※この記事は2019年12月16日に更新しました。

よほどの家電好きでもない限り、テレビのスペックを見比べるのは数年に一回程度です。それだけに、パッと見比べるだけでは理解しづらい機能や用語も多いはずです。

テレビ選びではサイズや画質、機能など、チェックするべきポイントが数多くあります。

ここでは、買い替えたあとに後悔しないテレビの選び方について解説します。

テレビの選び方

まず、ノウハウ・初心者向けの情報をご紹介いたします。商品の紹介を先に知りたい方はこちらをクリックしてください。

40から42V型テレビのおすすめ

多くの人にとって、テレビはあまり買い替えることのない家電製品です。一度購入すれば、少なくとも5年以上は使い続けるという人がほとんどではないでしょうか。

テレビの進化は目覚ましく、いざ買い替えのタイミングが来るとどの機種もハイスペックに見えるものです。

とは言え、実際にはメーカーやモデルによって機能や画質には差があるもの。数年使うからには、重視すべきポイントをチェックして、慎重に選びましょう。

サイズでテレビを選ぶ

まず大事なのが、設置するテレビのサイズです。想定していた価格より安く買えそうだからといって、むやみに大きいサイズを購入してしまうと後悔してしまう可能性があります。

テレビは、部屋の広さによってふさわしいサイズが決まります。フルハイビジョンのテレビなら、画面の高さの3倍の視聴距離が、4Kテレビの場合は画面の高さの1.5倍の視聴距離が最適となります。

6畳に満たない狭い部屋に、50V型の大型テレビを設置したところで、視野角に画面がおさまらず楽しんで視聴することができません。

ワンルームや子ども部屋、寝室などの6畳間には、視聴距離が約1.2mの32V型が最適サイズです。10畳前後のリビングルームなら、視聴距離1.5m〜1.7mの40V型や46V型がふさわしいでしょう。

また、12畳を超える広々とした部屋なら、50V型以上の大型テレビも選択肢に入ります。

テレビサイズの部屋の大きさとの関係 オススメのテレビの解説
テレビサイズの見方って?部屋に応じた理想的なテレビサイズを解説
24型テレビの大きさと他の大きさとの違い おすすめのモデルを解説

地デジテレビで二万円前後の激安モデル それぞれの価格と特徴を解説
6畳に合うテレビサイズは? サイズ毎の視聴距離と快適な視聴のコツ
寝室に適したテレビの置き方とは 寝室におすすめな32型テレビ

画質でテレビを選ぶ

画質もテレビを選ぶ上で重要なポイントです。現在の液晶テレビは「4K」と「フルハイビジョン(フルHD)」の2種類が主流です。

フルハイビジョンは2Kとも表され、解像度は1920×1080です。4Kよりも画質は劣るとは言え、32V型や40V型クラスの画面サイズであれば充分綺麗な映像を体感できます。価格が安いのもメリットです。

4Kは3840×2160の高解像度で、フルハイビジョンの4倍細やかな画質を実現しています。50V型以上の大型テレビでその性能が発揮され、近くで見ても高精細な視聴が可能です。近年ではさらに高解像度な、8Kのハイスペックモデルも登場しています。

また、液晶テレビ以外にも、最近では有機ELテレビが注目度を高めています。有機ELテレビとは「有機エレクトロ・ルミネッセンス(Organic Electro-Luminescence)」の略で、液晶とは違う自ら発光する有機EL素子を材料にしたパネルを使用しています。

有機ELテレビが液晶テレビよりも優れている点として、高コントラストで色の再現能力に優れ、スポーツなど動きの速い映像もきれいに映し出します。液晶テレビよりも薄いことや、省エネ性能の高さも魅力です。

さらに、パネルの背面に設置されるLEDバックライトの種類によっても映像のクオリティは異なります。LEDバックライトには、「直下型」と「エッジ型」の2種類があります。

「エッジ型」は、名前のとおり画面の”縁”に沿ってLEDバックライトを配置したものです。LEDの使用量が少なく、光にムラができやすいのがデメリットです。しかし、低コストで消費電力を節約でき、薄型化しやすいというメリットを備えています。

「直下型」は、パネルの背面にびっしりとLEDバックライトが設置されています。光源量が多く、制御もしやすいため美しいコントラストを表現できます。

より美しい映像を求めるなら、「エッジ型」ではなく「直下型」を選ぶのがおすすめです。

ハイビジョン(HD)放送とは何か フルハイビジョンと4Kの違い
おすすめのテレビの種類 液晶テレビと有機ELテレビの違いや特徴
テレビの輝度とはなにか? 輝度の単位と種類による輝度の違い
バックライトコントロールとは 設定方法やおすすめのテレビを解説

