こちらの記事は2023年11月18日に加筆修正いたしました。
この記事では、圧力炊飯器が人気の理由や、圧力炊飯器のデメリット・メリット、おすすめのモデルを解説します。
この記事を読むことで、自分に合った圧力炊飯器購入の検討ができます。
目次
キッチン家電に関するアンケート調査。
50%が購入してよかった、今後購入したい家電は「炊飯器」
■購入してよかったものは「冷凍冷蔵庫・冷蔵庫」「電子レンジ、オーブンレンジ」がキッチン家電所有者の各60%台、「炊飯器」が5割強。「トースター」が4割弱、「電気ケトル」「ホットプレート」などが各20%台。
■ほとんど使っていないキッチン家電がある人は、キッチン家電所有者の5割強。「ジューサー・ミキサー」「ホットプレート」が各1割強、「たこ焼き器」「ホームベーカリー」「フードプロセッサー」などが各7~9%。
■今後購入したい・買い替えたいキッチン家電がある人は6割弱。「冷凍冷蔵庫・冷蔵庫」「電子レンジ、オーブンレンジ」「炊飯器」が各10%台、「トースター」「電気圧力鍋、自動調理鍋」などが各7~8%
■キッチン家電選定時の重視点は「使いやすさ」「価格」が各5~6割、「手入れのしやすさ」が5割弱。「手入れのしやすさ」「使いやすさ」「大きさ」「料理・家事の手間が軽減される」「収納のしやすさ」などは女性での比率が高い。
(引用元)
【調査対象】「MyVoice」のアンケートモニター
【調査方法】インターネット調査(ネットリサーチ)
【調査時期】2021年03月01日~03月05日 【回答者数】10,078名
【設問数】 7~9問(自由回答の設問が1問含まれます)
ローデータには約30項目の登録属性がつきます
【調査機関】マイボイスコム株式会社
圧力炊飯器とはなにか?
一般的な炊飯器には、炊飯器には主に「IH」と「圧力IH」と「マイコン」という加熱方式が採用されています。
3つの違いを簡単に説明すると、
- マイコン式は、内なべの底に搭載されたヒーターで釜を加熱するタイプ。
- IHとは「電磁誘導加熱(Induction Heating)」の略。IH加熱コイルが底も内なべも発熱。炊きムラが発生しづらく、また炊き上がったご飯がふっくらします。
- 圧力IHはIH式と同じくIH加熱コイルによって内なべが発熱するため、炊きムラが起きにくく、炊飯時に釜内に圧力をかけます。圧力をかけることで水の沸点があがり、100℃以上の高温でお米を炊けます。
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圧力炊飯器のデメリット
圧力炊飯器のメリット | 圧力炊飯器のデメリット |
---|---|
炊飯時間が短縮できる | 価格が高い |
保温時間を長くできる | 電磁波が強い |
大きめなので重い | 美味しいお米が炊ける |
価格が高い
圧力炊飯器のデメリットには、価格が高いことがあげられます。
家電製品は機能が充実しているほど高くなりますが、圧力炊飯器も、一般的な炊飯器より高いモデルが少なくありません。
購入する場合はメーカーやモデルごとの機能の違いと価格を見比べて購入するのが大切です。
電磁波が強い
圧力炊飯器は構造上、電磁波を利用してお米を炊きます。
圧力炊飯器で炊飯しているときに発する電磁波が強いため、ペースメーカーをつけている人が家族にいる場合、安全性を考えると使うことができません。
強い電磁波によって、ペースメーカーが誤作動を起こしてしまう危険があるためです。
大きめなので少し重くなる
内釜が重いので片手で持ちにくいと感じるかもしれません。
また構造がIH炊飯器よりも複雑なのでパーツのお手入れも必要となります。
ですが、慣れれば問題はないでしょう。
圧力炊飯器のメリット
炊飯時間が短縮できる
ご飯を作る場合、最も時間がかかる調理は炊飯でしょう。
