加筆修正箇所
・扇風機・サーキュレーターの選び方という項目を追記いたしました。
・以下の項目を2020年5月25日の情報に更新いたしました。
おすすめのサーキュレーター
おすすめのサーキュレーター機能搭載扇風機
暑いときや、洗濯物を早く乾かしたいときなどエアコンよりも電気代が安くすむ扇風機を先に使用する人は多いのではないでしょうか。
また、エアコンの涼しい空気を素早く循環させたいと考えたときも扇風機は活躍します。
最近では、扇風機に似たものとして家電量販店でサーキュレーターが販売されているのもよく見かけます。扇風機もサーキュレーターも、風が出るという点を見れば同じように見える人もいるでしょう。
見た目もそこまで差異はないので、何が違うか意外と知らない人が多いです。しかし、実は扇風機とサーキュレーターには明確な違いがいくつかあります。
扇風機とサーキュレーターの違いを知ることにより、部屋の環境をさらに快適にすることが可能です。そこで今回は、扇風機とサーキュレーターの違いなどに関して詳しく解説していきます。
目次
扇風機とサーキュレーターの違い
扇風機とサーキュレーターの違いは以下の通りです。
・遠くまで風が飛ばず、風量は強くない
・首振りがある
・掃除が簡単
・音が静かで、機能も充実している
このように、扇風機はあまり風量が強くありません。ですから、「身体に風を当てたい」「早く扇風機で涼みたい」場合に使用しましょう。また、音が静かで柔らかい風を飛ばすため就寝中も快適に過ごすことができます。
静音重視の人・寝室で使用する人は、サーキュレーターよりも扇風機が向いています。そして扇風機のメリットは、機能が充実しているところです。例えば、首振り機能やタイマー機能、風量調節などがあります。
他にもデザイン性が高いものやチャイルドロック機能が搭載されているものまで発売しているので、最近の扇風機は特に見た目や機能性が優れていると言えるでしょう。
・風量が強いので、遠くまで風が届く
・上下左右に風の方向を変えられる
・風量調節がしにくい
・音がうるさく、掃除が面倒
サーキュレーターは、涼むために使用される扇風機と違い「空気の循環」をさせる役割を果たしています。風が強く直進的だから、扇風機より遠くまで風が飛ばせることも大きな特徴です。
空気の循環が目的なので、エアコンと合わせて使う人が多いです。しかし左右の首振り機能は、安いものでは付いていないことも少なくありません。
音も大きいサーキュレーターもあるため、寝室に設置する場合は扇風機のほうが向いていると言われています。
前述した扇風機とサーキュレーターの特徴をまとめると、扇風機は基本的に涼むために使用されている・サーキュレーターは空気を循環させるために使われるということになります。
身体に風を当てることが目的な扇風機の風と違い、サーキュレーターの風は強めです。
ですから、身体に風を当てたいときにサーキュレーターを使用することは風の当たり方が異なるのであまりおすすめとは言えません。
サーキュレーターは空気を循環させることが目的の家電
サーキュレーターの特徴を具体的に説明していきます。サーキュレーターは、空気を循環させることが目的なので風量がとても強いです。直線的で、遠くまで届く風を起こすことができます。
サーキュレーターの上手な活用法として、エアコンなどと一緒に使うことが良いと言われています。
例えば、夏にエアコンを使用する際一部冷えていない場所があった場合、サーキュレーターを使うことにより部屋全体に涼しい空気を行き渡らせることが可能です。
また、冬に暖房を使うときも暖かい空気が天井に溜まっていて中々暖かくならないときにサーキュレーターを活用すると、部屋全体の温度が一気に上がります。
サーキュレーターは、扇風機と違い風の方向を上下左右で変えられます。ですから、上に溜まっている暖かい空気も循環させられると言うことです。エアコンと併用することにより、部屋の温度が快適になります。
そして、洗濯物の乾燥を手早くしたい場合でもサーキュレーターは活躍します。
暖かい空気を循環させることで乾かしやすくなる・風が強いため洗濯物に当てるとすぐに乾くので、洗濯物を早く乾かしたい!と感じたときもサーキュレーターは便利です。
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扇風機・サーキュレーターの選び方
モーターで選ぶ
扇風機とサーキュレーターに使用されているモーターは、ACモーターとDCモーターの2種類があります。