必要な機能で選ぶ

機種によって、搭載されている機能もさまざまです。自身の視聴スタイルに応じて、必要な機能を事前に把握しておく必要があります。

まずは他のデバイスとの連携がどれぐらいできるかをチェックしましょう。

ゲーム機やスマホ、録画用HDDやレコーダーなど、接続機器が多いようならそれだけ外部接続端子も複数必要になります。特に、HDMI端子が必要になる機器は多いので、2〜3つほど備えているものが便利でしょう。

また、インターネットの接続が可能かどうかも大事です。有線LANで接続するなら、有線LANケーブルの接続端子が、無線LAN接続なら対応しているかどうかを確認しておきましょう。

ネット接続ができれば、オンデマンドサービスのコンテンツを視聴したり、ブラウザ検索をしたりなど、テレビの可能性が広がります。

また、動きの速い映像をなめらかに再生する「倍速液晶」も人気の機能です。立体映像を再生できる3D対応の機種もありますが、専用のメガネが必要だったり、3Dのコンテンツ自体が少ないため普及率は低めです。

他にも、テレビ画面を2分割して、別々のコンテンツを流したり、テレビとゲームそれぞれを行える「画面分割」などの機能もあります。

テレビってどう選ぶの?用途により変わるサイズや性能を解説

ゲーム用テレビは遅延の少なさが重要

ゲーム用のテレビを選ぶなら、遅延の少なさが重要なポイントです。

ゲーム専用ではなくテレビも視聴する場合、4Kモニターではなく4Kテレビを選びましょう。

ディスプレイは液晶テレビよりも有機ELテレビの方が圧倒的に早く、遅延はほぼありません。

電流を流すと瞬時に発行するため、映像をすばやく表示します。液晶テレビと比べると、その差は約1000倍となる0.001ミリ秒です。ゲームはもちろん、動きの速いスポーツ中継もストレスフリーに視聴できます。

一方で液晶ディスプレイは表示するまでの処理に時間がかかります。ゲームをプレイする際は特に遅延が生じやすく、ストレスを感じることもあります。ただし、メーカーによっては、画質をあえて落とすことでハイスピードに対応するゲームモードを搭載しています。

ゲームに最適なテレビとは 高画質で音質の高いおすすめテレビ

パナソニック 55V型 有機EL テレビ ビエラ TH-55FZ950 4K   2018年モデル
created by Rinker
パナソニック(Panasonic)
¥167,000 (2020/06/05 18:30:25時点 Amazon調べ-詳細)


パナソニック 55V型 有機EL テレビ ビエラ TH-55FZ950 4K   2018年モデル
created by Rinker
パナソニック(Panasonic)
¥167,000 (2020/06/05 18:30:26時点 Amazon調べ-詳細)

40から42V型テレビのおすすめ

SONY BRAVIA X8500Gは高性能な品

国内最大手ともいえるSONYですが、2005年から発売されているテレビシリーズ「BRAVIA」は、映像に奥行きを持っていることが特徴です。

繊細な質感や色のコントラストがはっきりと映し出されるため、ダイナミックな映像美を楽しみたい方向けのメーカーです。

BRAVIAのなかでも「X8500G」は、2019年にリリースされた4K液晶テレビの最新モデルです。

旧モデルとの大きな違いは「高精細な4K映像を観ることができる」という点で、BS4Kや110度CS4Kチューナーが搭載されています。

あらゆる映像をHDR相当の画像処理で映し出したり、「トリルミナスディスプレイ」によって色彩表現の豊かさが向上したりなど、高コントラストであることが「X8500G」が持つ映像のポイントです。

音響面でも旧モデルより向上され、Bluetooth対応機器接続可能・AndroidTV機能も搭載しているため、インターネットからの動画やアプリを楽しみたい方にもよいでしょう。

サイズ展開は43V型と49V型で、さまざまなコンテンツを高画質・高機能・高音質で楽しみたい方におすすめです。

SHARP AQUOS 4T-C40BJ1は繊細な色彩表現が魅力

SHARPのAQUOSシリーズは、液晶画面の美しさからテレビだけではなく、スマートフォンでも人気のある自社ブランドです。

「SHARP AQUOS 4T-C40BJ1は」は、2019年7月リリースの最新モデルで、40V型のみのラインナップとなっています。

新開発で搭載された「AQUOS 4K Smart Engine PRO Ⅱ」によって、旧モデル以上の映像・動画再生クオリティを持っていることが本製品最大の特徴です。

「AQUOS 4K Smart Engine PRO Ⅱ」では、解像度などをオートマチックに判別・高精細処理をおこない、8Kレベルのカラー処理を応用したことによって、より繊細な色彩表現を実現しています。