早炊き機能を使えば炊けないこともありませんが、しっかり炊いた場合と比べて味が落ちてしまいます。
圧力炊飯器では、圧力により炊飯時間を短縮できるため、短い時間でもおいしいお米を食べられるのが人気の理由です。
保温時間を長くできる
一般的に、炊き上がりのお米を食べきれなかった場合は冷凍する事になるでしょう。
一般的な炊飯器の場合、炊いたご飯をおいしく食べられる時間は5~6時間までが限界であるためです。
しかし、圧力炊飯器は保温時間が最長48時間と、一般的な炊飯器より長いため、翌日にそのまま食べ始められるのも人気の理由です。
冷凍する場合も、圧力炊飯器で炊いたご飯の方が味が落ちづらいところもメリットでしょう。
美味しいお米が炊ける
圧力炊飯器の魅力はやはり美味しいお米が炊けるという点でしょう。
高圧力にすることで高温になり、熱がお米の芯まで届くのでふっくらもちもちの美味しいお米が炊けます。
また古いお米や玄米・雑穀なども圧力をかけることでパサつきを抑えられ美味しく炊くことが可能です。
おすすめの圧力炊飯器
パナソニック 炊飯器 5.5合 可変圧力IH式 おどり炊き ブラック SR-PA109-K
「可変圧力おどり炊き」でもちもちした銀シャリを実現
「全面発熱5段IH」&「ダイヤモンド竈釜」で、熱を逃がさずごはんに伝える
時間のかかる玄米も手軽に新「玄米コース」
専用コースでふっくらと「麦ごはんコース」
タイガー魔法瓶(TIGER) 炊飯器 IoT機能搭載 2021年新発売 5.5合 圧力IH式 土鍋神話
土鍋神話シリーズのIoT機能搭載モデル 炊飯容量:5.5合炊き(最大炊飯容量:1.0L)IH(沸とう後も火を引かずに高火力で炊き続ける「豪熱沸とうIH」でうまみを引き出し、芯までふっくら炊き上げる)
選んだお米に合わせて、吸水時間・温度・圧力など、ベストな炊き方で炊飯する「自動銘柄炊飯プログラム」。
お米の残量、簡単購入や炊飯状況もアプリで一括管理。離れた家族ともアプリが連動できるので安心。
日立 炊飯器 5.5合 圧力&スチームIH ふっくら御膳 本体日本製
決め手は圧力とスチーム。日立独自「極上ひと粒炊き」。
めざしたのは京の米老舗八代目儀兵衛の「外硬内軟(がいこうないなん)」というひと粒のうまさ。
じっくりと米に吸水させたら、圧力をかけながら最高1.3気圧まで加圧し、沸点を最高107℃まで上昇させて、高温で加熱。余分な水分を飛ばした後、圧力をかけたまま、さらに最高107℃のスチームを使い、高温を維持しながらじっくり蒸らす、日立独自の炊飯方式「極上ひと粒炊き」で「外硬内軟」に。
しゃっきり・ふつう・もちもちの食感が選べる「極上炊き分け」搭載。
※消費電力量、炊飯時間は出荷時設定コース「エコ炊飯」より増加
アイリスオーヤマ IH炊飯器 5.5合 IH式 40銘柄炊き分け機能 極厚火釜
おこのみ炊きでかたさと食感など、9通りの炊き分けが可能!
銘柄炊き分けでは、2つの温度センサーが高い精度で温度を感知。
銘柄の特徴を生かす最適な炊き加減で
お米のおいしさを引き出します。
IHヒーター(1100W)+蓋ヒーター(30W)のWヒーターを搭載。
IHならではの大火力で、上下から釜を包み込むように加熱し、むらの少ない炊飯が可能です。
お米一粒一粒にしっかり熱を伝え、ふっくら炊き上げます。
多彩なコースも搭載(炊き込み、おかゆ、玄米、蒸し、煮込み)
【炊飯器】『2分』でわかる!売れ筋おすすめ人気ランキング【2022年】
圧力炊飯器についてのまとめ
- 圧力炊飯器はお米が持っている旨みを最大限に引き出せる炊飯器です。
- 圧力炊飯器のデメリットは値段が高い、電磁波が強いのでペースメーカーをつけている人は使えない、食感にも好みがある点です。
- 圧力炊飯器のメリットは、圧力IHが主流であり、お米の保温時間が長い、炊飯時間を短縮できる、炊き上がり調整ができる点です。