「最近運動不足だな・・。」「ちょっとお腹が出てきたから運動しないと・・。」などと感じたときに手軽に始められるスポーツとしてランニングは人気があります。街中でも走っている人を見かけることが珍しくありません。
ランニングはシューズさえ用意すればすぐに始められるのが魅力ですが、長く続かずいわゆる三日坊主でやめてしまう人が多いことも否めません。
ランニング初めたてのおすすめなのがランニングウォッチです。
ランニングウォッチは自分の走行距離やタイムを計測できるのはもちろんのこと、目標の達成度を視覚的に確認することができたり、トレーニングのサポートをしてくれるコーチ機能がついていたりするものもあります。
ランニングウォッチを上手につかってモチベーションを維持すれば、きっと三日坊主ともお別れできることでしょう。
この記事では、初心者向けから上級者向けまでレベル感に合わせたランニングウォッチの選び方のポイントと、おすすめの商品を解説します。
ランニングウォッチがあるとなにがよいのか?
自分のペースが掴みやすくなる
ランニングで長めの距離を走れるようになるには、1kmをどのくらいのペースで走るのがよいのか、自分のペース感覚を掴むことが大事です。
ランニングを始めたばかりのときは、このペース感覚を掴むのに苦労する人も少なくないでしょう。
ランニングウォッチでタイムを計測しながら走ることで、自分が気持ちよく走れるのはどれくらいのペースなのかを知ることができます。
走力の向上がわかる
しばらくランニングを続けていると、初めのころよりずいぶん楽に走れるようになったなと感じたり、速いペースで走れるようになった気がするなと実感することがあります。
これは走力がアップしてきた証拠ですが、タイムを記録していれば自分の成長を数値で実感することができ、モチベーションアップにつながります。
心拍計を使って効率よい走り方がわかる
心拍測定ができるランニングウォッチであれば、目標心拍数に合わせて走ることで安全に効率的にトレーニングができます。
GPSを使うと高度なトレーニングに生かせる
GPS機能の付いたランニングウォッチなら、どのくらいの距離を走ったのかを正確に知ることができます。
一定の距離を走るごとに休憩をはさむインターバルトレーニングにも役立つでしょう。
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ランニングウォッチの操作は難しくない
多機能のランニングウォッチは操作が難しいのではと敬遠している人もいるかもしれませんが、ランニングウォッチはGPS測定の開始や終了も基本的にボタンひとつで操作できます。
スマホのGPS機能を使うよりも、スマホを取り出さなくてよい分、楽だともいえるでしょう。
ランニングウォッチの人気ブランド5選
ランニングウォッチは、スポーツメーカー、時計メーカーなど多くのブランドから発売されています。
人気ブランド①:GERMIN(ガーミン)
ランニング用GPSウォッチと言えば、まずGERMIN(ガーミン)を思い浮かべる人も多いでしょう。
ガーミンは1989年にアメリカで創業されたGPS機器のブランド。優れたGPS精度が多くのランナーの信頼を得ています。
人気ブランド②:EPSON(エプソン)
ガーミンと並んでランナーに人気があるのがエプソンのランニングウォッチです。
エプソンのランニングウォッチはカラフルなウェアにもピッタリのホワイトやピンクを基調としたPOPなデザインのものが揃っていて、女性ランナーからも人気も高いブランドです。
人気ブランド③:SEIKO(セイコー)
世界的にも有名な時計ブランドのセイコーは、ランニングウォッチブランドとして「PROSPEX(プロスペックス)」を展開しています。
ソーラー充電式、大きめの表示で見やすく、薄くて軽量なモデルが多く、初心者や高齢の人にも人気があります。
人気ブランド④:CASIO(カシオ)
G-SHOCKで有名なカシオは「SPORTS GEAR」シリーズでランニングウォッチを展開しています。
GPS機能はありませんがシンプルで軽量、価格も5,000円程度と手ごろなので、ランニングウォッチ入門としても向いています。
