iPhoneやAndroidなどのスマートフォンを長く使い続けていると、動作がだんだん重くなったり、突然落ちたりするようになります。

この記事では、スマートフォンの動作が重くなると使い勝手にどのような影響が出るのか、そして、そのような場合にはどう対処すればいいのかを解説します。

スマホが重くなると動作に影響が出る

どんなスマートフォンでも、使い続けるうちに動作がだんだん重くなってくるのは避けられません。原因はさまざまですが、ハードウェアに不具合がない場合、内部ストレージの空き容量が不足している可能性があります。

ストレージとは、アプリのデータを保管するハードディスクなどの補助記憶装置のことです。スマートフォンの場合、ストレージは以下の2つがあります。

外部ストレージ・・・SDカードのように外から取り付けるメモリ
内部ストレージ・・・スマートフォンに内蔵されたメモリ

内部ストレージの空き容量が1割以下になってくると、「ストレージの空き容量が不足しています。」という警告のダイアログが表示されます。

他にも以下の項目のような影響が出てきます。

アプリの強制終了

内部ストレージの空き容量が不足気味になると、スマートフォンの電源がいきなり落ちたり、アプリが強制終了してしまうことがあります。

文字を打っても表示するのに時間がかかる

スマートフォンでメールを送ったり、ネットで検索したりするときに、画面のキーボードをタップして文字を入力します。

しかし、動作が重くなると、タップしても文字を表示するのに時間がかかったり、変換が遅れるようになります。

ネットサーフィンをした際にページが開かない

内部ストレージの空き容量が少なくなると、ネットサーフィンをする際にブラウザのページが開かなくなったり、動画がカクカクすることがあります。

このような場合、スマートフォンのデータ通信量が契約プランの上限を超えて規制がかかった可能性もありますので、原因の見極めには注意が必要です。

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スマホが重くなる原因

スマートフォンの使い方によっては、内部ストレージの保存領域を無駄に消費してしまうことがあります。

以下のような使い方はなるべく避けるようにしましょう。

裏側で起動されているアプリが複数ある

スマートフォンの動作を重くする最大の原因は、バックグラウンド(裏側)で起動しているアプリが複数あることです。

たとえばツイッターやLINEなどのSNSアプリは、新着メッセージを確認するために、バックグラウンドで定期的にネットにアクセスしています。

他にも、バックグラウンドで位置情報などのデータを頻繁に送受信しているアプリもあります。このような機能は便利な反面、ストレージを消費して、スマートフォンのパフォーマンスを低下させる要因になりますので注意が必要です。もちろんバッテリーも消耗します。

キャッシュが残ったままになっている

「キャッシュ」といっても、お金(cash)ではありません。
スマートフォンのキャッシュ(cache)とは、インターネットで読み込んだデータをメモリに保管して、次にアクセスしたときに再度読み込む手間を省いてスピードアップする機能のことをいいます。

同じサイトに再アクセスすると、サクサクと快適に表示できるのもキャッシュがあればこそです。しかし、そのぶんストレージを消費することにもなります。

使用していないアプリが多く入っている

スマートフォンに使用していないアプリが多く入っていると、動作が重くなる要因になることがあります。

アップデートが最新版になっていない

スマートフォンを使っていると、OSやアプリのアップデートをうながされることがあります。アップデートとはソフトウェアを最新バージョンに書き換えることです。

OSやアプリをアップデートすることによって、新しい機能が追加されたり、操作性や安全性が向上したりします。また、旧バージョンの不具合を解消するときも、アップデートで対処します。よって、アプリが最新版になっていないと、不具合を残したままで使い続けるのと同じことになります。

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スマホが重くなった時の対処方法

スマートフォンの動作が重くなった時は、以下の方法で対処してみてください。

アプリは使用が終わったら完全に終了させる

スマートフォンのアプリは、起動すると同時に内部ストレージにデータを書き込む領域を確保します。
そのため複数のアプリを起動しているとストレージの空き容量が不足して、動きが重くなることがあります。

