こちらの記事は2018年5月24日の記事を2020年04月20日に加筆修正いたしました。
加筆修正箇所
・2020年4月時点での最新機種の特徴の項目を追記いたしました。
この記事ではiPhoneのメリットとデメリット、最新のモデルを解説します。
スマホの購入を検討するときに、「iPhone」か「Android」かで悩む人も多いでしょう。
この2つの大きな違いはOSにあります。パソコンでいうと、WidowsとMacの違いと同じようなものと考えればよいでしょう。
しかし、具体的にどんな点がよいか分からない人も少なくありません。
この記事を読むことで、自分に合ったiPhone購入の検討が出来ます。
目次
iPhoneのメリット
セキュリティが強力
パソコンに限らず、スマホでもインターネットを利用するため、セキュリティについてはしっかり考える必要があります。
その点、iPhoneはウイルス対策が高レベルであることがメリットです。
ウイルスの感染源の一つに、アプリがあります。
androidでは、よくわからないアプリをダウンロードしてインストールしたらウイルスに感染した、という事態は少なくありません。
しかしiPhoneの場合、基本的にインストールできるアプリは厳しい審査を通過したApp Storeで取り扱われているものだけであるため、ウイルスに感染する機会がほとんどありません。
さらに、もし感染したとしてもウイルスを無効にしてくれるメカニズムが搭載されてるなど、セキュリティへの対策が十分に施されています。
Apple Payが使える
iPhone6以降のiPhoneでは、「Apple Pay」を使用することができるのがメリットです。
Apple Payは、クレジットカードやSUICAを登録して、買い物や電車などの運賃の支払いを簡単にできるサービスです。
Apple Payではクレジットカードが暗号化され、支払いの際にクレジットカード番号を入力しても、その番号がサーバに保存されることはありません。
解読困難な暗号化された番号とワンタイムコードが使用されるため、セキュリティの強化を図ってくれています。
特定のカードを財布から出す手間が省ける上、クレジットカードのポイントを貯めることができます。
関連記事
スマホでのストラップっている?iPhoneでの付け方と必要性とは
スマホ アップル/iPhoneとは 歴史と特徴 価格帯の解説
androidからiphoneへの移行ってどうやるの?やり方解説
iPhoneのデメリット
iPhoneは高い
iPhoneのデメリットとして、価格が高いことがあげられます。
アンドロイドは高額の物もあれば安い物もあるため、安価なandroidスマホで済ませていた人は、iPhoneに手が出せないという場合もあるでしょう。
関連記事
スマホの料金が高い場合の原因と料金を節約するための方法
スマホはどこで購入するとよいか よいタイミングと安く購入する方法
格安SIMアダプターの注意点 正しい使用法や使い回す方法を解説
防水スマホをsimフリー・おサイフケータイ・防塵機能別で紹介
SDカードが使えない
iPhoneでは、初代からずっとSDカードを入れるスロットないこともデメリットです。
SDカードが使えないため、ストレージ容量を増築できるandroidと比べて、データ容量に不安が生まれやすい事がデメリットでしょう。
しかし、先述のiCloudを利用して保存すればSDカードを利用する必要は無いため、容量不足への心配を減らすことができます。
2020年4月次点での最新機種の特徴
iPhone11の特徴
iPhone11の特徴は、前モデルであるiPhoneXRと同サイズでありながら、シングルカメラが2眼カメラになり、基本性能も高めたモデルです。
超広角の写真を撮影できるようになったため、前モデルより4倍も広い光景を写真に収めることができ、迫力のある構図で撮影する事ができます。
写真にこだわりたい方におすすめの「Deep Fusion」機能は、iPhoneが瞬時に9枚もの写真を撮影し、機械学習により写真を組み合わせて最高の1枚に合成してくれるのが特徴です。
また、下位モデルのiPhone11と上位モデルである高性能なiPhone11 pro、最上位モデルの11 Pro Maxに分かれており、性能を取るか価格の安さを取るかで選ぶことができます。
iPhone11proの違い
ディスプレイの違い
iPhone11 ProのSuper Retina XDRディスプレイと比べると、iPhone11のiPhone11のLiquid Retina HDディスプレイは、解像度やコントラスト比、輝度が大きく下回るという違いがあります。
また、iPhone11 Proの方がディスプレイのベゼル幅が狭いため、より大きな画面を楽しめるのも特徴です。
Super Retina XDRディスプレイは、「iPhone史上最高」をうたっています。
Super Retina HDディスプレイと比べてコントラスト比は2倍も高まり、最大輝度は約30%、エネルギー効率は15%アップし、性能だけでなくバッテリーに優しくなっています。
クリアな発色と、より精細な画質表現などがSuper Retina HDディスプレイのメリットです。
iPhone 11とiPhone 11 Proのディスプレイ性能の違いは以下の通りです。
