扱説明書などには、有効範囲あるいは効果範囲、適用範囲などが記載されていることもあるため、使用環境と照らし合わせ、参考にしてみるとよいでしょう。

アロマディフューザーの選び方③：種類で選ぶ

アロマディフューザーは、種類によって特性も異なります。

実際の使用目的にあった種類のアロマディフューザーを選ばなくてはなりません。頻繁にアロマオイルを変え、様々な香りを楽しみたい方には、噴霧式のネブライザー式がおすすめです。

他の種類はアロマオイルを使いきらないと交換できないものが多いですが、噴霧式のネブライザー式は、セットしたアロマオイルを使い切らなくても別のオイルに交換可能です。

アロマオイルの劣化のしにくさ、オイルの補充頻度、香りの拡散力などもアロマディフューザーの種類によって異なります。

種類ごとの特性を理解し、自分の目的に合ったものを選ぶとよいでしょう。

アロマディフューザーの選び方④：手入れのしやすさで選ぶ

アロマディフューザーは種類が異なるとメンテナンスの方法も異なります。

毎日忙しい方や、手軽にアロマを楽しみたい方は、メンテナンスの負担が少ないアロマディフューザーを選ぶとよいでしょう。

噴霧式の場合、使用を繰り返すとアロマオイルが噴射口が詰まるため、アルコールなどの洗浄が必要です。

加熱式であれば使用後の受け皿にアロマオイルが残ることから、その都度取り除く必要があります。

超音波式も、希釈したアロマオイルを放置すると、カビの原因となるためこまめな手入れが必要となるでしょう。

一方で、リードディフューザーであれば、香りが自然に拡散するタイプであることから、メンテナンスに関してはほとんど不要です。

リードディフューザーのおすすめ品

Plantes&Parfums リードディフューザー プロバンスパイン

Plantes&Parfums リードディフューザーは、フランス製の商品で、森林の中にいるかのような自然で清潔感のある香りを楽しめるリードディフューザーです。

ボトルに付属のスティックを挿して使用しますが、スティックの本数で香りの強弱をコントロールできます。

Baoblaze 1.0ozリードディフューザーセット

Baoblaze 1.0ozリードディフューザーセットは、4色のセラミックボトルで出来ており、ジャスミンの香りなど、色によって香りが異なる製品です。

ドライフラワーの形をしたスティックにアロマが浸透し、自然に蒸発させることで効果を発揮します。

噴霧式アロマディフューザーのおすすめ品

Pure Enrichment アロマディフューザー

Pure Enrichment アロマディフューザーは、約12畳までの部屋であれば、満遍なく香りを広げながら潤いのある空気を作り出すことが可能です。

静音性が高く、作動中もほとんど音が出ないため、就寝時にも快適に使用できます。

また、LEDライトを点灯させることができ、色も4色から変更できるため、優しい色彩で視覚的にもリラックスできるでしょう。

加湿器 卓上 usb充電式 2000mAh大容量 アロマディフューザー

加湿器 卓上 usb充電式 2000mAh大容量 アロマディフューザーは、タンクの水を霧状にすることで空気に潤いを与えます。

750mlと大容量のタンクなため、水やアロマを頻繁に入れ替える必要がなく、一日中効果を持続できるでしょう。

また、高性能エンジンを採用しており、省エネ効果も高く家計にも優しいでしょう。

加熱式アロマディフューザーのおすすめ品

Rachel’s Choice 陶製 アロマ ランプ ディフューザー

Rachel’s Choice 陶製 アロマ ランプ ディフューザーは、ろうそくの火で水を加熱することで蒸発させ、香りを部屋に広める仕組みです。

陶器でできているため、ガラス製よりも熱が伝わりやすく、香りをすばやく部屋に広げることが可能です。

リラックス効果はもちろんのこと、消臭や空気清浄の効果も得られるでしょう。

生活の木 アロマオールナイト スクエア

生活の木 アロマオールナイト スクエアは、コンセントに直接本体を差し込んで、直接ライトを点灯させるタイプの加熱式アロマディフューザーです。

植物の模様がデザインされた落ち着いた雰囲気の本体で、コンパクトなことから枕元やトイレなど、電源を取ることができれば場所を選ばずに設置することができます。

超音波式アロマディフューザーのおすすめ品

Haraqi アロマ加湿器

Haraqi アロマ加湿器は、超音波で部屋を加湿しながら、気になるにおいの吸収や空気の清浄を行うことができ、アロマの香りでリラックスを得ることもできます。

ミストボタンを押すことで、2パターンの噴霧モードを切り替えられるため、自分の好みの度合いで香りや加湿を行えるでしょう。

アロマディフューザーについてのまとめ

• アロマディフューザーは、アロマを拡散させるための器具です。
• アロマディフューザーには、香りを拡散させる方法の違いによって、リードディフューザー、噴霧式アロマディフューザー、加熱式アロマディフューザー、超音波式アロマディフューザーなどがあります。
• 実際にアロマディフューザー選ぶ場合には、持続時間や効果の範囲、種類ごとの特性のほか、手入れのしやすさなども考慮するとよいでしょう。