使い終わったアプリは保留状態にせず、完全に終了させるようにしましょう。

アプリの終了の仕方の例は以下の通りです。参考にして下さい。

iPhone
ホームボタンを2度押すと、使用中のアプリや過去に使用したアプリが表示され、使っていないアプリを上にスワイプすると完全終了させることができます。
Android系のスマートフォン
アプリの一覧画面(ドロワー)から「設定」「アプリ」の順にタップして、起動中のアプリの中から不要なものを選んで停止します。

不要なキャッシュはこまめに削除する

インターネットブラウザのデータを保存するキャッシュも、増えすぎると動作が重くなることがあります。不要なキャッシュはこまめに削除しましょう。

キャッシュの削除の仕方の例は以下の通りです。

iPhone
「設定」から「Safari」を選択し、「履歴とWebサイトデータを消去」をタップします。
Android系
アプリ一覧画面(ドロワー)から「設定」「アプリと通知」「アプリ情報」を選んでタップします。その中からキャッシュを消去したいアプリを選び、「ストレージとメモリ」「キャッシュを削除」の順にタップします。

機種やOSのバージョンによっては、「設定」「ストレージ」「キャッシュされたデータ」の順にタップして削除しましょう。

使用していないアプリはアンインストールする

スマートフォンには便利なアプリがたくさんあるので、ついついダウンロードしてしまいがちですが、アプリも増えすぎるとストレージの浪費につながります。不要なアプリは断捨離のつもりで削除しましょう。

アプリの削除の仕方の例は以下の通りです。

iPhone
最初から標準でインストールされているアプリは削除できませんが、それ以外はアイコンを長押しすると、左上に「×」が表示されるので、それをタップしてください。 
Android系
アプリ一覧画面(ドロワー)から削除したいアプリを選び、「アンインストール」をタップします。削除できない場合は「無効にする」を選択します。

機種やバージョンによっては「設定」「アプリと通知」「アプリ情報」の順にタップして、削除したいアプリを選び、「アンインストール」か「無効にする」を選択するという方法もあります。

アップデートは必ず行い最新の状態にしておく

OSやアプリをアップデートすると、機能や操作性が向上し、旧バージョンの不具合が修正されます。

アップデートの仕方の例は以下の通りです。

iPhone
ホーム画面から「設定」「一般」「ソフトウェアアップデート」の順にタップします。
Android系
アプリ一覧画面(ドロワー)から「設定」「端末情報」「ソフトウエア更新(またはシステム更新)」の順にタップすればアップデートできます。

再起動をおこなう

スマートフォンの動作が重くなった時には、再起動すると元に戻る場合があります。

再起動の仕方の例は以下の通りです。

iPhone
通常の手順で電源を切り、もう一度入れなおします。
Android系
電源ボタンを長押しして「再起動」を選択します。

悪質なウイルスが原因の場合は購入店舗またはメーカーに相談しよう

スマホの動きが急に重くなったり、データ通信量が不自然に増えたりしたら危険です。悪質なウイルスに感染したか、不正なアプリをインストールしたことで大事な個人情報やデータが流出している恐れがあります。

ウイルスや不正なアプリはウイルス対策ソフトで駆除することはできますが、駆除できないような悪質なウイルスやアプリに感染した場合は、すみやかに購入店舗やメーカーに相談しましょう。

スマートフォンが重い時の対処法についてまとめ

  • スマートフォンを長く使い続けていると、動作がだんだん重くなったり、突然落ちたりするようになる。
  • スマートフォンが故障でもないのに動作が重くなった場合、内部ストレージの空き容量が不足している可能性がある。
  • スマートフォンのキャッシュは定期的に削除しよう。
  • スマートフォンで使わなくなったアプリは完全終了するか、アンインストールした方がいい。
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