こちらの記事は2019年7月2日の記事を2020年2月27日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・以下の項目を追記いたしました。
深剃りにおすすめのT字カミソリ
敏感肌向けにおすすめのT字カミソリ
深剃りにおすすめの電気シェーバー
敏感肌向けにおすすめの電気シェーバー
この記事では、髭剃りの選び方、種類とおすすめの品を解説します。
髭剃りには様々な種類が売られていますが、この記事を読むことで、自分に合った髭剃りを検討することが出来ます。
目次
髭剃りの選び方
カミソリか電気シェーバーかで選ぶ
髭剃りには、カミソリと電気シェーバーの2タイプがあります。
さらにカミソリには、T型とL型(I型)があり、T型は「T」の横棒にあたる部分に、カミソリ刃が付けられ、縦棒にあたる部分がハンドルになっている事が特徴です。
L型(I型)は、包丁のように直線に刃が付いている形です、理容室(理髪店)などでよく見かけるタイプです。
しかし、L型(I型)は使い方が難しく、うっかり横に動かしてしまうと肌を傷つけてしまいます。
電気シェーバーはカミソリと比べて肌が切れづらいですが、力を込めて肌に押し当てたり、カミソリと同じように、正しくない方向に動かすと肌が痛んだりすることに注意が必要です。
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肌に合った髭剃りを選ぶ
カミソリも電気シェーバーも、髭の濃さや、肌の強さに合わせたものを選ぶと快適に使うことが出来ます。
敏感肌の人は肌に優しい製品を選ぶのがおすすめです。
予算やランニングコストで髭剃りを選ぶ
T字カミソリは、千円前後から数千円程度、電気シェーバーは1万円前後から数万円の高価な製品まであります。
充電式と比べて、電池式は電池の取り換えによるランニングコストがかかるため、購入予算やランニングコストを考えながら選ぶことも必要です。
電気シェーバーは電源の形式で選ぶ
電気シェーバーは、使用目的に合わせて電源の形式を選ぶとよいでしょう。
電源の形式には「充電式」「充電交流式」「電池式」の3通りがあります。
「充電式」は、使用前に充電しておいてから使うタイプで、最も種類が多いことが特徴です。
「充電交流式」は、充電して使うことも、コンセントに差して充電しながら使うこともできる便利なタイプです。
「電池式」はコンパクトなタイプが多く、旅行や仕事の出先で使うのに便利ですが、電池の予備が必要だったり、電池が弱まるとパワーが小さくなったりしてしまう事がデメリットでしょう。
T字カミソリの種類
T字カミソリの種類を大きく二つに分けると、刃の部分とハンドルが一体になった使い捨てタイプと、刃の部分を取り替える替刃タイプがあります。
替刃タイプは、メーカー間で互換性がない製品がほとんどであるため、ハンドル本体と替刃はセットで購入することが必要です。
刃の枚数は、一般的に1枚刃〜6枚刃まであります。
最も多い種類は、2枚刃〜5枚刃で、刃のついているヘッド部分が動く「可動式ヘッド」を採用しているT字カミソリです。
2枚刃〜3枚刃は、ヘッド部分が小さく、鼻の下やあごの下のような細かい部分が剃りやすいですが、深剃りには向いていません。
4枚刃以上は深剃りしやすく、肌へのあたり方が柔らかいため、髭が濃い人や敏感肌の人に向いています。
刃の枚数が多いほど替刃の価格が高くなる事に注意が必要です。
電気シェーバーの種類
回転式は替刃の寿命が長く騒音が少ない
回転式の電気シェーバーには、円形の外刃が3つある事が特徴です。
それぞれの外刃の中で内刃が回転することで、外刃で捉えた髭を、内刃が回転しながら髭をカットする仕組みをしています。
肌へのあたりが柔らかく、使用時の音が静かな事がメリットです。
替刃の寿命は往復式よりも長めであることや、内刃のメンテナンス時にオイル注油が不要であるため、取り扱いが楽な事も魅力でしょう。
往復式は深堀氏安く短時間で髭がそれる
往復式の電気シェーバーは、細長い外刃の中で内刃が高速で往復し、外刃で髭を起こして内刃でカットして髭を剃ります。
深剃りがしやすいだけでなく、短時間で髭を剃ることができます。
価格が安価なモデルから、自動洗浄機がついてメンテナンスが楽になった高価なモデルまで、幅広いモデルが揃っているのも魅力です。
しかし、使用時の動作音が大きく、内刃のメンテナンス時にはオイル注油が必要な事がデメリットです。
回転式に比べてメンテナンスに手間がかかり、替刃の寿命も回転式より短いのもデメリットでしょう。
ロータリー式は往復式と回転式の魅力をあわせもつ
ロータリー式は、往復式と回転式のよいところを持つことが特徴です。
