パソコン作業でどんなキーボードを使うのかは、意外に作業効率に影響します。「誤入力が多いな…」「指が疲れて痛くなるな…」などのストレスを感じるなら、キーボードを変えてみると解決するかもしれません。

スマートフォンやタブレットにキーボードを接続すれば、日記を書いたりチャットしたりするにも便利です。この記事では、自分好みのキーボードを見つけるのに役立つ、キーボードの選び方のポイントを解説します。

キーボードの種類

キーボードの種類①フルサイズキーボード

キーの中心から隣のキーの中心までの長さをキーピッチといいます。このキーピッチが一般的なサイズである19mm前後のキーボードは「フルサイズキーボード」と呼ばれます。

キーボード自体がコンパクトなものはキーピッチが短いことがあります。入力のしやすさではフルサイズキーボードが勝りますので、打ちやすさにこだわるならフルサイズを選ぶとよいでしょう。

数字入力が多い人は、テンキーがついているかどうかも合わせて確認しておきましょう。

キーボードの種類②コンパクトタイプ

デスクをスッキリさせたかったり、持ち歩いてスマホやタブレットに接続して使いたい人には、コンパクトタイプのキーボードが便利です。

コンパクトタイプはキーピッチが短いものがありますが、打ちやすさも考えると17mm程度は欲しいところです。コンパクトタイプを選ぶときに気をつけたいのがキーの種類と配列です。

文字以外のファンクションキーやDeleteキー、Enterキーなどの大きさや位置が各製品で異なるため、よく使うキーの使い勝手を確認しておくことが大事です。

キーボードの種類③ワイヤレスキーボード

キーボードには、パソコン本体などの接続機器と有線で繋ぐタイプと、ワイヤレスで繋ぐタイプがあります。ワイヤレスキーボードは持ち運びがしやすく接続機器と離れた位置で使っても線がジャマにならないのがよいところです。

ワイヤレスキーボードの接続方式には「2.4GHz接続」と「Bluetooth」があります。2.4GHz接続はレシーバーをUSBに挿すことで、Bluetoothは接続機器とペアリングすることで接続します。

接続する機器のUSBポートの数やBluetooth対応の有無を調べて選びましょう。

キーボードの種類④トラックボール付き

ポインターの操作ができるトラックボール付きのキーボードもあります。トラックボール付きキーボードのよいところは、マウス不要で操作ができるところです。

マウスを置くスペースが必要ないため、デスクに余裕がない場合やカフェなどで作業するときにも場所を取らないため便利です。

また、手をキーボードとマウスを行ったり来たりさせなくて済むため、手にかかる負担を減らすことができます。

キーボードの種類⑤タッチパッド式

タッチパッドもマウスの代わりに使われるポインティングデバイスです。タッチパッドを指でなぞったり軽く叩いたりすることで、ポインターの移動や画面スクロールなどができます。

マウス不要で操作ができるのでデスクが狭くても大丈夫ですし、タッチパッド式キーボードなら外出の際にマウスを持ち歩く必要がないのもメリットです。

キータッチの種類

キーボードのキータッチの種類には主に4種類があり、それぞれに打ち心地が違い、種類によって価格にも差が出てきます。

キータッチの種類①メンブレン式

メンブレン方式はラバードームでキートップを支える構造です。大量生産に向いているため比較的安価で製造ができます。デスクトップパソコンに使われるキーボードとして最も普及しているのがこのタイプです。

キータッチの特徴は、ストロークが長いので深く確実な入力感が得られます。

キーの反発力が強めであるため、長時間続けて大量の入力をするにはあまり向いていません。キーの中央を打鍵しないと反応が甘くなる場合もあります。

メンブレン式に向いている人
キーボードにそれほどこだわりがない人
キーボードにお金をかけたくない人
長時間連続で使用しない人

メンブレン式キーボードのおすすめ

バッファロー BSKBW100SBK

マウスとセットで1,000円台で購入できるワイヤレスキーボード。2.4GHz周波数帯を採用し、最大10mまで通信可能です。

マウスクリック音の音圧レベルを抑えた静音スイッチを搭載しててるので、音が気になるシチュエーションでも安心して作業できます。

キータッチの種類②パンタグラフ式

パンタグラフ式は多くのノートパソコンに導入されています。軽くて浅いキータッチが特徴で、メンブレン式と違ってキーのどこを打鍵してもしっかり反応します。

薄いのでキーストロークが浅くなり、長時間使用しても疲れません。半面、ミスタッチが多くなる傾向があります。

パンタグラフ式に向いている人
ノートパソコンと同じ感覚でタイピングしたい人
入力スピードを重視したい人
長時間連続使用する人

 

