クレンジングをしっかりおこなって、洗顔用の石鹸や洗顔フォームを使って、毎日顔洗っても、毛穴汚れはなかなか取れません。
特に毛穴汚れが気になるのは、鼻です。鼻の毛穴パックを使ったり、何度も同じところをこすって洗ってみたり、対策をしたことがある人は多いでしょう。
この記事では、以下のような点を解説いたします。
・毛穴パックは使って問題ない?
・洗顔料で毛穴汚れを落とす方法
・おすすめの毛穴パック
目次
小鼻の毛穴開きや角栓黒ずみの原因
毛穴が開く原因は主に3つあります。
・加齢
・ニキビの跡
・肌質
そして、その毛穴に詰まった角栓によって、肌に黒いボツボツが見えるようになります。
まず、毛穴が開く原因をご紹介いたします。
年齢を重ねると、コラーゲンが減少します。コラーゲンは皮膚の大部分を占める真皮に存在しており、この成分が減少することで、肌の土台が崩れてしまいます。その結果、皮膚とともに毛穴も弛んでしまい、毛穴も大きくなってしまいます。
思春期になると、顔にもニキビができやすくなります。日ごろからニキビケアをしていなかったり、できてしまったニキビをつぶしたりするとニキビの跡が残ってしまいます。後が残ってしまった場合、皮膚の表面がクレーターのように凹凸になり、毛穴も開いた状態になってしまうのです。
肌質によって毛穴が開く原因が異なります。乾燥肌の場合、肌の水分が不足しがちです。カサカサして角質層が厚くなり、肌のキメが乱れます。その結果、毛穴が目立ちやすくなってしまうのです。敏感肌の場合、ストレスや季節の変わり目などで、肌が敏感になります。抵抗力が低下することで、肌が荒れ、毛穴も広がりやすくなります。脂性肌の場合、毛穴の開きが目立ちやすい傾向があります。肌の潤いを保つためにはある程度、脂がある方が良いのですが、その量が過剰な場合、毛穴が大きく広がってしまいます。
角栓(黒ずみ)の原因
角栓によってできる毛穴の黒ずみは、皮脂の分泌が進むことで起こります。
女性ホルモンの中の黄体ホルモンが皮脂の分泌を高める作用を持っています。排卵後から月経までの期間や、ストレス、疲労、不眠などがたまるとホルモン分泌の量が変わり、皮脂分泌も高まります。
皮脂の分泌が進むと、皮脂や細菌、角化物が集まったものが、毛穴を埋めていきます。皮脂が外に出ずに詰まった状態で、皮膚の表面に出てきたものが角栓です。これを黒ずみとも呼びます。
毛穴汚れの落とし方の注意点
毛穴汚れを落とすのにゴシゴシこすると肌を傷めてしまいます。他にも気をつけたほうが良い注意点は以下の2点です。
毛穴汚れを無理に取り出すのはNG
毛穴汚れの中でも、特に黒ずみは気になる、という人も多いでしょう。どうしても気になってしまい、黒ずみの部分を手で触ってしまったり、無理に押し出したりしたくなります。
しかし、これらは肌を傷つけるだけでなく、さらに毛穴を広げてしまう原因になります。一時的にきれいになったとしても、広がった毛穴にまた汚れが詰まるため、黒ずみはどんどんひどくなっていきます。
毛穴汚れの落とし方
毛穴が汚れているときは、毎日の洗顔で落とすようにします。33~35度くらいのぬるま湯で、肌をこすりすぎないように気をつけながら洗顔します。
毛穴の気になる汚れが取れないときには、温めたタオルを使う方法もあります。
タオルを水で濡らし、軽く絞ったあと、熱すぎない程度に電子レンジで温めます。(温めすぎると火傷の原因になるので注意)
温めたタオルを顔に乗せ、1分ほどおきます。その後はいつも通りのスキンケアをします。皮膚を温めることで、毛穴が開き、無理にこすらなくても汚れが落ちやすくなります。
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鼻の毛穴パックって問題は無いの?