ACモーターは、交流方式を使用したモーターで、本体を安価で購入できる場合が多いです。
しかし、消費電力が大きく、DCモーターよりもランニングコストがかかってしまうため、注意が必要です。
一方、DCモーターは、直流方式を使用したモーターで、微風から強力な風までこまめに風量を調節することができます。
消費電力が少ないため、ランニングコストを抑えたい方におすすめです。
自分の使用スタイルに合ったモーターを選ぶとよいでしょう。
機能性で選ぶ
扇風機やサーキュレーターには様々な機能が付いているものがあります。
例えば、首振り機能が付いているものなら、広い部屋でも部屋の隅々まで風を与えることができるでしょう。
また、タイマー機能が付いているものは、使用する時間を自分で設定することができるため、消費電力を抑えることも可能です。
他にも電源を切り忘れないように自動で電源をオフにしてくれる機能や、アロマなどの香りを出しながら風を起こすことができる機能などがあります。
風力で選ぶ
扇風機やサーキュレーターを選ぶ際には、風力も考慮するとよいでしょう。
扇風機やサーキュレーターの風力は、部屋の広さや到達距離などで記載されている場合が多いです。
そのため、購入する際には自分の部屋の広さに合った風力なのかどうかを必ずチェックするとよいでしょう。
また、風力を細かく調節できる商品もあるため、環境や場所によって風力を調節したい方におすすめです。
おすすめのサーキュレーター
ユアサプライムス YKT-DCL1510BFR
ユアサプライムス YKT-DCL1510BFRは、首振り機能を搭載しており、左右には約60°、上下には約100°まで自動で首振りを行うことができます。
一気に強い風を起こし、3分間経過したら通常の風量に戻る3分間ターボ風モードが付いているため、空気を一気に循環させたい方にもおすすめです。
また、風量を8段階まで切り替えることができ、自然な風を実現したリズム風モードも使用できます。
コンパクトなサイズ感で置き型なため、部屋にも設置しやすいでしょう。
ボネコ AIR SHOWER FAN F100
ボネコ AIR SHOWER FAN F100は、静音性に優れているため、強力な風を起こしても静かな環境を保つことができます。
60年以上の歴史を持つreddot design awardというデザイン賞を受賞しており、オシャレな部屋にも馴染みやすいデザインをしています。
強力な風力と風量を実現しているため、設置した部屋だけでなく家全体の空気を循環させることも可能です。
また、最大20畳までの部屋に対応しており、広い部屋でも隅々まで風を届けることができます。
おすすめのサーキュレーター機能搭載扇風機
コイズミ KCF-2302
コイズミ KCF-2302は、充電式のコードレスタイプなため、コンセントがない場所でも使用することができます。
部屋干しの補助としても使用できるため、部屋干しをする機会が多い方にもおすすめの商品です。
10段階で風量を調節することができ、TURBO機能も付いているため強力な風を吹かせることもできます。
また、扇風機としても使用できるため、1年中使用可能です。
シロカ SF-C151
シロカ SF-C151は、風を取り込んでから吐き出す逆回転モードを搭載しているため、風を床に当ててから、優しい風を体感できる関節微風を体感できます。
90°真上に向けることができ、部屋の上部に溜まった空気を循環させることも可能です。
また、部屋干しに使用すると通常よりも約2.5倍のスピードで乾かすことができ、雨の日でも洗濯物を快適に干せるでしょう。
他にも付属のアロマパッドにアロマを染み込ませることで香りのよい風を楽しめたり、子供の安全を守るチャイルドロック機能など様々な便利機能が付いています。
扇風機とサーキュレーターについてのまとめ
- 扇風機は、基本的に身体に風を当てて涼む目的として作られています。しかしサーキュレーターは、空気の循環が目的なので風量の強さも異なります。
- サーキュレーターは、エアコンと併用することで部屋の温度を一気に快適にすることが可能です。また、洗濯物を素早く乾かせることもできます。
- サーキュレーターの風は、直線的で遠くまで風が届くほど風量が強いので身体に直接当てるよりもエアコンと併用するのがベストです。
- サーキュレーター機能搭載の扇風機もあるので、用途に合わせて購入しましょう。