この記事ではトリートメントについて解説します。
トリートメントは、髪が傷んで指通りが悪い、枝毛や切れ毛が気になる、もっと髪をキレイに見せたいといった悩みのある方におすすめの商品です。
トリートメントを使用することで、髪の補修ができ、もっと髪をキレイに見せることができるでしょう。
髪の傷みを何とかしたい、髪をもっときれいに見せたいという方は、この記事を読むことで、自分に合ったトリートメント購入の検討が出来ます。
トリートメントの効果
トリートメントは、頭皮や髪を元気に保ち、フケや髪へのダメージを予防する事のできる製品です。
トリートメントには、髪の水分や油分をカバー、キープする効果があります。
トリートメントの効果から、髪のダメージの修復や、艶や潤いを与えることや、髪へ栄養を与えやすくすることができます。
カラートリートメントの特徴とメリット・デメリット おすすめの品
トリートメントの効果①:髪のダメージを修復する
トリートメントに含まれる成分と、髪の成分との化学結合を利用することで、髪のダメージの修復に期待ができます。
髪の成分の80%程度がタンパク質で、PPT(ポリペプチド)と呼ばれるアミノ酸の構造物が化学結合をすることで、髪のダメージを受けた部分の修復ができます。
トリートメントの効果②:髪に艶や潤いを与える
髪の艶は、光の反射がどれだけキレイにできているかがポイントです。
トリートメントはダメージを受けた髪に、外側と内側の両方へ水分と油分を届けます。
内部のダメージが少なく表面もなめらかになることで、髪に艶と潤いを与えることが出来ます。
トリートメントの効果③:髪の内部に栄養を与えやすくする
化学結合の効果で、トリートメントに含まれる栄養は、髪の内部に成分が届きやすくなります。
ダメージの原因となる物質との化学結合よりも、さらに強い化学結合で水分や油分を結合することで、髪を守ることが出来ます。
トリートメントの種類ごとの特徴
トリートメントの種類には、大きく分けると2つの種類があります。
お風呂の中で洗い流すタイプの「インバストリートメント」と、お風呂から出た後に洗い流さず使う「アウトバストリートメント」です。
インバストリートメントは流さないといけない分、髪への効果が高くなります。
アウトバストリートメントは、流さない分効果は落ちますが、手軽にトリートメントをできるのが特徴です。
アウトバストリートメントの種類①:オイルタイプ
オイルタイプのアウトバストリートメントは、髪をオイル、つまり「油」で覆うタイプのトリートメントです。
熱や摩擦での髪へのダメージに強く、アイロンやコテを使う人にも向いています。
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アウトバストリートメントの種類②:ミルクタイプ
ミルクタイプのアウトバストリートメントは、粘度が高く、スタイリング剤としても使うことができるタイプのトリートメントです。
水分が多く、ゆっくり溶け出すため、髪への潤いにもつながります。
アウトバストリートメントの種類③:ミストタイプ
ミストタイプのアウトバストリートメントは、水分が多く、仕上がりが軽くなるタイプのトリートメントです。
ドライヤーとの相性も良く、トリートメントの成分が熱に反応して効果があがります。
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アウトバストリートメントの種類④:ジェルタイプ
ジェルタイプのアウトバストリートメントは、しっかりと髪をコーティングするため、ダメージをたくさん受けている髪や、枝毛に効果が期待できるタイプのトリートメントです。
ドライヤーの前と後、2回使うことで効果がより発揮される事が特徴です。
トリートメントの選び方
トリートメントの選び方①:髪のダメージの状態で選ぶ
トリートメントは、髪のダメージに合わせたタイプを使うことで効果がよくなります。
水分が足りなくてパサつく髪には、インバスタイプで保湿効果の高いトリートメントがおすすめです。
切れ毛や枝毛といった髪の表面に大きな傷みのある髪には、インバスタイプで髪の補修をし、アウトバスタイプで髪の保護をするとより効果的になります。
トリートメントの選び方②:種類やタイプで選ぶ
トリートメントには、「内部補修」タイプと「外部補修」タイプに分けることができ、内側と外側のどちらの悩みを解決したいかで選ぶ必要があります。
内部補修タイプは髪に潤いやパサつきを抑える効果が高く、外部補修タイプは髪のコーティングができます。
トリートメントの選び方③:成分で選ぶ
トリートメントの成分で髪の仕上がりは変わります。
成分には主に、保湿効果が高くてパサつきを抑える成分、髪の表面の保護や補修ができる成分、髪をまとめる効果のあるシリコン成分、皮ふに優しいノンシリコン成分があります。
トリートメントの成分と、自分の髪の状態を照らし合わせて選ぶといいでしょう。
トリートメントを使用する際の注意点