対応している4K衛星放送や、HDRコンテンツの視聴を充実させることが出来ます。

「倍速液晶技術」も搭載しているため、スピード感のある映像もリアルな速度表現で視聴することが可能です。

番組の視聴傾向などを判別し、おすすめの番組をお知らせしてくれる機能「COCORO VISION」や、AndroidTVなど昨今SHARPが力を入れている機能も充実しています。

しかし、AQUOSシリーズで好評だった照明などの光を抑えてくれる「N-Blackパネル」は搭載されておらず、「SONY BRAVIA X8500G」と比較すると画面の明るさは劣ります。

シンプルな機能性を求める方や、コストパフォーマンスを重視しつつAndroidTVやVODサービスの視聴を楽しみたい方におすすめです。

Panasonic VIERA TH-43GX855はノイズの低減と音響が魅力

Panasonicのテレビ「VIERA」は、ファミリー層がメインターゲットとなっているため、リビングで使いやすい仕様になっています。

「VIERA TH-43GX855」は、2019年10月リリースの最新モデルです。

転倒防止スタンドなど安全面にも配慮されたデザインで、43・49・55・65V型の展開となっています。

「高輝度IPS液晶」を搭載したことによる視野角の広さと、太陽光や電気などの光がある状態でも色表現がクリアなパネルが映像面での大きな特徴といえるでしょう。

さらに搭載された「オブジェクト検出型倍速駆動」では、動く被写体を上手に倍速処理し、スポーツ番組なども快適に楽しめる仕様となっています。

サウンド面ではPanasonicが独自に開発した「ダイナミックサウンドシステム」と、立体音響技術である「Dolby Atomos」が特徴的です。

ノイズを低減しつつ、臨場感あるクリアなサウンドを出してくれるため、ご家族での映画鑑賞時も盛り上げてくれます。

デザイン性やコストパフォーマンスではやや劣るものの、お子様のいるご家庭でのメインテレビとしておすすめです。

パナソニック 43V型 4Kチューナー内蔵 液晶テレビ ビエラ HDR対応 TH-43GX850
created by Rinker
パナソニック(Panasonic)
¥131,190 (2020/06/05 18:30:27時点 Amazon調べ-詳細)

東芝 REGZA V31シリーズは高い機能性が魅力

REGZAは東芝の自社ブランドで、国内で初めて4Kテレビを発売したほどスピード感ある技術向上が魅力です。

USB録画など他社に無かった視点での開発が功を奏し、現在REGZAはテレビ業界のトップメーカーとして君臨しています。

「REGZA V31シリーズ」は2017年にリリースされたやや古いモデルではあるものの、「地デジ高画質」や「瞬足ゲームダイレクト」など、他社の新モデルに負けないクオリティで現代でも人気の製品です。

40・30V型のラインナップで、4Kほどの画質を求めていない方でも十分な映像美、W録画機能などの高い機能性が魅力です。

テレビ シャープ/AQUOSとは 歴史と特徴 価格帯の解説
テレビ SONY/BRAVIAとは 歴史と特徴 価格帯の解説
テレビ パナソニック/VIERAとは 歴史と特徴 価格帯の解説
テレビ 東芝/REGZAとは 歴史と特徴 価格帯の解説

40型テレビの大きさとリビングに合うサイズ おすすめのモデル
4Kテレビってなに?4Kテレビとはなにかとメーカー別のおすすめ品
ハイビジョン(HD)放送とは何か フルハイビジョンと4Kの違い

テレビの選び方についてのまとめ

  • テレビのサイズ選びでは、視聴距離が重要なポイントです。フルハイビジョンなら画面の高さの3倍が、4Kテレビなら画面の高さの1.5倍が最適です。
  • 画質にこだわるなら、フルハイビジョンよりも高解像度な4Kや8Kがおすすめです。さらに、有機ELディスプレイや直下型LEDバックライトの製品を選ぶことでより美しい映像を体感できます。
  • 録画機能やネット接続の有無など、搭載されている機能も事前に確認しておくことがおすすめです。
  • ゲーム用として使用するなら、遅延の少ない有機ELテレビや、ゲームモードを搭載した液晶テレビを選ぶとストレスを感じることなくプレイできます。
商品一覧
ご紹介している商品一覧
パナソニック 55V型 有機EL テレビ ビエラ TH-55FZ950 4K   2018年モデル
created by Rinker
パナソニック(Panasonic)
¥167,000 (2020/06/05 18:30:25時点 Amazon調べ-詳細)
パナソニック 55V型 有機EL テレビ ビエラ TH-55FZ950 4K   2018年モデル
created by Rinker
パナソニック(Panasonic)
¥167,000 (2020/06/05 18:30:26時点 Amazon調べ-詳細)
パナソニック 43V型 4Kチューナー内蔵 液晶テレビ ビエラ HDR対応 TH-43GX850
created by Rinker
パナソニック(Panasonic)
¥131,190 (2020/06/05 18:30:27時点 Amazon調べ-詳細)