毛穴パックは、使う人全員に問題がないとは言えません。
乾燥肌の人は、皮脂や角質が取れすぎてしまうことがあります。水分量の減った皮脂は、毛穴を広げてしまう原因になることもあるため、注意が必要です。
またアトピー性皮膚炎の方も、皮膚科の医師と相談して使った方が良いでしょう。もともと敏感肌なので、毛穴パックのような強い粘着力のあるものを直接皮膚につけると、肌を痛めてしまう恐れもあるからです。
皮膚が強い方は毛穴パックを使っても問題ないでしょう。毛穴パックで角栓(黒ずみ)が取れた直後、毛穴は開いています。すぐに化粧水などで毛穴を引き締めてください。
洗顔料で毛穴汚れを落とすメリットとやり方
洗顔料で毛穴汚れを落とす一番のメリットは、肌への負担が少ないことです。
1回の洗顔できれいに毛穴汚れが取れるわけではありません。しかし、根気よく続けていくことで、肌への負担も少なく、さらに美肌になっていきます。
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また、デリケートな大人の肌を考えた肌にやさしい弱アルカリ性であることも見逃せません。合成界面活性剤や発泡剤は一切使用せず、毛穴につまった汚れをしっかり落とすので、余分な油分や角質なども簡単オフできます。
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使用例
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薬用クリアウォッシュ トランシーノ
泡のキメが細かく、優しく洗っても余分な角質や毛穴の黒ずみを除去し皮膚を清浄にいたします。
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無香料、無着色、低刺激の洗顔料なので、香りが苦手な方や敏感肌の方にもオススメです。
ETVOS モイストアミノフォーム 株式会社エトヴォス
肌の成分「セラミド」を守りながら、角質や汚れをしっかり落としてくれます。香りは強めです。
綿棒×オイルのメリットとやり方
小鼻の角栓や黒ずみがポロポロ取れると言われているのが綿棒とオイルを使ったケアです。綿棒とオイルなら自宅に常時あるという人も多いでしょう。
綿棒×オイルのメリット
・簡単に手入れができる(準備に時間がかからない)
・肌に優しい
・メイク汚れも一緒に落とすことができる
綿棒×オイルのやり方
1.綿棒とオイルを用意します。オイルは不純物のないエキストラバージンオイルなどか薬用のオリーブオイルを使用すると良いです。
2.使っていない綿棒にオリーブオイルをしっかり含ませて、鼻の上を転がす。コロコロと優しく転がすのがポイントです。
3.しっかりと洗顔し、オリーブオイルを落とします。清潔なタオルで顔を優しく拭いたら完了です。
ポイントは、オリーブオイルをしっかりと綿棒に含ませることと、肌に残らないように洗い流すことです。オリーブオイルが足りないと、肌がカサカサしているところをこするので、肌が赤くなったり、皮がむけたりする原因になります。また、肌にオリーブオイルが残っていると、べたつきやすくなります。
綿棒×オイルの注意点
綿棒×オイルはいちご鼻に効く!と話題になり、多くの人が試しています。しかし、実際には、いちご鼻にはあまり向いていません。
角栓が一度に取れたように思われますが、こする摩擦によって、メラニン成分が生成されて、黒ずみが悪化することがあります。強くこすることはさけましょう。
オリーブオイルは体にはいいのですが、その主成分の「オレイン酸」には要注意です。「オレイン酸」はニキビの原因となる「アクネ菌」の大好物なので、ニキビができやすい状態の肌にオリーブオイルを使用すると、ニキビができやすくなってしまいます。
いちご鼻や敏感肌の方はクレンジングでのケアのほうが無難です。
毛穴汚れに使えるおすすめのオイル
DHC薬用ディープクレンジングオイル
圧倒的なクレンジング力と潤い、洗い上がりのすべすべ感、すべてを網羅したメイク落としです。
無香料、無着色、鉱物油不使用というのも人気の一つでしょう。
1995年の発売から、根強い人気があります。オイルでありながらヌルヌル感が少ないのも特徴です。
マイルドオイルクレンジング 無印良品
無香料、無着色、無鉱物油、アルコールフリーのオイルクレンジングです。
肌が濡れていても使えるので、お風呂でメイクを落とすときにも役立ちます。
香りも強くなく、天然うるおい成分として、あんず果汁、桃の葉エキスが配合されています。
ハイピッチ ディープクレンジングオイル
クレンジング力に優れています。ウォータープルーフのマスカラやアイライン、日焼け止めなどをしっかりと落とせます。
その上、べたつきにくく、洗い上がりはさっぱりとしています。無香料、無着色、パラベン無添加です。
オイルの香りは天然のオレンジオイル、ユーカリオイルを使用しており、香料は使っていないのも特徴です。クレンジングをしたときにほのかにオレンジの香りがして、リラックスできます。
鼻の毛穴パックのメリットとやり方
毛穴パックのメリットは、簡単に角栓や黒ずみを取り除くことができる点です。強力な毛穴パックシートを使うと、一度でごっそり取れて綺麗になることもあります。デメリットとしては、肌質によって、毛穴パック自体が合わない、という人もいる点です。
毛穴パックには大きく分けて2タイプあります。貼ってはがすタイプと洗い流すタイプです。それぞれのやり方を簡単に説明します。
貼ってはがすタイプはその名の通り、鼻にシートを貼って、一定時間経過後(夏は10~15分、他の季節は5~10分程度)、シートを剥がすだけです。
洗い流すタイプは、ジェルやクリーム状のパックを塗って、一定時間経過後(10~30分くらいのものが多い)、洗い流します。
どちらも洗顔後に行い、パック後は化粧水や乳液などできちんと肌のケアをしましょう。
おすすめの鼻の毛穴パック
ツルリ 角栓かき出し ガスールペースト
チューブ状になっているタイプの毛穴パックです。ガスールと呼ばれるモロッコで石鹸のように使われてきたガスールで汚れがしっかりと落ちます。
メルティベリー メルティベリープレミアム
コストパフォーマンスが良く、ジェルタイプで使いやすいのが特徴です。少量で週一回ペースで使うので長持ちします。
KOSE ソフティモ 角栓すっきり黒パック
ロングセラーの毛穴パック商品の黒版です。黒い理由は薬用炭を配合してあるためで、人気の秘訣とも言えます。
洗い流さないタイプの毛穴パックのため、敏感肌の人は使用上の注意をよく確認しましょう。
毛穴汚れのまとめ
・毛穴パックは使って問題ないが、敏感肌の人は使わないほうが良い。
・綿棒×オイルで黒ずみや角栓を落とす方法があり、肌にやさしい。
・肌質によっては毛穴パックですっきりと角栓を落とすことができる。