パンタグラフ式キーボードのおすすめ

エレコム TK-FBP101BK

Bluetooth接続のワイヤレスキーボード。最大3台までのデバイスにペアリング可能で、切り替えボタンを押すだけでデバイスを瞬時に切り替えることができます。

ノートパソコンのキーボードと同様に軽い力でタイピングできます。

キータッチの種類③メカニカル式

高級キーボードに用いられます。キーボード内部に金属板を用いた構造をしています。メカニカル式のキータッチは独特で、深めで確実なタッチ感覚があります。

価格はやや高めですが壊れにくく、カチャカチャという打鍵音も特徴で、この音が好きでメカニカル式を選ぶ人も少なくありません。

メカニカル式に向いている人
耐久性を求める人
カチャカチャという小気味よいたタイピング音が好きな人

 

メカニカル式キーボードのおすすめ

FILCO(フィルコ)Majestouch Convertible 2 FKBC108MRL/JB2 赤軸

有線USB接続・無線Bluetooth接続の両方に対応したメカニカル式キーボードです。Bluetooth接続は4台のPC・デバイスとペアリング可能で、テンキー付きフルサイズでビジネスユースにも適しています。

キータッチの種類④静電容量無接点方式

静電容量無接点方式は高級キーボードに用いられます。

物理的な接点を持たずに入力を検知できる構造のため、耐久性に優れており、チャタリング(1回しか打っていないのに2回打ったように反応する現象)が起こらないという特徴があります。

銀行のATMなど金融や証券でも使われています。

静電容量無接点方式に向いている人
コスパよりも信頼性、耐久性を重視する人

静電容量無接点方式のおすすめ

東プレ REALFORCE R2-JP4-BK

指への負担を軽減し、長時間入力操作も快適に行える静電容量無接点方式スイッチは、プロのキーパンチャーも満足できる極上のキータッチを実現しています。

ケーブルが3方向から取り出せるなど細かい部分も配慮された構造です。

マルチメディアキーってなに?

キーボードによっては、ファンクションキーの上部あたりにいくつかの小さいボタンがついているものがあります。

これは「マルチメディアキー」と呼ばれており、映像の再生/停止や排出、早送り、巻き戻しなどの操作をワンタッチで行えたり、アプリケーションをこの起動したりできるもので、よく使う操作を割り当てることもできます。

おすすめのマルチメディアキー搭載のキーボード

ロジクール Wireless Keyboard K275

ワイヤレス(無線)タイプのキーボードです。8つのマルチメディアキーにより、音楽の再生/一時停止、ボリューム調整や、メールのチェックなどにすぐにアクセスできます。

薄型ながらキーピッチ19mm、テンキー、矢印キー付きのフルサイズで使い勝手も遜色ありません。

持ち運びに便利なキーボードのおすすめ

Ewin 新型 Bluetoothキーボード 折りたたみ式 157g 超軽量

Bluetooth接続方式の折りたたみ式キーボードです。

小さく持ち運びに便利で、カフェなどでスマホやタブレットでの作業をしたい人におすすめです。折りたたむと財布のようなレザーカバーもお洒落です。

エレコム TK-FLP01PBK [ブラック]

折りたたみでありながらキーピッチ19mm、パンタグラフ式で、タイピングのしやすさと持ち運びやすさを兼ね備えています。

エレコム TK-FBS095BK

まるめて持ち運べるシリコン製のキーボードです。

Bluetoothキーボード接続でスマホやタブレットにつないで使えます。

キーボードの種類についてのまとめ

  • キーボードは驚くほどたくさんの種類が発売されています。サイズ、キータッチの種類、形状などの違いを理解して、用途や好みに合ったものを探すのが良いでしょう。
  • 安価なものは1,000円台から購入できます。自宅用、持ち運び用で使い分けをするのもよいかも知れません。