iPhone 11(Liquid Retina HDディスプレイ) | iPhone 11 Pro(Super Retina XDRディスプレイ) |
---|---|
|
|
カメラの違い
iPhone 11のカメラは、広角レンズと超広角レンズの2つを採用したデュアルカメラですが、iPhone 11 Proには、シリーズ史上初のトリプルカメラが採用されています。
iPhone 11 Proでは、望遠レンズにより、広角レンズ・超広角レンズの両方で、画質を下げずに約2倍のズーム撮影を行うことができます。
それぞれのカメラ性能の違いは以下の通りです。
iPhone 11のカメラ(デュアルカメラ) | iPhone 11 Proのカメラ(トリプルカメラ) |
---|---|
|
|
バッテリー性能の違い
電池持ちは、iPhone 11 Proの方が1時間分長いという違いがあります。
iPhone 11・proの細かいバッテリー性能の違いは以下の通りです。
iPhone 11のバッテリー性能 | iPhone 11 Proのバッテリー性能 |
---|---|
|
|
防水性能の違い
iPhone 11・proは、両方ともIP68等級の防水・防塵性能を持っています。
しかし、iPhone 11は水深2メートルで最大30分間耐えるのに対し、iPhone 11 Proは水深4メートルで30分間耐えるという違いがあります。
iPhone 11の防水性 | iPhone 11 Proの防水性 |
---|---|
IEC規格60529にもとづくIP68等級(最大水深2メートルで最大30分間) | IEC規格60529にもとづくIP68等級(最大水深4メートルで最大30分間) |
デザインとカラーの違い
iPhone11 Proの本体デザインには、テクスチャードマットガラスとステンレススチールのボディが採用されており、ケース無しでも汚れが目立ちづらいのが特徴です。
iPhone11の本体デザインには、ガラスとアルミニウムのボディが採用されています。
背面がマット仕立てではないため、iPhone11は、iPhone11 Proよりも指紋が目立ちやすいという違いがあります。
それぞれの本体カラーの種類は以下の通りです。
iPhone 11のカラー | iPhone 11 Proのカラー |
---|---|
|
|
ストレージ容量の違い
iPhone 11とiPhone 11 Proの、選べるストレージ容量の種類は以下の通りです。
iPhone 11のストレージ容量 | iPhone 11 Proのストレージ容量 |
---|---|
|
|
アップルストアの販売価格
iPhone 11とiPhone 11 Proのアップルストアでの販売価格は以下の通りです。
iPhone 11の価格 | iPhone 11 Proの価格 |
---|---|
|
|
第2世代 iPhoneSEの特徴
第2世代 iPhoneSE(以下iPhoneSE)は、アップルストアでは4月24日から、ドコモ、au(KDDI)、ソフトバンクからは5月11日に発売を予定されているiPhoneです。
以下ではiPhoneSEの詳しい特徴を解説します。
デザイン
第2世代 iPhoneSE(以下iPhoneSE)は、本体重量148gと軽く、片手での操作がしやすいため、持ち運んで使うのに便利なモデルです。
iPhone 8と同じ4.7インチサイズで最新のiPhoneより小さい上、最近のモデルには、カメラの複数搭載が基本でしたが、iPhoneSEの搭載カメラはひとつだけなど、シンプルなデザインをしています。
カラーは、iPhoneで定番のブラックとホワイトのカラーリングに加えて、iPhone SEではレッドも選ぶことができます。
カメラ
iPhone SEはシングルカメラシステムを採用しており、1200万画素のアウトカメラと・700万画素のインカメラが搭載されています。
搭載されいる「ポートレートモード」では、人物やペット、物のポートレート写真を撮る際に、背景をうまくぼかして、撮りたいものだけを強調することができます。
「ポートレートライティング」では、6つの照明エフェクトを写真に追加可能で、撮った後の写真でも、スタジオで撮影したかのような照明の具合にあとから変更することができます。
ディスプレイ
最新のiPhoneには劣りますが、iPhone SEにはディスプレイには鮮やかさに長けたRetina HDディスプレイを採用しており、写真や動画を十分に美しく閲覧することができます。
ディスプレイ上には「耐指紋性撥油コーティング」が施されており、指紋汚れなどを付きづらい工夫がされているのも魅力でしょう。
CPU性能
iPhone SEのCPUには、iPhone11 Proと同じ「A13 Bionicチップ」を搭載されているため、最新モデルと遜色のないアプリの使用感を実現しています。
最近のスマホでも最速の部類に入る処理性能があるため、重たいアプリでも快適に使用することができます。
iPhoneのメリットについてのまとめ
- iPhoneには多くのメリットがあります。しかし、デメリットを見れば、「高額」「SDカードが使えず容量への不安がある」など心配な要素はゼロではありません。
- 新機種になってもiOSが同じであるため、使い勝手が変わらない。ことや、iCloudが使えるため容量への心配が少ない、ウイルス感染しづらいシステムによりセキュリティ面で安心である事などは大きなメリットです。