見た目が往復式に似ており、細長い外刃で髭を起こして中の内刃が回転しながら、髭を巻き込んでカットします。
往復式よりも動作音が静かで、カミソリ並みの深剃りが可能な事が魅力です。
T字カミソリのメリット・デメリット
剃り残しが比較的少ないのがメリット
T字カミソリは、電気シェーバーに比べるとヘッド部分が小さいため、鼻の下、口のまわり、もみ上げ、あごの下の細かい部分も剃りやすく、剃り残しが比較的少ないのがメリットです。
深く剃ることができるのがメリット
T字カミソリは肌に刃を直接触れさせるため、髭を根元から剃ることができます。
電気シェーバーよりも深剃りが可能です。
価格が安いため様々な種類を試せるのもメリット
T字カミソリは、使い捨てタイプであれば数百円、替刃タイプでも千円前後で買うことができます。
自分に合うT字カミソリを見つけるまで、購入して試していくことができます。
刃の交換頻度が高いのがデメリット
替刃タイプのT字カミソリは、電気シェーバーに比べて替刃の交換頻度が高い事がデメリットです。
毎日1回使うとして、1週間〜2週間に一度は交換する必要があります。
肌を傷つけやすい事もデメリット
T字カミソリは刃を直接肌に触れさせるため、電気シェーバーに比べて肌に負担を与えやすく、無理に剃ろうとして肌に強く押し付けてしまうと肌を傷つけてしまいます。
使用後に刃に詰まった髭を十分に洗い流さず、乾燥もさせないまま翌日そのまま使うと、肌を傷つけてしまうこともあります。
使用の度にメンテナンスをしっかりとしておく必要がある事もデメリットです。
電気シェーバーのメリット・デメリット
肌を傷つけにくいのがメリット
電気シェーバーは肌に直接刃が触れるのではなく、外刃で起こされた髭だけが内刃でカットされるため、T字カミソリに比べて肌あたりが優しいのがメリットです。
T字カミソリに比べ刃の寿命が長いのがメリット
電気シェーバーの刃は肌に直接触れないため、切れ味が落ちにくく、T字カミソリに比べて刃の寿命が長い事もメリットです。
どこでも使用できるのがメリット
T字カミソリは、刃の滑りをよくするためにシェービングフォームやシェービングジェルを使用するため、刃の髭詰まりをしないように水で何度か洗い流す必要があります。
しかし、電気シェーバーであれば髭を濡らす必要がないため、どこでも使えるのがメリットです。
価格が高いのがデメリット
T字カミソリは、5枚刃で替刃が付いたセットの最も高いタイプでも数千円で購入することができます。
しかし、電気シェーバーは購買の中心価格帯が1万円前後で、さらに本体が高機能で自動洗浄機がついているタイプになると数万円します。
剃り残しが多くなりやすいのがデメリット
電気シェーバーは、髭の生え方や生えている場所によって外刃で髭をつかまえられないことがあります。
電気シェーバーを使うと、T字カミソリに比べて剃り残しが多くなる事も少なくありません。
T字カミソリより肌がつるつるしづらいのがデメリット
T字カミソリは、肌に直接刃があたることで髭を根元から剃るため、剃り終わった後の肌がつるつるとした手触りになります。
しかし、電気シェーバーは肌の表面に出ている髭をカットする構造になっているため、髭が根元に残りやすく、つるつるした肌の感触にはなりづらい事がデメリットです。
深剃りにおすすめのT字カミソリ
SOLIMO 5枚刃 トリマー付カミソリは滑りがよい
SOLIMO 5枚刃 トリマー付カミソリは、植物由来成分が配合されたスムーザーを搭載しているT字カミソリです。
スムーザーには、ビタミンEやアロエなど植物由来の成分を配合しています。
滑りがよい「セラミックコーティング刃」を採用しており、耐久性・耐磨耗性が魅力です。
前後左右にヘッドが動き、顔の凹凸に沿う首振り機能である「マルチ・アクシス・ピボット・テクノロジー」を搭載しています。
フェザー安全剃刀 エフシステム サムライエッジはお得なパック
フェザー安全剃刀 エフシステム サムライエッジは、替刃が13個付いたお得なパックです。
それぞれの刃が独立して動くため、肌のわずかな高低差にも対応し、ヒゲのみをキャッチしてくれます。
刃先にかかる圧力を分散させる「マイルドブレイド機構」は、肌への負担を軽減してくれます。
刃には、滑らかで耐久性が高いSiCセラミックスコーティングを採用しているのも特徴です。
エクストリーム3 スムースフィットは首振りヘッドが魅力
エクストリーム3 スムースフィットは、曲がる3枚刃が上下左右に動くため、剃り残しが出やすい顎下や肌の凹凸にもフィットします。
首振りヘッドにより、刃の理想的な角度をキープしてくれます。
スムーザーには、保湿剤である「アロエ・ビタミンE」と、スキンケア成分である「ホホバオイル」を配合しており肌に優しいのも魅力です。
