こちらの記事は2022年8月5日に加筆修正いたしました。
この記事では、ゲーミングスピーカーの魅力やメリット、注意点から選び方、おすすめの製品を解説します。
ゲームを、より高音質で臨場感のある音でプレイしたいという方に、おすすめをしたいのがゲーミングスピーカーです。
この記事を読むことで、自分の環境に合ったゲーミングスピーカー購入の検討が出来ます。
目次
ゲーミングスピーカーとはなにか?
ゲーミングスピーカーと呼ばれているものは、アクティブスピーカーのことです。
アンプがスピーカー自体に内蔵されており、通常のスピーカーよりも音量や音質が高いのが魅力です。
映画のような臨場感を楽しむためにも、品質の良いアクティブスピーカー、もといゲーミングスピーカーを取り入れることで、より深い没入感を体験できます。
ゲーム用に求められる音はなにか
ゲーム音は、映画やアニメといった他ジャンルの音響や音楽とは違い、遊びを重点的においています。
ゲーム音にはゲームをプレイすることで得られる成功や、勝利に対する喜びの感情を生み出す役割があります。
ゲーミングスピーカーは、様々な感情を引き起こす音の迫力を増すことで、ゲームをプレイするモチベーションをアップさせられるのが魅力です。スピーカー内蔵のゲーミングモニターの場合、後付けスピーカーを設置するスペースがいらないためスピーカー内蔵をえらぶことでスタイリッシュにもできます。
ゲーミングスピーカーを選ぶポイント
ポイント | 特徴 | 概要 | 詳細 |
---|---|---|---|
ポイント① | チャンネル数 | スピーカーには、数を表す「チャンネル」というものがあり、基本的に2.1ch、5.1ch、7.1ch、の3種類に分けられます。 1の位はメインスピーカーの数を表し、0.1の位は低音を出力してくれるサブウーファーの数を示しています。 チャンネル数毎の特徴は右の通りです。 | 2.1Ch 2.1chには、前方についている左右のメインスピーカーが2つと低音出力用のサブウーファーが1つ付いています。 5.1chや7.1chのスピーカーと比べると見劣りをしますが、初めてスピーカーを購入する方にはおすすめです。スピーカーの数が少ない分手軽に導入できます。 5.1ch 5.1chには、前方についている左右のメインスピーカーが2つに中央に1つ、後方の左右に後方から音を流してくれるリアスピーカーと呼ばれるスピーカーが2つと、低音出力用のサブウーファーが1つ付いています。 2.1chと違う点は、リアスピーカーが追加されているため、音に2.1chを超える臨場感と、立体感が発生する点です。 スピーカーが増える分設置場所を幅広くする必要があり、説明書には推奨する設置場所という記載が存在するため、購入する際には必ずチェックが必要です。 7.1ch 7.1chは、前方についている左右のメインスピーカーが2つと中央に1つ、後方の左右にリアスピーカーが4つ付いており、低音出力用のサブウーファーが1つと、合計8つのスピーカーで成立しています。 5.1chのスピーカーと比べると、2つリアスピーカーが追加されているため、より画面内の音が聞こえる方向が分かるでしょう。 しかし、5.1chよりも設置場所を広く取り、セットでは売られていないため、バラバラにスピーカーを購入する必要があります。 値段も高額となっているため、上級者向きのスピーカーです。 |
ポイント② | 端子の種類と数 | PS4とxboxOneは光デジタル端子に対応しているため、より高音質にゲームを楽しむ際は、ゲーム機器から直接、スピーカーに繋げるとよい | そのためにはスピーカーで対応している端子を確認する必要があります。 また、物によってはUSB給電とUSBで音声接続が一緒になっているものがあります。 こちらは主にPCでの接続を想定したものです。テレビなどで利用するとから音声が出力されない場合があるため、注意が必要です。 |
ポイント③ | 配置する環境 | ゲーミングスピーカーを配置する環境を整える | せっかく品質の良いスピーカーを購入したところで、環境に合っていなかった場合は、うまく機能しないことがあります。 購入をする前に配置する環境はチェックをしておく必要があります。 |
ポイント④ | バーチャルサラウンド | バーチャルサラウンドとは、2つの耳だけで前後左右、高さ方向の音を認識している仕組みを使い、デジタル信号処理によって、仮想的に後方や上方の音を再現する技術 | 部屋中に複数のスピーカーを設置しているような音を聞くために生まれたのが、バーチャルサラウンドです。 ホラーゲームやアクションゲームなどでは、後ろから迫ってくる敵の足音などを、リアルに再現することができます。 複数のスピーカーを部屋中に配置する必要がなく、テレビの前にスピーカーを置くだけで、後ろからの音響や臨場感を実現できるため、費用やスペースの問題も解決してくれます。 |
2.1Ch
5.1ch
7.1ch
有名メーカーのおすすめゲーミングスピーカー
Razer Nommo Chroma
Razer Nommo Chromaは、グラスファイバー繊維と呼ばれる素材をドライバーに使用しており、高音域を鮮明に再生し、音の重なりを忠実に表現してくれます。
スピーカーの背面にバスレフポートを搭載することで、ゲーム内の低音域を強化し、臨場感のある音を再生可能です。
また、奥行きを意識したチューニングがされているため、正確な定位感を実現しており、FPSゲームの使用にもおすすめです。
USB接続なため、電気によるノイズの影響を受けず、透明感のある高音質なゲームサウンドを楽しめます。
ロジクール Z200nBK
ロジクール Z200nBKは、3.5mmオーディオ出力に対応している機器に使用できるスピーカーで、ベース音などを快適に再生してくれます。
