こちらの記事は2018年11月14日の記事を2020年4月23日に加筆修正いたしました。

加筆修正箇所
・おすすめのソーラー充電器を2020年4月23日の情報に更新いたしました。

この記事では、ソーラー充電器とはなにかや、選び方のポイント、おすすめのモデルを解説します。

ソーラー充電器は、太陽光があればどこでもスマホやタブレットを充電できるため、アウトドアや災害時などに大活躍させることができます。

自分がどのソーラー充電器が合っているかを判断するには、まず選び方のポイントを押さえておくことが必要です。

この記事を読むことで、自分に合ったソーラー充電器購入の検討ができます。

そもそもソーラー充電器とはなにか?

ソーラー充電器とは、太陽光で発電した電気で、スマホやタブレットなど様々なモバイル機器を充電できる充電器です。

太陽光さえあればどこでも充電できるため、災害などに備えてソーラー充電器を常備する人は少なくありません。

また、太陽光を電力源とするため、省エネに貢献できるアイテムという面も魅力でしょう。

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ソーラー充電器の選び方

タイプで選ぶ

ソーラー充電器は、まずタイプで選ぶのがポイントです。

ソーラー充電器には、「折りたたみタイプ」と「小型タイプ」があります。

それぞれにメリット・デメリットがあるため、自分に適しているタイプを選ぶのが大切です。

2つのタイプの特徴は以下の通りです。

折りたたみタイプ

折りたたみタイプの最大の特徴は、ソーラーパネルが広範囲であるため、太陽光を効率よく集めやすい点です。

発電能力が高く、製品によっては急速充電に対応しているソーラー充電器もあります。

しかし、蓄電能力を持っていないモデルが少なくありません。

基本的に、発電しながらスマホ・タブレットに直接充電するか、モバイルバッテリーに電気を蓄えて使用するタイプが一般的です。

また、使用時に広げて使うことがほとんどで、全体的に大きめサイズなことが多いのも特徴です。

折りたたんでも大きいため、手軽に持ち運べないという一面もあります。

小型タイプ

小型タイプは、モバイルバッテリーにソーラーパネルが付いているタイプです。

小さめであるため、通常のモバイルバッテリーと同じように使用でき、緊急時には太陽光を蓄電できるなど、オールマイティな使い方ができます。

しかし、ソーラーパネルが小さく、充電器本体のフル充電に時間を要する点が小型タイプのデメリットです。

変換効率で選ぶ

変換効率で選ぶのも、ソーラー充電器を選ぶポイントです。

変換効率とは、太陽光が電力に変換される割合のことで、変換効率数を確認することで充電性能を知ることができます。

一般的にソーラーパネルが大きいほうがたくさん発電するといわれていますが、性能を知りたい場合は変換効率数を見たほうが確実です。

変換効率数は、現在30%が限界といわれているため、30%に近いものであれば性能がよいモデルと考えてよいでしょう。

アンペア数で選ぶ

アンペア数で選ぶのも、ソーラー充電器を選ぶポイントです。

アンペアとは出力電流の強さを示す数値であり、アンペア数が大きいほど充電時間が早い事を示しています。

特にタブレットを充電したい場合は、2A以上のソーラー充電器がおすすめです。

2A以上のソーラー充電器であれば、スマホの急速充電も可能です。

USBポート数で選ぶ

USBポート数で選ぶのも、ソーラー充電器を選ぶポイントです。

2台以上のモバイル機器を同時に充電したい場合は、USBポート数が2つ以上あるソーラー充電器を購入するとよいでしょう。

しかし、USBポート数だけを重視して選んでも意味はありません。

発電能力や出力電力が低いソーラー充電器の場合、2台を満足に充電するには性能が足りない場合があります。

2台同時充電をしたい場合は、まずUSBポート数をチェックした後、変換効率数とアンペア数が十分であるかを確認しておくとよいでしょう。

安全性で選ぶ

安全性で選ぶのも、ソーラー充電器を選ぶポイントです。