敏感肌向けにおすすめのT字カミソリ
Schick ハイドロトラベルは剃りながら潤してくれる
Schick ハイドロトラベル 替刃その他セットは、剃りながら潤してくれる、肌に優しい剃り心地が特徴です。
モイスチャージェルボックス(アロエ+ビタミンE配合)搭載により、シェービングしつつ肌をうるおしてくれます。
スキンガード付き5枚刃が肌の動きをコントロールしつつ、摩擦を軽減してくれます。
フリップ式トリマー仕様であるため、剃りづらいもみあげも、簡単に剃ることが可能です。
貝印 Xfit 敏感肌用は人間工学のデザインが特徴
貝印 Xfit 敏感肌用 バリューパックは、「3D首振り機構」により、お肌の凹凸に合わせて動くのが特徴です。
替刃は日本製・高品質5枚刃で、独自の超・硬刃技術である「PINK+チタニウムコーティング」を採用しています。
人間工学が特徴の手になじむデザインも魅力でしょう。
ジレット スキンガード 髭剃りはスキンガードコームが特徴
ジレット スキンガード 髭剃り セットは、本体に替刃3個付いているセットです。
世界初である刃の間に「スキンガードコーム」が搭載されているのも魅力でしょう。
肌トラブルを持つ人におすすめです。
深剃りにおすすめの電気シェーバー
パナソニック ES-RT19-Aは硬いヒゲもきれいに剃れる
パナソニック ES-RT19-Aは、アゴ下に密着して剃り上げる「マルチフィットアーク刃」が魅力の3枚刃で、お風呂剃りもできる便利なモデルです。
丸みを帯びた刃面が肌に無理なく密着してくれる上、刃の当たるすべてのポイントにより深剃りできます。
硬いヒゲもきれいに剃れる「30°鋭角ナノエッジ内刃」により、上下左右に動いて密着してくれます。
剃り残しを低減する「フロートヘッド」は、肌の凹凸に追従するため、アゴ先やアゴ下もなめらかに剃り上げることが可能です。
フィリップス S6610/11はマルチプレシジョン刃が特徴
フィリップス S6610/11は、顔の凹凸に密着するため、素早く深剃りできます。
5方向に自在に動くシェービングヘッドが肌の起伏にしっかり密着し、寝たヒゲもすくい上げて素早く深剃りすることが出来ます。
長いひげも短いヒゲも捕らえやすい「マルチプレシジョン刃」が、寝たヒゲもすくい上げて、少ないストロークで素早く切ることが可能です。
「スキンガードモード」は通常のモードより、刃の回転スピードを下げることで肌にやさしいシェービングが出来ます。
IZUMI Z-DRIVE IZF-V938-S
IZUMI Z-DRIVE IZF-V938-Sは、毎分10,000駆動の高速シェービングと、耐久性が高いステンレス刃が特徴のシェーバーです。
肌への接合面が広い4枚刃が、一度に多くの髭を素早く剃ることができます。
パワフルな高速駆動を支えるダイキャスト刃枠が採用されているのも魅力でしょう。
IPX7基準であるためお風呂でのシェービングも可能です。
敏感肌向けにおすすめの電気シェーバー
パナソニック ラムダッシュ ES-ST2R-Kはお風呂剃りにも便利
パナソニック ラムダッシュ ES-ST2R-Kは、お風呂剃りにも便利なリニアシェーバーです。
お風呂剃りでもパワーが落ちない「リニアモーター」駆動により、モーターに負荷がかかる泡やジェルを使ったお風呂剃りでもパワーが落ちません。
泡により肌にやさしいお風呂剃りが出来る「泡メイキングモード」で、シェービングしやすい泡を素早くつくることが出来ます。
高精度な「ヒゲセンサー」により、ヒゲを高精度に検知してくれるのも魅力でしょう。
ヒゲの濃いところでは力強く、ヒゲの薄いところでは低速になるため、肌に余分な負担をかけずに剃ることが出来ます。
フィリップス 7000シリーズは皮膚科医と共同開発のモデル
フィリップス 7000は、皮膚科医と共同開発されている事が特徴のモデルです。
シェービングヘッドの表面に施されている細かなビーズコーディングが肌への摩擦を低減し、滑らかな肌あたりを実現しています。
5方向に動くヘッドが自在に肌に密着し、快適にシェービングすることが出来ます。
髭剃りについてのまとめ
- 髭剃りは髭の濃さや肌の強さに合わせて、T字カミソリまたは電気シェーバーを選ぶとよいでしょう。
- T字カミソリは深剃りが出来て、剃り終わった肌がつるつるした感触になります。
- 5枚刃のT字カミソリは肌に密着しつつ、肌への負荷が小さいため、髭が濃い人や敏感肌の人におすすめです。
- 電気シェーバーは肌を傷つけにくく、剃るときに水が不要なため、どこでも髭剃りを行うことができます。
- 電気シェーバーはお風呂剃りにも対応した水洗い可能なタイプがおすすめです。
- 髭が薄い人や、肌の弱い人は回転式の電気シェーバーがおすすめです。