こちらの記事は2018年9月3日の記事を2020年6月25日に加筆修正いたしました。

加筆修正箇所
・除湿機の選び方という項目を追記します。
・下記の項目を2020年6月25日の情報に更新いたしました。
 おすすめのコンプレッサー方式の除湿機
 おすすめのデシカント方式の除湿機

梅雨時など部屋干しが多くなる時、欲しくなるのが除湿機です。

除湿機にはどんな方式があるのか、コロナ商品にはどんな除湿機があるのか、コスパのいい除湿機にはどんな商品があるのか、安くてコンパクトな除湿機にはどんな商品があるのか、静かな除湿機にはどんな商品があるのか、夏におすすめの除湿機にはどんなものがあるのか、という疑問点があげられます。

この記事では、除湿機は主に4種類ある、コロナの除湿機のおすすめ、コスパのいい除湿機のおすすめ、安い・コンパクトな除湿機のおすすめ、静かな除湿機のおすすめ、夏におすすめの除湿機などについて説明します。

除湿機は主に4種類ある

夏場や梅雨場に便利な除湿機ですが、除湿の方式にはいくつかの方式があります。主に4つの方式がありますので、それらの方式について説明します。

コンプレッサー方式

コンプレッサー方式は、空気を冷却することで水気を除去する方法です。

空気を冷やせば、冷たいコップの表面に水滴が付くように水分を取り除くことができるのです。この方式では、コンプレッサーを使って湿った空気を冷やして湿気を水滴に変え、この水滴を除去することで、除湿を実現するのです。

空気を冷やしているので、冷風機能や空気清浄機機能が付いた製品もあります。除湿方式はエアコンと同じ方式になるのです。

特徴としては、やや大きめで重量があるが、湿度が高い梅雨や夏場でも除湿力が強いという面があります。また、コンプレッサーの振動音が大きいのですが、ランニングコストが安く室温の上昇が少ないという点もあるのです。

デシカント方式

デシカント方式は、乾燥剤を使って水分を取り除くことで除湿を実現させる方式です。ゼオライトという乾燥剤を使っており、吸着した水分は、熱交換器で水に戻しタンクにためます。また、ヒーターを使って乾燥した空気を排出するのです。

この方式は、もちろん除湿機として通年で利用することができますが、特に冬場などの温度が低い時期での除湿力に優れています。またコンプレッサーがないので、軽量でコンパクトという特徴がありますが、少し室温が上昇してしまうという面があります。

ハイブリッド方式

ハイブリッド方式は、先ほどご説明したコンプレッサー方式とデシカント方式を組み合わせた方式です。

温度が高い夏場はコンプレッサー方式を使用し、温度が下がる冬場になるとデシカント方式を使うというものです。コンプレッサー方式とデシカント方式の両方の良い面を使っているので、ハイブリッド方式と呼ばれています。

両方の仕組みを組み込んでいるので、重量やサイズが大きくなり、価格的にも若干高めになってしまいます。

ペルチェ方式

ペルチェ方式の除湿機は、パソコンの冷却でも使われているペルチェ素子により空気を冷却し除湿を行う方法です。

この方式は、コンプレッサー方式やデシカント方式のように強い除湿能力がある訳ではありません。

お部屋全体の除湿などは難しいのですが、軽量でコンパクトなので、押入れや下駄箱などの狭い場所の除湿に向いているという特徴があるのです。またペルチェ方式は、音も静かなのです。

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除湿機の選び方

除湿能力で選ぶ

除湿能力は商品によって異なるため、購入する際に必ず確認するとよいでしょう。

除湿可能な範囲は、木造と鉄骨の部屋に使用するかによっても異なるため、自分が使用したい場所に合わせて選ぶのがおすすめです。

また、除湿ができる量も決まっているため、部屋が乾燥しやすい方は除湿量が大きいものを選ぶとよいでしょう。

機能性で選ぶ

除湿機の中にはタイマー機能や、除湿する範囲や方向、角度を自分で調節できる機能など様々な機能が付いている商品があります。

夜、眠る前に除湿を付けたいけれど、スイッチの切り忘れが心配な方にはタイマー機能がおすすめです。

また、1ヵ所を集中的に除湿できるモードを選択できる商品を使用すれば、自分がいる範囲のみを除湿することもできます。

機能性に優れた商品を選択すれば、より効率的に部屋の除湿を行うことが可能です。

おすすめのコンプレッサー方式の除湿機

アイリスオーヤマ IJC-J56

アイリスオーヤマ IJC-J56は、1日当たり、500mlのペットボトル11個分の除湿を行うことができ、木造の場合は最大7畳、鉄筋コンクリートの場合は最大14畳までの広さに対応できます。

約39dBと図書館の中とほぼ同等の音で動作するため、静音性にも優れています。

また、設定した目標湿度に合わせて運転をコントロールできるため、自分が過ごしやすい快適な湿度にできます。

排水がしやすい、2Lの引き出し式タンクを採用しており、市販のホースを接続することで、休むことなく連続で除湿可能です。

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アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
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SUGGEST 除湿機 AR-30HC

SUGGEST 除湿機 AR-30HCは、2時間、4時間、6時間と3種類の時間からタイマーを設定することができ、スイッチの切り忘れを防止することができます。

部屋の一部の箇所を集中的に除湿してくれる集中モードと、部屋を広く除湿してくれるワイドモードの2種類から自分の目的に合わせて除湿を行えます。

また、取り外し可能なフィルターは、2~4週間おきに掃除機で吸引するだけでお手入れ可能です。

40%、50%、60%と快適な湿度を選択することができます。

おすすめのデシカント方式の除湿機

パナソニック F-YZTX60-W

パナソニック F-YZTX60-Wは、イオンの1種であるナノイーを出しながら14畳までの部屋に除湿を行うことができ、部屋干しを行っても、部屋干し特有の独特な臭いを除去してくれます。

約6kgと軽量なため、部屋を移動する場合でも楽に持ち運び可能です。

また、温湿度センサーを搭載しているため、洗濯物が乾いたら自動でストップしてくれます。

1度に2.5人分の洗濯物を乾かすことができます。

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日立 HJS-D771

日立 HJS-D771は、風向きを自分で選択できるため、効率よく室内の除湿を行うことが可能です。

水を入れるタンクには、ハンドルが付属しているため入れ替えを楽に行えるでしょう。

また、スポット送風を行えるため、上方向や下方向など方向を定めて集中的に除湿できます。

コンパクトなサイズ感をしており、玄関や脱衣所などにも邪魔になることなく設置可能です。

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除湿機のおすすめ まとめ

  • 除湿機は主に、コンプレッサー式、デシカント式、ハイブリッド式、ペルチェ式の4つの方式がある。
  • コロナの除湿機でおすすめしたい商品にコロナの「CD-H1819」がある。
  • コスパのいい除湿機として、おすすめしたい商品にパナソニックの「F-YZT60」がある。
  • 安くてコンパクトな除湿機として、おすすめしたい商品にアイリスオーヤマ「IJD-H20」がある。
  • 静かな除湿機としておすすめしたい商品に三菱電機の「MJ-M100PX」やコロナの「CD-H1819」「CD-H1020」がある。
  • 夏場の除湿機としておすすめしたい商品にシャープ「CV-J71」がある。