バッテリーがなくなった状態で放置し続けると過放電状態になり、蓄電率が100%を越えた後に充電を続けた場合は過充電になります。

過放電・過充電を繰り返していると、バッテリーの劣化や異常な発熱に繋がってしまうため注意が必要です。

結果的に事故につながることも考えられるため、なるべく過放電や過充電を防止する機能が搭載されているソーラー充電器を選ぶと安心して使うことができます。

耐久性で選ぶ

耐久性で選ぶのもソーラー充電器選びのポイントです。

ソーラー充電器は、主に出先で電源を確保するために使われるため、落とした場合衝撃や雨などへの耐久性を備えた物を選ぶ必要があります。

普段使い程度なら防水・防塵があり、最低限の耐久さえ備わっていれば不便はないでしょう。

しかし、アウトドアや災害時に使いたい場合は、耐熱性や水没に強いかを必ずチェックする必要があります。

製品によって耐久性はばらつきがあるため、自分が利用する用途に合わせた耐久性を持つモデルを選ぶとよいでしょう。

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おすすめのソーラー充電器

Nomad 7 Plus V2 Solar Panelは充電状況を確認しやすい

Nomad 7 Plus V2 Solar Panelは、4つのLEDライトの点滅により、現在の太陽光の強さや、端末への電力供給の度合い、機器への充電速度などの細かな情報を知ることができます。

最大出力7Wと高出力な充電が可能であるため、大型の機器の充電や、急速充電も十分行うことができます。

取り外しが簡単なマグネット式のスタンドも付いており、ソーラーパネルの位置調整を太陽の角度に合わせて行いやすいのも魅力です。

Sandberg 屋外ソーラーパワーバンク8000 420-30は大容量

Sandbergのこのモデルは、バッテリー容量が8000mAhと大容量であるため、スマホの充電を複数回行うことができます。

コネクタにはマイクロUSBメスが1つと、2つのUSB Aメスが付いており、幅広い端末の充電に使う事ができます。

出力電流は合計で2.1Aあり、スマホを同時に2台またはタブレットを1台充電する事が可能です。

バッテリー残量を測りやすいLEDライトバッテリインジケータや、懐中電灯などの使用の際に便利な機能も備わっています。

屋外ソーラーパワーバンク8000 420-30
サンドバーグ(Sandberg)

snow peak MHG-010は長寿命の電池が搭載

snow peak MHG-010は、5年という製品寿命を期待できるニッケル水素電池搭載のモデルです。

AC電源またはソーラーパネルから充電可能することができます。

15Wという高出力太陽光パネルが搭載されており、晴天時には約5時間で本体をフル充電することができます。

最大100ルーメンの明るさの電球形LEDバルブが付属しており、バッテリーがフルの状態であれば約5~24時間(※)点灯させることが可能です。

災害などの非常時や、アウトドアのテント内などを照らす際に活躍させることができます。

(※周囲の温度によって使用時間は変化します。)

imutoSOL-PL60はDCポートが搭載

imutoSOL-PL60は、12V車のバッテリーやノートパソコンの充電に使える1つのDCポートと、スマホやカメラなどの機器に使えるUSBポートが付いており、幅広い機器の充電に対応しています。

高い防水・防塵機能を備えているため、雨や雪の日でも安心して使う事ができます。(USB端子部分には防水機能が付いていないため注意が必要です。)

ソーラー充電器についてのまとめ

  • ソーラー充電器とは、太陽光で発電した電気を使ってモバイル機器を充電できるものです。
  • ソーラー充電器の選び方のポイントは、「タイプ」「変換効率」「アンペア数」「USBポート数」「機能」です。
  • 折りたたみタイプと小型タイプには、それぞれメリットとデメリットがあるため自分の用途に合わせて判断するとよいでしょう。
  • 変換効率、アンペア数はセットで確認すると高性能かどうか分かります。
  • アウトドアや災害時でも使用する場合は、耐熱性や水没に強いかも要チェックです。