洗濯は毎日行いますが、家庭によって容量が異なります。
容量だけではなく、メーカーによって様々な機能があり購入の際は価格と機能によって選ぶことが多いでしょう。
今回は日立のビートウォッシュ洗濯機について解説いたします。
ビートウォッシュの名を関しているのは、日立のビートウォッシュだけでありどこがすごいのか?機能別に検証していくので購入の際は参考にしてください。
目次
ビートウォッシュとはなにか?
ビートウォッシュ洗濯機を作っているメーカーは日立製作所です。従来の洗濯底についているウィングは小刻みなものでした。
しかし日立は大きく波打ったウィング(ビートウィング)にすることによって、洗濯物を遠心力で入れ替えながら洗うことで節水しつつ汚れを落とせるようにした洗濯機です。
この洗濯法によって、節水に加えて洗剤も残ることなくしっかりと落とせるようになっています。
モデルチェンジを経るごとに進化していく洗濯機、それがビートウォッシュです。
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日立ビートウォッシュの特徴
上記の機能だけでも十分な洗浄力を発揮していますが、さらに快適な洗濯ライフを可能にしてくれる機能が内蔵されています。
洗濯物の汚れは落ちやすいもの、落ちにくいものがありますがビートウォッシュの洗浄力は年々進化しているので落とせる汚れが増えているのです。
では具体的どのような機能が内蔵されているのか、詳しく見ていきましょう。
ナイアガラすすぎ
まずはナイアガラすすぎについて説明していきます。
ナイアガラすすぎとは、最新型のビートウォッシュでは温水を利用した「温水ナイアガラビート洗浄」も付いて搭載されているのです。
そもそもナイアガラすすぎのナイアガラとは、アメリカとカナダにまたがる世界3大瀑布に数えられる滝ですがビートウォッシュにはどのように組み込まれているのでしょう?
ビートウォッシュの構造は上記にも少し触れています。洗濯底に付いているウィングが遠心力を利用しつつ、洗剤も残らず洗い流すものです。
ナイアガラすすぎは洗濯槽の上部から水を滝のように落とす洗い方になります。温水はこの上部から注がれる水を温めてミスト状にし吹き付けるものです。
温水ミストは洗剤の酵素パワーを活性化させて洗浄力を強化します。ビートウォッシュだけの洗浄力を実感できるので、ぜひ使ってみましょう。
つけおき洗浄
次につけ置き機能についてですが、ビートウォッシュのつけ置き機能は設定時間によって目的が違います。
設定時間は以下のようになっているのでチェックしてください。
- 120分
- 360分
この設定時間によって、何がどう変わってくるのか?具体的にお話しすると、120分は黄ばみ予防で360分は黄ばみ除去です。
黄ばみは白い衣類だと目立ちます。一旦ついてしまうと、なかなか落ちません。
ビートウォッシュのつけ置き機能には、洗剤の能力を引き出しつつビートウィングによって洗濯物を遠心力によって洗います。
すると、黄ばみを防止・予防できるほど洗剤が機能してくれるのです。黄ばみ汚れにお困りなら、ビートウォッシュはおすすめでしょう。
日立ビートウォッシュのユーザーに適した設計
洗濯機に求められるものは、洗浄力や節水機能は無論ですが容量も求められます。
家族の人数が多ければ多いほど、洗濯物の量は増えますので容量がなければ洗濯回数が多くなるのです。
世帯人数が少なくても週末にまとめ洗いをすることが多く、容量は重要と言えます。
ビートウォッシュには洗濯機で業界最大容量の11キロのものがありますが、ユーザーの要望に応える形で誕生しました。
大きくなったからといって、使い勝手が悪ければ求められていても使われることはありません。
ビートウォッシュの工夫している点を確認します。
出し入れしやすい投入口
自宅で毛布やカーテンを洗えればと思ったことはありませんか?
ビートウォッシュは毛布やカーテンなどを洗えるよう、投入口を大きく作っています。その幅は43センチです。
洗濯物を出し入れしやすいという構造は、普段の洗濯でもメリットは大きいでしょう。
底まで楽に届くようになっているので、奥まで手を伸ばさずに洗濯物が取り出せます。
ほぐし脱水
洗濯をして脱水すると衣類が絡まってしまい取り出しにくいです。
この絡まることを解消してくれる機能が、ほぐし脱水機能になります。
この機能は、2004年のビートウォッシュ発売当初から搭載されている機能であり、ユーザー目線を崩さずに開発をしているということが言えるでしょう。
日立ビートウォッシュの機能
上記でビートウォッシュの便利な部分を見てきましたが、ここではそのほかの機能を見ていきます。
洗濯槽は毎回洗濯をして、少しずつ汚れやカビが付着してしまいますがこの汚れやカビを防いでくれるのが自動お掃除機能です。
一度設定してしまえば、毎回お掃除してくれますので清潔な状態を保てます。
日立ビートウォッシュ洗濯機の価格サイズ
日立のビートウォッシュにはいくつか種類がありますので、種類ごとの特徴とともに製品をご紹介しましょう。
これから購入される予定の方は、こちらを参考にして購入してください。
日立ビートウォッシュ 7㎏ BW‐V70B‐A ¥72800~
ビートウォッシュの中では小さい容量のモデルになります。
容量は小さくても、搭載されている機能は変わりません。ナイアガラビート洗浄、自動お掃除機能を搭載しています。
ビートウォッシュシリーズは全体的に値段が高いですが、こちらのモデルは安い方です。
日立ビートウォッシュ 8㎏ BW-V80C-N ¥82800~
先ほどご紹介したモデルより一回り大きな容量のモデルとなっています。
機能面では変わりありませんが、一つ追加されている機能が「デリケートコース・おしゃれ着コース」です。
その名の通り、大事な衣類を丁寧に洗えるコースとなっています。
日立ビートウォッシュ 9㎏ BW-DV90B-N ¥111800~
上記にご紹介してきたモデルには、乾燥機能がついていませんでした。
こちらのモデルは乾燥機能が搭載されており、上位モデルとなっています。
他の機能については各モデルとも同じなので、容量と乾燥機能の有無で価格は変わってくるので検討してください。
日立ビートウォッシュ 10㎏ BW-DV100B-N ¥153000~
容量が10㎏となり、世帯人数に合わせた購入を検討しているならこちらのモデルは程よいと言えます。
例えば世帯人数が4人の場合、容量は6㎏あれば足りますが洋服などを洗濯する場合11㎏はないと足りません。
世帯全員が洋服を洗濯するとは限らないので、平均的に10㎏がベストだと考えられます。
日立ビートウォッシュ 12㎏ BW-DX120C-W ¥300240~
容量も最大のサイズなら、価格も洗濯機とは思えない金額です。
基本的な機能は変わりませんが、容量が最大級のサイズなので大家族向けの洗濯機と言えます。
大家族ではなくても、自宅で毛布やカーテンを洗いたいという方はこちらのモデルだと洗えるのでおすすめです。
財布と相談して購入するかどうか決めましょう。
日立ビートウォッシュのまとめ
- ビートウォッシュは日立だけが成し得た洗濯機
- 独自の技術で、ユーザー目線で製品を開発している
- 構造も工夫されており、快適に使える
- 価格は高いが、機能面は申し分なく購入しても損はしない