トリートメント使用時の注意点①:頭皮に付けない
トリートメントは頭皮の毛穴を詰まらせてしまい、薄毛や抜け毛、ニオイの原因になることや、頭皮がダメージを受けてしまってフケの原因になることがあります。
トリートメント使用時の注意点②:インバストリートメントはよく洗い流す
トリートメント使用後は、最低でもヌメリは落とすようにしておかないと、頭皮へのダメージの原因となってしまいます。
洗い流しすぎても、トリートメントの効果が落ちてしまうのが難しい点です。
しかし、インバストリートメントの多くは、髪の内部の修復に効果のあるタイプが多いため、トリートメントをつけている時間を長くするなどの方法で工夫をして、なるべく頭皮へのダメージに気をつけるとよいでしょう。
トリートメント使用時の注意点③:使用目安量に注意する
髪の成分を吸収できる量には限界があります。多くつけすぎても、吸収できないぶんは無駄になってしまいます。
トリートメントをつけるときには、少量ずつ薄くのばすようにつけて、ダメージを受けている部分に丁寧につける必要があります。
おすすめのトリートメント10選
インバストリートメントのおすすめ品
パンテーン エクストラダメージケア デイリー補修トリートメント
パンテーン エクストラダメージケア デイリー補修トリートメントは、補修成分のプロビタミンが髪の内部へ浸透し、内側から髪の補修をします。
枝毛、切れ毛などの、ひどくダメージの受けている髪にも効果が期待できます。
ロレアル パリ ダメージ ケア PROEX ディープリペア ヘアパック
ロレアル パリ ダメージ ケア PROEX ディープリペア ヘアパックは、低価格で量が多いですが、仕上がりのまとまり感とふわふわ感に定評があるトリートメントです。
オイルタイプのアウトバストリートメントのおすすめ品
ルベル イオ エッセンス スリーク
ルベル イオ エッセンス スリークは、浸透性のある軽い感触のオイルです。保湿効果が期待でき、塗っているときとドライヤーのあとで香りが変わります。
バランローズ ヘアエッセンスオイル
バランローズ ヘアエッセンスオイルは、国家機関で品質の認められているオイルです。髪質が柔らかくなりやすく、手触りがよくなります。
ミルクタイプのアウトバストリートメントのおすすめ品
オージュア QU クエンチ フルイド
オージュア QU クエンチ フルイドは、水分の保湿にすぐれたミルクタイプのトリートメントです。髪の水分を保つ成分が多く含めれており、髪にうるおいとまとまりが出ます。
ナンバースリー ミュリアム ホームミルク 120g
ナンバースリー ミュリアム ホームミルクは、潤いと柔らかさの出やすいミルクタイプのトリートメントです。
お風呂上がりの使用で、寝ているあいだにじっくりと髪を補修して、翌日のスタリングがしやすくなります。
ミストタイプのアウトバストリートメントのおすすめ品
シュワルツコフ BC オイルイノセンス ミスト
シュワルツコフ BC オイルイノセンス ミストは、髪の柔らかさと艶を出すことのできるミストタイプです。
特殊技術で1000分の1以下にしたオイルとミストすることで浸透がよくなり、指通りの良いつややかな髪になります。
ナプラ(NAPLA) イノート ヘアケアミスト
シュワルツコフ BC オイルイノセンス ミストは、つるつる、さらさらの髪になるミストトリートメントです。
使い続けることで、髪質太くてが硬い人にも効果が実感できる製品です。
ジェルタイプのアウトバストリートメント
ミルボン レミューフルイド
ミルボン レミューフルイドは、潤いつおいとまとまりの出るジェルタイプのトリートメントです。
濡れた髪での使用では保湿効果が高まり、パサつく髪にうるおいを与えてくれます。ドライ後の髪への使用では潤い感が高まり、まとまりを生むことができます。
メロス HF ファンデーションジェルセレクト
メロス HF ファンデーションジェルセレクトは、枝毛や切れ毛の防止のできるジェルトリートメントです。
1本1本の髪をジェルがコーティングし、さらさら感と艶のある質感を出すことができます。
トリートメントについてのまとめ
- トリートメントの効果には、髪の「ダメージを修復」「潤いや艶を与える」「栄養を届ける」の3つの効果があります。
- トリートメントには大きく分けると、お風呂の中で使う「インバストリートメント」とお風呂の後に使う「アウトバストリートメント」の2種類があります。
- アウトバストリートメントは、「オイル」「ミルク」「ミスト」「ジェル」の4種類の効果が違うタイプがあります。
- トリートメントの選び方は、「髪の傷み具合」「使用タイプ」「成分」の3つのポイントに注目して選ぶと良いでしょう。
- トリートメントを使用する時には、頭皮に直接つけないように「ダメージのある部分へつける」頭皮のトラブルにならないように「インバストリートメントはよく洗い流す」髪のトリートメントの成分を吸収する率は限界があるため「使用目安より使いすぎない」ことに気をつける必要があります。