人気ブランド⑤:SOMA(ソーマ)
ソーマのランニングウォッチは「スポーツをするための時計ではなく、スポーツを楽しむための時計」がコンセプト。
ディスプレイを30°傾けたソーマ独特のデザインはファッション性も高く、大きさもLargeとMediumuの2サイズが用意されています。
本気度別のランニングウォッチおススメの品
初めて買うならコスパのよいランニングウォッチ
ランニングウォッチを始めて買う人には、シンプルな機能のモデルがおすすめです。ランニングウォッチを使うのが初めての人はまず「腕に時計をつけて走る」ということに慣れる必要があります。
ランニングウォッチを探していると、GPS機能が搭載されたもの、アプリで記録の管理ができるものなど多種多様のモデルが発売されています。
フルスペックのものを選ぶのがよいのではないかと思う人も少なくありませんが、最初はラップタイムが測れれば充分です。
高機能モデルを選ぶのは後にして、10,000円以下で買えるコスパの良いモデルを選ぶことがおすすめです。
初級者におすすめ ソーマ RunONE 50
ソーマの「RunONE 50」シリーズは、シンプルで使いやすく、ランニングウォッチの入門としておすすめです。33グラムと軽量で腕になじみやすく、カラーも豊富に揃っています。
50LAP×2ランのラップタイムを記憶できるほか、レースの各チェックポイントの通過制限時刻を設定することにより、チェックポイントまでの残り時間をカウントダウン表示する「カットオフタイマー」が搭載されているのも特徴です。
初級者におすすめ カシオ SDB-100J-4AJF
ポップなカラーにスクエアフェイス。押しやすいフロントボタンを採用し、ラップ・スプリットを最大60本メモリーできます。
小型・軽量で女性ランナーにも人気です。電池寿命が約10年の長寿命設計も嬉しいモデルです。
中級者向け 実用性のあるランニングウォッチ
ランニング中級者なら、走りながら操作がしやすいこと、防水がしっかりしていること、ラップタイムのメモリー数が多いことなど、実用性を重視して選ぶのがよいでしょう。
中級者におすすめ ガーミン ForeAthlete 230J
バッテリー駆動時間の長さとディスプレイサイズの大画面化を図ったスタイリッシュモデルです。ランニング中にもステータスがひと目で確認できるカラーディスプレイを採用しています。
最大酸素摂取量(VO2max)を計測することで、5km、10km、ハーフ、フルマラソンの予想タイムを推定する「予想タイム」機能などモチベーションアップにつながる機能も搭載されています。
上級者向け ハイエンドモデルのおすすめ
ランニング上級者には、GPS機能、心拍数を計測する機能、スマホアプリでのデータ管理機能などが搭載されたハイエンドモデルがおすすめです。
上級者におすすめ ガーミン ForeAthlete 235J
手首に装着するだけで心拍データが計測できるランニングウォッチです。装着している間は心拍データを記録し続け、過去7日間の数値をグラフ表示してくれます。
運動後の適正な休息時間を計算してくれるリカバリーアドバイザー機能も搭載しています。Gセンサー(加速度計)を内蔵しているため、GPSが受信できない環境でも心配なくトレーニングが行えます。
上級者におすすめ エプソン U-350BS
心拍ゾーンの表示、設定したペースと、実際のペースとの差をリアルタイムで表示されています。ターゲットとする時間を設定し、その時間が経過するまで計測する機能など豊富なトレーニング機能を搭載したハイエンドモデルです。
スマホへデータを自動アップロードでき、データ管理もスマートに行えるモデルです。
ランニングウォッチのまとめ
- ランニングウォッチを使えば自分のペースが掴みやすく、走力の向上に役立ちます。
- 心拍計やGPS搭載モデルなら高度なトレーニングにも対応できます。
- 初心者はシンプルな機能で軽量のモデルを選ぶのがおすすめです。中級~上級者はGPS機能、心拍数計測機能、スマホとの連動機能などが搭載されたハイエンドモデルを使いこなすことでトレーニングの手助けになります。