ベース音を調節できるトーンコントロールが付いているため、自分好みの音を楽しめるでしょう。
また、フロント部分に音量コントロールや、3.5mmジャックが付いているため、設定も簡単です。
スマホやタブレットにも使用できるため、携帯ゲームをプレイする際の使用にもおすすめとなっています。
FPSにおすすめのゲーミングスピーカー
FPSとはファーストパーソン・シューティングゲームのことです。
ロジクール G560
ロジクール G560は、DTS:X Ultraエンジンを搭載しており、FPSで重要な定位感を立体的に忠実に再現してくれるため、操作ミスを引き起こさない正確で臨場感のある音を再生してくれます。
ゲーム内のアクションや状況、音に合わせて光によるエフェクトを自動で起こすため、視覚的にも楽しめるでしょう。
USBや3.5mmジャック、Bluetoothまで様々な接続方法に対応しているため、幅広い種類の機器と接続可能です。
ゲームミュージックに特化したスピーカーなため、ゲームの世界により集中したい方におすすめです。
5000円以下の安いゲーミングスピーカー
PCスピーカー, Smalody ゲーミングスピーカー
クールなハニカムスタイルのデザインで、非常に技術的な感触があります。スピーカー本体はクラシックでミステリアスなブラックトーンを採用し、両側にはクールなブルーのLEDライトが装備され、中央のボリュームノブもあります。青いライトで飾られ、PCゲームに最適。
PCスピーカー50.8mm 2大型デュアルドライブユニット、最大5W 2デュアルドライバー出力、音楽の海にふける高品質なサウンド。3.5mmライン入力ジャック付きで、さまざまなデバイスに接続。例:PCコンピューター、ノートブック、タブレット、あらゆる種類のスマートフォン、MP3、MP4、ゲーム機、ウォークマン、CDプレーヤー、ラジオ、DVB、および3.5mmオーディオを備えたその他のデバイスOK。
2千円台と非常に安価で、気軽にゲームプレイをしたいという方なら十分満足できるスピーカーでしょう。
バッファロー BSSP100UWH
バッファロー BSSP100UWHは、最大出力3.6Wで、パソコンに内蔵されているスピーカーの音声ではゲームプレイに物足りないという方におすすめの商品です。
ボリュームコントローラーが付属しているため、ゲームプレイ中でも手元で気軽に音量調節ができます。
また、USBから給電するため、コンセントのない場所でも問題なく接続可能です。
無駄な配線が必要なく、スッキリとした見た目で快適にゲームミュージックを楽しめるでしょう。
音質がよいおすすめのゲーミングスピーカー
aviao sem asa
fogueira sem brasa
sou eu assim sem voce pic.twitter.com/FhTXBCjDpf— Danillo Pain (@n4noFPS) June 25, 2022
ヤマハ パワードスピーカー NX-50(ブラック)左右1組 NX-50(B)
コンパクトなボディに高音質な技術が光る。
小さなボディーながら低音も美しく、中高音域もバランスのよい音。
BOSE Companion 2 Series III multimedia speaker system
BOSE Companion 2 Series III multimedia speaker systemは、2台のスピーカーを駆使して、クリアで聴き心地のよい音を奥行き感やライブ感のある状態で再生可能です。
低音域や細かい部分まで部屋に響き渡るような包み込む音を実現しています。
iPhoneなどのスマホ機器を接続するだけで、音質を向上させることができ、スマホでプレイするゲームも高音質で楽しめます。
また、本体にヘッドホンジャックやボリュームコントローラーが付いているため、簡単に設定を行えるでしょう。
ゲーム使用におすすめのBluetooth対応スピーカー
JBL 104-BT-Y3
JBL 104-BT-Y3は、スピーカー・ユニットを新たに開発し、原音に忠実な音を実現しています。
コンパクトなサイズ感でありながら、モニタースピーカーとしても使用できるほどの高音質です。
また、指向角度を120°×120°に広げたたため、正面から少し外れた位置でも正確に音の位置や、バランスを把握できるでしょう。
Bluetooth5.0を採用しているため、データー転送速度が速く、通信範囲も広いです。
Audioengine A5+ WIRELESS SPEAKER SYSTEM
Audioengine A5+ WIRELESS SPEAKER SYSTEMは、Bluetooth5.0に対応した機器であれば、どのデバイスにも対応可能なスピーカーです。
アナログアンプを内蔵しているため、細部までこだわった音楽を聴くことができます。
接続に必要なパスワード設定や、ネットワーク環境も必要ないため、ゲームプレイをすぐに高音質で楽しみたい方におすすめとなっています。
ウッド調のデザインをしており、インテリアにも馴染みやすいでしょう。
参考動画 【至高のゲーミングスピーカー】Razer NommoChroma レビュー&SYNAPSE操作解説 JBL QuantumDuoと音質比較
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ゲーミングスピーカーのまとめ
- 設置をする場所によって、使用するゲーミングスピーカーのチャンネルを選ぶとよいでしょう。
- 出入力の端子の種類や数を認しないとゲーミングスピーカーを購入しても使用できないことがあるため、事前に端子の種類や数をチェックしておくことが重要です。
- 価格やデザインが様々なため、どこを重要としているのかをはっきりさせたうえで、購入するのがおすすめです。